いつもの野菜をひと工夫

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 11月のベターホーム協会の料理教室「野菜料理の会」は、「いつもの野菜でひと工夫」でした。たまねぎやじゃがいも、にんじんばかり使いました。「これだと材料費が安上がりでいいは」とは、いっしょになった女性の感想でした。
 メーンは「揚げじゃがいもとたまねぎの煮物」です。じゃがいもと肉(豚の三枚肉)を揚げています。あとは肉じゃがと同じで煮込んでいます。

料理教室2

 左は「じゃがいももち」です。じゃがいもを茹でて、裏ごしし、片栗粉をいれて餅状にしています。あんに野沢菜漬なんかをいれて、「おやき」のように焼いてます。もっちりとして、かなりののボリュームがあります。
 右は「たまねぎの肉詰め」です。半分に切ったたまねぎの内部を抜いて、カップにします。ここに鶏肉と生しいたけとたまねぎの刻んだのをいれて、スープで煮込んでいます。

料理

 もう一品(向こう側)は、「にんじんのごまみそきぴら」です。きんぴらの味付けに味噌を使っています。

料理教室4

 ちょっと盛りつけ方に問題ありのようですが、おいしくできあがりました。

大阪・難波 「りょん」の元祖カツ玉うどん

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 「りょん」(龍=RYON)の「元祖カツ玉うどん」です。これですべてを表現しています。玉子とじうどんの上にカツがのっているオリジナルです。うどんは大阪風の軟らかい麺です。トンカツは厚みもあり、揚げたてでカラッとしています。もちろん、最初は…。
 天ぷらそばがあるんだから、カツうどんがあっても少しもおかしくありません。でも、衣が出汁でデレーッとしそうで気になります。やっぱり七味はかけるんだろうかと、余計なことも考えてしまいます。なんとも微妙な食べ心地です。

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 単品で750円ですが、ランチタイムは同額でセットになり、握り飯と食後のコーヒーがついてきます。

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 南海通の一つ南の路地を高島屋側から入ったところにあります。吉本にも近く、壁いっぱいに来店した芸人の色紙が掲げられています。テレビなんかでも紹介されて、話題にはなっているようです。

東京・大手町 「リトル小岩井」のバジリコ

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 東京・大手町の大手町ビル地下街にある「リトル小岩井」です。わたしが東京本社に出張するようになって30年近くになりますが、時間がない昼食は、いつもここです。最初からあったのかも、今では定かではありませんが、長いつきあいです。
 「正しい日本のスパゲッティー」です。「パスタ」なんてことばは似合いません。柔らかく茹で上げた極太の麺が、たくさんの具とともにフライパンで炒めてあります。
 「バジ大に別盛り」。これがわたしのお決まりです。入っているのは大葉(バジルではなく、メニューにはこう書かれていいます)、豚肉、海老、マッシュルーム、タマネギ、ピーマン…そんなところでしょうか。小岩井牧場と関連があるのか、粉チーズがテーブルにドンとのってます。スプーンですくって、山盛りにします。
 最初のうちは、いくら食べても減らない感じです。それほどの大盛りです。

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 「別盛り」の意味はこの通りです。キャベツの甘酢漬です。小さなほうは、だまっていても付いてきます。それに別盛りが加わり、一つにして食べます。油でねばねばした口の中がさっぱりします。

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 これでも昔と比べるとメニューが増えました。

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 大手町というビジネス街にあって、安くて(わたしは660円)、ボリュームがあって、おいしいとあれば、いつも行列です。店内は狭く、14席しかありませんが、相席でどんどん詰め込みます。客ももくもくと食べて、すぐに席を立つので、わりに回転は速いです。右側はサンドウィッチなどのテイクアウトですが、こちらにも行列ができます。

甲賀 櫟野寺の「十一面観音坐像」を拝む

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 櫟野寺(らくやじ)の十一面観音坐像(重要文化財)は秘仏です。もちろん、「撮影禁止」ですので、パンフレットの複写です。
 「顔の彫りが深いのは、平安前期の特徴です。でも衣(ころも)のひだは薄くて繊細で、平安後期の特徴です。この仏様は、観世音菩薩といては珍しい坐像で、日本で最大級の大きさです」。京都市立芸大の仏教美術の先生の説明で、目の前で開帳された仏様を拝みました。

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 櫟野寺は、天台宗の寺です。最澄感得(信心が神仏に通じて、宿願がかなえられること)の観音像を本尊とし、大同元年(806年)、坂上田村麻呂が建立したと伝えられる。平安時代の仏像が多数伝わっています。
 

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 伽藍は戦国時代に焼失し、近代に再建されたものです。
 櫟野(いちいの)という地名から、「いちいの観音」とも呼ばれています。甲賀の南の端にあり、鈴鹿を越えればすぐに伊賀、三重県です。こんな遠くの寺までやって来る機会は、そんなにありません。

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 紅葉が一本、赤く色づいていました。

近江・長浜 「北ビワコホテル グラツィエ」の和食会席

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 NHK大河ドラマ「功名が辻」でブームになっている長浜です。重なるもので、この秋だけで3回目です。湖岸にある「北ビワコホテル グラツィエ」で和食会席を食べました。

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北ビワコ3

 娘が通う大学の美術学部後援会が毎秋、各地の寺院を訪ねるバスツアーを行います。5年目にして、初めて参加しました。長浜の大通寺と、甲賀の櫟野寺(らくやじ)に行きました。
 1人5000円(2人9000円)のツアーなので、貸し切りバスの運賃などを計算したら、昼食は期待してませんでした。ところが、ちょっとした会席で、ビールまで付いてます。すっかり満足しました。

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 「一豊と千代の功名膳」というののもあるようです。

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EXPRESS を読みながら

EXPRESS を読みながら

 「SANKEI EXPRESS(エクスプレス)」(1部70円)を買いました。JR京都駅のホーム売店に並んでました。左下は、自転車用の手袋をしたわたしの左手です。右手でシャッターを押しました。
 1日に創刊したばかりの 新しい新聞です。木村拓哉がかっこよいテレビCMも間もなく流れます。京都市内には宅配(月1860円)があります。と、わたしからもよろしくお願いします。
 もちろん、新聞を読みながら自転車には乗れません。目玉焼きはできますが…(この意味はキムタクのCMを見てください)。
 エクスプレスを読みながら堅田まで快速に乗って、スタートしました。琵琶湖大橋を渡り、瀬田唐橋へ。これで「琵琶湖周輪の旅」の完成です。そこから瀬田川を下り、宇治まで走りました。
 琵琶湖周輪の旅も終わりました。完結編「滋賀の都よいざさらば」はHPをご覧ください。

京都・宇治 「中村藤吉」平等院支店の抹茶金時ソフトクリーム

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 「宇治十帖スタンプラリー」も行われていて、観光客でいっぱいです。平等院の参道を自転車を押しながら歩いていると、「中村藤吉」の平等院支店がありました。半月ほど前に本店カフェで一服しました。
 ここにもあるのかと立ち止まると、スタンドで美味しそうなソフトクリームを売っています。甘いものは、全般的に苦手ですが、ソフトクリームは好きな部類です。床机に腰かけて「抹茶金時ソフトクリーム」(350円)を食べました。
 琵琶湖から走ってきて、ちょっと疲れたました。小豆もペロリと食べてしまいました。

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大津・石山寺 「小松家」のしじみめしセット

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 西国十三番札所、石山寺の前を通りました。紫式部ゆかりの寺です。紅葉はしてませんが、三連休とあってどっと観光客がやってくるのでしょう。まだ10時半で、門前も静かでした。それでも昼飯にしました。名物のしじみ飯が食べたかったのです。
 観光客相手に「しじみ飯定食」のメニューが並びます。でも2100円だったり、1850円だったり。これを食べるほどお腹は空いてません。
 「しじみめしセット」(950円)と、ちょうど良いボリュームの店を見つけました。「小松家」です。この日最初の客でした。炊きたてのしじみ飯です。5ミリほどの小さなしじみが炊き込まれていますが、ほどよく出汁になっています。
 昔は目の前の瀬田川でしじみがとれたのでしょう。きょうのしじみの故郷は、不明です。

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小松家3

 しじみ汁のほかに、しじみ山椒煮、じゃこ山椒ともう一品が並んでいました。肉の大和煮のような感じもしますが、舌触りがちょっと違うなと、それでもおいしく食べました。あとでメニューを調べると、「畑のお肉」でした。大豆グルテンですが、臭いもありませんでした。

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小松家5

大阪・難波 「モンコック」の香港煮豚砂鍋飯

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 1日1万歩。最近は万歩計こそ持ち歩いていませんが、時間がある昼休みは、できるだけ歩くことを心がけています。
 きょうも、あてもなく-。大阪府立体育会館の南側で、新しい店を見つけました。香港砂鍋飯(さーこーはん)の「モンコック」です。「香港煮豚砂鍋飯」(650円)を頼みました。
 
 説明によるとこんな具合です。香港の『砂鍋』を使ったオリジナル丼です。八角をきかせた豚の角煮がのってます。ご飯には、桂皮や陳皮で味付けした醤油がかかっています。これを直火にかけてます。
 なるほど、ホロリととろける角煮がおいしいです。味もいけます。もう少し熱々の石焼きビビンバみたいなのを想像していたので、その点ではちょっと拍子抜けでした。

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 プラス100円で、スープとサラダ、食後のお茶(ウーロン茶を頼みました)がついてきます。スープは、中華風というより、キャベツの味がよくでたボルシチのようでした。

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モンコック4

モンコック5

大阪・元町 「満腹」のAランチ

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 どこに行くかなと、会社を出ました。南に向かって歩き、元町です。難波八阪神社の横にある「お食事処 満腹」の前に、きょうもタクシーがとまっています。裏通りなのに道幅が広く、駐車しやすいのでしょう。それにしても、ドライバーが食べに入るということは…。
 Aランチ(850円)です。店名を裏切ってはいません。すごいボリュームです。からりとあがったとんかつに、ちょっと小ぶりだが、確かな味のハンバーグ。とんかつには、テーブルにのった「とんかつソース」を自分でかけます。練りカラシもチューブのままです。小鉢なんて、ほうれん草の胡麻和えの上に、切っただけの竹輪が二きれのっています。気取ったところはまるでない、ただの町の食堂です。でも、満腹!!しました。

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