ポンポン山 早くもクリンソウが花盛り

 ポンポン山に登りました。汗もかきましたが、清々しい良い天気でした。
 今年は、サクラをはじめ、カタクリの花も開花が早かったので、ヤマブキソウも咲いているかなと期待してました。残念ながら、黄色い山吹色は拝めませんでした。ところが、予想外のクリンソウが、すでに満開状態でした。明るい陽を浴びる紫色を堪能しました。

 道路の真ん中にも1株が花をつけてました。踏まれなければいいのですが。

 JR高槻の北口から高槻市営バスの中畑回転場行きに乗車。出灰(いずりは)で降りました。出灰川に沿って20分ほど歩くと橋を渡ったところが登山口の尸陀寺(しだじ)跡です。一休禅師ゆかりの場所です。
 その手前にクリンソウは咲いています。以前は民家の庭だったところですが、1軒の民家は取り壊されてしまいました。クリンソウも瓦礫とともに撤去されてしまうのかと心配してましたが、工事用トラックのタイヤ痕が残る土地のすぐ脇で元気に咲いてました。


 【2018/04/26 10:24】
 出灰から歩き始めてしばらく行くと、民家に鯉のぼりが上がってました。青空が気持ち良いです。

 【11:58】
 ポンポン山のピークには行かず、途中から西尾根を北上しました。リョウブの丘を越えてしばらく行くと、フクジュソウの保護地への分岐があります。フクジュソウはすでにシーズンが終わり、保護地もクローズドですが、保護地を横目にぐんぐんと一気に下りました。

 竃ヶ谷までやってきましたが、道は川を横切って対岸へと続いています。かなりの水量があります。渡渉の準備はありません。

【12:19】 
 それでも2か所で岩を頼りに川を渡り、ヤマブキソウの保護地近くまでやって来ました。しかし、ここで万事休す。無理して進めば、水を浴びずに戻れなくなる可能性もあります。
 ヤマブキソウも残念ながら咲いている様子は確認できなかったので、ここでUターンすることにしました。
 2年前は、難なくヤマブキソウの保護地まで到達して、ゆっくりと鑑賞しました。

 ここまでやって来たごほうびかのように、足元に白くて可憐なニリンソウが咲いていました。

 近くにはミヤマハコベも小さな花弁を開けていました。

 【13:11】
 急坂を登り返し、リョウブの丘まで戻ってきました。
 ちょっと遅くなりましたが、休憩用ベンチを独り占めして昼飯にしました。
 JR高槻の改札口を出たところにある食品スーパーの「Pantry」で買ってきました。隣のコンビニとはちょっと違った弁当が並んでました。

 いつものように湯を沸かし、インスタントのみそ汁をつくりました。

 「鶏照りとそぼろのお弁当」(580円)です。大きな鶏が甘く炊いてあります。野菜もおいしいです。

 【13:32】
 ポンポン山に向けて西尾根を戻りました。
 ヤマツバキの花があちこちに落ちてました。

 こちらはちょっと人工、というかわたしの手がはいっています。といっても近くに散らばっていた花を集めただけです。

 【13:49】
 ポンポン山の頂上までやって来ました。
 頂上のこんな鳥居があることは、これまで気づきませんでした。

 カタクリの保護地は鍵がかかっていなかったので、初めて入ってみました。でも、遅すぎました。1輪くらい咲いてないかと探しましたが、遅刻をしたような遅咲きはいませんでした。
 すでに花が散り、タネが膨らんでいました。

 キリシマツツジが赤い蕾をつけていました。

 シャクナゲが咲き誇るのももうすぐです。

 【15:13】
 バスの時間を計算しながらゆっくりと善峯寺まで下ってきました。

 スマホのトレースアプリが不調で、 登山の軌跡は残っていませんでした。
 地図に手書きでトレースした緑線が記録です。