讃岐麺ロード その二 「山内うどん」のひやあつ

aIMG_3959.jpg

 次に向かったのは土讃線にそって南に行った山の中にある「山内うどん」です。「ひやあつ」、つまり冷たいうどんに熱いだしの小(200円)です。「ひやひや」「あつあつ」というのもあります。生姜は、テーブル上のおろし金を使って自分ですりおろします。

aIMG_3961.jpg

 うまい。コップの水をひとくち飲んでわかりました。水が違います。いりこ出汁が絶妙です。何も加えないシンプルの極みで最高の味を出してます。

aDSC_4989.jpg

 向こうでおじさんがうどんを茹で、こちらでおばさんがうどんを売る。天ぷらは2個残るのみ。しばらくすると「売り切れました」の声が聞こえてました。

aDSC_4985.jpg

aDSC_5002.jpg

 うどんを茹でる燃料は、昔ながらの薪です。これもこだわりのようです。

aDSC_4997.jpg

 こんなところにあるのに、どんどんと県外ナンバーにクルマがやってきます(わたしもそうです)。そして行列です。

aDSC_5005.jpg

 静かな山村を走り、看板にそって左の道をあがります。
 山内うどん  地図
 0877-77-2916
 〒 769-0316 香川県仲多度郡まんのう町大口1010

讃岐麺ロード その一 「山越」のかまたま

aimg_3948

 「青春18きっぷ」があります。讃岐うどんツアーを計画してました。そこに「同行」の申し入れがあり。クルマで行くことになりました。となれば、鉄道では行きにくい「山越うどん店」にナビをセットしました。淡路島経由で4時間ほどです。
 ガイドブックによると「21世紀の香川を代表する逸品メニュー、かまたま発祥地」だそうです。あこがれの「かまたま(釜上げ卵うどん)」(小=200円)にご対面です。

aimg_3952

 生卵の上に熱々のうどんです。たれをかけて、グルグルとかき混ぜます。卵が半熟状になってます。うまい。がつがつと一気に食べてしまいます。しこしことした麺が、卵のねとりとした食感と融合しています。

adsc_4953

 左のおばちゃんのさばきで、次々と麺が茹であがります。うどんが入ったどんぶりを受け取り、次の棚で好きな天ぷらをトッピングして会計に進むという段取りです。

adsc_4974

 広い庭で食べました。

adsc_4942 adsc_4944

 香川の人は「年越しうどん」を食べるのかな? という会話の回答がありました。

adsc_4931

 静かな田舎の一角に出現した文字通り黒山の人だかりです。行列の最後に並ぶと「1時間20分くらいの待ちです。きょうは、ちょっと短いかな」とおばちゃん。覚悟していると、実際には40分ほどでした。

adsc_4980

 広い休耕田が駐車場です。100台以上がとまってます。しかも見事に県外ナンバーが並んでいます。

 山越うどん  地図

 087-878-0420
 〒 761-2207 香川県綾歌郡綾川町羽床上602-2