孫娘と遊ぶ 知恵の環

 間もなくゴールデンウイークです。横浜に住む孫娘がやって来ます。一緒に遊ぶゲームを考えました。
 簡単に作った知恵の環です。もうひとりの孫娘にもと、2つ作りました。
 上の画像では、赤い玉が糸の両端についています。
 2枚目では、それが一方に固まってます。
 赤い玉は、中央の糸がくぐっている穴よりも大きいです。さて、どうして潜り抜けたのでしょうか。 

 材料となる角材を買いに、近くのホームセンターへ行きました。併設されている百均で良いものを見つけました。小さな額を立てるイーゼルです。この部材がぴったりでした。
 さっそく分解して、その用材の棒を2分しました。

 ドリルで糸を通す穴を開けました。

 赤い玉は、孫娘のファーストシューズをつくったときに靴紐のアクセントにつけたのが残っていました。色違いならよかったのですが。
 タコ糸を通しました。

 タコ糸の端末はボンドで接着して、すぐにでき上がりました。

 さて、この春に小学生になった孫娘は喜んでくれるでしょうか。

たつの 赤とんぼ文化ホールの反田恭平

 反田恭平のピアノを2日夜、兵庫・たつの市の赤とんぼ文化ホールで聴きました。なんと3週連続となりました。
 「岡本誠司&反田恭平 デュオコンサート」です。ヴァイオリンの岡本くんは、反田くんが主宰するJNO(ジャパン・ナショナル・オーケストラ)のコンサートマスターです。マーラーの交響曲「巨人」などで指揮者=コンマスの息のあった演奏は耳に残っています。
 この夜はシューマンの「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第2番」などが演奏されました。演奏後、マイクを握った反田くんは「ピアノ伴奏といいますが、僕の方が音符が多くて、これは室内楽でした」と話していました。そのことば通りに、二人の掛け合いが楽しい演奏でした。
 アンコールの反田くんはグリーグの「トロルドハウゲンの婚礼の日」でした。かぎりなく美しい調べでした。

 童謡「赤とんぼ」の作詩者、三木露風はたつの市で生まれました。生家が残り、歌碑もありますが、赤とんぼホールからはちょっと離れていました。

 兵庫県の西部にあります。広い駐車場は、県外ナンバーの車も多くていっぱいでした。

 演奏会の終了後、サイン会が開かれました。
 隣の席に座っていた大阪から独りでやって来たお嬢さんも、アンコールが終わると即座に席を立って行列に並んでました。後ろの方に並んだ知人によると、小一時間は待たされたそうです。

 知人が購入したCDに、2人のサインが入ってます(M.Tさん撮影)。

 大阪からは車で新名神-山陽道と走り、1時間半ほどでした。
 回転すし店に直行して、小腹を満たしました。ネットで見つけた「廻鮮寿し たいの鯛」です。まずは「鯛の三種盛り」です。

 「明石鯛」で有名な明石からも遠くありません。さすがに脂ののったうまい鯛です。

 「煮あなご」も、とろけるようです。

 ゲソ、アジ、イクラと、どれもうまいです。

 腹を満たそうと、鉄火巻きなども頼みました。

 時間が早く、レーンは回転してませんでした。タッチパネルで注文すると、手渡しでした。

 山陽道・龍野ICのすぐ近くでした。

 廻鮮寿し たいの鯛
 0791-63-1488
 兵庫県たつの市誉田町広山24-1

ひな人形とミモザのスワッグ

 ひな人形を飾りました。
 今どきはお目ぱっちりのおひな様も多いようです。娘が生まれたときからわが家におられるこちらは閉じてます。並べ方も、京風に男雛が右です。

 壁のスワッグは正月仕様から、春を告げる黄色いミモザに変わりました。奥さまの作です。

 金屏風は出さずに、シンプルに。

 玄関にも小さな人形が並んでいます。

大阪 フェスティバルホールの反田恭平

 大阪・中之島のフェスティバルホールに、遅まきながら初見参でした。
 正面の赤ジュータンに圧倒されます。昔のホールを思いだします。何度も訪れました。報道向けご招待だったことも多いです。ショパンコンクール優勝直後のダン・タイ・ソンを聴いたのも思い出です。
 その後、ザ・シンフォニーホールが生まれ、兵庫県立芸術文化センターができてからは、箱が大きいばかりのこちらからは足が遠のいていました。

 きょうの席は前から6列目のやや下手寄りでした。
 「Kyohei Sorita & Japan National Orchestra Concert Tour 2023」は、4日前に奈良で聴いたばかりです。そちらのチケットは、急用ができた知り合いから譲ってもらいました。期せずして、同じプログラムを、違ったホールで聴くことになりまた。

 ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番が始まりました。まるで違う音でした。中でもソロ・トランペットは、ラッパの先がわたしに向いているよう。ベールを2枚ほどはいだようにクリアーに突き刺さってきました。
 弦の響きも違いました。マーラーの交響曲第1番「巨人」は、ほとんど音が出ているかどうかという息の長いパッセージが続きます。コンマスの岡本誠司のヴァイオリンは、微動だにしないようでした。息をのみました。
 やがて弦もはじけます。岡本くんは相変わらず不動の姿勢です。対照的に左端の女性ヴァイオリニスト(落合真子さん)は、楽しくて仕方ないかのように体を前後に振って。セカンドヴァイオリンの大江馨さんも、他のメンバーもズーッとニコニコ顔のアイコンタクトでした。
 そんなメンバーが反田くんの指揮で、同じ方向へ突き進みます。最終楽章の大爆発が、室内オーケストラ版とは信じられないような響きとなったのも納得です。人数こそ少ないものの、まさしく「ミニ・ベルリンフィル」でした。

 肥後橋側からみたフェスティバルホールです。壁の意匠が昔と同じです。

 熱気あふれる演奏に喉が渇きました。
 梅田に出たのは、コロナ以来初めてです。改装後の阪神百貨店も知りませんでした。相変わらずにぎわっている地下の食料品街をひと回りして、B2のバル横丁に行きました。
 よく冷えたセルヴェッサ(ビール)がしみわたります。

 「タコのガリシア風」は、そりゃ「プルポ」でしょ。カミーノ巡礼で食べた思い出の味でした。

 ピンチョスを1つ。

 メニューを見なくても、でき上がったのが並んでます。

 ハモン(生ハム)を追加。
 といっても2人でシェアです。満足しました。

 ラ クッチャーラ デ ドノスティア(La Cuchara de Donostia)
 06-6345-0715
 大阪市北区梅田1-13-13 阪神百貨店梅田本店 B2F

奈良県文化会館 反田恭平指揮でマーラー「巨人」

 奈良県文化会館の国際ホールで「Kyohei Sorita & Japan National Orchestra Concert Tour 2023」を聴きました。
 ピアニストの反田恭平が、ピアノとの弾き振りからさらに飛躍して指揮者としての姿を見せてくれました。
 ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番は、初めて聴いた曲でした。反田くんのダイナミックなピアノが、聴衆をわしづかみにするようでした。
 その勢いにのってマーラーの交響曲第1番「巨人」(室内オーケストラ版)でした。
 もちろん、反田くんの指揮です。うねるように繰りかえされる静かなメロディーが、ゆっくりと盛り上がってゆき、やがて大爆発を迎えます。室内版ですので管楽器も少なく、ホルンはフルオーケストラなら6本並ぶところが3本でした。それでも若い奏者の迫力に圧倒されるエンディングでした。
 わたしの席は前から5列目の上手でした。いつもはあまり目に止まらない打楽器が目の前でした。後半にかけて大活躍する大小の太鼓、シンバル、トライアングル。それらを叩いてやるぞと待ち構えるやんちゃ坊主のような打楽器奏者の表情がおかしくて、一緒に固唾をのむ思いでした。
 奏者をそれほどにノリノリにさせる反田くんの指揮は、ホンマモノです。

 プログラムに反田くんや2人の奏者とのQ&Aがのってました。反田くんが初めて買ったCDは「だんご3兄弟」だったそうです。ちょと吹き出しました。

 わたしが学生時代に最初に買ったLPは、マーラーの「巨人」だったはずです。押し入れの中を捜索すると、出てきました。レナード・バーンスタイン指揮、ニューヨークフィルの思い出の1枚が。
 そのころはマーラーやブルックナーなどの長大なシンフォニーが、ちょっとしたブームでした。何度も聴いたLPです。旋律が耳になじんでいます。ところが生オーケストラの演奏を聴いたのは、考えてみればきょうが初めてでした。50数年が流れています。
 だんご3兄弟を聴いても立派な音楽家は育ち、マーラーを聴いてもタダの人です。

 近鉄奈良の改札口には、JNOの掲示があります。奈良を本拠とするスポンサー企業の提供です。
 これを見た知り合いが、LINEで送ってくれました。わたしは車でした。

 

ARABIAのマグカップでモーニング

 北欧食器ブランドARABIA(アラビア)のマグカップをゲットしました。さっそくモーニングでわが家デビューでした。
 ブルーの絵柄が素敵なパストラーリ(右)とエステリです。
 神戸三田プレミアムアウトレットに昨日、訪れたのは、奥さまがこれが欲しかったからです。
 軽井沢土産のムーミンマグと並べてみました。 

 わたしの朝食は、決まっています。トーストにマヨネーズを塗り、きゅうりかルッコラにハムかチーズのせです。

 スウェーデンの陶器メーカー、ロールストランド社の子会社として1873年にフィンランド・ヘルシンキ郊外のアラビア地区で誕生したのがアラビアです。

 リンゴは薄く切るのが、わが家のブームです。
 黄色い皿もアラビア、青いグラスはiittala(イッタラ)です。

 イッタラの大型グラスは、わたしが欲しかったのです。
 さっそく昨晩、ジムビームのハイボールをつくって楽しみました。

 グラスの底にある突起がきれいです。
 イッタラは1881年、フィンランドで生まれた美しい輝きと伝統のクラフトマンシップを継承するガラスメーカーです。

 マグカップはB級品(選別外品)のうえ、新春バーゲンの目玉としてお手頃価格になってました。

 目移りします。

 人気のムーミンシリーズです。

 この皿も素敵です。ここに自分でつくるパスタを盛りたいです。

 神戸三田プレミアムアウトレットのイッタラです。

豊中・文化芸術センター ORION COFFEEの喫茶店のナポリタンと「復活祭オラトリオ」

 豊中市立文化芸術センターの大ホールで、大阪バッハ合唱団の第25回演奏会「復活祭オラトリオ」を聴きました。その前に食べた昼飯です。 
 地下駐車場に車を止めて1階に上がると、そこに「ORION COFFEE」がありました。ダウンジャケットも傘も車に置きっぱなしでした。
 メニューはスパゲティと飲み物くらいしかありません。カフェで食べる「喫茶店のナポリタン」(950円)は、どんなお味かと。
 予想通りでした。柔らかい麺にケチャップ味。お決まりのウィンナーとピーマンです。安心していただきました。
 ミニサラダがついてました。 

 ブレンドコーヒー(セットで350円)もいただきました。

 吹き抜けのゆったりとしたスペースです。

 ORION COFFEE
 06-4400-3760
 豊中市曽根東町3-7-2 豊中市立文化芸術センター

 奥さまがソプラノで舞台に立った大阪バッハ合唱団の演奏会でした。バッハの「復活祭オラトリオ BWV249」など、ちょっと渋いプログラムでした。
 合唱は相変わらずマスク姿。ソロの一人も体調不良とかで休演と、新型コロナの影響は拭い去れません。
 合唱はパートごとに並ぶのではなく、ステージに散らばっていました。こんな本番は初めてでした。そのためか、ハーモニーに広がりが生まれて響いていました。

 

自分でつくる ローストビーフサンド 2023

 わが家の変わらぬお正月です。2日の朝は、手づくりのローストビーフサンドを食べながらの、箱根駅伝の応援です。
 肉と野菜に果物と並びました。コーヒーとともにたっぷりといただきました。

 軟らかいビーフです。口いっぱいにおいしさが広がりました。

 わが家の大ニュースはこちらの「ショパ婚」でした。
 ウィーンフィルのニューイヤーコンサートのNHK中継で、ゲストの反田恭平くんの今年の抱負を聞いたばかりでした。その直後に、衝撃の知らせが、Twitterから飛び込んできました、

 2023年のわが家の年賀状です。箱根駅伝のビールのCMにまで登場して、まさに「SORITA YEAR」の幕開けとなりました。

あけましておめでとうございます 2023

 あけましておめでとうございます。
 お正月は、孫がひとり増えて、一家9人でにぎやかに迎えることができました。

 手作りのローストビーフは、安定したお味に仕上がりました。

 飾り包丁をいれた煮しめもおいしくいただきました。

 わが家の雑煮は白味噌です。

 初詣は、近くの水無瀬神宮に参りました。
 おみくじはいろいろ。あとは上り一直線の人にも福がやってきますように。

 たっぷりと食べた腹ごなしに、淀川右岸の河川敷に行きました。
 じーじ自慢の立体凧「ヘキサゴン」は、元気な二人の孫娘に引っ張られて大空を舞いました。

大晦日 正月準備は着々と

 横浜に住む孫娘が帰省してきました。あすのお正月には、摂津に住む2人になった孫娘もやってきます。一家9人と、これまでにない大集合となります。
 準備は着々と進んでいます。
 恒例のローストビーフは、いつもより大きめのが焼き上がりました。「迎春」の旗をつけて準備完了です。

 ローストビーフ用の牛ランプ肉は、阪急・高槻の駅前にあるモリタ屋北園本店で買いました。「700㌘ほど」といって、切ってもらいました。

 ここ数年、行っている低温調理法で作ります。
 肉の重量を測り、120度のオーブンレンジで重量が93%に減るまで加熱するだけです。

 肉の全面にオリーブオイルを塗り込みます。
 肉の重量は759gでした。その93%は706gとなります。

 15分でひっくり返して15分、さらに7分、7分と焼いたところで712gとなりました。
 あと少しと3分、3分焼きました。703gは目標を超えましたが、分厚い肉なのでこれでよしとします。

 塩、コショウ、それに今年はガーリックパウダーを振りかけました。

 フライパンの上で6面をざっと焼きます。

 ホイルに包んで完成です。
 粗熱をとって、冷蔵庫に保存しました。

 お煮しめの飾り切りは、わたしの役目です。

 金時ニンジンを型押しして、5弁の花にします。

 飾り包丁をいれて、立体的に見せるため表面に凹凸をつけます。

 レンコンも包丁で切込みをいれて、花レンコンにします。

 最後はゆで卵を切りました。
 母は、糸と針を使って切ってました。わたしは先のとがった包丁を突き刺して切ってます。黄身の中央が崩れていますが、ここには飾りのイクラを載せて見えないようにします。

 2022年も、こうして大晦日を迎えることができました。