ポンポン山 竃ケ谷でいただく「焼きと蒸し穴子のあいのせ重」

 ポンポン山の北の谷、竃ケ谷に行ってみました。久しぶりによく晴れた1日でした。ところが、前日までの雨で竃ケ谷の水量は増加していました。無理をして渡渉することもなく、別ルートを歩きました。おかげで花にはあまりお目にかかりませんでした。
 昼飯は、ちょっと贅沢に「焼きと蒸し穴子のあいのせ重」(880円)を奮発しました。しっとりと柔らかいアナゴです。ご飯の量もほどほどでした。

 シェラカップで湯を沸かして、即席のみそ汁を放り込みました。
 アツアツがうれしいです。下の画像は、湯気でレンズが曇っています。

 車でやってくる途中のikari高槻店が開店するのを待って、買ってきました。
 さすがにいかりスーパーだけあって、コンビニよりは高価な弁当も並んでいました。

 竃ケ谷に咲いていたニリンソウです。保護地のフェンス内にわずかに咲いていました。シーズンになれば、一面が白くなります。
 スプリング・エフェメラル(春の妖精)と呼ばれる花々のシーズンは終わって、ちょっとした端境期なんでしょうか。

 ネコノメソウもあちこちに。
 この谷にはヤマシロネコノメソウという希少種も咲きますが、こちらはすでに開花が終わったはずです。


 【2021/04/19 10:48】
 高槻市内からポンポン山をぐるりと半周して、北東にある大原野森林公園・森の案内所までやってきました。平日(水曜を除く)のため案内所は締まっており、すぐ近くのスペースに駐車しました。わたし一人でした。

 森の案内所にはシャッターが降りていて、トイレも使えません。

 竃ケ谷の入り口です。ここを梯子の方に渡る必要があります。
 前日までの雨で、かなり水量が増えています。いつもは顔を出している岩が、水の下です。無理をすれば渡れないことはありませんが、スリップして「沈」したくないので、早々に断念しました。

 森の案内所まで戻り、東尾根ルートを登りました。

 急な坂をジグザグに登りました。

 尾根まできて振り返ると、カタクリの花が咲く小塩山が目の前です。

 気持ちの良い尾根道を進みます。

 小塩山の左奥に愛宕山がよく見えています。

 【11:52】
 東尾根の鞍部です。森の案内所から善峯寺に続く府道から登ってくる道と、竃ケ谷に降りる道がクロスします。

 このルートを竃ケ谷に下るのは初めてです。

 竃ケ谷の支流の沢を向こうから下ってきました。ルートを迷うことはありませんでしたが、落ち葉を敷き詰めたような道で、スリップして谷に転げ落ちないように慎重に歩きました。

 小さな渡渉を繰り返して進みます。

 【12:19】
 竃ケ谷の本流と合流して、見覚えのあるポイントにやってきました。

 ヤマブキソウなどの保護地のフェンスまで下りました。ところが、カラフルな花が咲いている気配はありません。
 わずかにニリンソウなんかを見つけただけです。

 西尾根に続く急坂を登ります。こちらは踏み後もしっかりした道です。

 【12:44】
 フクジュソウの保護地までやってきました。すでに今シーズンは閉鎖されています。

 管理テントの前の陽だまりで昼飯にしました。

 【13:06】
 昼飯もそこそこに再び急坂を登り、西尾根までやってきました。

 ツツジの丘には、コバナミツバツツジが一面に咲いていました。

 だれにも会うことなく、森の案内所に向けて下りました。

 【13:38】
 竃ケ谷の入り口です。こから入れば谷全体を歩けましたが、無理をすることはありませんでした。

 YAMPのスタートを途中まで忘れていました。何でも忘れるお年頃です。