信州・下諏訪 「うなぎ小林」の鰻丼

うなぎ小林1

 【9月10日の昼食です】
 サイトウ・キネンを聞きに行く旅です。前日に出かけました。
 名神・山崎ICから中央道岡谷ICまで、渋滞もなく走って3時間ほど。真っ青に晴れ上がった諏訪湖に降り立ちました。
 浜名湖に流れ込む天竜川の源にあるためか、うなぎ店が多いようです。「うなぎ小林」の下諏訪店は、ガイドブックにのってました。有名店のようです。

うなぎ小林2

 鰻丼(1,360円)です。四万十川の天然鰻(3,600円から)や鰻重もいくつかありましたが、一番簡単な品です。
 調理は「関西と関東の中間」とのことですが、背開き(関東風)のうえ、一度蒸しているようです。柔らかですが、関西人にはちょっと頼りがないかなあという味です。もう少しパリッとしているのが好みです。でもご飯はすばらしく、おいしくいただきました。

うなぎ小林3

うなぎ小林4

 諏訪湖畔の下諏訪みずべ公園の近くです。座布団席ばかりですが、結構入ります。それでも、少し待たされました。人気のほどがうかがえます。

最高の一夜 サイトウ・キネン・フェスティバル 松本

サイトウ・キネン1

 圧倒されました。全員が、その存在感をいっぱいに発揮した演奏でした。 
 ことばはなく、ただ拍手しました。スタンディング・オーべーションです。思わず立ち上がって、大きく手を打ちました。シャッターを押すことも忘れませんでしたが、「写真禁止」と制止する係員の目を盗んだ1枚です。
 右から5人目くらいで左上を見ているのが小沢征爾です。一人おいた隣がヴァイオリンの潮田益子です。
 すごい!! それが感想のすべてです。

サイトウ・キネン2

 Saito Kinen Festival Matsumoto が開かれた長野・松本市の県松本文化会館です。
 駐車場にクルマをとめましたが、意外なほどに「松本」ナンバーが多く、県外、まして「大阪」にはでくわしませんでした。

サイトウ・キネン3

 右が公式パンフレット(2,000円)です。その上が2人分のチケット(奮発したS席は、1枚21,000円)。左は、15周年の歩みを伝えるチラシです。
 9月11日の演奏会は「Bプログラム」でした。
 ホールにはいると、でハープ奏者が音合わせをしていました。吉野直子です。まだ始まっていないのに、緊張感が漂います。
 武満徹:ディスタンス
 宮田まゆみの笙とオーボエが、不思議な時間を刻みます。リズムも拍もない。もちろん、初めて聞きました。息をつめて聞きました。
 ベートーベン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
 オケが入ってきます。先頭は、クラリネットを手にしたカール・ライスターです。元ベルリン・フィルの首席奏者です。モーツァルトのクラリネット協奏曲のCDは大好きです。ああ、あの人…と、テレビのサイトウ・キネンの映像などで見た顔が並びます。コンサート・マスターは潮田益子でした。
 内田光子と小澤の登場です。ものすごい拍手です。
 ピアノが鳴り響きます。あんなに細い体で、どこからあんなパワーがでるのかという音です。出だしにちょっと音をはずしましたが、そんなことは関係ない。ただ、すごい。グイグイと引き込まれました。
 「あれだけバンバン弾いているようで、指はずーっと鍵盤から離れていない。タッチが滑らかで、フォルテになっても音が荒れないし、弱音は澄み切っている。モーションは激しいけれど…」とは、ピアノがわかる女房の感想です。
 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 作品47
 かつては社会主義的リアリズムの忠実な作品とみなされていました。近年はショスタコーヴィッチが、旧ソ連の体制に批判的な姿勢をもていたことも明らかになっています。
 そんなことより、テレビ創世時代にABCテレビが「部長刑事」という番組を放映していました。そのタイトルバックに流れていた、あの印象的な旋律で耳に残っています。ショスタコーヴィチの生誕100年ということで、登場したようです。
 それにしても、小澤らしい選曲で、これでもか、これでもかといわんばかりに楽しませてくれた。第1楽章の圧倒的な盛り上がりでは、このところ耳が不調な女房がまた「聞こえなくなった」と言い出すのではと心配になるほどの大迫力だでした。コンマス・矢部達哉のヴァイオリンが弱音を綴り、吉野のハープが響き、工藤重典のフルートが歌います。管楽器は、残念ながらだれが吹いているのかよく見えませんでいたが、これまたヴィルトーゾがソロのオンパレードを聞かせてくれました。

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秋の味覚を味わう

秋の味覚1

 9月の料理教室「野菜料理の会」は「秋の味覚を味わう」がテーマでした。
 まずは「きのこと野菜の揚げだし」です。まいたけ、しいたけ、さやいんげん、ぎんなん、生麩、えびを素揚げ(えびやまいたけには、ちょっとかたくり粉をふってます)しています。出汁がかかっています。

秋の味覚2

 「煮なます」です。れんこん、ごぼう、にんじん、干し椎茸、さやえんどうを、あわせ調味料でいり煮してます。最後にごま油を加えてます。きんぴらとよく似た味です。

秋の味覚3

 秋らしく「栗ごはん」です。でも、ことしの栗の収穫には、まだ早い気がします。

秋の味覚4

 「秋のしんじょう椀」です。白身魚のすり身に、きくらげ、みつば、黄菊をいれ、一番だしで椀にしてます。上品な味です。

秋の味覚5

 もう一品は「しめじと春菊の白和え」でした。これだけ調理するのは大変です。
 これだけそろうと、かなりの量です。昼飯には十分でした。ああ、和食はやはりいいですね。

大阪・難波 「源氏」の蒜山大根おろし蕎麦

源氏1

 朝から会社で成人病検診を受けました。バリュームを飲んだので、食欲がもうひとつです。
 「軽くソバでも…」と、源氏へ。自慢の蒜山大根おろし蕎麦です。蒜山(ひるぜん)高原のナントカさんが有機栽培した大根だけを使っているとうたっています。それが、辛い。こんな大根、食べるの久しぶりです。最近のスーパーの甘い大根ばから食べている身には、まことに新鮮です。でも辛い。これでは、せっかくのこだわりの手打ち蕎麦が、負けてます。

源氏2

 頼んだのは天丼とのセット(960円)です。ちょっと甘口のミニ天丼ですが、ここでも青とうがらしが「あたり!!」というほど、ピリッとしてました。
 でも、おいしかった。やっと腹が落ち着きました。

源氏4

源氏3

 

源氏5

大阪・難波 「げんせき」のバイキングランチ

げんせき1

 AMYS紙はもちろん、経済N紙、スポーツH紙まで号外を発行しました。「その割には、反応はイマイチだった」と、応援で高島屋前に配りにいった同僚の感想でした。テレビは同じことばかり繰り返しています。
 涼しくなった街へ出ました。大阪府立体育会館の真っ正面で「バイキングランチ 800円」の看板を発見。但馬地鶏炭火焼居酒屋「げんせき」です。
 メーンは刺身か日替わり(きょうはシューマイ)を選び、あとは10品からとり放題です。わたしはナスビの煮物、エビチリソース、とり南蛮、つくね団子のうま煮、サラダをとりました。つくねがいい味です。

げんせき2

 刺身は3種。もちろんみそ汁、ご飯がついてます。カゴに盛られていた生玉子、海苔も「お好きなだけど~ぞ」ということですが、そこまで食べられません。

げんせき3

 デザートの果物、コーヒーもあります。まんぞく、まんぞく!!!

げんせき4

 

げんせき5

げんせき6

大阪・難波 浪花麺乃庄「つるまる」の釜玉

つるまる1

 「UDON」の文字をよく見ます。映画は、まだ見てませんが。
 そんなわけでもありませんが、うどんを食べました。ときどき行く浪花麺乃庄「つるまる」です。讃岐うどんとは名乗ってませんが、そこそこ腰のある太い麺です。天ぷらなどのトッピングだけは自分で皿に取り、麺は作ってくれるスタイルです。
 わたしの頼んだのは釜玉(380円)の冷やの中です。ゆであげた麺をいったん冷水で冷やし、玉子の黄身と出汁がかかり、生姜とネギがのっているだけです。量は2玉の中です。これに自分でけずり鰹と天かすをドバーッとかけます。

つるまる2

 竹輪の天ぷら(100円)も欠かせません。それにちらしずし(200円)を付けました。

つるまる3

 食べ方はいろいろあります。

つるまる4

大阪・難波 和歌寿司のにぎり定食

和歌寿司1

 だいぶ涼しくなりました。1日から、スーツ、ネクタイ姿に戻りましたが、なんとかすごせます。
 昼休みに外へ出ました。日差しはありますが、風が違います。
 「和歌寿司」は、会社と高島屋とのちょうど中間地点にあります。何度か食べたことがありますが、ブログでは紹介してませんでした。
 「にぎり定食」です。これで、なんと700円です。これだけボリュームがあって。新鮮で。おいしいです。

和歌寿司2

 きょうの汁はすましでした。付き出しは、げそをショウガと醤油で煮たものでした。

和歌寿司3

 すし定食なら680円です。握りのいくつかが、巻きに替わります。

和歌寿司4

安威川まで走る

安威川1

 けさは、ちょっと寝坊したら、もう暑い。 
 午後3時を過ぎると、さすがに日射しも弱まったので、DAHONを引きづり出す。まずは、西国街道を西へ走る。
 高槻市の「芥川の宿」には一里塚があった。細い路地のような道で、このあたりはクルマでは走ることもない。

安威川2

 安威川の河川敷を気持ちよく走り抜ける。追い風に助けられて、スピードメーターが時速29キロを刻み続ける。
 走る人、犬を散歩させる人、水遊びする子ども、釣り糸を垂れる人…それぞれだ。
 

安威川3

 淀川を戻ってきた。ウィーンと上空にエンジン音が聞こえた。ラジコン飛行機が青空を舞っていた。操縦している一団のテントに行ってみると、立派な機体が整備中だった。
 ラジコン・カーは経験あるが、遂に飛行機にはチャレンジすることはなかった。しばし、見とれた。
 「安威川を走る」の詳細は、HPをご覧ください。

花の里温泉「祥風苑」でくつろぐ

祥風苑1

 わが家から一番近い温泉に行きました。クルマで15分ほどです。
 「花の里温泉 弐号泉 美人湯 祥風苑」です。高槻市の北部。摂津峡の手前の田んぼの中にあります。摂津峡にある温泉旅館「山水館」の姉妹館です。

祥風苑2

 「重曹泉の濃度は温泉規格の2.5倍もあり、自噴の泉源は42度もある天然温泉です」と、パンフレットにあります。

祥風苑3

 土日料金は900円。200円だせば、会員になれますので、たびたびくるのならお得でしょう。わたしは、初めてです。

祥風苑4

 まだ新しくて気持ちが良いですが、それほど広くはありません。

祥風苑5

 2階が浴場。3階は露天風呂です。
 臭いはあまりしませんが、ちょっとヌルリとする温泉です。自転車で疲れた腰を中心にジャグジーでほぐして、ほっこりとしました。

祥風苑6

 向こうの山が摂津峡です。

保津峡を下る

保津峡1

 保津川は、慶長11年(1606)に角倉了以が、木材・薪炭などの丹波地方の産物を京の都に送るために開いた水路です。
 ここを、わたしはDAHONで下りました。JR亀岡まで輪行し、保津川の左岸を走りました。最初の3分の1くらいは、自動車は通行止のオフロードです。
 トロッコ保津峡駅前にかかる吊り橋から、川を見下ろしました。

保津峡2

 川にそって走っていた旧山陰線の線路は、嵯峨野観光鉄道(トロッコ列車)が走っています。観光客でいっぱいでした。
 現在の嵯峨野線は、トンネルと上の鉄橋を通ってまっすぐに走ってます。

保津峡3

 保津峡下りの船は、先日の落石事故の影響で運休が続いてます。代わってラフティングのゴムボートが下っていきます。
 ポタリングの様子は、HPをごらんください。