今夜の一献 舞鶴直送 岩ガキとイカの刺身

 舞鶴に行くときは、車にクーラーボックスを積んでいます。舞鶴漁連で獲れたてを、最短時間でわが家に直送します。
 きょうは旬の岩ガキです。殻を処理してもらっていたので、水で洗っただけで登場です。

 プルルンとしています。甘いミルクが口いっぱいに広がります。海水で適度の塩気です。贅沢なひと口です。

 イカの刺身は、自分で調理しました。イカの処理は慣れています。

 身が甘いです。

 新鮮な証拠に、皮(?)が簡単にはがれました。

いっしょにゲットしてきたチリメンジャコとたいた伏見唐辛子です。小粒のジャコに骨があって、これは予想以上の箸休めです。

 ピカピカと光るきれいなキスです。

 ウロコがぎっしりとついています。
 頭を落とし、内臓をだして水洗いします。
 骨を取りますが、このあたりは処理に集中して、写真はありません。
 なんとか紅葉開きにできました。
 冷蔵庫に保存しておきます。あすにでも天ぷらにしようと思います。

 岩ガキはいい値がします。

 獲れたての魚が、トロ箱から取り出されたばかりです。

 雑然とした店先ですが、かえって活気がみなぎります。

 いつもは西舞鶴駅前の鮮魚店で仕入れています。きょうは、別の店です。最近、にぎわっているのを横目にして、気になってました。

 さかなや水嶋鮮魚店
 0773-75-1346
 舞鶴市引土104

今夜の一献 ハッセルバックポテトとピメント・デ・パドロン

 ハッセルバックポテトに初挑戦しました。スウェーデンの国民食らしいです。FB友だちのGさんがつくっておられました。
 ジャガイモに切れ込みを入れ、そこにベーコンやチーズをはさんで、オーブンで焼いただけです。カリッとした皮がうまいです。
 暑くなってからはビールばかりですが、久しぶりによく冷やしたワン・コインのシャルドネです。
 スペインのサンティアゴ巡礼が懐かしいピメント・デ・パドロン・まがいも、それなりのお味です。

 ジャガイモをよく洗い、薄さ3ミリほどに(なかなかうまくいきませんが)切込みを入れます。バラバラにならないように、菜箸を渡しておきます。
 水に5分ほどつけて、グルテンを流します。
 ラップして5分ほど電子レンジにかけます。

 はさむのは、スライスチーズ2種とべーコンです。
 オリーブオイルにハーブソルト、すりおろしにんにくを混ぜ込みます。

 すき間にオイルを塗り、具材をはさみます。
 小さなスキレットにのせ、ベランダから摘まんできたローズマリーを載せます。
 200度のオーブンで20分ほど、焼きました。

 ピメント・デ・パドロンは、サンティアゴ・デ・コンポステーラのバルで感激した一品です。
 知り合いからいただいた獲れたてのシシトウに、伏見唐辛子とまざってちょっと太短いのがありました。万願寺唐辛子かもしれません。
 オリーブオイルで炒めて、岩塩を振りかけただけです。 

 出生の違いは越えられませんが、「まがい」と切り捨てるにはもったいないです。ワインには、よく合いました。

 仕上げは、とうもろこしご飯です。オクラのみそ汁と冷奴、奈良漬と、これで落ち着きました。

キュウリのピクルスを2題

 採れたてのキュウリをドサリといただきました。朝食では、スライスしてハムとともにパンに載せていただきました。でも、そんな程度では消費しきれません。
 まずはピクルスにしました。夕食でビールのアテにしましたが、流石にまだ漬かってませんでした。
 もう一品は「きゅうりのキューちゃん漬け」です。東海漬物のCMでも有名ですが、レシピは簡単です。こちらは大成功。「なんか幸せ~」です。

 まずはスマートなキュウリを4本使います。

 板ずりしてラップに包み、30秒ほど電子レンジに入れます。
 半分に切って広口瓶に入れます。すき間を減らすためにニンジンを細切りして詰め込みます。
 ピクルス液の準備をします。
 酢を使うところを、ワインビネガーにしました。

 瓶をピクルス液でいっぱいにして、冷蔵庫で保存しました。
 あと、数日で食べごろでしょう。

 第2ラウンドはキューちゃんです。
 レシピに従ってキュウリは1Kgです。太いのが5本でした。

 2つに割って、種を取ります。
 トントンと刻みます。
 ショウガもたっぷりと刻みます。
 鍋に醤油、酢、砂糖を入れて煮込みます。
 沸騰したところで火を止めて、キュウリとショウガを放り込みます。
 そのまま蓋をしないで冷やします。

 キュウリに汁がしみ込みました。でもまだまだです。
 キュウリを取り出して、汁を沸騰させ、キュウリを戻して冷ます工程を、計3度繰り返しました。

 ジップロックに取り出して、これで完成です。あれだけのキュウリが、こんな2袋になりました。

今夜の一献 採りたて夏野菜にかぶりつく

 あえて「採りたて」としました。わたしの知っている方が、畑で採ったばかりというのをいただきました。
 「採れたて」と受動態にすれば、採った方の姿が消えてしまいそうです。
 感謝を込めていただきました。採りたてのキュウリには、花がついています。お教えの通りキリリと冷やして、何もつけずにそのままかじりました。ポリ、ポリッ!と。

 トマトは、懐かしい昔のトマトの味です。最近のフルーツのようなトマトばかり食べていると、かえって新鮮です。
 ラディッシュも、ちょっと角が立ってピリッとしています。

 ヱビスの瓶ビールは、息子夫婦からの父の日のプレゼンです。さっそく栓を抜きました。

 どちらも、ありがとうございます。

今夜の一献 ニンニクの丸ごと揚げをアテに

 今夜のビールも最高です。暑くなったら、途端に赤ワイン・ブームは去りました。
 「今からするの」と、奥さまにちょっとイヤーな表情をされましたが、油を周りに飛ばしながらコンロに向かいました。
 ニンニクの丸ごと揚げです。おいしいニンニクをいただいたので、おいしくいただかなくては申し訳ありません。

 オリーブオイルで揚げただけです。岩塩と胡椒をまぶしていただきました。
 ほっこりとしています。ポテトのような食感です。でもニンニクのうま味が、ジュワーッと口に広がります。臭いの方は、それほど感じませんが、これはあすの朝が楽しみです。

 小さなスキレットで揚げました。オイルをけちって、半分くらいです。
 熱が加わると、パチパチと勢いよく泡がでてきました。やがて静かになったころとが、出来合いです。

 万願寺トウガラシもおいしいシーズンがやってきました。

今夜の一献 採りたてのトウモロコシにかぶりつく

 採りたてのトウモロコシをいただきました。というか、正確には「採る前」で、茎についていました。
 電子レンジで温めただけでかぶりつきました。
 砂糖をまぶしたように甘く、ジューシーです。これは冷たいビールがたまりません。

 ニンジン菜のゴマ和えは、昨夜に続いていただきました。これで食べきりました。
 メーンは、豚肉のキノコソースでした。がんもどきもよく出汁がしみてました。

 茎から外して皮をむき、らっぷして電子レンジに放り込みました。
 熱々の残った皮をはぐと、黄金色のツブツブが現れました。

 他にもタマネギやニンニク、大葉をいただきました。わが家の家計が助かります。ありがとうございます。

今夜の一献 アクアパッツァとトマトのマリネ

 おいしいトマトが手に入ったので、朝からマリネにしました。
 さっそく夕飯に登場です。甘いトマトです。ワインがすすみます。

 スタートは昨日、長岡京のスーパーで買った熊本県産のミニトマト「アンジェレ」です。

 まずは湯剥きです。
 包丁で頭に十字のカットを入れます。
 熱湯に15秒ほど入れます。
 すぐに氷水で冷やします。
 面白いように皮がむけます。

 マリネ液は、オリーブオイルにハチミツ、ワインビネガー、塩、コショウです。バルサミコ酢も隣にあったので、ちょっと入れました。すべて適当な量です。
 タマネギも刻みました。
 ジップロックに入れて冷蔵庫に寝かせておきました。

 キッチンのあちらで、ラッキョが乾燥中でした。プーンと臭います。
 これも同じスーパーで買ってきて昨夜、わたしがムキになって薄皮をムキました。まるでおサルさんです。

 さて夕食。
 まずは水無瀬で一番おいしい豆腐屋さん、いちまるの「青大豆おぼろとうふ」を冷でいただきました。山椒醤油もグッドマッチです。

 メーンは鯛のアクアパッツァです。アサリがうまみを出しています。
 これならレシピなしでつくれます。

 パヴェナチュールのバケットを、スープに浸して食べると最高です。

 きょうの午前、散歩がてらお隣、大山崎のパヴェナチュールに向かいました。ところが、早くも雨が降り出しました。あわてて逃げ帰り、改めて車で向かいました。
 日曜日とあって、次々と車がやってきて、小さな店の前にカサの行列ができていました。

今夜の一献 筍と蕗で春を味わう

 筍(タケノコ)のシーズンです。京都・西山あたりの産地は出荷の最盛期を迎えています。2日前にポンポン山に登ったときも、善峯寺への道の途中、何軒も農家が朝掘りタケノコを売っていました。でも、帰りにはみんな売り切れてました。
 昨日、別の店で買ったタケノコが、今夜の一献のお相手となりました。
 柔らかいです。わずかに残るエグみがなくなったら、水煮缶と同じです。どこがおいしいと聞かれても、タケノコにはたいした味はありませんが、その食感も出汁とのハーモニーも、すべが大好物です。

 引き立て役は、はるばるスペインからやってきたテンプラリーニョの赤です。オーガニックワインとありますが、ワンコイン以下です。ちょっと酸味があって、なかなかいけます。 

 フキの葉は、ジャコと炒めて箸休めの一品に化けてます。

 雨が降って、ちょっと涼しくなった1日でした。湯豆腐で温まります。

 今朝の産経新聞で出ていた「新タマネギと豚肉、梅干し炒め」です。

 いただいた家庭菜園のタマネギが、トロリと甘くていくらでも食べられます。

 サンショウが根付いたようです。昨年買った鉢です。ベランダで越年して、葉を茂らせています。
 これを摘まみました。さすがに香りが素晴らしいです。

 タケノコは大きな鍋で茹でました。朝掘りですが、ヌカも入れました。
 それほどアクは出ませんでした。
 ひと晩、水につけておきました。
 一緒に煮るフキの皮(筋?)は、わたしが剝きました。
 薄味のいい出来具合です。ほとんどが奥さまの作です。

 大枝、物集女、大原野、塚原と京都西山の筍の名産地産がずらりと並んでいました。

 フキといっしょに、こちらで買いました。

 桂川街道 産直ひろば
 075-393-1010
 京都市西京区牛ヶ瀬奥の防町18

今夜の一献 ふきのとう味噌とメスティン鶏飯

 丹波篠山の山寺近くでふきのとう(蕗の薹)をいっぱい摘んできました。ニッポンの春を知らせてくれる山菜です。
 水洗いして、雑草など取り除きました。たくさんあります。みそ汁にいれるいくつかを取り置いて、ふきのとう味噌をつくりました。

 

 小さく刻みます。
 フライパンに油を敷いて炒めます。これでアクが抜けるのでしょう。
 清酒と味りんを適当に入れます。
 正月の雑煮のために用意した京都・山利商店の白味噌を入れます。冷凍保存しています。
 砂糖をいれるレシピもありますが、白味噌が甘いので砂糖なしです。
 これで完成です。 

 湯豆腐に載せていただきました。
 ちょっとほろ苦い、爽やかな春の香りです。

 もう一品あります。
 「メスティンで5分で炊けるお米」というのをネット通販でゲットしていました。5袋で1000円ほどでした。なんでもあるものです。
 実は、きょうは春の花を見ながらアウトドアで食べようと準備していました。あまりに寒かったので、持ち帰っていました。

 わが家のキッチンでメスティンで鶏飯に挑戦しました。
 メスティンに米を入れます。
 水は米と同じ重量の150CCです。
 コンビニでも売っている焼き鳥の缶詰を、汁まで全部入れます。
 冷蔵庫のマイタケ、シメジも放り込みます。
 白だしを大さじ2杯(30CC)ほど入れます。
 後はガスレンジにかけました。

 5分ほどするといい匂いがしてきました。6分で火を止め、3分ほど蒸らしました。
 完成です。ネギの千切りを加えて混ぜました。 

 茶碗に2杯分くらいありまし。ボリュームに問題ありません。
 ちょっと水分が多かったようです。芯はありません。リゾットだと思えば、これはこれでまちがいなくおいしいです。 

 アウトドアでの昼飯はあきらめて、立杭焼の「丹波伝統工芸公園立杭陶の郷」に寄りました。昼飯は、ここのレストランで済ませました。
 約50軒の窯元の作品が集結した「窯元横丁」を見て回り、丼と小皿を2つづつ買いました。
 これで満足してお気に入りの丹窓窯にも寄らず、帰りは三田西ICから新名神経由で帰宅しました。

 

節分 恵方巻は南南東を向いて

 1897(明治30)年以来124年ぶりに2月2日になった節分です。祓いたい邪気と向き合あう年です。ここは恵方巻をかぶりつくしかありません。南南東を向いていただきました。
 わが家の胡蝶蘭は、きょう開花しました。あすは立春です。

 材料は奥さまが準備してくれてました。
 わたしは巻きすで巻いただけです。

 2つに切りました。緊張の瞬間です。
 具材が中央にまとまって成功と思ったときに、もう一つ買っていた具材、アナゴを入れるのを忘れていたことに気づきました。

 イワシもいただきました。生協で焼いたのを買ってきました。
 豆まきは省略して、ワインのアテにいただきました。