キュウリのピクルスを2題

 採れたてのキュウリをドサリといただきました。朝食では、スライスしてハムとともにパンに載せていただきました。でも、そんな程度では消費しきれません。
 まずはピクルスにしました。夕食でビールのアテにしましたが、流石にまだ漬かってませんでした。
 もう一品は「きゅうりのキューちゃん漬け」です。東海漬物のCMでも有名ですが、レシピは簡単です。こちらは大成功。「なんか幸せ~」です。

 まずはスマートなキュウリを4本使います。

 板ずりしてラップに包み、30秒ほど電子レンジに入れます。
 半分に切って広口瓶に入れます。すき間を減らすためにニンジンを細切りして詰め込みます。
 ピクルス液の準備をします。
 酢を使うところを、ワインビネガーにしました。

 瓶をピクルス液でいっぱいにして、冷蔵庫で保存しました。
 あと、数日で食べごろでしょう。

 第2ラウンドはキューちゃんです。
 レシピに従ってキュウリは1Kgです。太いのが5本でした。

 2つに割って、種を取ります。
 トントンと刻みます。
 ショウガもたっぷりと刻みます。
 鍋に醤油、酢、砂糖を入れて煮込みます。
 沸騰したところで火を止めて、キュウリとショウガを放り込みます。
 そのまま蓋をしないで冷やします。

 キュウリに汁がしみ込みました。でもまだまだです。
 キュウリを取り出して、汁を沸騰させ、キュウリを戻して冷ます工程を、計3度繰り返しました。

 ジップロックに取り出して、これで完成です。あれだけのキュウリが、こんな2袋になりました。

今夜の一献 ふきのとう味噌とメスティン鶏飯

 丹波篠山の山寺近くでふきのとう(蕗の薹)をいっぱい摘んできました。ニッポンの春を知らせてくれる山菜です。
 水洗いして、雑草など取り除きました。たくさんあります。みそ汁にいれるいくつかを取り置いて、ふきのとう味噌をつくりました。

 

 小さく刻みます。
 フライパンに油を敷いて炒めます。これでアクが抜けるのでしょう。
 清酒と味りんを適当に入れます。
 正月の雑煮のために用意した京都・山利商店の白味噌を入れます。冷凍保存しています。
 砂糖をいれるレシピもありますが、白味噌が甘いので砂糖なしです。
 これで完成です。 

 湯豆腐に載せていただきました。
 ちょっとほろ苦い、爽やかな春の香りです。

 もう一品あります。
 「メスティンで5分で炊けるお米」というのをネット通販でゲットしていました。5袋で1000円ほどでした。なんでもあるものです。
 実は、きょうは春の花を見ながらアウトドアで食べようと準備していました。あまりに寒かったので、持ち帰っていました。

 わが家のキッチンでメスティンで鶏飯に挑戦しました。
 メスティンに米を入れます。
 水は米と同じ重量の150CCです。
 コンビニでも売っている焼き鳥の缶詰を、汁まで全部入れます。
 冷蔵庫のマイタケ、シメジも放り込みます。
 白だしを大さじ2杯(30CC)ほど入れます。
 後はガスレンジにかけました。

 5分ほどするといい匂いがしてきました。6分で火を止め、3分ほど蒸らしました。
 完成です。ネギの千切りを加えて混ぜました。 

 茶碗に2杯分くらいありまし。ボリュームに問題ありません。
 ちょっと水分が多かったようです。芯はありません。リゾットだと思えば、これはこれでまちがいなくおいしいです。 

 アウトドアでの昼飯はあきらめて、立杭焼の「丹波伝統工芸公園立杭陶の郷」に寄りました。昼飯は、ここのレストランで済ませました。
 約50軒の窯元の作品が集結した「窯元横丁」を見て回り、丼と小皿を2つづつ買いました。
 これで満足してお気に入りの丹窓窯にも寄らず、帰りは三田西ICから新名神経由で帰宅しました。

 

節分 恵方巻は南南東を向いて

 1897(明治30)年以来124年ぶりに2月2日になった節分です。祓いたい邪気と向き合あう年です。ここは恵方巻をかぶりつくしかありません。南南東を向いていただきました。
 わが家の胡蝶蘭は、きょう開花しました。あすは立春です。

 材料は奥さまが準備してくれてました。
 わたしは巻きすで巻いただけです。

 2つに切りました。緊張の瞬間です。
 具材が中央にまとまって成功と思ったときに、もう一つ買っていた具材、アナゴを入れるのを忘れていたことに気づきました。

 イワシもいただきました。生協で焼いたのを買ってきました。
 豆まきは省略して、ワインのアテにいただきました。

今夜の一献 ゆで卵の燻製とスモークサーモン

 百均グッズでつくる燻製Part2です。ゆで卵を燻製しました。今夜の一献の前菜となりました。
 燻煙の量を少なくしたので、ソフトな仕上がりです。ほのかな煙が、淡白なゆで卵にはマッチしています。
 スモークサーモンは、神戸・デリカテッセンです。こちらはプロの煙をまとっています。

 朝食後の作業でした。
 沸騰した湯に、冷蔵庫から取り出したタマゴ3個をいれます。底にピンで穴を開けてます。
 コロコロと回転させながら10分間茹でて、氷水に取りました。
 プラスチック容器の中で振ります。後は、おもしろいように殻がむけます。

 前回よりチップの量を減らしました。ちょっと刺激が強いようだったので、ザラメはないので砂糖を加えました。煙が甘くなった?ということはないでしょうが、心持ちマイルドになったのではないでしょうか。

 携帯燃料用の五徳、エスビットを初めて使いました。
 専用につくった銅製のアルコールストーブも実用のお披露目でした。

 いい具合に色づきました。

滋賀・朽木 鯖街道「栃生梅竹」の鯖寿司と焼鯖寿司

 「おとなの遠足」でうなぎを食べ、メタセコイア並木を見た後は、鯖街道をクルマで走りました。朽木にある「栃生梅竹」で鯖寿司と焼鯖寿司を買って帰りました。
 帰宅後にさっそくいただいた「極上鯖寿司」です。サッパリとした脂の甘みが上品です。サラリーマン時代によく食べたノルウェー産鯖の塩焼き定食のギトギトした脂身も嫌いではありませんが、これは別格です。酢飯の酢もほんのりしています。

 京都の高級店の真ん丸に成型したのとはちょっと違います。シンプルで手作り感があります。

 「焼鯖寿司」はこれでハーフです。鯖の食感は大違いですが、これはこれでうまいです。

 今や珍しい竹皮に包まれています。

 「GO TO イート」を利用して、全員分をまとめて予約してもらっていました。500円ほど安くなっていました。

 「京は遠ても十八里」の鯖街道を若狭・小浜から京都・出町まで4回に分けて歩いたことがあります。こちらの前も通りました。
 すぐ近くにある「まる姫」では、鯖ずしを食べたことがありました。

 栃生梅竹 (とちううめたけ)
 0740-38-3297
 滋賀県高島市朽木栃生275-1

今夜の一献 今年初の栗ご飯

 秋の味覚がおいしいシーズンです。今年初めての栗です。大好物の栗ご飯をいただきました。
 近くのスーパーで買ったクリは京都産と記されています。ということはたぶん丹波栗でしょう。甘くておいしいです。
 朝から、皮をむくのを手伝いました。

 今夜の食卓です。珍しく夕食でご飯をいただき、お代わりまでしました。

 メーンはアジの刺身です。よく脂がのっています。スダチをしぼっていただきました。

 ブリ大根は昨夜の残りです。ダイコンにうま味がしみ込んでいます。

 栗ご飯となると、ビールはちょっとあいません。常温の赤を開けました。
 ボルドー産です。まろやかでほっこりとします。

今夜の一飯 メスティンで「ご飯」を炊いてみた

 万能型クッカーとして、いまやネットにはメスティンを使ったレシピがにぎやかです。でも基本は西洋版の飯盒といったところです。得意科目はご飯を炊くことです。
 わたしも試してみました。アウトドアでの出番が待ちきれずに、今夜の夕飯です。
 うまく炊けました。予想以上の出来です。お焦げなんかありません。ご飯が立っています。

 ちょっと堅めですが、これはわが家の炊飯器以上です。
 和久傳ノ森で買ってきた生姜糀でいただきました。うーん、和久傳のご飯にも負けてません。

 朝から買い物に出かけてついでに百均(セリア)に寄りました。
 ありました。アルコール固形燃料と、メスティンを支える五徳です。もちろん、100円です。

 3枚のプレートを組み合わせると、メスティンを載せるのにぴったりです。

 残念だったのは、プレートがほんの少し大きすぎて、メスティンに収まりません。
 今やメスティンは、わたしが買った本家・スウェーデン製のトランギアだけでなく、ダイソーやニトリなどでも類似品が売られています。そちらのどれかのサイズを参考にしているのかもしれません。
 ハンド・ニブラーという道具で、右側のようにコーナーを丸く切りました。
 これですっぽりと治まりました。

 待ちきれずに夕飯に炊いてみました。
 白米1合(180cc)を炊きます。
 無洗米ではないので、水で洗います。
 よく水切りしてから200ccの水とともにメスティンに入れて、半時間ほど待ちました。

 アルコール固形燃料に点火します。25gの燃料は、燃焼時間が約15分と書かれています。
 メスティンを載せれば、あとはすることがありません。
 最初は意外に火力が強く、3分ほどで湯が沸いたようでした。7分ほどすると隙間からシューッと蒸気も漏れます。そのころから、測ったように火力が落ちます。
 15分を前に火力は弱まり、やがて鎮火しました。

 冬に鍋料理を作るときに使う保温用の綿帽子にメスティンを入れて、15分ほど蒸らしました。
 これで完成でした。

今夜の一献 イカスミのパスタ

 できるだけ買い物に出る回数を減らし、生協の宅配で済ませる毎日です。イカを解凍したから、パスタをつくってとリクエストがありました。イカスミのペーストが1袋、残っていることを思い出しました。
 辛いのが苦手な奥さまのために、タカノツメは入れませんでした。ピリリと閉まらないところは、わたしだけタバスコをドバーッと振りかけて、上出来の味です。 

 甘いトマトのサラダは、早く作って冷やしてありました。
 ガーリックトーストも焼きました。

 スイス料理のロスティのようにポテトを焼きました。もっと焦げ目がつくほど焼いた方が良かったです。

 先日、生協に行ったら、パスタの棚が見事に空っぽでした。みなさんが備蓄に買い込んでいるのでしょうかね。

デュアル・ピルグリム 「霧の郷たかはら」の1泊2食

 「熊野古道の宿 霧の郷たかはら」が1日目に泊まった宿です。
 Booking.comで予約してました。「和洋室 ツインルーム 共用バスルーム」のシングルユースで消費、入湯税込みで11,850円でした。ルートに沿っているのが決め手でした。というか、他に選択肢が見つかりませんでした。
 2食付きでした。近所には食堂、売店なんてなにもない山の上の集落です。ここで食べるしかありません。

 料理がきれいに並びました。ちょっとした観光旅館並みです。
 メーンはシビの漬けでした。「マグロの子ども」という説明でしたが、ネット検索すると春が旬のキハダマグロと説明されています。

 熊野牛のすき焼きです。目の前でぐつぐつと煮込んでいただきます。

 かわいい揚げたてのコロッケも出てきました。

 デザートは、名前を忘れましたがなんとかイチゴだったかのジュレです。

 暖かな薪ストーブが燃えます。

 右のレストランスペースでいただきました。
 この夜の客は、わたしをいれてたったの6人でした。

 窓の外の山々が黄昏ます。

 一人で泊まるのがもったいないような部屋です。

 夜が明けました。窓の外には、果無山地から連なる山々が広がります。

 朝食が準備されています。

 温かいみそ汁にご飯、干物があれば十分です。ご飯のおかわりをしました。

 コーヒーもついていて、満足しました。

 熊野古道の宿 霧の郷たかはら
 0739-64-1900
 和歌山県田辺市中辺路町高原826

 

ベルリン SONYセンターで白ソーセージ

 午後のLCCでベルリンに飛びました。ポツダム・プラッツ近くのホテルにチェックイン。さっそくSONYセンターで夕食です。
 ビアレストラン「LindenBraeu」です。日本語メニューもありますが、とりあえず頼んだ「白ソーセージ」です。湯につかった太いソーセージです。もう一度、食べたかったのです。

 ナイフ・アンド・フォークで皮をむきます。結構、難しい作業です。
 油が抜けてあっさりとしてます。

 ニシンの酢漬けも、肉ばかりというにはあまり食べてませんが、あっさりとして口にあいます。なんだか、あっさりがすべての基準です。

マヨネーズに和えてある生のタマネギがなつかしい口触りです。

 ポテトスープは、予想通り塩辛いです。でも温まります。

 ビールはピルスナーと白ビールです。

 2階の窓際で食べました。

 Lindenbräu am Potsdamer Platz
 Bellevuestraße 3, 10785 Berlin

 ストリート・ピアノです。「弾いてみたら」と奥さまに薦めましたが、「いいわ!」。

 あすは、旅の最後のイベント、ベルリン・フィルハーモニーを聴きます。