お遍路3日目(26日)も良い天気の予感です。
雲辺寺の南麓にある「民宿・岡田」では、早くから寝ていたので午前5時には目が覚めてしまいました。窓を開けると、白みかけた東の空から美しい飛行機雲が伸びてました。
遍路ころがしの山道をたどって讃岐路に入りました。
月: 2013年5月
「のぞみ」で食べる 京都・祇園「なかがわ」のおべんとう
ちょっと遅めの東京行き新幹線「のぞみ」に乗りました。JR京都駅で弁当を買っていて、さっそくいただき、NEXUS7で速攻でアップです。
「たけのこごはんと 京のおばんさい」(1,000円)です。大きなたけのこが載ってます。
ちょっと薄味ですが、どれも口に優しいです。
それにしてもおじさん好みですね。実際におじさんですが。
京都・祇園のメーカーのようです。知りませんでした。
なかがわ 祇園店
京都市東山区大和大路四条下ル一筋目東入ル
075)531-4450
四国88 伊予路最後の関所寺、三角寺
お遍路2日目(25日)は、伊予三島から66番札所・三角寺を目指しました。
73段の石段を登りつめると、目の前の山門に釣鐘がぶら下がっていました。到着を知らせるように「ゴーン」とひと突きしてお参りしました。
四国88 石鎚を横目に麦秋の伊予路
お遍路初日(24日)は、60番・横峰寺から64番・前神寺まで打ちました。
五月晴れというより、初夏の太陽がカッカと照り付ける1日でした。いつも右手に石鎚山を意識して歩を進めました。
この日、最後に線香を灯し、般若心経を詠んだ前神寺の大師堂の上にも、真っ青な空が広がっていました。
大阪・梅田 「camp」の一日分の野菜カレー
JR大阪駅の西口から某ホテル行きのシャトルバスに乗りました。その前に昼飯です。エキマルシェを一巡して、「野菜を食べるカレーcampエキマルシェ大阪店」にしました。正午前だったので、まだ行列はできてませんでした。
東京・代々木本店などで一番人気だという「一日分の野菜カレー」(990円)です。トマト、イエロートマト、ナス、タマネギ、ピーマン、ジャガイモ、カボチャ、小松菜、キャベツ、ハクサイ・・・と、厚労省が推奨する一日の野菜摂取量350グラム以上の野菜が盛りだくさんです。ミンチ肉もわずかに入っているようです。
カレー風味の野菜炒めといった趣です。分厚いフライパンのご飯に野菜をぶっかけて、十分加熱してあります。
熱い。端の方から一口ずつ食べ進みます。かきこむなんてことはできません。食べ方はまるで石焼きビビンバです。
やがて体中からどっと汗が。これは、寒い時期に食べるメニューです。と思いますが、みんな食べてます。
店名通りに、キャンプがコンセプトのようです。壁にザックがたくさんぶら下がっていたのも、飾りでした。テーブルの上には飯盒が。水は水筒からマグカップに注ぎます。
野菜を食べるカレーcampエキマルシェ大阪店
大阪市北区梅田3-1-1 JR大阪駅構内
06-6940-7155
愛媛・伊予三島 「IZAKAYAここ屋」のカマンベールガーリックピザ
伊予三島駅前のビジネスホテルに泊まりました。フロントで「どこか食事できるところありますか?」で教えられたのは、居酒屋と焼き鳥屋。ホテル筋向かえの居酒屋は後回しにして、焼き鳥屋に行くと常連で満席。他にはとあたりをうろうろしましたが、開いている店はありません。
アーケードがついた通りもありますが、だれも歩いておらず、見事にシャッターが閉まっています。最近の地方都市って、こんなとことが多いですね。
究極の選択で入った「「IZAKAYAここ屋」です。他に客はおらず、薄暗い部屋に通されました。
当然ながら意気は上がらず、腹を満たしておこうと締めに頼んだのが「カマンベールガーリックピザ」(550円)。いずれ冷凍物でも温めてくるんだろうと思っていると、パリッとした薄い皮にニンニク味がすばらしいホンマものでした。
ピザにあわせて「角ハイボール」です。
壁一面にメニューの短冊です。「お勧めはどれ?」と聞くと、この小さな黒板を渡されました。
黒板にあった「セセリ野菜炒め」も食べてました。あとは冷奴も。
本当は、地元の魚でも食べられる店がよかったのですが。
この写真を見て思い出しました。「薩摩茶屋」の文字。そういえば後ろには「三岳」もありました。飲み物くらい屋久島路線の選択もあったかな。
突き当りが伊予三島駅です。見事に開いている店はありません。
これで四国中央市のさら三島中央と念を押した中心地です。
IZAKYAここ屋
愛媛県四国中央市三島中央4-9-27
0896-24-447
四国88 民宿・岡田の1泊2食6000円
お遍路でお世話になるのが遍路宿です。雲辺寺の上り口にある「民宿・岡田」はそんななかでも、人気の民宿です。一緒に区切り遍路を始めて、3月にここに泊まったS君からも「ぜひ泊まるように」と勧められていました。
この日のチェックインはまだ12時半。早く着きすぎましたが、気持ちよく部屋に通されました。一番乗りだったので、部屋の2方向に窓がある角部屋でした。心地よく風に吹かれて昼寝を楽しみました。
夕食は、刺身と煮魚、ハンバーグ。S君のブログに載っているのとほとんど同じです。
連泊する人はいないので、問題ありません。
名物ご主人の岡田さんは御年84歳。お元気そのもので、食事中の客に雲辺寺へのルートを詳しく解説してくださる。お遍路にまつわる話題はつきません。これが最大のおもてなしです。
朝食は質素ですが、これだけあれば十分。ご飯のお代わりをして元気を蓄えました。
さらに「お接待」ということで、昼飯用のおにぎりまでいただきました。「1泊3食6000円、洗剤つき」と訂正します。
洗剤付きというのは、遍路宿に到着すると汗で汚れたウエアを洗濯機を借りて洗濯します。洗剤は別個支払うのが当たり前ですが、岡田は「タダ」でした。
ご主人の笑顔に見送られて雲辺寺への道を歩み始めます。
民宿・岡田
徳島県三好市池田町佐野牛頭586
0883-74-1001
徳島・三好 「水車」の鰹たたき定食 (再)
お遍路2日目の25日は、伊予路最後の札所・三角寺を打った後、国道192号を東に向けて歩きました。徳島県との県境の境目トンネルを抜けて、もうすぐその夜を予約している民宿についてしまうという寸前に「お食事処 水車」はありました。
体は、すでに完全干上がってます。ビール目当てに飛び込みました。
「ライブ」でiPhoneからアップしてますが、再掲載です。
こんな山の中だからとあまり期待しないで頼んだ「鰹たたき定食」(1200円)は、予想外の豪華版でした。
冷奴にこんにゃく、酢の物とどれもいい味です。
当然のごとく、生ビールも注文しました。しばらくしてすまなさそうに「生ビールのサーバーの調子が悪くて。ビンでもよろしいですか」。
冷たければOKです。おつまみにベビーラーメンがついてきました。
水車
徳島県三好市池田町佐野大坪1334-2
0883-74-1301
大阪・難波 「八百屋の飯屋 びわとも」の八百屋の野菜炒め定食
なんばでゆっくりと昼飯の時間ができたので、久しぶりに「八百屋の飯屋 びわとも」にしました。これまでと何も変わらず、「八百屋の野菜炒め定食」(840円)は、初めて食べた時から同じ価格です。「玉子かけごはん」(プラス60円)にしてもらいました。
キャベツ、ピーマン、ニンジン、ネギ、タマネギ、モヤシ、ニラ、アスパラガス、それにシイタケ、玉子。そんなところでしょうか。肉は入ってません。でも野菜の素晴らしいハーモニーです。
小鉢は、キュウリの酢の物と切り干し大根です。
温かいご飯に玉子。これは子どもの時からの好物です。
これまでの「びわとも」
びわとも
06-6641-6123
大阪市中央区難波3-1-29
四国88 石鎚山の中腹、横峰寺からリ・スタート
区切りお遍路をリ・スタートさせました。昨年10月以来です。
出発は、石鎚山の中腹にある深山の霊場、60番横峰寺です。
前回最後の59番・国分寺からは28.5キロもあります。この間は、「省略」させていただきました。