桜橋にあるわが新聞社のビル天井です。むき出しでパイプが何本の走っています。古いビルだから、まあこんなものでしょう。
ちょっとかわっているのは、太めのパイプです。「気送管」といいます。編集局と制作局の部屋などをつないでいて、長さ40センチほどの「筒」が空気圧で移動します。そのため、他の電気配管と比べると、カーブが緩やかになってまいます。筒の中に、原稿やゲラなどを入れて運ぶわけです。筒が通過すると、「カラッ、カラッツ」と音がしてすぐにわかりました。
今ではほとんど使われていません。この管の向こうにはわたしが長く働いた媒体の編集局がありました。この中を私が書いた原稿も走ったのです。まあ、アナログ時代の「遺物」なのでしょ。今では、原稿はデータとなってLAN回線の中を走ってます。
投稿者: dot117
桜橋の屋上から
8月になれば、本社が大阪・桜橋のビルから、難波の新ビルに移転します。30年近く通った梅田ともお別れです。
久しぶりに9階建てビルの屋上に上がりました。「白米稲荷大明神」は昔のままでしたが、隣にそびえるハービス大阪(ホテルのリッツカールトンが入っている)に見下ろされてました。
白米稲荷は大阪天満宮にあります。たぶん、その分社なのでしょう。
ビルから見下ろす国道2号から梅新にかけてです。左手のビルが、大阪駅前第1、第2、第3ビルです。
このビルが建てられた昭和27年の大阪は、一面の焼け野原で、ここからから焼け残った難波の高島屋が見えたそうです。今ではビルの谷間に埋もれています。
Edelweiss
Edelweiss, Edelweiss, Ev’ry morning you greet me.
Small and White, Clean and bright, You look happy to meet me.
Blossom of snow may you bloom and grow, Bloom and grow forever.
Edelweiss, Edelweiss, Bless my homeland forever.
この歌のせいでしょうか。もっと白くて可憐な花を想像してました。わが家に咲く花は、京都・宝ヶ池の花屋で見つけて買ってきました。
ヘアピンカーブ
気をつけてください。ヘアピンカーブの向こうから車がやってきますよ。そこで写真を撮っているオジさん!
京見峠から鷹峯・光悦寺に下ってくる途中です。
値 伍百圓
サイコーでした。この一本。
どうってことのないビールです。でも箸袋に注目してください。「京見峠茶屋」とあるんです。
この暑いなか、京都一周トレイルの「京都北山西部①」を歩いてきました。コースはこれまでになく単調で、ただただ暑いばかり。終盤の京見峠の茶屋にはいり、「冷たいものあります?」と聞くと、「ビール、冷えてますよ」とおばちゃんの天の声。店先の床机に腰かけて、吹き抜ける風をアテに楽しみました。
自動車でなら何度も通った道ですが、汗を流して歩いたごほうびでした。
京都一周トレイル 北山西部 その1
北山西部①
二ノ瀬-夜泣峠-雲ヶ畑街道大岩-山幸橋氷室口-小峠-氷室-京見峠-鷹峯源光庵前バス停
2005/06/25
総歩数=26,647
四条大橋から北を眺める。
残念ながら北山は霞んでいて見えない。
叡山電鉄の出町柳駅。
比叡山へ、貴船へとよく利用した。
二ノ瀬で叡電を降りる。
線路を越えた登り口にあった神社。ご神体は左右に2体ある。石碑には「東 守谷神社 西 富士神社」とある。それぞれのことか?
拝殿の上をみてびっくりした。さして古いとは思わなかった額の文字は「明治三十九年六月」とある。改めて見ると「祝凱旋」。何の凱旋かというと「征露紀念」とあった。
夜泣峠には、大木の下に祠が。
幼い惟喬親王(これたかのみこ)が母とともにこの峠を越えて貴船へ向かおうとしていたが、日が暮れて峠で夜を過ごすことになった。ところが親王が泣きやまないので、峠の地蔵に祈ったら泣きやんだということからこの名前が付いたと案内板にある。
惟喬親王は文徳天皇の第一皇子だったが、母が藤原氏の出でなかったため皇位につけず世を避けて仏門に入り、大原の奥に隠棲した。
滝谷峠への道を行くと、「北山山荘」がある。京都一中-洛北高校山岳部の山小屋で、その昔、今西錦司、西堀栄三郎といった先輩たちが建てた。
北山杉の下枝を伐採した枯れ枝のクッションの上を歩く。北山ならではの道だ。
雲ヶ畑街道の大岩に降りる。名の通りの大きな岩が街道に覆い被さっている。道が拡幅されていて、昔よりスマートになった感じがする。
中学生時代にこの辺りの川原で飯ごう炊さんをしたことがある。
紫色の紫陽花が、見る人もない谷間にきれいに咲いていた。
「盗人谷」と、ちょと物騒な名前の谷を行く。昔は盗人が隠れ住んでいたのか。橋はきれいに付け替えられている。
小峠に着いた。
氷室の民家の築地。サルが鎮座してあたりを見渡していた。
「延喜式」に記された山城国愛宕郡の5カ所の氷室のうちの「栗栖野氷室」跡にたつ氷室神社。
冬の氷を保存しておき、夏になると都の宮中に献上された。
江戸時代中期の創業という京見峠茶屋。
サイコーでした。この一本。 どうってことのないビールです。でも箸袋に注目してください。「京見峠茶屋」とあるんです。 この暑いなか、京都一周トレイルの「京都北山西部①」を歩いてきました。コースはこれまでになく単調で、ただただ暑いばかり。終盤の京見峠の茶屋にはいり、「冷たいものあります?」と聞くと、「ビール、冷えてますよ」とおばちゃんの天の声。店先の床机に腰かけて、吹き抜ける風をアテに楽しみました。 自動車でなら何度も通った道ですが、汗を流して歩いたごほうびでした。
気をつけてください。ヘアピンカーブの向こうから車がやってきますよ。そこで写真を撮っているオジさん! 京見峠から鷹峯・光悦寺に下ってくる途中です。
鷹峯・光悦寺の前にはハイカーが。源光庵バス停は目と鼻の先にある。
ここから京都市バスで北大路バスターミナルへ。地下鉄に乗り換えて四条まで行き、錦小路の博多ラーメンの店「一風堂」で空腹を満たした。
京都一周トレイル その5 北山西部①
HP版はここをクリックしてください。
アジアンテイスト
「おもてなし料理の会 Part2」。
1年間、お休みしていた料理教室を再開しました。今年は四条に面したビルに移転してきれいになった京都教室で受講しています。
きょは2回目。アジアンテイストのメニューは、グリーンチキンカレー、チャーゾー(揚げ春巻き)、ヤムウンセン(春雨サラダ)、バナナアイスクリーム)と、すべてベトナム風です。
みんなナンプラー(タイの魚醤です、日本のしょっつる)がはいります。パクチー、中国語は香菜(シャンツァイ)、英語ではコリアンダーの独特の匂いも好き嫌いの分かれ目でしょう。他にもカピ=小エビのペースト、プリッキー=タイの小型の激辛とうがらしとか、再現するには材料の調達がたいへんです。
お味の方は、中華風の春巻きはあまり好きではないのですが、野菜にくるんで食べるチャーゾーはサイコー。グリーンカレーもクセになりそうな味でした。
CD完成
「Wien, Budapest und praha 2005」というタイトルのCD(非売品!)が完成しました。内容は、HPと同じ写真集です。
これで、今回の旅も一段落となりました。
これって
バーボンのアテを探してきました。袋菓子です。
「Soletti」
オーストリア航空に乗られた方はご存じのはすです。日本を飛び立って最初に出てくる小袋に入った「おつまみ」です。今回は一緒に白ワインを頼みました。
だいぶ前に東京に出張したさい、時間があるので八重洲のホーム内の輸入食品店を探検していて見つけました。
袋をみると、「商品名:ケリー”焼き菓子”プレッツェル」とあります。原産国はもちろん「オーストリア」です。
ちょっと塩辛い味が、旅への出発の気分を思い出させてくれます。