「おへんろカメラ」GXR ビューファインダーをつける

 四国88カ所を巡るおへんろで、メーンカメラとなった「RICOH GXR」です。軽くて操作は簡単、写りはそこそこ。文句はありませんが、野外撮影では光線の具合で液晶ファインダーが見にくくなります。おまけに、一眼のクセから、ファインダーをのぞこうとカメラを目に持ってくることも。
 解決策としてビューファインダー「VF-2」をつけました。上部にのっかっている箱がそれです。


 
 後ろから見るとこんな具合です。ゴム製のアイキャップからのぞき込みます。

 外部ストロボ用のホットシューに取り付けます。 
 チルト機構がついていて、のぞく角度を変えられます。上からのぞきこむことも可能です。

 ビューファインダーといえば、レンズだけで構成した光学的なものがおおいですが、これはデジタル式です。液晶に写すライブビュー画像と同じデータをファインダー内の小さな液晶に送り、対眼レンズ越しに見るのです。

 左は液晶モニターに写したところ、右はファインダーの内部です。
 このカットは、同じRICOHのGRD3で撮影しています。

 ビューファインダーをとりはずしたもとの姿です。

 おへんろでは、右手は金剛杖を握ってます。とても一眼デジタルを操作する余裕はありません。重さも気になります。
 GXRなら、首からぶら下げておけます。ちょっと不安定ですが、片手で撮影することも可能です。

 GXRを入手するとき、最後までどちらにしようかと迷った対抗馬はSONYのフォーサーズ・カメラ「NEX-5」でした。図らずも、一緒におへんろすることになった友が、「CANONは重くて(わたしはNIKON)」とNEX-5をもって現れました。

 この写真は、NEX-5で撮影してくれたものです。どちらが良かったか、これからが勝負です。カメラの性能だけではなく、使いこなす「腕」の方も…。

 友のブログ「どた3は永遠にⅡ」もご覧ください。おへんろは同時進行です。わたしの後ろ姿も登場します。

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朝鮮通信使も通った「唐人澪」あたりを歩く

 「唐人澪(とうじんみお)」は、江戸時代の朝鮮通信使が利用した公的な水路のことです。大阪・大正あたりの尻無川(しりなしがわ)がそれにあたります。
 朝鮮人街道を鳥居本から草津まで歩いたつながりで、海からの上陸地点を散歩しました。
 京セラドーム大阪の横を流れる尻無川を集団でのおぼってくる水上バイクの一団です。江戸時代の大阪人も、こんな風にのぼってくる通信使の大船を見に集まったそうです。

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