神戸・元町 順徳の古老肉やネギソバセット

 それにしても懐かしすぎます。古老肉(酢豚)に、なんとなんとパイナップルが入っていました。
 神戸・元町の広東料理「順徳」です。4年ほども前にここで食べています。リーズナブルでおいしかった記憶がありました。
 久しぶりに食べた満足の酢豚でした。
 酢豚にパイナップルは上海で始まったオーソドックスな組み合わせでした。お子ちゃま向けなんかではなくて、王道の味だったわけです。 

 看板のネギソバです。細めんに透きとおる黄金スープはさらりとしていますが、うま味は深いです。

 ヤキメシは、ちょっと甘い味付けです。

 この2品が「お昼のサービスセット」になっています。これを食べている客が多いようでした。サラリーマン・ランチとしては上出来です。

 わたしは、幸せなことに昼からビールです。

 炒年糕(青菜とモチの炒め)も頼んでました。どの料理も醤油控えめの薄味ですが、素材の味がよく出ています。

 少食の夫婦です。ひと皿、多かったかなと思いましたが、きれいに平らげました。

 順徳
 078-331-5320
 神戸市中央区北長狭通3-4-7

茨木・泉原 「カフェとまり木」の前菜9種セットメニュー おまけつき

 茨木の山間部までドライブしました。新緑が美しいかったです。
 ネットではランチを食べるのに適当なカフェがヒットしませんでした。「いつものそば屋にでも」と走っていると、そのちょっと手前に「カフェとまり木」はありました。飛び込みました。
 ランチのセットメニュー「Pranzo A」(1650円)は、前菜9種盛りとパスタかピザのセレクトでした。2人で両方を頼んでシェアしました。
 9つの升目に、カラーバランスも素敵に9つの小皿が並んでいました。ウェイター嬢がそれぞれを説明してくれましたが、頭の中を通り過ぎました。

 もなかの皮にビーンズ・カレーを盛りました。辛さほどほどです。
 どれもひと口で、いろんな味を楽しみました。見た目ほどのボリュームはありませんでした。

 「5月のパスタ」は、アサリに生のり、トマトなどの野菜がのっています。魚介出汁がたっぷりです。

 ニンイクやオリーブオイルは控えめで、和風のさっぱりとしたパスタでした。これまマネをしてみたい味でした。

 「マルゲリータ」のベースは、軽くてもっちりとしていました。

 新鮮なトマトソースが口の中にあふれました。

 ケーキなどのデザートもありましたが、これで十分でした。価格設定もリーズナブルで、またやって来たい店のリスト入りです。

 向こうのサイドテーブルに、おもちゃ(?)がいっぱい飾られていました。

 オーナーが手に取って説明を始めました。おまけの画像です。

 かわいいバーテンダーが、電池で始動します。

 シェーカーを振り、グラスに口をつけると、顔が赤く染まります。
 昔のおもちゃをオーナーが修理したのだそうです。

 この熊はコーヒーを注ぎます。

 熱い蒸気が沸き上がるのまで再現されています。

 ピヨピヨと小鳥がさえずります。
 こちらはゼンマイ仕掛けです。

 コレクションの古いカメラもいっぱい並んでいました。

 ホンダの初代モンキーも並んでいます。

 圧巻はダイハツのオート三輪、ミゼットです。今も現役で、車検を通っています。
 鼻眼鏡の大村崑ちゃんが窓から顔を出して、ニコリと笑いかけてきそうです。

 カフェとまり木
 072-697-8089
 茨木市泉原1212

みのお記念の森に咲く 一輪だけのベニバナヤマシャクヤク

 ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)が咲いているとの情報で、みのお記念の森に出かけました。鉢伏山など4つのピークを巡りました。
 お目あてのベニヤマシャクは、開ききった1輪だけがわたしを待っていてくれてました。
 真っ白なヤマシャクヤクに対して、こちらは花弁がピンクです。ちょっと小ぶりで、開花時期も遅いです。白いベニヤマシャク(形容矛盾!!)は、京都・雲ケ畑で見たことがあります。ピンクに出会えてよかったです。

 短命の花として知られ、花の命は3~4日ほどだそうです。

 スラリと伸びた茎の先に咲きます。

 他に咲いていないかと探していると、ピンクの花弁を見つけました。散ったばかりのようです。

 茎の先は花弁が散り、雌しべが膨らんでいました。

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ポンポン山 一斉に咲いた九輪草を愛でる

 ポンポン山に登りました。お目当ては、西山巡礼古道上の窪地にあるクリンソウ(九輪草)の群生地です。
 見事に咲いていました。まだ咲き初めで、九輪の一番上だけというのが多いです。
 細くて長い茎の先で、ピンクの花を可憐に開けていました。

 花の数が多くて美しかった本日のミス・クリンソウです。

 こちらは2輪になりつつあります。

 イトトンボでしょうか。翅を休めていました。

 スギの植林地の水が流れ込む湿地です。

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京都・向日 神崎屋で「高菜弁当」をテーク・アウェー

 タケノコ(筍)がおいしいシーズンです。地元・水無瀬の商店にも、地どりのタケノコが並んでいます。若竹煮にしていただきました。
 知り合いに送ろうと「神崎屋」に行きました。乙訓産筍の有名店です。
 併設スーパーにでき立ての「高菜弁当」(411円)が並んでいました。テーク・アウェーしてわが家でいただきました。
 サケ(鮭)はパリッと焼けてます。塩味もそこそこでおいしいです。 

 総菜はどれも薄味ですが、上手に作られていました。コンビニ弁当よりは数段上をいってます。

 併設のスーパーは、魚や野菜から焼きたてのオリジナル食パンまでバラエティー豊かでした。

 朝から採ったばかりのタケノコがズラリと並んでいます。

 「花山椒」がありました。見つけたらゲットしようと思っていました。でもちょっと高すぎて、手が出ませんでした。

 ワラビも並んでいました。ふと「長岡京ワラビ採り殺人事件」はこのシーズンだったのだと思いだしまいた。45年も前の話です。事件を所轄した向日町警察署がすぐ近くでした。
 その後に起きた「三和銀行オンライン詐欺事件」の女性行員の家もすぐ裏にあり、何度も取材でやってきました。
 新聞記者として走り回っていたころの思い出ばかりが蘇りました。

 神崎屋 
 075-932-1137
 向日市寺戸町東ノ段4

大阪・島本 「かぎ卯」のセットメニュー‼

 城南宮で枝垂れ梅を見て、地元・島本まで帰ってきました。いい時間になったので、「かぎ卯」に立ち寄りました。
 「セットメニュー!!」から親子丼ときつねうどんをセレクトです。
 いつ食べても安心のお味です。きっちりと取られた出汁がうまいから、うどんも丼もおいしいです。

 奥さまは「鶏つくね みぞれあんかけうどん」でした。トロリとしたあんにおろし大根が入っていたそうです。冬が戻った寒い日にぴったりのようでした。

 行列ができるほどではありませんでしたが、にぎわってました。

 カウンターに立派なひな人形が飾られてました。待ち時間に眺めていると、わが家との違いが見つかりました。
 男雛(おびな)・女雛(めびな)の並びが逆です。わが家は京風で左上位。向かって右が男雛です。右大臣より左大臣が偉いのです。
 男雛が帯刀しています。わが家のはもってません。武士と皇族の違いでしょうか。
 女雛は檜扇を開けています。わが家は閉じています。
 

 かぎ卯
 075-962-0700
 大阪府三島郡島本町山崎3-4-1

島本 山崎ウラロジ食堂のサービス定食

 12月とは思えない暖かな日が続きます。ダウンコートなしで散歩しました。
 西国街道を東に歩き、山崎のあたりです。山崎ウラロジ食堂の前の民家がなくなり、裏路地感が消失してます。それはともかく、昼飯は「本日のウラロジサービス定食」(1000円)です。
 チーズハンバーグ、コロッケ、豚と春雨炒めがワンプレートになっています。ハンバーグはチーズがトロリとしたソースをかぶっています。
 ご飯は大、中、小と選べて中ですが、食べ応えがありました。

 飲み物もセットで、ホットコーヒーです。

 窓の上をJR京都線が走っています。貨物列車が来ると、ゴトリと揺れます。その向こうはサントリー山崎蒸溜所です。

 地元・島本町のキャラクター、みづまろくんにちなむ物価高対策商品券で支払いました。

 通路の両方にあった民家がなくなりました。すっきりとしています。
 「家が建ったら、また路地裏になりますよ」と店のおっちゃんは話してました。

 山崎ウラロジ食堂
 075-961-1177
 大阪府三島郡島本町山崎3-5-7

 サントリー山崎蒸溜所につながる踏切です。「撮り鉄」に人気のサントリーカーブの近くで、通過する「特急はるか」を撮影しました。

天王山ハイクとサントリー山崎の試飲

 「予約、取れたよ!」と山友からのお誘いでした。
 サントリー山崎蒸溜所の見学ツアーは、抽選となる人気です。それを5人分、確保してくれました。
 工場を見学してウイスキーの製造工程を学んだあと、待ちわびた試飲タイムです。芳醇な「山崎」がまろやかに喉を転がりました。
 

 好天に恵まれて、小倉山、十方山、サントリー山と3座を気持ちよく巡りました。

 スタートとなった阪急・西山天王山の駅前にある「西山こっぺ堂」で、思い思いのコッペパンを買ってきました。簡単スープもつくり、昼飯をおいしくいただきました。

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久しぶりの天王山 ニンジンとニンジン葉のチキンラーメン

 熊野古道で痛めた左ひざも回復したようなので、天王山に登りました。といっても天王山の頂上には行かず、小倉山、十方山、サントリー山と周りの3座を巡りました。
 小倉山には、初めて見る鳥の餌カゴがぶら下げられていました。どんな鳥がやって来るのでしょうか。
 わたしの餌は、麓の椎尾神社でつくったチキンラーメンです。ニンジンとニンジン葉を刻んできました。玉子もいれた特性ラーメンは格別でした。

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西宮北口 「洋食 むーしゃ むーしゃ」の100年ハンバーグ&エビフライ

 阪急・西宮北口で用件を済ませて昼飯でした。ここと決めていました。「洋食 むーしゃ むーしゃ」です。
 「100年ハンバーグ&エビフライ」(1380円)は、看板のハンバーグとの2品セットです。
 どこか懐かし味の気取らないハンバーグです。デミグラソースの優しいです。
 しっかりとしたトマト味のスパゲティとサラダも山と盛られています。

 大きなエビがパリッと揚がっています。

 よく冷えたハイネケンでひと息つき、皿の登場を待ちました。

 一番人気は、3品セットです。
 カウンターの両隣のお嬢さんも、3品でした。

 わたしの胃袋は、2品で十分です。裏面は3品で、いろんな組み合わせができます。

 11時半ごろに行きました。ウェイティング・リストに名前を書いて、むかえの児童公園で待ちました。すぐに回ってきました。

 阪急・西宮北口から3分ほどの住宅街です。
 この店は、開店からそれほどたっていません。でも伝統を引き継いだ4代目・オーナーシェフの味ということで、百年食堂です。
 皿の大きさと、店の古さは比例(反比例?)するーという仮説です。最近のこじゃれた店のカフェ飯って、皿が大きいですよね。

 洋食 むーしゃ むーしゃ
 0798-31-1788
 西宮市高松町16-22