聖ヴィート大聖堂です。ムハのステンドグラスを見て外へ出ると、青い空が広がってました。そこに突き刺さる尖塔のすごさです。
926年に建築が始まり、ロマネスク様式から途中でゴシック様式に変更され、完成したのはなんと1929年のことです。木造建築の国に生まれた身には、信じられないような時間の経過です。 (2005/05/18)
ムハのステンドグラス
チェコを代表するアールヌーボーの画家、ムハ(フランス語読みならミュシャ)のステンドグラス「聖キリルと聖メトディウス」です。
プラハ城内の聖ヴィート大聖堂にあります。ほかにも美しいステンドグラスがありますが、聖書の物語を知らない身には、あまり絵柄を理解できませんでした。
ムハ美術館にも行きました。日本人に愛されているのか、あまり出会わなかった日本人が多くきてました。館長さんも、日本語でにこやかにあいさつしてくれました。
額縁に入れて飾ろうと、一番気に入ったまっすぐにこちらをみすえたようなきりっとした表情の女性画のコピーを買いました。折らないように大事に持ち帰ったのに、別の作品が入っていてがっかりしました。 (2005/05/19)
夕暮れの旧市街広場
午後7時半。まだまだ空が青い旧市街地広場です。8時から始まるコンサートに時間があったので、ぶらりと歩いてきました。。
左がゴッシク様式のディーン教会、その下の広場中央にあるのがヤン・フス像、右側が天文時計のある旧市庁舎、さらに聖ミクラーシュ教会が続きます。
この写真は、パノラマ撮影を合成したものです。左右で段差ができたのをそのままにしてます。 (2005/05/19)
プラハといえばこの風景です
チェコといえばビールです
プラハの名物Pivnice(ピヴニツェ=ビアホール)、「ウ・カリハ」です。
席につくと、ボーイが聞いてくれる。
「食前酒はいるか?」、「ワインかビールか?」。
でビールと頼むと、大きさなど聞かずにドーンと登場しました。日本の大ジョッキより二回りくらい大きなのが。さすがに女房には、だまっていたけどちょっと小ぶりのが。
口当たりがものすごくよい。アルコール度は5.何度と日本のビールとも変わらないようなのに、いくらでも飲めてあまり酔わない。「水の感覚」という言葉が理解できる。
料理は、スモークポークにクリネード、ザウアークラウト添え。クリネードはポテトをつぶして焼いたもので、ねっとりとした蒸しパンといった感じ。もう一皿のチキン料理も日本人の舌にあって、きれいに平らげた。
「ウ・カリハ」は作家のハシェクが通った店で、「兵士シュベイクの冒険」の舞台になったそうだ。壁には、小説を題材にした落書きがあり、主人公・シュベイクなどのグッズも売っていた。
ある偉大な芸術家の思い出のために
チケットは
チケットはインターネットで予約しました。
昨夏のザルツブルク音楽祭のチケットは、すぐに郵送されてきました。ところが、今回は現地でのピックアップだけです。しかも代理店は住所しかわからず、わざわざ通り名が記されたチェコ語のプラハ市街図を堂島のジュンク堂で買っていきました。
行ってみると、市街の真ん中、一番にぎやかな通りのよく目につくところにその代理店はありました。ネットで予約したときの受付ナンバーをプリントアウトした紙を見せると、簡単に発券してくれました。
ヨハネ受難曲 800コルナ=3200円
チェコトリオ 350コルナ=1400円
安い。日本で聴けば、この何倍を支払わなければならないか。
(2005/05/18)
「プラハの春」音楽祭
「Prazské jaro 2005」(プラハの春音楽祭)のオープニング・コンサートは今年もスメタナの誕生日の5月12日に、市民会館のスメタナ・ホールで行われました。今年は、コリン・デービス指揮のロンドン・シンフォニーの演奏でした。曲は決まっていてスメタナの「わが祖国」です。
チェコ民主化翌年の1990年5月12日。スメタナ・ホールに42年ぶりに亡命先から帰国したラファエル・クーベリックが立ち、「わが祖国」を演奏した姿は、テレビでみた記憶があります。バルコニーにはビロード革命の立役者、ハベル大統領の姿があったはずです。
本当は、このコンサートを聴きたかったのですが、チケットがとれませんでした。 (2005/05/18)
ヨハネ受難曲
バッハの「ヨハネ受難曲」を聴きました。
ペーター・シュライヤー(テノール歌手=舞台中央)が指揮をし、物語を進めるエバンゲリスト(福音史家)を歌う2役でした。さすがに、ずっと昔に聞いた「美しい水車小屋の娘」ほど声にハリはありませんでしたが、すべて暗譜には感心しました。
コーラスは6人×4声で24人。たったこれだけなのに、オルガンのような響きでした。
Rudolfinum(ルドルフィヌム=芸術家の家)にあるドボルザーク・ホールは、本当に素晴らしいホールでした。こんなに音楽的なホールは、たぶん日本にはないでしょう。
19世紀の後半に、約10年をかけて建設されたそうです。現在はプラハ交響楽団の本拠地になっています。 (2005/05/19)
この店の正体
気になってた店です。この液体は何なのか?
答えは「ビネガー」でした。
「Gegenbauer」というこの店、なんと日本語のホムページまでありました。
Apfelessig mit Honig (Cider vinegar with honey)
Weinssig mit Bärlauch (Wine vinegar wild garlic)
Himbeeressig (Paspberry vinegar)
Paprikaessig (Red pepper vinegar)
Tomatenessig (tomato vinegar)
いや、いろいろとあるもんです。今度は味が気になってきました。
(2005/05/17)