飛騨・高山 「まさご」の中華そば

高山1

 【9月12日の第2昼食】 
またもやガスの中、平湯温泉をノンストップで通過して、高山に下りました。さすがにケーキだけでは満腹にはならず、高山ラーメンです。ここもガイドブックに「地元の常連客も多い高山中華そばの老舗」と紹介されている店です。
 メニューは中華そばの大盛(800円)と並(600円)しかありません。
 醤油味ですが、ちょっとびっくりするほど濃い色のスープです。あとはチャーシューとやけに細くて長いシナチク、ネギだけです。彩りはいただけません。

高山2

 麺は細めの縮れです。ちょっと日清チキンラーメンに似た(失礼!! でもどっちに??)麺です。スープは、色に似合わずさっぱりとしています。高山ラーメンの味を、初めて堪能しました。

高山3

高山4

 観光客でいっぱいの表通りから離れた路地にあります。

信州・上高地 帝国ホテルのケーキセット

帝国ホテル1

 【9月12日の第1昼食】
 上高地にやってきました。松本市内のホテルを出たときにはどしゃ降り。「ダメなら高山に直行」と決めてハンドルを握りましたが、小雨模様となったので、沢渡(さわんど)の駐車場にクルマを止め、バスに乗りました。上高地は、通年マイカー乗り入れ禁止です。昔は、5月の連休までは釜トンネルを走ることが可能で、残雪の上高地に「117クーペ」を乗り入れたこともありますが…。
 上高地帝国ホテルのケーキセット(1,600円)です。
 わたしはアップルタルトです。リンゴがとろけるようにおいしいです。でも、甘かった。途中でギブアップです。
 チーズケーキは、柔らかいケーキを飲み込んだ後に、カマンベルチーズの風味が口いっぱいにふくらんで、すばらしい!!!
 紅茶とセットしましたが、当然、お代わりももいれてくれて、くつろぎました。

帝国ホテル2

 重厚なフロントです。写真には写っていませんが。このあたりにはボーイがズラーッと立っていて、入館者をチェックしています。4年前の夏、焼岳に登った後、仲間と入ろうとしたところ、厳しくガードされた苦い経験があります。

帝国ホテル3

 喫茶室の中央には、大きな暖炉があります。その集煙ダクトがそびえています。照明はほの暗く、写真ではうまく写っていません。

帝国ホテル4

信州・松本 「野麦路」のとうじそば

野麦路1

 【9月11日の昼食】
 1泊した車山高原から、ガスの中を霧ヶ峰-美ヶ原と走り、林道を松本に下りました。
 わたしのカーナビは、ダッシュボードではなく助手席にあります。地図を読むのはちょっと不得意ですが、「蕎麦が食べたい」と声をかけると、ガイドブック(町の図書館で借りてきた)を開けてくれます。さすがに「蕎麦」の店は多いです。そんな中から「温かいの」を条件に、「野麦路」のとうじそば(1,500円)にしました。
 野麦峠(「女工哀史」で知られます)地方の冬のそば料理です。「投じる汁そば」がなまって「とうじそば」となったそうです。
 卓上コンロに鉄鍋の登場です。かつお出汁に、明らかにブロイラーではないシコシコとするカシワ、山菜、揚げなどがくつくつと煮えています。そこに、ざるに入れた蕎麦をくぐらせます。

野麦路2

 器にとって、薬味のネギをいれていただきます。
 いつまでも、温かい汁蕎麦です。おいしいです。
 

野麦路3

 手打ち蕎麦は、盛りそばと同じようにゆであげたのが、一腕分ごとにざるに盛り分けて出てきます。

野麦路4

 ざる蕎麦(900円)は、初めから2ざるが付いてきます。手打ちのおしい麺ですが、とうじそばの汁がたっぷりあるので、こちらも鍋にいれて食べてしまいました。

野麦路5

野麦路6

 町はずれの、自動車修理工場の片隅といったところにあります。ちょっと入るのにたじろぐ雰囲気でした。でも内部は広く、常連さんが愛用しているようです。次々と客がやって来てました。

信州・下諏訪 「うなぎ小林」の鰻丼

うなぎ小林1

 【9月10日の昼食です】
 サイトウ・キネンを聞きに行く旅です。前日に出かけました。
 名神・山崎ICから中央道岡谷ICまで、渋滞もなく走って3時間ほど。真っ青に晴れ上がった諏訪湖に降り立ちました。
 浜名湖に流れ込む天竜川の源にあるためか、うなぎ店が多いようです。「うなぎ小林」の下諏訪店は、ガイドブックにのってました。有名店のようです。

うなぎ小林2

 鰻丼(1,360円)です。四万十川の天然鰻(3,600円から)や鰻重もいくつかありましたが、一番簡単な品です。
 調理は「関西と関東の中間」とのことですが、背開き(関東風)のうえ、一度蒸しているようです。柔らかですが、関西人にはちょっと頼りがないかなあという味です。もう少しパリッとしているのが好みです。でもご飯はすばらしく、おいしくいただきました。

うなぎ小林3

うなぎ小林4

 諏訪湖畔の下諏訪みずべ公園の近くです。座布団席ばかりですが、結構入ります。それでも、少し待たされました。人気のほどがうかがえます。

最高の一夜 サイトウ・キネン・フェスティバル 松本

サイトウ・キネン1

 圧倒されました。全員が、その存在感をいっぱいに発揮した演奏でした。 
 ことばはなく、ただ拍手しました。スタンディング・オーべーションです。思わず立ち上がって、大きく手を打ちました。シャッターを押すことも忘れませんでしたが、「写真禁止」と制止する係員の目を盗んだ1枚です。
 右から5人目くらいで左上を見ているのが小沢征爾です。一人おいた隣がヴァイオリンの潮田益子です。
 すごい!! それが感想のすべてです。

サイトウ・キネン2

 Saito Kinen Festival Matsumoto が開かれた長野・松本市の県松本文化会館です。
 駐車場にクルマをとめましたが、意外なほどに「松本」ナンバーが多く、県外、まして「大阪」にはでくわしませんでした。

サイトウ・キネン3

 右が公式パンフレット(2,000円)です。その上が2人分のチケット(奮発したS席は、1枚21,000円)。左は、15周年の歩みを伝えるチラシです。
 9月11日の演奏会は「Bプログラム」でした。
 ホールにはいると、でハープ奏者が音合わせをしていました。吉野直子です。まだ始まっていないのに、緊張感が漂います。
 武満徹:ディスタンス
 宮田まゆみの笙とオーボエが、不思議な時間を刻みます。リズムも拍もない。もちろん、初めて聞きました。息をつめて聞きました。
 ベートーベン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
 オケが入ってきます。先頭は、クラリネットを手にしたカール・ライスターです。元ベルリン・フィルの首席奏者です。モーツァルトのクラリネット協奏曲のCDは大好きです。ああ、あの人…と、テレビのサイトウ・キネンの映像などで見た顔が並びます。コンサート・マスターは潮田益子でした。
 内田光子と小澤の登場です。ものすごい拍手です。
 ピアノが鳴り響きます。あんなに細い体で、どこからあんなパワーがでるのかという音です。出だしにちょっと音をはずしましたが、そんなことは関係ない。ただ、すごい。グイグイと引き込まれました。
 「あれだけバンバン弾いているようで、指はずーっと鍵盤から離れていない。タッチが滑らかで、フォルテになっても音が荒れないし、弱音は澄み切っている。モーションは激しいけれど…」とは、ピアノがわかる女房の感想です。
 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 作品47
 かつては社会主義的リアリズムの忠実な作品とみなされていました。近年はショスタコーヴィッチが、旧ソ連の体制に批判的な姿勢をもていたことも明らかになっています。
 そんなことより、テレビ創世時代にABCテレビが「部長刑事」という番組を放映していました。そのタイトルバックに流れていた、あの印象的な旋律で耳に残っています。ショスタコーヴィチの生誕100年ということで、登場したようです。
 それにしても、小澤らしい選曲で、これでもか、これでもかといわんばかりに楽しませてくれた。第1楽章の圧倒的な盛り上がりでは、このところ耳が不調な女房がまた「聞こえなくなった」と言い出すのではと心配になるほどの大迫力だでした。コンマス・矢部達哉のヴァイオリンが弱音を綴り、吉野のハープが響き、工藤重典のフルートが歌います。管楽器は、残念ながらだれが吹いているのかよく見えませんでいたが、これまたヴィルトーゾがソロのオンパレードを聞かせてくれました。

続きを読む 最高の一夜 サイトウ・キネン・フェスティバル 松本

秋の味覚を味わう

秋の味覚1

 9月の料理教室「野菜料理の会」は「秋の味覚を味わう」がテーマでした。
 まずは「きのこと野菜の揚げだし」です。まいたけ、しいたけ、さやいんげん、ぎんなん、生麩、えびを素揚げ(えびやまいたけには、ちょっとかたくり粉をふってます)しています。出汁がかかっています。

秋の味覚2

 「煮なます」です。れんこん、ごぼう、にんじん、干し椎茸、さやえんどうを、あわせ調味料でいり煮してます。最後にごま油を加えてます。きんぴらとよく似た味です。

秋の味覚3

 秋らしく「栗ごはん」です。でも、ことしの栗の収穫には、まだ早い気がします。

秋の味覚4

 「秋のしんじょう椀」です。白身魚のすり身に、きくらげ、みつば、黄菊をいれ、一番だしで椀にしてます。上品な味です。

秋の味覚5

 もう一品は「しめじと春菊の白和え」でした。これだけ調理するのは大変です。
 これだけそろうと、かなりの量です。昼飯には十分でした。ああ、和食はやはりいいですね。

大阪・難波 「源氏」の蒜山大根おろし蕎麦

源氏1

 朝から会社で成人病検診を受けました。バリュームを飲んだので、食欲がもうひとつです。
 「軽くソバでも…」と、源氏へ。自慢の蒜山大根おろし蕎麦です。蒜山(ひるぜん)高原のナントカさんが有機栽培した大根だけを使っているとうたっています。それが、辛い。こんな大根、食べるの久しぶりです。最近のスーパーの甘い大根ばから食べている身には、まことに新鮮です。でも辛い。これでは、せっかくのこだわりの手打ち蕎麦が、負けてます。

源氏2

 頼んだのは天丼とのセット(960円)です。ちょっと甘口のミニ天丼ですが、ここでも青とうがらしが「あたり!!」というほど、ピリッとしてました。
 でも、おいしかった。やっと腹が落ち着きました。

源氏4

源氏3

 

源氏5

大阪・難波 「げんせき」のバイキングランチ

げんせき1

 AMYS紙はもちろん、経済N紙、スポーツH紙まで号外を発行しました。「その割には、反応はイマイチだった」と、応援で高島屋前に配りにいった同僚の感想でした。テレビは同じことばかり繰り返しています。
 涼しくなった街へ出ました。大阪府立体育会館の真っ正面で「バイキングランチ 800円」の看板を発見。但馬地鶏炭火焼居酒屋「げんせき」です。
 メーンは刺身か日替わり(きょうはシューマイ)を選び、あとは10品からとり放題です。わたしはナスビの煮物、エビチリソース、とり南蛮、つくね団子のうま煮、サラダをとりました。つくねがいい味です。

げんせき2

 刺身は3種。もちろんみそ汁、ご飯がついてます。カゴに盛られていた生玉子、海苔も「お好きなだけど~ぞ」ということですが、そこまで食べられません。

げんせき3

 デザートの果物、コーヒーもあります。まんぞく、まんぞく!!!

げんせき4

 

げんせき5

げんせき6

大阪・難波 浪花麺乃庄「つるまる」の釜玉

つるまる1

 「UDON」の文字をよく見ます。映画は、まだ見てませんが。
 そんなわけでもありませんが、うどんを食べました。ときどき行く浪花麺乃庄「つるまる」です。讃岐うどんとは名乗ってませんが、そこそこ腰のある太い麺です。天ぷらなどのトッピングだけは自分で皿に取り、麺は作ってくれるスタイルです。
 わたしの頼んだのは釜玉(380円)の冷やの中です。ゆであげた麺をいったん冷水で冷やし、玉子の黄身と出汁がかかり、生姜とネギがのっているだけです。量は2玉の中です。これに自分でけずり鰹と天かすをドバーッとかけます。

つるまる2

 竹輪の天ぷら(100円)も欠かせません。それにちらしずし(200円)を付けました。

つるまる3

 食べ方はいろいろあります。

つるまる4

大阪・難波 和歌寿司のにぎり定食

和歌寿司1

 だいぶ涼しくなりました。1日から、スーツ、ネクタイ姿に戻りましたが、なんとかすごせます。
 昼休みに外へ出ました。日差しはありますが、風が違います。
 「和歌寿司」は、会社と高島屋とのちょうど中間地点にあります。何度か食べたことがありますが、ブログでは紹介してませんでした。
 「にぎり定食」です。これで、なんと700円です。これだけボリュームがあって。新鮮で。おいしいです。

和歌寿司2

 きょうの汁はすましでした。付き出しは、げそをショウガと醤油で煮たものでした。

和歌寿司3

 すし定食なら680円です。握りのいくつかが、巻きに替わります。

和歌寿司4