京都・岡崎 一番星の「中華そば 並 玉子入」と疏水の桜

 一気に桜、開きました。
 京都・鹿ケ谷の哲学の道から歩きました。岡崎までやってきて昔からある中華そばの「一番星」です。
 メニューはシンプルです。「中華そば 並 玉子入」(800円)です。喉を潤したかったのですが、そんな瓶はなく、水でガマンです。
 茶色く濁ったスープです。味もシンプルです。豚骨でしょう。細い麺ともやしが、うまく絡ん箸にひっかります。
 トッピングにスライスしたゆで卵というのは、初めてです。

 テイガクは、見たこともない漢字で「棣鄂(テイガク)」です。麺屋棣鄂は京都・上鳥羽にある製麺所で、全国300のラーメン店で使われています。麺が汁とよく絡むのだそうです。

 一番星
 075-751-9692
 京都市左京区岡崎北御所町28-4

 椿を鑑賞した霊鑑寺から疏水端の哲学の道に下ってきました。
 一気に開いたようです。

 すでに満開のこちらは、ソメイヨシノより一足早く咲く品種のようです。

 枝垂れ桜が満開です。

京都・鹿ケ谷 霊鑑寺の「落ち椿」

 京都・鹿ケ谷(ししがたに)の霊鑑寺の庭を初めて拝観しました。いつもは非公開の尼門跡寺院です。「椿の寺」として知られます。
 「谷の御所」とも呼ばれ、広い庭内には100種以上の椿が植えられています。
 今を盛りと咲いていますが、早くも苔むした庭に鮮やかな花弁がこぼれていました。

 花弁が別れずに、一輪がそのままポトリと枯れ落ちます。

 苔の上に咲いているようです。

 「こぼれ椿」と表現したかったのです。
 ところが、「桜散る 梅はこぼれる 椿落つ 牡丹崩れる」というそうです。

 木漏れ日の緑とピンクのコントラストが鮮やかです。

 灯篭にも一輪。

 手水鉢にも。

 瑞々しく咲いています。

 京都一周トレイルが前を通っていて、何度も歩いたことがありました。

 霊鑑寺
 075-203-2940
 京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町12

 春の特別拝観は4月10日まで