東高野街道を高野へ その1 京阪・八幡市~京阪・郡津

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京の都と高野山を結ぶ「高野参詣道」のひとつです。
東高野街道は、石清水八幡宮(八幡市)から洞ヶ峠を越えて、生駒西麓を南へ進み、石川をさかのぼって河内長野までの大阪を南北に縦貫する街道です。

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四国88か所のお遍路はまだ途上です。
満願の後には、高野山へのお礼参りがあります。お遍路と並行して、高野山の麓まで歩いておこうと思います。


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【8:47】
自宅最寄駅の阪急・水無瀬が出発です。競馬開催日は、淀川対岸の京都(淀)競馬場行のバスが運行されています。皐月賞が行われるとも知らずに乗り込んだバスは、スポーツ紙や専門紙を広げる人でいっぱいでした。これだけ新聞を広げている人が多い光景は久しぶりです。

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【9:33】
淀では人波に逆行して京阪・淀駅に戻り、一駅先の八幡市駅で下車しました。
エジソンの碑が建つここが、スタート地点です。

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【9:36】
石清水八幡宮の立派な一の鳥居です。
駅前からのケーブルカーか、裏側の車道からしか登ったことがありません。
兼好法師は、この一の鳥居には気づかなかったのでしょうか。

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【9:41】
「東高野街道」を示す立派な案内板が立っています。八幡市内では、あちこちで見かけました。

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【9:52】
「小野頼風塚」の碑です。平安時代の悲恋(?)の物語があるようです。

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【10:00】
「寝物語国分橋」は、綴喜郡と久世郡の境の橋で、この境界を決めるにあたっての故事が残っています。

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【10:02】
こんな案内標識もあります。

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【10:07】
正法寺の立派な唐門です。

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【10:14】
派手な塗装の民家(?)に出くわしました。玄関には鳥居があり、「泥松稲荷大神」とあります。
由緒があるようで、八幡市観光協会のホームページには、泥松稲荷社の説明もあります。

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【10:17】
松花堂昭乗ゆかりの庭園です。

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南側に回った現在の玄関です。
松花堂は文字通り、松花堂弁当の由来です。京都の有名料亭、吉兆の松花堂店があって、松花堂弁当がいただけます。きょうは時間が早いので、先を急ぎました!!

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【10:25】
高野山への道程が刻まれています。
峠(洞ヶ峠)まで15丁、津田2里、そしてきょうのゴールのつもりだった野崎まで4里です。

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【10:39】
八幡市の南端の新興住宅地に入って、すぐに道に迷ってしまいました。iPhoneを取り出して現在地を確認します。

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【10:54】
円福寺までやてきました。
現役記者時代に、ここの境内にある京セラの企業墓を取材したことがあるのを思い出しました。

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洞ヶ峠を越えたところで住居表示を見ると、なんと「高野道」でした。

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【11:34】
国道1号に沿って退屈な道を進みました。

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枚方市のマンホールには、枚方公園の菊人形でしょうか、大きな菊がデザインされています。下は淀川を行きかった三十石船でしょう。

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【11:39】
山田池公園は、このあたりの憩いのスポットのようです。

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【11:48】
街道の面影が残る出屋敷です。

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【11:51】
東高野街道の名残があったのはここまででした。

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【12:19】
ただただ幹線道路わきを歩いて交野市に入りました。

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【12:22】
腹が減ってきたなと歩いていると、「うどん巡礼」でやって来たことがある「楽々」に出くわしました。行列ができてますが、最後尾に並びました。
食べた「天釜」は別のページで。

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【13:31】
待ち時間50分、食事時間15分。そんな感じで再び歩き始めます。
天野川にかかる出鼻橋を渡ります。

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交野市のマンホールは桜がデザインされているようですが、もうひとつ、アピールがありません。

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【13:40】
郡津(こうづ)の交差点までやってきました。向こうに京阪交野線の踏切が見えますが、きょはここまでにしました。

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【13:58】
京阪・郡津から枚方市へ。そこからJR高槻行のバスに乗り換えて帰宅しました。

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「NEXUS7」がトレースした本日の行程です。

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左の速度表示を見ると、昼飯のために停止していた時間はみごとにフラットになっています。でも時速5キロ余りになってます。おまけに標高はピーンと跳ね上ってます。
歩行距離は17キロ弱です。
参考にして歩いた大阪府の歴史街道ウォーキングマップ「八幡市駅から郡津駅まで」ではその距離12キロと表示されています。歩いた感じでは、それほど短くはありませんでした。

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