京都・深草 「龍谷大学22号館食堂」の鶏肉野菜スタミナ炒め

 英会話教室「Oak Tree Club」のM先生やみんなで伏見稲荷大社に参り、千本鳥居を抜けお山巡りをしました。
 昼飯は、龍谷大学深草キャンパスまで歩いて、「22号館食堂」でいただきました。ここには定食はなく、カフェテリア方式で1品ずつ欲しい料理を頼みます。「鶏肉野菜スタミナ炒め」をメーンに、豚汁、ご飯M、サラダバーを選びました。サラダバーは各種取り放題で、皿ごと重さを量って料金が決まります。ポテトにオクラのゴマ和え、レンコンとゴボウなんかのキンピラ、それにコールスローを取りました。
 昔の、というかわたしが学生時代だったころの学食と比べると、おいしさは雲泥の差です。ご飯はちょっとボソボソとしていましたが、満足、満腹でした。

 メニューも多くて、どれにするか迷うほどです。

 どの料理も出来立てでした。

 最後にカウンターに回ると、料金を計算してくれました。価格は組合員価格が表示されていて、非組合員は10%増しでした。組合員が安くなるのではなく、非組合員は高くなるのです。同じことではありますが。
 レシートをみてびっくりしました。なんと882キロカロリーと計算されていました。 

 地下にありますが、広くてゆったりとした気持ちの良いスペースでした。

 すぐ近くに「3号館食堂」もありました。のぞいてみると、こちらは定食メニューが充実していました。

 お茶を飲もうと「4号館Meal & Cafe」に行ってみると、11月限定メニューにくぎ付けになりました。

 さすがに両方を一人で頼んだのではありません。

 「秋もぐパフェ」です。こんなのを食べるのは珍しいことです。たまには甘いのもいいものです。
 学生に交じってのんびりと2時間以上も話し込んでしまいました。

 きれいなキャンパスです。もう一度、こんなところで学生生活を送りたくなりました。

 龍谷大学
 京都市伏見区深草塚本町67

京都・越畑 「まつばら」の天ざるそば大盛

 天気が良いので、気分転換に出かけました。愛宕山の北西麓の越畑にある「越畑フレンドパーク まつばら」です。もう一度、食べたいと思っていたそば屋さんです。
 「天ざるそば大盛」(1830円)を頼みました。こだわりの十割そばは、細くて繊細です。氷水で締めたのかきりりとしていて、喉を滑ります。

 季節の野菜てんぷらです。さっくりと揚がっていて、野菜の味がします。なかでも肉厚の万願寺唐辛子が、ほんのり甘くて驚きました。抹茶塩でいただきました。

 そば茶と揚げ蕎麦を楽しみながら、そばが茹で上がるのを待ちました。

 おしまいのそば湯も、ゆで汁にそば粉を溶いたもので、トロリとしていました。熱さもほどほどで、お味がよくわかりました。

 メニューからはご飯ものが消えていました。温かい汁そばもなく、ざるそば一本勝負のシンプルなメニューです。

  前回は「ざるそばせっと」を食べました。

 平日だったので、それほど込んでませでした。

 窓の外は、愛宕山の北の峰です。風も涼しく、すっかり秋です。

 越畑フレンドパーク まつばら
 0771-44-2700
 京都市右京区嵯峨越畑正鍋浦109-1

 すぐ近くの樒原地区には、美しい棚田を見下ろす休憩所がありました。平安時代から続く棚田800枚が広がる「にほんの里100選」の光景です。
 帰り道には水尾も通りましたが、シーズン入りした柚子を売っている店は見つかりませんでした。
 保津峡-嵯峨野-嵐山と、車の窓を全開にして気持ちよく走りました。

京都・北山 「キャピタル東洋亭 本店」の東洋亭ハンバーグランチ

 久しぶりの「キャピタル東洋亭 本店」です。ここに来れば昔から「東洋亭ハンバーグ」です。A、B、Cのランチセットができていました。デザートや飲み物の違いです。「Aセット」(1320円)にしました。
 いつもながら柔らかくてジューシーなハンバーグです。付け合わせは、皮がカリッ、中は柔らかいジャガイモが1個そのままとクレッソンです。

 熱々の鉄板に載ってアルミホイルがプックリと膨らんで出てきました。ナイフを入れると、フワーッと湯気が上がりました。

 肉片が1個、載っているのがこちらのシンボルです。

 前菜は甘いトマトです。湯むきして冷やしてあります。

 パンにしました。肉とじゃがいもがボリューム満点なので、これで十分でした。

 わたしが高校生時代から変わらない外観です。一番古くからのなじみの洋食店ですが、このブログでの登場回数は意外なほどに少なかったです。
 これまでの東洋亭

 キャピタル東洋亭 本店
 075-722-2121
 京都市北区上賀茂岩ヶ垣内町28-3 植物園北山門前

京都・下鴨 「自家製酵母のパンの店 はちはち」のライ麦パン

 京都・下鴨の路地にある「自家製酵母のパンの店 はちはち」で買てきたライ麦パンで夕食にしました。ライ麦75%、小麦25%という重たいタイプのドイツパンです。薄くスライスして、軽くくトーストしました。
 噛むほどにもっちりとした粉の味が広がります。1コンン以下の白ワインといただきました。 

 店主お薦めのブルーチーズを延ばしました。ちょっとクセのあるチーズですが、個性の強いパンにはマッチングするようです。

 その夜のメーンは、豚肉の麹漬けを焼きました。チンゲン菜やパプリカが甘いです。

 休日前日の午後の「はちはち」です。もうパンがあまり残っていませんでした。

 棚は空っぽでした。

 床几にもパンが並ぶそうです。

 西陣にあった人気の「はちはちインフィニティカフェ」を閉店して、2年前に下鴨に移ってきたそうです。

 路地の古民家の格子戸をくぐった玄関先が店舗になり、奥が製パンスペースになっています。
 ここは、わたしの中学時代の通学路の近くでした。この突き当りにも、1本南の筋にも友だちの家がありました。当時と同じ風情を残しています。

 店の前は、いまどき珍しい舗装なしの土の道です。

 自家製酵母のパンの店 はちはち
 075-706-7886
 京都市左京区下鴨膳部町8-12

京都・一乗寺 「うどん わだ」のカレー肉きつねうどん

 京都・一乗寺といえば、ラーメン激戦区です。数十メートルごとにラーメン店に出くわします。そこで、あえてうどんです。
 昔の友人が食べているのをFBで見ました。懐かしい味なんです。
 ちょっと暑さが和らいだとはいえ、湯気が上がる「カレー肉きつねうどん」(820円)です。「小ご飯」も忘れていません。
 紙エプロンをして、フーフーと汁をすすります。汗が噴き出したのは、熱さのせいです。辛さは優しいです。味がついていない揚げが出汁を吸って、化けてます。

 うどんは太いほうを頼みました。京都のうどんらしく柔らかです。これがカレーにはあいます。

 カレーうどんだけでなく、メニューはいろいろあります。

 「下鴨しみず 秘伝の味」と暖簾に染められています。下鴨・北園町の実家のすぐ近くにありました。老夫婦がやっていた、普通の町のうどん屋さんでした。
 その味を引き継いで、元田中で開店。一乗寺に移転してきてます。

 今はなき「しみず」と、以前の「わだ

 うどんわだ
 075-702-3763
 京都市左京区一乗寺西杉ノ宮町15-2

宇治 「手もみうどん うえだ」の木の葉丼ミニうどん付

 宇治・興聖寺での盂蘭盆会の法要は、思いのほかスムーズに終わりました。
 それでは昼飯です。ネットで「近くのうどん屋」で検索してやって来た「手もみうどん うえだ」です。
 名前の通りうどんが自慢の店ですが、うどんがおいしい店は、丼もいけます。というわけで「木の葉丼ミニうどん付」(810円)です。
 関西には、カツ丼だけでなく、木の葉丼やら衣笠丼やら、シンプルな丼がいろいろあります。かまぼこやシイタケを木の葉のように散らしたのが木の葉丼です。期待にたがわぬ味でした。おまけに、ご飯もたっぷりです。 

 うどんは「冷や」です。パリッとした天かすなんかがトッピングされていて、適度の腰のある麺がうまいです。

 奥さまが頼んだ「素揚げ野菜入り ぶっかけうどん」には、ふっくらと膨らんだモチが2個も載っていました。それが全部、回ってきました。おいしかったけど、満腹です。

 住宅街の角にありました。人気店のようです。「売り切れ次第終了」の張り紙がありました。

 手もみうどん うえだ
 0744-23-4909
 宇治市宇治蛇塚76-3

宇治・京大宇治おうばくプラザ 「きはだ」の大人様ランチ

 連日の墓掃除でした。きょうは宇治にある父の墓をきれいにしました。といっても、ちょっと動くだけでしたたり落ちる汗に負けて、墓に水をかけ、雑草を拾い集めて除草剤を撒いたりしただけで早々に退散しました。
 昼飯は、京都大学宇治キャンパスの宇治おうばくプラザにあるカフェレストラン「きはだ」に行きました。昔の安さとボリュームだけがとりえの学食しか知らない身には、これが最近話題になっている学生食堂かと驚きでした。
 お子様ではなくて、「大人様ランチ」(1296円)は、レストラン自慢の一品、海老フライ、ミニハンバーグ、白身魚フライ、クリームコロッケに温野菜という豪華版です。

 レタスに鶏肉も入っていて、これだけでメーンになりそうです。パンとスープにしました。

 サラダはサラダバーから取り放題です。

 奥さまが頼んだ「クリームコロッケ」です。「舌をやけどしそう」というほど熱々だったそうです。

 コーヒーでひと段落しました。

 これだけのボリュームがあれば、学生さんの胃袋も満足させられるでしょう。おまけに価格はちょっと上等な学食レベルです。

 夏休みの日曜日、しかも午後1時を回っていたので、がらーんとしてました。よく冷房が効いていました。

 窓の外はカンカン照りでした。正面に、墓参りの折にはいつも立ち寄るパンの「たま木亭」があります。どんどんと客がやって来るのが見えました。

 きはだ
 0774-31-7111
 宇治市五ケ庄 京都大学宇治おうばくプラザ

京都・東舞鶴 「卑弥呼」の地魚お造り定食

 お盆を前に、奥さまの実家の墓掃除に行きました。きょうの舞鶴は最高気温が31度と、暑さはひと段落でした。それでも草抜きをしていると、汗がしたたり落ちました。
 昼飯は、「魚が食べたい」とネットで調べた初めての「卑弥呼」でした。
 大きな店で、メニューもあれこれとあります。ちょっと大衆居酒屋風ではありましたが、茶碗蒸しも熱々で、しっかりとした調理をしてました。


 
 「地魚お造り定食」(1580円)は、新鮮な造りの5種盛りです。漁港に近いと、こんなにうまい魚が、当たり前にいただけることを実感しました。 

 ご飯は、大、中、小から中を頼みました。昆布の佃煮で締めくくりました。

 向こうが東舞鶴の港です。

 卑弥呼 舞鶴
 050-5593-4301
 舞鶴市浜166

京都・四条烏丸 「めん坊」とフジコ・ヘミング

 あまりの暑さから逃げたくて、珍しく映画に行きました。その前の昼飯です。
 京都・四条烏丸の東北角にある三井ビル地下の「めん坊」です。「涼味定食」(800円)は、冷たいぶっかけに好物のいなりずしのセットです。
 腰はほどほどの讃岐うどんに、京風の爽やかに出汁をかけていただきます。

 いなりは、わが家でも1昨夜に登場したばかりでした。

 ショーウインドには、「I have english,korean,chinese menu」という表記もありました。観光客が多い京都らしいです。

 めん坊 四条店 
 075-211-8867
 京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町8

 昼食前に、COCON烏丸の3階にある「京都シネマ」に直行して入場券を購入、整理番号をゲットしました。

 映画は「フジコ・ヘミングの時間」。苦難を乗り越えて60代で世界に見いだされた奇跡のピアニストのフジコ・ヘミングをパリ、ベルリン、東京、京都・・・と追ったドキュメンタリーでした。
 初っ端からフジコを一躍、有名にしたリストの「ラ・カンパネラ」が響き渡りました。数奇な人生を乗り越えて80歳台の今も、年間60回ものステージに立つダイナミックな演奏、それにお気に入りのアンティークや猫と暮らす情景などが綴られていました。

 家に帰って探すと、「奇蹟のカンパネラ」と「永遠への響き」の2枚のCDが見つかりました。
 久しぶりに聞いたCDのラ・カンパネラは、映画の終盤に5分に及んだ昨年暮れの東京オペラシティでのソロコンサートと比べると、随分とおとなしく優等生の演奏でした。20年ほどたっても衰えることはなく、さらに高みを目指してきたフジコの魂の響き、それにライフスタイルをうかがい知ることができました。

京都・向日 「歓歓」の日替わり皿うどん

 愛車「C4」の車検を受けるため、京都のディーラーへ行きました。帰りは代車の「プジョー307」です。
 国道171を戻る途中の「歓歓」で昼飯にしました。「ほぁんほぁん」と読み、大きなパンダの看板があります。
 中華ですが、名物は「京風皿うどん」です。「日替わりランチ」の多くのヴァリエーションから、これをセットにした「日替わり皿うどん」(1350円)にしました。
 和風スープの皿うどんに、花かつおがドバーッツと振りかけられています。生麩が泳いでいるのもそれらしいです。

 梅干しが隠れていました。酸っぱさはほどほどで、口直しにしゃぶってしまいました。

 メーンの日替わりセットは、中華風チキン南蛮に鱧の天ぷら、シシャモのフライです。これとご飯にスープをつければ立派な「日替わりライス」です。

 大きな鶏肉です。
 ご飯はさすがに半分ほど残しました。

 歓歓(ほぁんほぁん)
 075-933-9144
 向日市鶏冠井町西金村4-6