ベルリンでは トラムに乗って雨宿り

【2014/09/19,20=ベルリン】

aP2810379

アレクサンダー・プラッツにあるテレビ塔に上りました。ベルリンの町が一望できます。最初は、ブランデンブルク門とかを眺めてましたが、気が付くと足元を黄色いトラム(ベルリン市電)が走ってます。まるでミニチュアを見ているようで、そちらに目を奪われてしまいました。
手前の尖塔は、聖マリー教会です。

aP2810333

5連接のLRTです。

aP2810328

長い7連接のLRTもいます。向こうの3両連結は、プラハなどと同じで旧共産圏で活躍しているタトラでしょうか。

aP2810808

この旅最後の20日は、朝から小雨でした。シュプレー川巡りもこれでは無理です。博物館島に行って、ペルガモン博物館でも見物しようと出発しました。
アレクサンダー・プラッツからトラムに乗ってハーケシャー・マルクトに向かいます。

aP2810824

ハーケシャー・マルクトに着きましたが、小雨は降り続きます。博物館島を散歩するのも億劫です。

aP2810825

ベルリン48時間カードを持っている気安さです。公共交通機関は乗り放題です。
反対向きの5番トラムに乗ることにしました。

aP2810814

専用軌道をに入ると、スピードアップします。

aP2810858

Landsberger Alle/Petrsburger Strasse で下車しました。
目の間のビル1階が商店になってます。

caP2810841

エリカの花がきれいです。ブリュッセルの朝市でもエリカを見ました。今がシーズンなんでしょうか。

aP2810845

これもエリカでしょう。でも、こんな色は初めてです。

aP2810854

果物屋さんでは、スイカの切り売りです。
日本では、このシーズンにあまり見かけなくなったスイカです。

aP2810867

再びハーケシャー・マルクトに戻ります。片道15分ほどのトラム乗車でした。
ベルリンでは、旧西ドイツ地区のトラムは撤去されましたが、旧東ドイツ地区には広大な路線網が残っています。

人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。

威風堂々たるアントワープ中央駅

【2014/09/15=アントワープ】

aP2790332

「鉄道の大聖堂」と呼ばれているアントワープ(アントワルペン)中央駅です。とにかく立派です。
20世紀への変わり目の前後10年ほどに建造された折衷様式の駅舎です。20種類以上の大理石や石で贅沢に豪華に装飾が施されています。

aP2790320

ホームは幅66m、長さ186m、高さ43mもあり、ガラスと鉄骨の半筒形の屋根で覆われています。

aP2790323

かつては終着駅だったため、行き止まりのホームでしたが、2007年に改修されて、4層構造になりました。地下2階が貫通ホームで、タリスなどが停車します。

aP2790338

aP2790334

四方の大きな窓から自然光が差し込みます。

aP2790727

スーツケースをもってましたが、大きなコインロッカーが見つかりました。

aP2790324

日本語の説明もあって、感激です。

aP2790739

コンコースでおいしそうなイチゴを売ってました。ホイップクリームをたっぷりとかけて食べるようです。

aP2790742

「SUDOKU」も並んでました。数独は、立派な世界共通語です。

aP2790736

caP2790341

駅前広場には、移動観覧車が。結構大きいです。

aP2790343

ドームもあり、なるほど「聖堂」です。

aP2790723

駅の横には動物園もあります。

人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。

ウイークエンド・チケットでゲント、ブリュージュへ

【2014/09/14=ゲント、ブリュージュ】

ticket

あちらの鉄道には、いろんな割引があります。ベルギー国鉄をネットで調べていると、weekend ticket なるものがありました。土、日曜は、2駅間の往復が半額になるお得な乗車券です。
滞在中のブリュッセルからブリュージュへの小旅行を計画していたのは日曜です。これだ!
相方のお友達の某司教さまは、「ゲントがいいよ」とお薦めのことば。ブリュージュとの中間にあります。どちらも行きたい。
weekend ticketの乗車条件は、2駅間の移動です。ゲントで途中下車すると、その先はどうなるのか。
ままよ、とネットでブリュッセル-ブリュージュ間のweekend ticketを購入しました。正規料金の50%OFFで、1人15.20ユーロでした。プリントアウトしたものが、そのまま乗車券です。
さて、ブリュッセルから乗車です。検札は何の問題もなく、右下の汚れのようなのが検印です。ゲントで下車しました。ゲント-ブリュージュ間は、ゲント駅で新たに乗車券を購入しました。6.50ユーロです。車内検札は当然、問題ありません。
ブリュージュからの帰りは、当たり前のような顔をしてweekend ticketを提示しました。検印は左上です。
ハラハラ、ドキドキしながらの検札でした。でも、こんなことを調べて、試してみるのが、個人旅行の楽しみです。で、通常の往復料金と比べると8.70ユーロの節約でした。
この乗車は、規定に違反しているかもしれませんので、同じことをされる方は自己責任でお願いします。

aP2780925

ブリュッセル中央駅から行き当たりばったりでゲントへ向かうIR(各停)に乗りました。次発のIC(急行)より、ゲントには早く着きます。
次のブリュッセル南駅で、日本人のお嬢さん2人が乗りました。

aP2780926

通勤電車のようでもあります。乗客は、次々と入れ替わります。

aP2780933

ゲント中央駅で下車します。
お嬢さんたちは予想通りブリュージュに向かうようです。「次に来るICに乗り換えた方が、ブリュージュには20分ほど早く着きますよ」。そんな車内アナウンスを聞いてました。「そうなんですか。この電車、遅いと思ってました」。

aP2780934

駅前では、グランドピアノで演奏している人がいました。投げ銭目当てのパフォーマーとは違うようです。
「ゲント音楽祭」が開かれていました。
そのイベントのひとつだたのかもしれません、この日は、「子供の音楽祭」とかが行われるはずで、期待してましたが、どこで何が行われているのかまったくわかりませんでした。
1日違いで、バッハ・コレギウム・ジャパンが登場、青木洋也さんもやって来てました。そんなのがあることを気づいたのは旅の直前で、チケットは完売でした。

aP2790126

ゲントで運河巡りなんかを楽しんで、次は中央駅からブリュージュへ向かいます。

caP2790131

aP2790129

安心のため(?)に買ったゲントーブリュージュ間のチケットです。

aP2790137

この日の昼飯は、ゲントの「EXKi」で買ってきました。ナチュラルフーズのチェーン店のようです。「Margareth’s Brea」(3.10ユーロ)という名前のパンとアップルジュースを車内でほお張りました。

aP2790150

ブリュージュ中央駅です。観光を終えて、さて、帰るとするか。

aP2790239

ブリュッセル行きICに乗ると、隣の席に朝出会ったお嬢さんたちが座りました。1日、ブリュージュ観光だったようです。「これって、早いやつですよね」。「そう」。「ああ疲れた」。後は、お互いにぐったりと夢の中でした。

人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。

ベルリン大聖堂 結婚式に「列席」

【2014/09/20=ベルリン】

aP2810956

ベルリン最後の1日は、朝からあいにくの小雨です。シュプレー川の遊覧はあきらめて、ペルガモン博物館にその名の由来となった「ペルガモンの大祭壇」でも行くかと出かけました。
その前にひときわ目を引くドームが印象的なベルリン大聖堂の入っていみると、結婚式が行われるところでした。どこのどなたかは存じませんが、式の開始からの一部始終を見せていただきました。

image

2階バルコニーから見た広い大聖堂です。

wpid-wp-1411229733443

正装した参列者が三々五々、集まってきます。きれいなドレス姿の女性が何人もいて、誰が新婦だろう? 集団結婚式? なんていっていると、背後のドアが開き、神父に導かれて新郎新婦が入場してきました。

image

サイドの大きなパイプオルガンが、メンデルスゾーンの結婚行進曲を奏でます。このオルガンを聞くだけで、待っていたかいがありました。
式が進むと、バッハのG線上のアリアも流れ出しました。降り注ぐ天の調べです。

image

黄金に輝く祭壇です。

image

神父のことばが続きます。

cwpid-wp-1411229806295

セレモニーが終わりました。

image

大聖堂の前には、バカでかいリムジンが止まっていました。
式を終えたカップルは、前の公園で記念撮影をしてました。

WordPress for Android から投稿

人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。

ベルリン・フィル ブラームスで大爆発

image

ベルリン・フィルハーモニーです。ブラームスの交響曲2番が終わったところです。
最終楽章の最後の一音に向けて、徐々に徐々に緊張が高まっていきます。そして。一糸乱れぬ大爆発でした。金管が弾けてその風圧に圧倒される中に身を置きました。
再び、ベルリンにやって来たよかった夜でした。サイモン・ラトル指揮のベルリン・フィル、しかもコンマスは樫本大進という最高の組み合わせでした。

cwpid-wp-1411159863093

拍手鳴り止まず、オケの去ったステージに呼び戻されたラトルです。

「もう一度、ベルリン・フィルが聴きたい」と計画した今回の旅も、ほぼ終わりです。あすは、帰国の途につきます。

WordPress for Android から投稿

人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。

ヤンソンス、コンセルトヘボウに驚愕

cwpid-wp-1410989331447

アムステルダムのコンセルトヘボウです。
マリス・ヤンソンス指揮、ロイヤルコンセルトヘボウのプロコフィエフのシンフォニーが終わったところです。全員、スタンディングの大拍手です。
ただただ圧倒されました。すごい演奏でした。「ヤンソンスの時代」を感じました。
前半の、ユジャ・ワンのピアノは、さらにすごかった。おまけに、腰まで両脇にスリットが入ったエメラルドグリーンのドレスからはお見脚がバッチリ。演奏には関係ありませんが、これもヴィジュアルの時代ですか。
詳しくはあらためて。
アムステルダムにやって来てよかった感激の夜です。

WordPress for Android から投稿

人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。

京都・二条城前 「HASE」でチェロとチェンバロを聴く

aIMG466

 「チェロとチェンバロの夕べ」を聴きました。
 NHK交響楽団の首席チェリストの藤森亮一とチェンバロの井幡万友美という組み合わせで、バッハ中心のプログラムに魅かれました。
 目の前で聴いたJ.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲 第2番」。よく響きます。初めて、生に接しました。響きはさすがに迫力に満ちてます。バロックの様式感を感じさせる丹精な演奏でした。CDの愛聴盤は、ロストロポービッチです。その朗々と歌い上げる演奏が強く印象に残っていますが、一味違ったバッハを楽しみました。
 アートスペース「HASE(ハーゼ)」は、ビル地下1階のフラットなスペースでした。コンサートの休憩には、飲み物や自家製のお菓子がふるまわれて、和やかなムードでした。

aIMG455

 チェンバロも間近にしました。清麗な響きでした。
 鍵盤が2段ある理由や、ストップと呼ばれる仕組みなどを、休憩時間に井幡さんがていねいに解説してくれました。

 アートスペース・ハーゼ(HASE)二条城前
 京都市中京区油小路二条上ル薬屋町593 スガビル地下1階

 人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。

西宮 白鷹禄水苑 宮水ホールで「ピアノと朗読」を聴く

aIMG482

 灘の名酒のひとつ、白鷹の「白鷹禄水苑 宮水ホール」での、ワンドリンク・サービス付きといううれしいプログラムでした。
 休憩時間にいただいた「清酒カクテル」です。渇いたのどにひんやりと心地よいです。

aIMG488

aIMG469

 左手のピアニスト、智内威雄と大蔵流狂言方、善竹隆司による「ピアノと朗読で綴る 忘れられた日本人『世間師』」でした。
 民俗学者の宮本常一の著作「忘れれた日本人」を原作に、ピアノと朗読がコラボするというの初めて体験でした。
 左手のピアニストといえば、舘野泉しか知りませんが、智内も驚異的なテクニックで左手の音楽の新境地の一端を披露してくれました。それにしても、間近にしたピアノは力強く、高音に駆け上った最後が親指でパーンと弾かれているはじける音が耳に残りました。
 善竹は、さすがに狂言方とあって朗々と響く音色が、ピアノの響きと溶けあっていました。
 民俗学者としての宮本の業績の一端も知ることができた、知的好奇心をくすぐる催しでした。 

aIMG493

 宮水ホールは、酒蔵ではないそうですが、醸造業者の豪華な民家を模したフラットな空間です。
 YAMAHAのピアノは、フルコンではなくやや小型でしたが、よく響いていました。
 わたしは、智内の左手の動きを見ようと、鍵盤が目の前の一番奥あたりに座っていました。

aIMG498

 2階が宮水ホール。1階は、ワンショットバーやショップのスペースです。

aIMG463

 白鷹禄水苑
 西宮市鞍掛町5-1
 0798-39-0235

 人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。

兵庫・芸文で「モツレク」を聴く

aIMG133

 兵庫県立芸術文化センターの大ホールで、「ふたつのレクイエム、時を超えて。」を聞きました。 LA FENICEという、オーケストラと共演するために生まれた混声合唱団の公演でした。なにせ100人以上がステージに並んだだけで壮観です。
 「モツレク(モーツァルトのレクイエム)」が始まりました。圧倒的なボリュームです。指揮者が大きな身振りでこれでもかと盛り上げます。「第九」の歓喜の大合唱ならこれでよかったんでしょう。残念ながらモーツァルトの遺作となった祈りは、わたしには聴こえてきませんでした。
 カウンターテナーの青木洋也さんらのソロも、オーケストラとのバランスがイマイチだったようです。ソプラノとテノールのお2人は、なんとわたしの卒業した高校の後輩でした。 
 もう1曲は現代の作曲家、ラターの「レクイエム」でした。初めて聞きました。チェロやオーボエなどの独奏がふんだんに盛り込まれて、流れるようで印象的なメロディーに引き込まれました。

aIMG127

 芸文の立派なエントランスです。いつもは阪急・西宮北口から2階コンコース沿いにそのまま入るので、こんなところは知りませんでした。

 青木洋也さんのブログには、リハーサルの写真が掲載されてます。

 人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。

イタリアンパセリとレモンバーム

aIMG206

 イタリアンパセリとレモンバームを鉢植えしました。といっても種から育てたのでなく、苗に育ったのを買ってきて、ポットから植え替えただけです。
 「自分で作るパスタ」の彩になります。

aIMG185

 わが家のミニ・ハーブ園です。ベランダにポットが並んでいるだけですが、バジルにローズマリーです。

aP2750678

 根がついたイタリアンパセリを探してました。先日、阪急・梅田店の地階食料品売り場で見つけました。園芸コーナーではありません。食材です。でも一度で使い切るなんてもったいない。栽培すれば、使い続けられます。
 2株で500円ほどでした。

aIMG158

 ベランダに咲いているアイビー・ゼラニュームも撮影しました。
 最近、入手したカメラ(レンズ)の試し撮りです。

 人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。