横浜中華街 揚州飯店の黒醋古老肉

 横浜の中華街でランチをしました。ものすごい人出でした。若者らが、あちこちで行列をつくっています。でも、その多くはテイクアウトが目的。わたしたちが入った「揚州飯店」のような中華レストランは、意外なほどに空いていました。
 リーズナブルな価格で食べ放題という店が多いです。でも、よく知っている当たり前の一品を頼みました。
 「黒醋古老肉」は、「浜ぽーく」とレンコンの黒酢スブタです。分厚い豚肉がからりとした衣をまとい、甘酢でおおわれています。さすがに濃厚味で、中華を感じさせてくれます。

 ターサイの炒め物です。大きな火力でパッと炒めてあります。

 「麻婆豆腐鍋」は、四川漢源花椒が強烈な「麻」を放っているマーボー豆腐です。辛いと思わずうなっても、すぐにスカーっとします。

 赤い実のようなものは何だったでしょうか、トウガラシであることを警戒して、口はつけませんでした。

 「天津碼会飯」は、いわゆる天津飯です。蟹玉にあんがかかっています。

 「正宗揚州飯」には、十種もの食材が入っています。
 孫娘は、中華ハムを取り除いてから食べていました。

 フカヒレやアワビの料理もありましたが、手軽にランチとして食べるのはたいへんです。

 数えで7歳になった孫娘の七五三で、きょう3日に東京・明治神宮に参りました。じーじ・ばーばも、はるばる駆け付けました。

 揚州飯店
 横浜市中区山下町164
 045-651-5108

 中華街は、びっくりするような人出でした。

 京都の祇園には舞妓さんの貸衣装屋があります。中華街にはチャイナドレスのレンタル衣装があるのでしょうか。
 真っ赤なイチゴを串に刺して、あめで固めた菓子がブームのようでした。

 新聞、テレビ、ラジオなどのグループ会社の若手社員の合同研修会で山下通のホテルに泊まり、中華街で食べ、飲んだことがありました。もう40年ほども前のことです。

 横浜に向かったのはきのう2日のことです。
 朝のANA便に乗る大阪空港です。搭乗口で待ちましたが、案内がありません。やがて「整備が遅れています」のアナウンス。窓の外を見ると、B767が駐機していました。

 よくよく見ると、エンジンのカバーが開いています。整備士がのぞき込んで、何やら作業をしています。これでは飛べません。
 かつて、アムステルダムのスキポール空港で搭乗機の前輪がパンクしていたのか、ジャッキアップして車輪を交換するのを見たことがあります。

 なんとか整備は終わったようです。1時間遅れで離陸しました。

 富士山がシルエットになって格好よく見えました。

水尾フジバカマ鑑賞会 アサギマダラと戯れる

 愛宕山の西山麓に水尾はあります。柚子の郷として知られます。ここにフジバカマ園があり、きょう1日から秋の風物詩の鑑賞会が始まりました。カメラを背負って出かけました。
 お目当ては、フジバカマに誘われて旅するチョウ、アサギマダラの方です。
 蜜を吸っては隣の花へと、飛び交っていました。大きなカメラの放列でした。カシャカシャとシャッターの音が響きます。でも、わたしの小さなカメラと腕では、この程度が精一杯でした。

 近くにとまって蜜を吸うアサギマダラは、格好の標的です。

 時おり、羽根をいっぱいに広げます。

 ちょっと薄いですが、浅葱色(あさぎいろ)が混じるからアサギマダラです。
 新選組のトレードマークが、鮮やかな浅葱色のだんだら文様の羽織でした。

 

 ヒョウモンチョウも飛んできますが、かわいそうに見向きもされません。

 一面がフジバカマで覆われています。
 昼前になり気温が上がると、アサギマダラは飛んでこなくなりました。それにつれて大勢の鑑賞客もいなくなりました。

 名産の柚子は、まだ青いです。

 いつもは山間の静かな集落です。

 柚子風呂に入ってみたかったです。

 向こうが愛宕山です。

 鑑賞会の期間中(6日まで)は、自治会のマイクロバスがピストン運行しています。250円でJR保津峡から水尾までを10分ほどで運んでくれます。行きはわたしも利用しました。
 鑑賞会といっても時間内は出入り自由で、無料です。

 帰りは1時間ほどの道を歩きました。途中に、カリガネソウ(雁金草)が咲いているポイントがあることを知っていたからです。

 ホカケソウ(帆掛草)とも呼ばれます。納得の格好をしています。

 JR保津峡まで歩き、京都で乗り換えて帰宅しました。