ビール大好きのビール党です。冬でも熱燗なんて見向きもせずに、ビール命、でした。
それが、ちょっと変化です。今年初めの手術とは関係ないと思いますが、以来、焼酎湯割りに魅かれるようになりました。
今夜のおでんの相手も、「黒霧島」の湯割りです。これも歳ですかね。
芋焼酎の「黒霧島」は、ポピュラーなくせのない味です。
いつもは紙パックを買ってきて、備前焼のサーバーに入れてます。
霧島酒造
宮崎県都城市下川東4-28-1
0986-22-2323
12月です。わが家の玄関が、クリスマス仕様になってました。
この夏、ドイツのドレスデンを旅しました。娘からのリクエストで買ってきた「クリスマス・ピラミッド」が飾られていました。
初めてローソクに火を灯しました。
4隅のローソクから熱気が上がります。その気流で風車が回り、基部の人形が動きだします。
のんびりと眺めていると、心がなごみます。
「Original erzgebirgische Volkskunst」とラベルにあります。「エルツ地方の特産民芸」と訳せばいいのでしょうか。
エルツ地方は、ドイツとチェコの国境近くの山地で、木工芸が盛んな土地だそうです。
ドレスデンの中心、フラウエン教会に近いホテル・ドレスデン・ヒルトンで、昼飯に刺身定食を食べました。そのホテルにあるショップで買いました。
風車は取り外せますが、結構大きな段ボール箱に入っています。軽いですがスーツケースには収まらず、壊れないように抱えて持って帰りました。
ほかにも見ていて飽きないような人形なんかがいっぱいでした。
BM Geschenke & Ambiente im Hotel Dresden Hilton
An der Frauenkirche 5, 01067 Dresden
真空管をヤフオクでゲットしました。届いたのはTESLA製の整流管「6Z31」(6X4互換)です。きれいなガラスのプリントを見ると、「MADE IN CZECHOSLOVAKIA」でした。
なかなか思い通りの音を出してくれないLP用のEQアンプです。電源をシリコン整流器から真空管に変えてみようかと計画しています。
質の悪い紙箱からとりだすと、これまた白色化されていない紙に包まれていました。
「これって、あのトイレットペーパーといっしょ」の声。
この6月、プラハからチェスキー・クルムロフに旅した途中のトイレの一件を思い出したようです。
これまでのアナログ回帰はこちら
メーンに使っているデスクトップパソコンのOSを「Windows8」にアップグレードしました。
これまでは、「最悪のOS」との悪評の高いVistaを使っていました。Windows7への移行を考えないでもなかったですが、少々くたびれたPCにいまさら多額の投資をする気にもならず、そなまま使ってました。ところが、8への移行は、ネット利用だとたったの3300円ということがわかりました。おもわず、「ポチリ」としてしまいました。
アップグレードは簡単簡単。わたしのPCは、CドライブはSSD(ソリッド・ステート・ディスク)に変更してあり、データはDドライブのHDDに保存されています。ですからデータのバックアップの必要もなく、あっという間にアップグレードに成功しました。MS OFFICEなど一部ソフトの再インストールは必要でしたが、機嫌よく動くようになりました。
デスクトップ画面からスタートボタンがなくなるなど、改悪との声も聞こえます。でもスタートボタンだって、フリーソフトをいれればこれまでと同じです。あまり不自由せずに、これまでの動作環境が再現されています。それでいて、Vistaの爆遅だったスターアップ時間などは、びっくりするほどスピードアップして、いらいら解消です。
Windows8のウリは、このモザイク模様の新しいスタート画面です。でもこちらは、まだほとんど使ってません。今後も使うことはないでしょう。
京都府立府民ホール「アルティ」で開かれたALTI芸術劇場「グレン・グールド トリビュート」を楽しみました。
カナダのピアニスト、グレン・グールドはことし生誕80年・没後30年ということで、いろいろと取り上げられています。
プログラムは、グールド出演の映画、グールド研究の宮澤淳一青山学院大教授と浅田彰京都造形芸大大学院長との対談、ゴールドベルク変奏曲の演奏(ピアノ、イメーリ・メジューエワ)などと盛りだくさんでした。
途中にはコーヒーブレークもあり、コーヒーがふるまわれました。こんな音楽会(?)は初めてです。
ロビーにはグールドの写真が。ギシギシという音が演奏中のLPにも収録されている愛用の背の低いイスを調べるグールドです。
本当は作曲家になりたかったといわれるグールド作曲の「フーガを書いてごらんなさい」という混成4部とピアノのための対位法的小品も演奏されました。初めて聞いた楽しい曲でした。
会場は、グールドのファンで満席でした。
ブログ内のグレン・グールド
「漆のれんげ」を手に入れました。先日、訪れた宇治・炭山の「炭山窯元まつり」に出店されていました。作られたのは「木工芸 市川」さんです。何年か前に漆の作品展が開かれていた京都の古道具店「婆佐羅」でお会いして、最近はFaceBookでもお友達です。
黒豆をすくうために、制作者の「漆の師匠」が考えられたデザインだそうです。その「師匠」は、わたしの母と小学校で同級生でした。
微妙なカーブがすばらしくて、握りやすいです。
正月の黒豆は娘の大好物です。さぞやたっぷりとすくえることでしょう。
いっしょに買ったマグカップと茶碗も並べてみました。どれもすてきな色をしています。
木工芸 市川
宇治市炭山久田94-1
グレン・グールドが、生誕80年、没後30年ということで話題になることが多いです。グールドが弾くバッハの「ゴールドベルク変奏曲」は、何枚かのCDを持ってます。これをLPでも聴いてみたくなりました。
大阪駅前ビルには、中古のCD・LP店が何軒もあります。ゴールドベルクはないかとハシゴしました。
見つかったのは「2声と3声のインヴェンション」のLPでした。これもCDはもってます。さっそく聴き比べました。
ダメだ!! グールドの演奏の話ではありません。わたしの再生装置のことです。LPを聴くために、EQアンプというのを作りましたが、CDと比べて差は歴然です。ピアノの音色の厚みがまるで違うのです。
ロストロポーヴィッチ(チェロ)が弾く「アルペジョーネソナタ(シューベルト)」は、いい音で鳴ってたんですがね。
EQアンプの蓋を開けて、真空管をいろいろと差し替えて試しました。わずかですが、真空管によって音が変わります。なんとか最良の組み合わせにしましたが、満足の域にはほど遠いです。
宇治の東の山の中に炭山工芸村はあります。何年か前に偶然、車で通過して「こんなところに」と驚いた記憶があります。
FaceBookで知り合いになった「木工芸 市川」さんもここに工房を構えておられます。「炭山窯元まつり」が開かれると知って、秋晴れのドライブを楽しみました。
いくつもある窯元では、それぞれの作品が展示され、廉価で販売されていました。
これ、気に入った肌合いです。
シリーズのマグカップを購入しました。
波形がモダンです。
窯元は、作業場をきれいに片づけて作品を展示しています。
こんにゃくの鍋がうまそうです。
子どもたちがほおばっているのはこんにゃくの串です。
窯元を巡るスタンプラリーが催されていました。
わたしの賞品は、箸置きでした。
青空が気持ちよく広がります。
炭山は、ことし8月の集中豪雨で、死者がでる被害を受けました。山裾にある興聖寺にはわが家の墓もありますが、墓地の一部が土砂で埋まって大変なことになりました。
ここまでの道も、いたるところ工事中で、被害の大きさを思い知らされました。まつり開催にこぎつけられた皆さんのご苦労と喜びが伝わる催しでした。
宇治市炭山 地図
伊予電鉄の松山市駅です。ちなみにJRは松山駅です。
51番石手寺から市内バスで松山市駅に戻ってくると、路面電車の終端点、松山市駅前に「坊ちゃん列車」がやってきました。坊ちゃんも乗ったマッチ箱のような列車を模した観光列車です。
どうしてバックするのかと見ていると、目の前で予想外の「転回」が展開されました。
久しぶりに比叡山に登ったのには、たくさんの目的がありました。「近畿の駅百選」のケーブル延暦寺駅の踏破、「秘境駅へ行こう!」のケーブルもたて山駅とほうらい丘駅の探訪、さらに世界遺産の延暦寺・根本中堂の撮影でした。
ケーブル延暦寺駅は、大正14年(1925)に建築された洋風鉄筋2階建てです。同じ年に建築された麓のケーブル坂本駅とともに国の登録有形文化財に登録されています。
ケーブルは全長2025メートル、11分で上がってきます。