「Multi-function Tester TC1」はスグレもの!

 「Multi-function Tester TC1」という測定器をゲットしました。ネットの書き込みで、こんなものがあることを知りました。
 国内大手の通販サイトにも並んでましたが、eBay(米国の通販業者)ならほぼ半額の日本円換算で2000円ほど(郵送料込み)でした。10日ほどで届きました。台北から発送されていました。
 プチプチで覆われた簡易封筒に、小さなかすれた文字がプリントされていました。郵便業者が、よく間違えずに届けてくれたものです。
 マニュアルの類は一切ありませんでした。メーカー名すら不明の、ちょっときわどい商品ではありました。でも、使い方は想像できました。

 【使用その1】
 抵抗値を測定しました。手元の680kΩとカラーコード表示された抵抗をセットしてスタート・ボタンを押すと、680.6kΩと出ました。測定器にも、抵抗にも誤差があるはずです。誤差は1%以内なので、たいしたものです。ちなみにこの抵抗の許容誤差は±1%です。

 【使用その2】
 古いコンデンサーを測定しました。
 436.1μFと表示されました。470μFが規定値ですので、これはちょっと「抜けて(容量が減って)」います。

 【使用その3】
 次はトランジスタです。
 3本足を1、2、3のスロットに無造作に差し込むと、たちどころにE(エミッタ)、B(ベース)、C(コレクタ)のピン配置から、hFEというトランジスタの性能などを表す数値が表示されました。たいしたものでした。
 他にもダイオードなど用途はあるようです。

 USBケーブルが同梱されていました。ボディーの下部にUSBのコネクタがあったので、スマホの充電に使っているケーブルを差し込むと、赤く点灯して充電が始まりました。
 緑色に変われば、充電完了のはずです。4.19Vでした。

 LEDと電解コンデンサー、金属ピンが入った袋がついていました。何に使うんでしょうか?
 ネットで検索して金属ピンの使い方を見つけました。

 1、2、3ピンを金属ピンでショートしてスタート・ボタンを押すと、セルフ・テストが始まりました。
 22%あたりまで進むと、ピンを抜くようにと表示が出ました。その通りにすると、テストは進みました。
 このセルフ・テストで、何が較正されたのはよくわかりませんが、たまには必要なのでしょう。

 なかなかのスグレものでした。この測定器が欲しかったわけは、改めて書き込みます。

綾部 「あやべ温泉」の焼鯖寿司2カンとそばセット

 綾部まで走りました。連日の奥さまのアッシーでした。昼過ぎに着いて、3時間余の待ち時間でした。初めての「あやべ温泉」に向かいました。綾部の中心部から東へ半時間ほどの山間にありました。
 まずはレストランで昼飯にしました。なんとか御膳といった豪華版もありましたが、「焼鯖寿司2カンとそばセット」(1188円)です。うどんかそばかを選び、トッピングも地元上林の上林鶏かイベリコ豚のチョイスでした。
 3日前に皆子山に登った帰りは、高島・朽木でそばも鯖寿司も食べ損ねました。2つ合わせて敵を討ちました。
 麺類が続いていますが、うまいものはうまいです。

 ひと口サイズの焼き鯖寿司も、いい塩梅でした。
 若狭から京の都にひと塩した鯖を運んだ鯖街道は、峠を越えるいくつものルートがありました。この辺りも、鯖が運ばれた道だったのかもしれません。

 ドリンクバー(216円)のアメリカンを味わいながら、窓の外の色づいた山肌を見ながらゆっくりとしました。

 昼飯は、ネットで調べていた古民家カフェで食べるつもりでした。ところが、あやべ温泉までの道の途中でナビが「目的地に到着しました」と教えてくれたところに、それらしき店はありませんでした。廃屋のような建物をのぞきこむと、そこがかつてはカフェだったらしいことがわかりました。こんな場所で営業を続けるのは大変なのでしょう。

 時間はたっぷりあるので、「二王の湯」につかりました。美肌の湯だそうですが、確かにつるりとする柔らかい湯でした。

 入浴料は500円とリーズナブルでした。回数券をもった地元の人でにぎわっていました。

 外に出ると。時雨れていました。

 あやべ温泉 二王の湯・二王館
 0773-55-0262
 綾部市睦寄町在ノ向10

茨木 「釜あげ饂飩 唐庵」の釜あげうどん

 茨木まで奥さまのアッシーをしました。肌寒い1日でした。温かいものが食べたくなり、駐車場があることがわかっていた讃岐うどんの「釜あげ饂飩 唐庵」まで走りました。
 店名にもなっている名物の「釜あげうどん」(600円)に、お昼のセットメニューの「京都産玉子かけごはん」(220円)をプラスしました。それにしても炭水化物ばかりです。
 砥部焼の大きな器で、たっぷりの湯につかったまま登場しました。つけ汁も熱々です。太くて、もっちりとした食感を楽しみました。

 好物の玉子かけごはんです。プリッとした玉子に紫蘇の紫も美しいしば漬けでいただきました。
 丼にたっぷりの量です。メニューにはご丁寧にも「大盛りも同じ料金」と書かれてました。そんなに食べる人もいるのでしょう。

 奥さまが頼んだ「海老天うどん」には、立派なえびが2尾、天を突いていました。1尾がおすそ分けされました。きょうは11月22日でした。

 釜あげ饂飩 唐庵
 072-634-3366
 茨木市大池2-11-15

 奥さまは茨木市生涯学習センターでのロビーコンサートのピアノ伴奏でした。待ち時間に、お隣の中央図書館に併設されている「富士正晴記念館」に行きました。
 茨木市安威の竹林に永く住んだところから「竹林の隠者」と称された作家にして詩人です。企画展「成功した山崎豊子、才能を見抜いた富士正晴」が開かれていました。
 記念館には、当時の居宅と居間が再現されていました。
 わたしが駆け出し記者だったころ、文章の書き方を教えてもらった名文家のデスクが、後に富士正晴の安威での生活などを記した連載が記憶に残っています。
 

 富士正晴記念館
 茨木市畑田町1番51号(中央図書館併設)

時雨れる寒さ 京都府最高峰の皆子山

 京都府最高峰の皆子山(971.5m)に、山仲間のOさんと登りました。
 天気予報は晴れのつもりでしたが、京都北部はずっと時雨れたまま。冷たい小雨がパラつきました。手袋を忘れた素手は凍り付き、今年初めての冬を実感しました。
 それでも、高校生時代以来の半世紀ぶりの山頂に、こんなだったかなあと記憶をたどりながら、感慨深い山行となりました。

 山頂近くは、寒々とした冬の風景でした。

 麓に降りてくると、まだまだ晩秋でした。高度差500mほどでしたが、2つの季節がクロスオーバーしていました。

 予定より早く下山したので、朽木まで車を飛ばして温泉につかりました。帰り道は坂本の日吉大社門前にある「本家 鶴㐂そば」で温かいそばをいただきました。
 山行本番もよかったですが、アフターの方も充実していました。

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Myメモリー 山城30山最高峰の皆子山、洛北高の仮装行列

 京都府最高峰の皆子山(971.5m)です。近く、友と登ることになりました。
 古いアルバムをめくっていると、出てきました。高校生だったころの「紅顔の美少年!?」です。一緒に登ったクラスメートのHくんは、京一中から続く洛北高校の山岳部員でした。彼がシャッターを押してくれたのでしょう。左側の人はたまたま居合わせた方のはずです。
 「山城三十山登山」の創始者で先輩の今西錦司氏が、この山の名付け親で、末娘に皆子と名をつけたという縁があります。三十山の最高峰でもあります。再訪が楽しみです。

 アルバムの隣のページに張られていた写真です。
 洛北高校では、3年生の秋の体育祭に仮装行列をするのが最大のイベントでした。夏休みから、何日もかけてクラスごとに大きな山車をつくりました。わたしのクラスは「くれおぱとら」でした。当日はみんなが仮装して学校の周りを練り歩いたのです。もちろん、わたしも写っています。
 受験勉強もせずに、こんなことに精を出していたのですから、結果は自ずと明らかではあります。
 このときのクラスメートが昨夜、久しぶりに京都・錦の料理店に集合しました。男性ばかり10人でした。あれこれと、思い出話は尽きませんでした。

自分でつくる 水菜とベーコンのペペロンチーノ

 独り食べる昼飯は、飽きもせずにパスタでした。
 水菜とベーコンと具材は決まりましたが、肝心のパスタを切らしていました。自宅近くの生協まで買いに行き、ついでに白ワインもゲットしました。「SOLORO」という生協オリジナル・ブランドのシャルドネでした。498円(税抜き)と1コインで、味はそれなりといったところでした。

 シャキッとした水菜がアクセントです。だし醤油を入れて、和風にしてみても良かったかもしれません。

愛宕山 ケーブル廃線跡を直登する

 京都の西北にそびえる愛宕山。その麓の清滝から山頂に向けて、かつてケーブルカーが走り、山頂にはホテルや飛行塔がそびえる遊園地があったそうです。昭和初めのころです。太平洋戦争末期に鉄供出で廃線になってから、すでに75年ほどの歳月が流れました。今でもコンクリートの軌道敷は残り、いくつものトンネルをくぐるちょっとした「探検ルート」になっていました。
 独りで出かけたものの、怖気づいて途中で引き返したことがありました。今回は、山仲間2人の同行もあって念願の「ケーブル廃線跡を直登」を達成しました。

 廃線ルートには6つのトンネルがあります。2つは通行不能ですが、残りは暗闇を進みました。
 第1トンネルの出口は、土砂が流れ込んでいました。

 路肩が崩れ落ちていて、こわごわ進みました。

 山頂のケーブル愛宕駅が、雑木林の中の広場に取り残されていました。

 愛宕山の山頂からは、遠くの山々がきれいに臨めました。比良連山の蓬莱山から武奈ヶ岳までもくきっりとしていました。

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大阪・水無瀬 「muk」のモーニング

 朝から、自宅近くの内科医院で国保の特定健康診断を初めて受診しました。朝食抜きだったので、駅前の喫茶店「muk」に直行して、モーニングにしました。
 小さな喫茶店は、煙が気になります。ここは喫煙スペースが離れているので安心です。パン屋の直営なので、分厚いパンもおいしいです。
 スポーツ紙を読みながらのコーヒーは久しぶりです。両隣は、ぼんやりと座っておられるお独りのご老婦さんでした。 

 「半分トースト+サラダ+対象ドリンク」で500円でした。水などもセルフになっていて、メニューを簡略化して合理化したようです。

 向こうが阪急水無瀬です。 

 muk (ムク)
 075-962-7800
 大阪府三島郡島本町水無瀬2-4-10

自分でつくる アンチョビとタマネギのパスタ

 自家製のアンチョビでパスタにしました。冷蔵庫には具材となりそうなネタがタマネギくらいしかありませんでした。でもそれで十分でした。
 繊維に沿って薄切りにしたタマネギがねっとりとするほど炒め煮したので、濃厚なソースになりました。アンチョビの塩気もいい塩梅でした。
 タカノツメは、いつもは1本をそのまま放り込んでますが、きょうは種を抜いたのを適当にちぎっていれてみました。それだけでピリ辛度がアップして、タバスコなんて不要でした。仕上げに溶けるチーズをトッピングしました。

 用意した具材です。
 ベランダに放置されたイタリアンパセリは、残りの葉がわずかです。根元の柔らかそうな部分を摘まんできました。

剣尾山から横尾山へ紅葉ハイキング

 能勢の剣尾山にハイキングに出かけました。英会話教室から広がったいつもの仲間とご一緒しました。
 登山口の能勢の郷から行者山、剣尾山、横尾山を反時計回りに周回する7.5キロ、高低差500メートルほどの変化に富んだコースでした。

 真っ赤な紅葉の下からスタートしました。

 カサコソと落ち葉を踏みしめて、気持ちの良い尾根を登りました。

 横尾山から下りでは、ゴロゴロとした岩の急坂を慎重に進みました。

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