サーディンに初挑戦

 巡礼初日は、足慣らしで10キロほど歩きました。ドウロ川を下って大西洋に突き当たりました。そこから海辺を北上しました。
 マトシンノスというポルト郊外の町について、アルベルゲにチェック・イン。その前に昼飯でした。
  向こうのおばさんが食べていたサーディン(イワシ)がおいしそうでした。で、わたしも。

 もちろん到着ビールです。

 ナイフ・アンド・フォークで食べます。
 身離れは良いです。適度に塩気もあって、日本で食べる焼きいわしとほとんと同じ味です。

 オリーブオイルをかけて、味変です。これもイケます。

 6尾ありました。あと1尾です。

 ああ、完食です! うまかった!!

 お会計はビールと合わせて12.5ユーロと、思ったより安かったです。

 黄色い壁の店です。車道にまではみ出しています。

サーディンに初挑戦

ポルトの夜 やっとひと息

【paso a paso day-01】

 巡礼のスタート地点、ポルトに着きました。遠かったです。
 早速、夕飯は、ドウロ川沿いのレストランです。

まづはポルトガルオクトパスのサラダです。

これは安心の味です。 

ビールはすぐに飲み干して、サンガリアを追加です。<

ミントがいい香りです。

独り、飲んでます。

座ったときは、まだ明るかったです。

ポルトを食べる フランセジーニャとナタ

 ポルト名物のB級グルメ、フランセジーニャを昼飯にいただきました。
 四角いパン2枚に、ハム、肉、ソーセージがはさまっています。周りはチーズで覆われ、目玉焼きが載ってます。そこにトマトソースがかかっています。

 まずはビールを飲んで、到着を待ちました。

 ポテトをつまみながらいただきます。

 ああ、腹いっぱいです。パンは食べきれませでしてた。

 こちらのパンには手をつけてません。

 ドウロ川沿いのカフェです。

 おやつはこちら。
 これもポルト名物のナタ(エッグタルト)です。
 ワインは「白」と頼みました。これかポートワインだったのでしょう。こってりと甘く、濃厚です。

 小ぶりですが、たっぷりと甘い卵クリームが詰まっています。

 テラスでいただきました。

ポルトを食べる フランセジーニャとナタ

ポルト大聖堂でクレデンシャルをいただく

 ポルト大聖堂でクレデンシャル(巡礼証明書)をいただきました。
これでペルグリーノの仲間入りです。

丘にそびえるポルト大聖堂です。

 こぢんまりとしてますが、清らかな聖堂です。

  中庭の壁はアズレージョです。

 バラ窓のような丸い空間から、太陽が射し込みます。

 朝の太陽の具合を計算したかのように、少女にスポットライトが当たります。

 上部にもアズレージョはあります。

 向こうの鐘楼から、カーンと鐘の音が響きました。

 塔に登りました。赤い屋根が連なります。「魔女の宅急便」のキキが飛んできそうです。

ポルト大聖堂でクレデンシャルをいただく

関西空港から出発します

関空からまずはルフトハンザでミュンヘンに飛びます。
夕飯は、関空で食べた神座のラーメンでした。
醤油味とは、しばしのお別れです。
バッグは、百均で買ってきた袋でグルグル巻きにしました。ポルトに無事着いてくれることを願ってます。

テスト・パッキングと I’m Japanese

 【paso a paso 3 day-03】
 3度目のサンティアゴ巡礼の出発はあすに迫りました。準備に抜かりはないかと気がかりです。
 もっていく荷物を並べました。Tシャツの数まで厳選しています。1グラムでも軽くしたいのです。
 旅行用の圧縮袋も導入して、荷物を小分けしてザックに入れてみました。
 今回のザックは、ミレーのサースフェー40+5リットルです。余裕で収まりました。

 ザックをヘルスメーターに載せてみました。重さは7.0Kgでした。
 わたしのきょうの体重は68.0Kgです。担ぐ荷物は、体重の1/10が理想といわれます。これならまずまずでしょう。

 カメラや小物は、黄色いショルダーバッグに収めます。

 ザックにつける日の丸をつくりました。前回の巡礼で使用したフェルトが残っていました。
 裁縫仕事は奥さまにお願いしました。

 I’m Japanese のでき上がりです。

お守りとお守りカネ

 【paso a paso 3 day-04】
 お守りカネを準備しました。前回のサンティアゴ巡礼の踏襲です。
 靴のインソールの下に、折りたたんでビニール袋にパックした100€札(約15000円)を忍ばせました。
 都会では、スリやノックアウト強盗にまで要注意です。もし身ぐるみはがされたときの緊急用のお守りとなります。

 インソールは、オリジナルをはずして、長距離歩行用のものを使っています。

 靴は、米国メーカーのKEENのローカットです。
 すでにかなり履きこんでいて、ソールはすりへりつつあります。

 知人が「安全な旅を」と中山寺のお守りを送ってくださいました。ザックに結び付けていきます。

 別の知人は、「たくさんあるから」と、抗炎鎮痛剤のテープと軟膏を届けてくださいました。足が痛くなったときのお守りで、出番がないことを期待します。

 ありがとうございます。

 巡礼のシンボルはホタテ貝です。現代の巡礼者は、これをザックに結び付けて歩きます。これもお守りです。
 これまで2回の巡礼の記念として、わたしの部屋にもぶら下がっています。3つ目の貝を、3つ目のクレデンシャル(巡礼証明書)とともにみやげにします。

ガイド本 ダブル・ブックスが2つ

 【paso a paso 3 day-06】
 旅のガイド本が2冊づつ重なりました。ダブル・ブッキングではなくてブックスです。
 John Brierleyの「Camino Portugues」です。英・スコットランドで刊行されていて、英語圏のペルグリーノ(巡礼者)には絶大な支持を得ています。右は「フランス人の道」編で、今回はサンティアゴ・デ・コンポステーラから太平洋岸の岬、フィニステーラまでの部分をPDFにして、スマホに取り込みました。
 新型コロナウイルスで挫折した2020年の巡礼の前に買っていました。基本的な地図の部分は変わりません。でも3年が過ぎて、コロナの前と後では、アルベルゲ(巡礼者用簡易宿泊所)の情報などに変化があるはずです。
 今夜はここに泊まろうと歩いた先に、予定したアルベルゲがなかったのではたまりません。やはり最新版が必要と判断しました。
 AMAZONで2450円でした。英国から郵送されてきました。円安の進行のせいか、本日の価格は2781円です。わずか1ヵ月ちょっとで、これだけ違うのです。

 右ページに、1日分の行程の概略図が。左ページには、アルベルゲなどの情報が掲載されています。
 フランス人の道を歩いた前回巡礼では、ガイド部分が充実している同じシリーズを使いました。
 頼りのガイドブックは1冊

 「地球の歩き方」も2冊あります。これは予期せぬダブリでした。
 巡礼のスタート地、ポルトや、巡礼後にトラムに乗りたくて訪れるリスボンの観光情報を得るためでした。
 こちらも必要部分だけをPDF化しました。

 1979年の創刊以来、ダイヤモンド・ビッグ社が発行してきましたが、2021年に学研グループに事業譲渡されました。海外旅行者が激変したコロナの影響でしょう。
 同じ本にシールが張られています。

 連休に遊びにやって来た孫娘がわたしの本棚を見ていいました。「同じ本がいっぱいある」。それは目立つ背表紙のことを話したのです。
 わたしは、それを聞いてはっとしました。ポルトガル編も、コロナ前に購入していたのです。それをすっかり忘れて、同じエディションの2冊目を購入してしまいました。
 1冊はすぐにメルカリで売り払いました。買い手は見つかりましたが、送料や手数料を差し引くと、大損失でした。

 封筒に入れた本を発送するために近くのコンビニに行きました。メルカリから送られてきたQRコードを見せるだけでした。
 続きにホームセンターに併設されている百均に行き、あれこれと買いました。
 もうこれで足りないものはないはずです。

自分でつくる ソラマメとミツバのパスタ再び

 「おいしかったから、またつくって」とリクエストがありました。ソラマメとミツバのパスタです。1週間ほど前に食べたばかりです。
 庭で採れた香りの高いミツバをまたいただきました。別の知人からは朝採れのソラマメがドサリ。ありがたいことです。
 前回はベーコンでしたが、きょうは残っていた自家製アンチョビで仕上げました。アンチョビの辛味がちょっと勝りすぎたようですが、これはこれでおいしいです。
 最後にだし醤油とブラック・ペッパーで締めました。

 プックリとしています。

 連休にやって来た息子が飲み残していった缶でいただきました。すっきりとした味です。

 2分間茹でて、皮をむきました。美しい緑です。

 みつばは、葉と茎を切り分けました。葉は最後に茹で上がったパスタの余熱を加えただけです。