JR大回り乗車 全線踏破への旅

 JR木津に学研都市線から入線してくる列車です。折り返し塚口行きとなった区間快速に乗りました。これで大阪近郊区間の「全線踏破」となりました。

 大阪近郊区間の路線図を見ていて、赤線の学研都市線・木津-津田間は乗ったことがないことに気づきました。「乗り鉄」としては、全線踏破のために乗り潰す必要がある区間でした。
 JRの乗車運賃の計算で、「都市近郊区間内のみをご利用になる場合の特例」というのがあります。鉄道マニアの間では「大回り乗車」と呼ばれます。実際に乗車した経路にかかわらず、最も安くなる経路で計算した運賃で乗車できます。ただし重複乗車や途中下車はできません。
 自宅最寄りの島本からお隣の高槻までの乗車券を買って、高槻とは逆の京都方面の電車に乗り込みました。
 厳密には青色の2区間がなお未踏ですが、この盲腸線は大回りでは乗車できません。「青春18きっぷ」の機会にします。

 草津線と関西線が交わる柘植で乗り換えました。三重県です。ホームでは伊賀か甲賀かの忍者が案内してくれました。

 関西線の車内で食べた駅弁です。これも楽しみでした。

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高槻 「Kitchen Snug」のケーキセット

 高槻の摂津峡までドライブしました。まだ紅葉には早いようです。
 「Kitchen Snug」は、「森の中で食べるイタリアン」がウリですが、お茶をしました。
 「ケーキセット」(990円)は、ドリンクとチーズケーキ、バナナケーキ、フルーツのかわいい3種盛りです。

 チーズケーキは焼きたてで、フワフワとしています。

 天井は高く、広いスペースです。すでにランチ営業は終了していて他に客はいませんでした。

 静かにジャズを奏でていたのは、手作りの大きなスピーカーです。バッフル板は、テーブルでもできそうな頑丈な一枚板です。スコーカー(中高音部)はFOSTEX製でした。

 昔は、この庭でウェディング・パーティーをしていたような記憶があります。

 Kitchen Snug (キッチンスヌーグ)
 072-688-0502
 高槻市塚脇5-2-1

 摂津峡公園を散歩しました。赤く色づいている木もあります。

 大きな滑り台がありました。孫を連れてきたら喜ぶでしょう。

 向こうの山頂が三好長慶の本城だった芥川山城跡です。

京都・西山古道 柳谷観音から善峯寺

 気持ちの良い秋晴れでした。「ちょっと歩いてくる」と、阪急・水無瀬近くの自宅から歩き始めました。まず目指したのは柳谷観音(楊谷寺)です。
 手水鉢(ちょうずばち)に季節の花を浮かべた「花手水」が格好の被写体となります。秋桜(こすもす)が、文字通りに秋を感じさせてくれます。
 書院から眺める名勝庭園、浄土苑が色づくのは、もう少し先のようです。

 西山古道を西国札所の善峯寺まで歩きました。こちらも紅葉はまだ先で、ひっそりとしていました。

 メスティンを使ってペペロンチーノを作りまし。「秋味」もうまくて、ひとり満足のランチです。

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滋賀・朽木 鯖街道「栃生梅竹」の鯖寿司と焼鯖寿司

 「おとなの遠足」でうなぎを食べ、メタセコイア並木を見た後は、鯖街道をクルマで走りました。朽木にある「栃生梅竹」で鯖寿司と焼鯖寿司を買って帰りました。
 帰宅後にさっそくいただいた「極上鯖寿司」です。サッパリとした脂の甘みが上品です。サラリーマン時代によく食べたノルウェー産鯖の塩焼き定食のギトギトした脂身も嫌いではありませんが、これは別格です。酢飯の酢もほんのりしています。

 京都の高級店の真ん丸に成型したのとはちょっと違います。シンプルで手作り感があります。

 「焼鯖寿司」はこれでハーフです。鯖の食感は大違いですが、これはこれでうまいです。

 今や珍しい竹皮に包まれています。

 「GO TO イート」を利用して、全員分をまとめて予約してもらっていました。500円ほど安くなっていました。

 「京は遠ても十八里」の鯖街道を若狭・小浜から京都・出町まで4回に分けて歩いたことがあります。こちらの前も通りました。
 すぐ近くにある「まる姫」では、鯖ずしを食べたことがありました。

 栃生梅竹 (とちううめたけ)
 0740-38-3297
 滋賀県高島市朽木栃生275-1

滋賀・近江今津 「西友」のひつまむし膳

 「おとなの遠足」でした。クルマ3台を連ねてびわ湖の西北、近江今津にある「西友」の本店までうなぎを食べに行きました。
 頼んだのは「ひつまむし膳」(3520円)です。自ら茶碗によそい3通りの食べ方でいただきます。
 まずはそのままにうな丼風です。

 腹開きされた関西風のうなぎです。ちょっと淡白ですが、パリッとした皮もおいしいです。

 最初に、お茶とともにえび煮が出てきました。これを摘まんで待ちました。


 
 前菜は3品。骨揚げがせんべいのようです。たけのこのキンピラもポリポリといただきました。
 ごぼうはしょゆ味が濃い味に煮てあります。「ごぼう茶漬け」として売られていましたので、茶漬けにいれて食べればよかったようです。

 3通りの食べ方が説明してあります。

 
 2杯目は、刻みねぎとわさびを載せました。タレも追加して、濃い味のうな丼です。山椒もいいですが、わさびもよくマッチします。

 サラダか酢の物のセレクトから、サラダです。
 茶碗蒸しもついてます。当然のようにうなぎが一切れ、入っていました。

 締めは茶漬け風です。これはこれであっさりとしてイケます。
 ご飯を大盛りにしてもらいましたので、腹いっぱいになりました。

 8人でテーブルを囲みました。奥さまの合唱のお仲間です。
 コロナ以降、ZOOMを使ったリモートでの合唱を続けてきました。わたしは歌いませんが、画像処理などでちょっとお付き合いしてきました。
 午前中に初めてのリアル練習をして、「おとなの遠足」となりました。

 販売コーナーにはうなぎも並んでいます。

 いまや希少品となった鮒寿しです。
 みやげには「木の芽入 小鮎醤油煮」を買いました。

 西友(にしとも)本店
 滋賀県高島市今津町住吉2-1-20
 0740-22-9111

 マキノまでクルマを走らせて、メタセコイア並木を見に行きました。
 まだ紅葉はしてませんが、観光客がいっぱいでした。

 クルマを止めたマキノピックランドでジェラートをいただきました。 
 1昨年の5月に赤坂山に登った帰り道にもよりました。その時は売り切れでした。リベンジを果たしました。

 一面が茶色く色づくのは、11月後半のようです。

自分でつくる 素麺チャンプルー

 この夏は、ぶっかけ素麺をよく食べました。ちょっと涼しくなるとマイブームは去りました。素麺はまだ残っているので素麺チャンプルーにしてみました。
 ごま油の香りが食欲をそそります。

 豚肉や野菜を炒める横で、素麺を湯がきました。パスタほど時間がかからないのですぐに出来上がります。

 味付けは、豚肉の下味の塩コショウと、だしの素だけです。

 

自分でつくる ひと口カツのリメークかつ丼

 昨晩の残りのひと口カツです。単純にかつ丼にしていただきました。
 旨い!! カラーをつけてみました。意味はありません。

 炊き立てのご飯です。タマゴを2個使ったので、ご飯にも汁気がまわって、トロリと上出来です。

 ひと口カツはトースターで温めました。衣にパリッとした食感が戻りました。

大文字山 眺望よしも、思わぬトラブル続発

 京都五山の送り火で「左大文字」が灯される大文字山(231m)に登りました。東山の大文字山(465.3m)と同じ名前です。ところが、登山となるとあちらほどにはポピュラーではありません。そうとは知らずに、軽い気持ちで登った裏山のハズでした。思わぬトラブルの続発でした。
 それはともかく送り火の火床からの眺めは最高でした。正面の山肌が三角形のところに「大」がくっきりと見えました。

 左大文字の火床がある大文字山の斜面は、管理している左大文字保存会が入山を規制しています。
 このゲートは下山後に通りました。「大」の字の左の流れから下ってきたところですが、ここから登ることはできません。わたしが歩いたように反時計回りに山道をぐるっと回り道する必要があるのです。
 テレビ番組で、ここから松明を背負って送り火の火床へ登る若者のシーンがあったのを覚えています。ここから登れるのだと思っていました。

 下山後は、ブラブラと西陣あたりを歩いて、千本丸太町の角にあったラーメン屋までやって来ました。午後2時を回って、やっと昼飯にありつきました。

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神峰山の森自然園 秋の草花

 神峰山の森自然園を散歩しました。雨上りのひんやりとした空気を吸って、秋の草花が咲いてました。
 雨露をためたアサマリンドウ(朝熊竜胆)が花盛りです。残念ながら日を浴びないと開きません。
 三重県の朝熊(あさま)山、正式名称は朝熊ヶ岳(555m)で初めて見つかって、この名前がついたそうです。

 上を向いて凛と咲きます。

 ツルリンドウ(蔓竜胆)です。

 シロバナホトトギス(白花杜鵑)です。

 この透明感がしみこみます。

 花言葉は「永遠にあなたのもの」だとか・・・。

 紫色の斑点模様が入ったホトトギスと並んでいます。

 鳥のホトトギスの胸の模様とよく似たところからの命名です。

 タカクマ(高隈)ホトトギスは、鹿児島県の高隈山に自生するそうです。

 ツワブキ(石蕗)の黄色も鮮やかです。

 シュウメイギク(秋明菊)が風に揺れます。
 京都の貴船におおいところからキフネキクとも呼ぶそうです。

 チャノキ(茶の木)の花です。これを乾燥させて煎じたのが、文字通りのお茶です。

 センリョウ(千両)が実を膨らませています。赤く色づくのはまだ先です。

 ナツハゼ(夏櫨)が実をつけています。

 コバノガマズミ(小葉のガマズミ)の赤い実が水滴をためてます。

 紅葉はまだ先のようです。

 来週末にはアサマリンドウの観察会が開かれます。

 神峰山の森自然園
 高槻市原3360-2

 神峰山の森自然園 春の草花
 神峰山の森自然園 ユキモチソウと春の花

京都・三条京阪 「篠田屋」の皿盛

 京都の三条を東に向けて歩きました。そうだ、昼飯はあそこにしよう! 思いついたのは三条京阪にある「篠田屋」です。名物の「皿盛(さらもり)」(750円)を初めていただきました。
 カレーうどんの汁を、皿のご飯にかけたようなものです。カリッと揚がった薄いトンカツがトッピングされています。この店のメニューには、別に「カレーうどん」も「かつカレー」も存在します。店の前にあった京阪電鉄(現在は地下化)の社員が、熱々をすぐに食べられるように皿でと頼んだのが最初だそうです。
 和風のうどんの出汁がよく効いてます。片栗粉のアンがトロリとします。それでいてカレー味もスパイシーです。豚肉が入ってますが、青ネギがアクセントになっているところが、ルーツはカレーうどんです。かなりのボリュームかと思いましたが、きれいにペロリでした。 

 皿から今にもあふれ出しそうです。表面張力だけでもっているようです。

 ビールを頼みました。「大(だい)ビンですか?」、「はい」。キリンのラガーにアサヒのグラスです。気にしません。

 メニューはたくさんあります。衣笠丼も気になります。でも客の3分の2が皿盛、残りは中華そばという感じで、わたしが店にいる間には他のオーダーはありませんでした。
 かわいいテーブルに椅子が4脚。そんなのが8セットほどと小上り2席があります。でもほとんどの客が1人。この大きさのテーブルには、それでピタリです。

 「ボリュームたっぷり!! ガッツリ食べたい方におすすめ。そのまま食べても、ソースをかけても七味をかけてもOK!」と書かれています。
 そうだったのか。今度は七味をかけてみます。

 昭和レトロな雰囲気が色濃い食堂です。BSフジでかつて放送していた「ニッポン百年食堂」に登場したのを覚えています。
 創業は1904(明治37)年と、立派な百年食堂です。

 篠田屋
 075-752-0296
 京都市東山区三条通大橋東入大橋町111

 通りの向こうでは幕末の尊応思想家、高山彦九郎が御所に向かって土下座しています。

 左に視線と移すと、昔ながらの肉屋さんがまだ存在していました。

 2006年にも撮影しています。比較すると、看板の「牛」と「ヨタ」が消えています。それにしても、電柱がなくなっているくらいで他はほとんど同じです。

 「ニッポン百年食堂」では、同じ回にこちらも登場していたはずです。
 寺町三条を上がったところにある「常盤」です。きょうも横を歩いてきました。こちらは1878(明治11)年創業の老舗です。