京都・宇治田原 リンデンバウムの「シェフのおすすめランチ」

 風鈴のお寺・正寿院から車で15分ほど走った、これまた山里にある「宇治田原の隠れ家レストラン リンデンバウム」です。「シェフのおすすめランチ」(1700円)をいただきました。
 京都国際会館のレストランなどで腕を磨かれたシェフの3品は、ハンバーグに肉、魚です。
 カツレツはわざとでしょうが黒くなるほど揚げてあります。ハンバーグも、チーズが入っているのかギュッと濃厚なお味です。
 魚はタイだったのでしょうか。後で聞こうと思っているうちに、忘れていました。

 コーンスープは、アサツキがアクセントなっていました。

 天然酵母のパンは、もっちりとしています。

 冷たいコーヒーでひと息つきました。

 デザートのアイスクリームが、あまいケーキにぴったりでした。

 古民家を改築しています。昔の2間にゆったりとテーブルが4つです。
 3卓が女性ばかり3人組でうまっていました。ということで、男女比は10:1の劣勢でした。

 古時計は時を刻んで、いません。

 ネットで調べて行ってみると、こんなに辺鄙な(失礼!)ロケーションにもかかわらずに、予想外の満席。「半時間待ってもらえれば」といことで、近くをブラブラしました。

 リンデンバウム
 0774-88-2647
 京都府綴喜郡宇治田原町湯屋谷西谷1

京都・宇治田原 正寿院の風鈴まつり

 「風鈴のお寺」として知られるようになった山里のお寺です。平日だというのに、SNS映えを狙ってカメラやスマホを構える参拝者でにぎわっていました。わたしもその一人としてズームと望遠のカメラ2台で、大忙しでした。
 「風鈴まつり」は、6月から9月中旬まで行われています。境内には2000を超える風鈴が風に揺れ、「チリン、チリン」と軽やかな音色を響かせています。ここだけは暑さを忘れた涼しい風が吹き抜けていました。 

 風鈴の音色をお聞きください。

 花手水にも風鈴が添えられています。

 手水鉢の足元にも。

 新しい客殿には、「猪目窓」という、ハートに見える窓もあります。菩提樹の葉を模しています。

 江戸時代に描かれた天井画の復興として、いろんな花や京都の景色などを描いた160枚の天井画がはめ込まれています。

約800年前に創建されたという高野山真言宗のお寺です。拝観できませんでしたが、鎌倉時代の仏師、快慶作の不動明王坐像(国指定重文)などもあります。

 正寿院
 0744-88-3601
 京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上49