自分でつくる 九条ねぎとお揚げの「そばぱすた」

 亀岡の山中にある「犬甘野風土館 季楽(きら)」で買った「そばぱすた」で独り、昼飯にしました。
 ソースは、九条ねぎを刻み、細切りで冷凍されていたお揚げとシラスで和風に仕上げました。
 ショートパスタ風なのか、長さ5センチほどのそばです。お味はまごうことなくそばでした。 

 タバスコに代わって生七味をトッピングしました。

 1袋150グラムありました。2人分にしてはちょっと少ない気もします。全部、茹でてしまいました。残らずペロリでした。
 添付のめんつゆも、濃縮ですが薄めずにそのまま使いました。

 九条ねぎは1本を刻みました。多すぎたかなと思いましたが、ごま油で炒めたらしんなりとしました。

 亀岡 「犬甘野風土館 季楽」の手打ざるそば

六甲山 シェールミエールのチーズボロネーゼ

 飽きもせずにきょうもパスタとなりました。でもシチュエーションがちょっと違いました。
 週明けは台風接近の予報が外れて、まだまだ先に。からりと晴れ上がったので、どこか涼しいところへと、車で六甲山に登りました。
 穂高湖のほとりに生まれたばかりの絶景カフェ「シェールミエール」でランチしました。
 あまりセレクトの余地はなく、無難に「チーズボロネーゼ」(1628円)です。自慢の生パスタがもちもちでした。

 セットのコンソメスープ、アイスコーヒー(プラス150円)とともにいただきました。

 奥さまは「キッズカレー」です。量が少ないだけで、スパイシーなおとなのお味でした。

 三角屋根に青空が広がる気持ちのよい空間です。

 窓枠の額縁に収まっシェール槍です。標高643mの小さな鋭鋒です。
 大正初期に神戸居留地のドイツ人、H・シェールが好んで登ったことからそう名付けられたそうです。

 店内をのぞき込みました。

 はるかにそびえるシェール槍です。手前は穂高湖です。
 堰堤でせき止められた人工湖は、北アルプス・上高地の大正池に雰囲気が似ていることからの命名です。槍とセットです。

 こちらが湖畔のシェールミエールです。
 「シェール槍が見え~る」ということでしょう。

 シェール槍への登攀路を歩いてみました。

 ペットボトルの水すら準備していない無謀登山はすぐに中断しました。
 戻る途中の湖上では、子どもたちが水遊びを楽しんでいました。

 6年ほど前にここへやってきたことがあります。桟橋の「森のふ頭」や湖面に映る逆さ槍の光景は当時と変わっていませんでした。

 汗だらだらで登った 摩耶山

自分でつくる へしこフレークのパスタ

 きょうも飽きずにパスタです。8月は猛暑の中、どこにも出かけず、ブログネタは食レポばかりです。
 「へしこ」は好物でした。サバやイワシを塩漬けにし、さらに糠漬けにして熟成させた若狭地方の伝統料理です。しかし、血圧が気になる身には禁断の味で、久しく食べてません。
 へしこをフレークにした瓶詰めならばとゲットしました。パスタの味付けに使いました。へしこのうま味がほんのりと広がった、きょうも合格のパスタとなりました。

 お相手は缶ジョッキです。

 パスタは塩を入れずに茹でました。へしこの塩分で十分でした。

 若狭・三方町にある千鳥苑の製品です。

 わたしはこちらで買いまいた。
 若狭・高浜にある「魚と旅するマーケットUMIKARA」です。鍋物や、夏は冷奴にも欠かせない「柑なんば」をゲットするのが目的でした。最後の1個が並んでいました。「朝にはいっぴい並べたのに」と店員は話してました。

 高浜の海沿いにあります。
 お盆に、奥さまの実家の墓参りに舞鶴まで行ったあと、高浜までドライブしました。

自分でつくる ピーマンとトマトの信号色パスタ

 赤、黄、緑(青)の信号色のパスタとなりました。
 冷蔵庫を漁って小ぶりのピーマンとミニトマトをゲット。ベーコン、タマネギ、マイタケも加えました。
 仕上げにだし醤油をふりかけたので、和風味です。上出来の食べ応えでした。

 きょうは朝から雨が降ったりで、ちょっと猛暑も和らいだようです。パスタを茹でる気になりました。

亀岡 「犬甘野風土館 季楽」の手打ざるそば

 亀岡の山中にある犬甘野(いぬかんの)地区は標高が400m近くあり、昼夜の気温差が大きくそばの栽培に適しているそうです。少しは涼しいかなと、犬甘野そばを食べにエアコンを効かせた車でドライブしました。実際には、カンカン照りに焼け付きそうでした。
 「犬甘野風土館 季楽(きら)」で「手打ざるそば(中盛、1200円)をいただきました。
 手作り感満載の二八そばです。手切りしたことがわかる扁平で、短めで、ぼそりとしています。素朴な味わいの気取らないつゆでいただきました。

 好物の「たまごかけご飯(並)」(250円)を追加しました。
 オレンジ色が強く、黄身が丸く盛り上がっています。

 奥さまは「あんかけ卵かけそば」でした。「普通のそば」だったそうです。

 町のそば屋のような気取らないメニューです。

 テーブル3卓にカウンターとさして広くはない店です。次から次に客がやってきて、待ちができていました。

 「そばぱすた」なるものが並んでいました。もちろん、お買い上げです。

 野菜も並んでましたが、こちらは売り切れが多かったです。

 近くにそば畑があり、秋になるとそばの花で白くなるそうです。

 犬甘野風土館 季楽
 0771-27-2300
 亀岡市西別院町犬甘野樋ノ口1-2

自分でつくる 万願寺トウガラシの冷製パスタ

 暑い毎日が続きます。きょうも、どこにも出かけずにパスタです。
 万願寺トウガラシがありました。薄く切って、トマトなどと一緒にソースにして冷蔵庫で冷やしておきました。茹で時間2分の細いカッペリーニを茹でるのは簡単です。
 万願寺トウガラシの生の味が強く残っています。でも好きな味です。

 トマト、黄色いパプリカ、タマネギを切り、塩コショウしてオリーブオイルとワインビネガーで和えました。チューブのニンニクと冷凍パセリもちょっぴり交ぜました。
 オリーブをトッピングしました。

 万願寺トウガラシは、舞鶴の万願寺地区で栽培されてきた京野菜ですが、最近では割と手軽に入手できます。肉厚で辛くないトウガラシです。

 

自分でつくる ナスとピーマンのパスタ

 猛暑が続きます。どこにも出かけず、TVerで深夜まで五輪観戦の毎日です。
 昼飯はパスタ(麺)の連続登板です。摂津峡で食べた素麺から、冷製トマトのカッペリーニ、氷見うどん、昨日はアップしてませんが冷麺でした。で、本日もパスタです。
 ナスとピーマンを炒めて、だし醤油で和風味にしました。削り鰹もふりかけました。

 ナスがトロリとおいしいです。

 ナスは炒める直前にカットしました。

 

自分でつくる トマトつけだれで氷見うどん

 毎日が猛暑です。年寄りは不要の外出をせず、昼飯はきょうも冷たい麺類です。
 氷見うどんを、トマトつけだれでいただきました。富山・氷見にある海津屋製の細麺です。
 手延べと手打ちを組み合わせて作られているそうです。コシのあるモチっとした食感です。

 出汁に漬かったトマトもいくらでも食べられます。

 つけだれは、創味のそうめんつゆにトマトとすり生姜を入れて冷やしておきました。
 薬味は、オクラ、ミョウガに大葉です。

 富山県氷見市の『氷見(ひみ)うどん』は、香川県の『讃岐うどん』、秋田県の『稲庭うどん』と並び、日本三大うどんの一つに挙げられることもある、ご当地グルメです。
 
 氷見うどんをネットを調べていると、こんな微妙な表現がありました。もっとググるとー

 日本三大うどんは、①稲庭うどん(秋田県稲川町)②讃岐うどん(香川県)③五島うどん(長崎県五島列島)④水沢うどん(群馬県渋川市)⑤きしめん(愛知県名古屋市) の中で意見が分かれるようです。

 さらには、日本7大うどんや10大、12大まで。まあ、おいしい麺類がたくさんあるのはうれしい限りです。

自分でつくる 冷製トマトのカッペリーニ

 カッペリーニを使ったトマトの冷製パスタで昼飯にしました。
 太さ0.9mm、茹で時間2分という素麺のような食感のロングパスタです。
 おいしいトマトをたくさんいただきました。昼前にトマトのソースをつくって、冷蔵庫で冷やしておきました。
 塩漬けオリーブを飾り、ベランダのプランターから摘まんできたバジルを添えれば完成でした。

 自家製アンチョビとニンニク、タカノツメがよく効いてます。

 お相手は、赤ワインを炭酸水で割りました。氷も入れたので、冷たくさわやかです。

 タマネギ、ニンニク、アンチョビを刻みました。

 オリーブオイルにニンニクの香りを移し、タマネギを炒めました。アンチョビ、トマトも加えてソースをつくり、冷蔵庫で冷やしておきました。

 ゴーヤにキュウリ、オクラにトウガラシ、そしていろんな色のトマトと、たくさんいただきました。わが家の家計は大助かりです。ありがとうございます。

「本日のおもてなし」と旅の思い出

 義母が暮らすわが家近くの高齢者施設の「夏祭り」でした(21日)。奥さまのピアノ伴奏で友だちのソプラノさんの歌声を楽しんでいただきました。
 打ち上げにわが家に招いて、わたしのサンティアゴ巡礼の思い出が詰まった手料理を食べていただきました。
 大阪の梅雨が明けた暑い1日でした。まずはサングリアで乾いたノドを潤いました。 

 サングリアは、前夜にスペイン産の赤ワインにキウイ、リンゴ、オレンジ、ブルーベリーをシナモン、ハチミツなどと漬け込んで、よく冷やしておきました。
 口当たりの良い、ちょっと甘くて飲みやすい仕上がりでした。あっという間にデキャンターが空になりました。

 サンティアゴ巡礼の1回目は、初めての海外ひとり旅でした。その最初の夕飯で飲んだのがサングリアでした。
 マドリードの繁華街、デル・ソルから路地に入ったバルでした。
 Paso a paso マドリード 「Cafe de Levante」 サングリアで乾杯

 ちょっと遊んで「本日のおもてなし」とメニューまでつくりました。
 前菜の「冷製トマト」です。ミニトマトを湯むきして、オリーブオイルとビネガー、ハチミツ、コショウに漬けておきました。

 「プルポ・ア・フェイラ」です。スペイン・ガリシア州の名物料理です。
 茹でタコを買ってきて一度は冷凍。熱湯で10分ほど茹で、そのまま冷しました。
 ハサミで切って、オリーブオイル、パプリカを振りかけています。皿もそれらしく木製です。

 タコブツのようなシコシコ感が残っています。ホンモノはもう少しグニャリとしていたはずです。

 プルポといえば、ココです。
 サンティアゴ巡礼・フランス人の道の終盤に通過したメリデです。これを楽しみに歩いてました。
 これがホンモノ・プルポ

 お次は「ピメントス・デ・万願寺」です。ところが撮影を忘れていました。ひとりで料理し、食べて、話してと忙しかったです。
 ピメントス・デ・パドロン(パドロン地方のトウガラシ)がホントですが、そんなトウガラシは手に入らないので、万願寺で代用しまいた。
 ホンモノは、サンティアゴ大聖堂の近くのバルでつまみました。
 わが愛しの A Taberna do Bispo

 大小2つのスキレットを使って料理は続きます。
 「ブロッコリー アンチョビ炒め」です。簡単料理ながら、味は保証できます。
 茹でたブロッコリーを、オリーブオイルでニンニクと炒めただけです。手製のアンチョビの塩味が決め手です。

 わたしが調理しているところを撮影されてました。

 「バカリャウ・ア・ブラース」ができ上がりました。
 バカリャウ(干し鱈)は手に入らないので、生タラで代用です。午前中にジャガイモを薄切りして揚げ、ポテトチップスにしておきました。薄切りタマネギをニンニクと炒め、ほぐした生タラ、ポテトチップス、溶き卵を順に加えただけです。
 オリーブの塩味がいい塩梅でした。

 昨年の巡礼の最後に訪れたリスボンのテラスです。バカリャウと書かれたメニューを指さして、出てきたのがこの料理でした。スペインではトルティーヤを食べていますが、それのバカリャウ入り柔らか版といったところでしょうか。家庭料理のようです。
 念願叶ったバカリャウ・ア・ブラース

 バケットに、フランス土産でいただいた「オマール海老のパテ」をつけていただきました。

 最後は「冷製パスタ」でした。
 カッペリーニという太さ0.9mmの細いパスタを使いました。あらかじめ冷やしておいたトマトソースを載せて、バジルを飾っただけです。
 そのカッペリーニは、近くのスーパーなどには売ってませんでした。阪急・高槻店でやっと見つけました。

 満足していただいたコースでした。
 この後、デザートにフルーツゼリーをいただきましたが、もう撮影のことはすっかり忘れていました。