京都・寺町三条 「桂月堂」の瑞雲


 
 明治13(1880)年創業の欧風菓子店「桂月堂」の「瑞雲」です。女房が買ってきたのをいただきました。

 なつかしいような味がします。周縁はちょっとパリッと堅く、内部はしっとりとしています。スライスしたロールケーキの周辺にパイ生地を巻いて焼いているようです。

 「瑞雲」のパッケージです。「記念銘菓」とあります。きっと、と思って調べてみると、やはりそうでした。
 HPには「当店特製の銘菓「瑞雲」は欧風菓子で、洋の東西を問わず賞賛されているパイ生地で、昭和3年、昭和天皇御即位御大典に際し創作致しました特製の菓子です。宮内庁並び、各宮家より御用命を賜る光栄の銘菓です。」とあります。

 店にあがる看板は富岡鉄齋の筆になります。かつて撮影したことがありますが、未整理ファイルを探し出せませんでした。

 京都市中京区寺町通三条上ル 天性寺前町541
 075-231-1652

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第8番札所 大阪・中津 「たけうちうどん店」のおろしぶっかけ

 寒い一日でした。それでも帰途の地下鉄をひと駅乗り過ごして中津まで行きました。うどん巡礼です。
 「たけうちうどん店」は、この巡礼が始まる前から何人かのブログでその存在を知り、気になっていた店です。 
 「とり天ぶっかけ」が名物のようです。周りもそれを食べてましたが、夕食を前にしているので、あっさりとした「おろしぶっかけ」(630円)にしておきました。

 冷水でしめたうどんに大根おろしがかかってます。あとはネギ、ショウガ、スダチをのせて、濃厚な出汁がかかってます。ものすごくシンプルです。うどんの味がもろに出てきます。もっちりとしたうどんが、つるつるとのどを流れます。

 さして広くはない店です。中央にU字型カウンターがあります。風呂屋のようなタイル仕上げです。

 本格手打 たけうちうどん店
 06-6375-0324
 大阪市北区豊崎5-2-19

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第14番札所 大阪・中津 「うどん屋きすけ」の鯛ちくわ天と温泉たまごのぶっかけ

 大阪・梅田まで買い物に出かけた続きのちょっと遅い巡礼です。JR東海道線のガード下を5分ほど歩きました。「うどん屋きすけ」はビル1階の路面店です。人気の「鯛ちくわ天と温泉たまごのぶっかけ」(780円)です。
 頼んでから周りをみると、いろいろとおいしそうです。「野菜天ぶっかけ+鯛ちくわ天」にすべきだったかなと、あれこれ迷います。

 うまい。ぶっかけです。冷水でしめてますので、コシの強さがひきたちます。ちょっと濃いめで甘辛い出汁との相性もぴったりです。

 このちく天は最高です。前回のみせでも「最高」と書いたようですが、優るともひけをとりません。

 温泉たまごをを崩すと、ひと味違ったマイルドな味が広がります。

  

 うどん屋きすけ 
 06-6375-5656
 大阪市北区鶴野町4-11  コープ野村梅田A棟

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第32番札所 京都・竜安寺 「中野屋」は臨時休業

 京都に出かける用件がありました。昼食は当然、巡礼です。京都・竜安寺近くの「中野屋」を探し当てました。でも営業してないようです。やって来た野球部員も「おい、休みやで」と声をあげました。

 関西讃岐うどん 西国三十三ヶ所巡礼の最新店舗情報には、「急病の為しばらくの間休業」と書かれていました。出直しとなりました。

 【追記】 長期療養のため、営業再開の目途がたたないようです。「讃岐うどん巡礼」の札所からはずされ、巡礼は32カ所で行われることになりました。

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第2番札所 大阪・豊崎 「情熱うどん 讃州」のちく天きつねうどん

 今年初めてのうどん巡礼です。帰宅途中の地下鉄をひと駅先の中津まで乗りました。2番札所の「情熱うどん 讃州」は、駅から5分とかかりません。
 夕食前なので、人気のカレーなんかは敬遠して、比較的軽そうな「ちく天きつねうどん」(670円)です。

 熱い出汁につかってますので、コシはそこそこですが、ツルリとのどを滑ります。手打ちらしく、太さがちょっと不揃いなのもご愛嬌です。
 出汁は薄味です。讃岐うどんの常道のいりこではなく、昆布、鰹でとってるのでしょう。うまい。

 ちく天は揚げたての熱々、さくさくです。これまでに食べたちく天のうち、多分最高でしょう。

 新御堂筋の高架下にあります。元は喫茶店だったような造りです。
 近くに他の札所が2カ所あります。またやってきます。

 情熱うどん 讃州
 大阪市北区豊崎3-4-12
  06-6377-5555

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京都・宇治 「ツアクローネ」の大吉山シュークリーム

 京都・宇治の手作りケーキ店「Zur Krone(ツアクローネ)」の「大吉山シュークリーム」(130円)です。いただきき物を食べておいしかったので、近くを通ったついでに店を探して買ってきました。
 パリッとしたよく焼いたちょっと堅い皮に、たっぷりのクりームがつまっています。それほど甘くはありません。

 クルマを洗ってきて、午後のお茶にしました。

 カラフルなショートケーキが並んでいます。

 宇治市役所のすぐ近く、住宅街の一角の洋菓子店です。

 ツアクローネ
 〒611-0024 宇治市琵琶台1丁目4-2
 0774-25-6633

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第31番 京都・井手町 「たなか家」の生醤油うどんと釜あげ玉子うどん

 京都府南部の井手町にある「京都のおうどん屋さん たなか家」まで巡礼しました。晴れ上がった気持ちの良い天気の中、半時間ちょっとのドライブでした。
 以前は製麺所(場所は別)だったというだけに、セルフの正統的讃岐うどんスタイルです。「小」というのがあったので、「生醤油うどん」(360円)と「釜あげ玉子うどん」(370円)の冷、温の組み合わせです。天ぷらももらいました。

 よく締まったうどんを、大宮町(京都府の北部、丹後地方)産の醤油が引き立てます。やはりうどんの素性がよくわかります。
 生醤油にも釜玉にも初めから天かすが入ってます。

 天ぷらは、ちくわと鶏です。揚げ置きなので、ちょっと冷めているのは仕方ありません。

 讃岐うどんには珍しく七味が並んでいます。しかも「原了郭の黒七味」まであるというこりようです。

 別棟の温かいテラス席で食べました。

 豪邸の庭の一部のようです。かつては保育園でもあったかのようなたたずまいです。

 京都のおうどん屋さん たなか家
 京都府綴喜郡井手町玉ノ井20-1

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第30番札所 京都・岡崎「山元麺蔵」の牛と土ゴボウのおうどん

 「関西讃岐うどん西国三十三ヶ所巡礼」に、京都の店は3店しか入ってません。そういえば、京都ではあまり讃岐うどんの店にはお目にかからない気がします。
 その1店は、岡崎公園にあります。「手打ちうどん 山元麺蔵」です。地下の市営駐車場にクルマを預けて、動物園に通じる東側の出口を出ると、目の前でした。
 並んでいると、メニューを配ってくれました。ゆっくりと選んだのは「牛と土ゴボウのおうどん」(945円)です。店内は暗かったのと、あまり色彩のない牛肉とゴボウの組み合わせとあって、写真写りはイマイチです。

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 味は絶品です。ささがきゴボウがいい味を出してます。牛肉も薄味でたいてあるので、出汁のじゃまをしません。熱々なのがなによりです。

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 うどんは、京風にアレンジされているのでしょうか。熱い汁うどんだったせいもあるのでしょうが、無闇にコシとかを強調するのでなく、しっとりとした味わいです。

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 天ぷらが自慢のようです。ちょっと変わったメニューが並びます。

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 店内はテーブル2つに8席ほどのカウンターだけです。そこにどっと客が詰めかけます。ネットで「待たされる」ということは調べていたので、午前11時半ごろに並びました。テーブルに着くまでに、やはり1時間近くかかりました。暖かに日和だったので助かりました。

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 手打ちうどん 山元麺蔵
 京都市左京区岡崎南御所町34
 075-751-0677
no30

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第4番札所 大阪・玉造 「極楽うどん TKU」の極楽うどん

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 午後から出かける用件があったので、回り道をして第4番札所「極楽うどん TKU」に立ち寄りました。JR環状線・玉造駅のすぐ近くです。
 メニューはいろいろありますが、屋号そのままの「極楽うどん」(1100円)を奮発しました。サブタイトルは「とろろ温玉肉きつね竹天鶏天」と長ったらいいですが、名は体を表してます。

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 うどんの表面を覆い尽くしている4品です。ただしとろろ昆布はワカメに化けたようです。それにネギです。ラーメンにはよくありますが、うどんにこんな刻みネギは珍しいです。七味をふりました。天かすも盆にのってきましたが、そこまでは手が(口が?)回りません。

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 載りきらない竹天と鶏天は別皿です。揚げ置きでしょうが十分に温かいです。サックとした大きな鶏身には、あらかじめ包丁で切れ目が入っていて、食べやすいです。

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 メーンのうどんは、コシよりもどちらかというとねっとり感が強いです。
 出汁がおいしいです。温泉卵を崩すと、また違ったソフトな味になりました。

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 今年の夏に開業した新しい店です。店内の左右がカウンターになっていて、テーブル席はありません。

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 向こうにJR環状線の高架橋が見えます。

 極楽うどん TKU
 06-6981-1333
 大阪市東成区東小橋1丁目1-4
no4

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第9番札所 枚方・三栗 「団平」のちく玉天ぶっかけうどん

 うどん巡礼のこの日の2杯目は、京阪・御殿山駅近くの「手打ちうどん 団平」です。
 メニューを見ると、カレー系が自慢のようです。でも「ちく玉天ぶっかけ」(680円)にしました。第1番の「釜たけ」以来、ちく玉天ぶっかけが続きます。

 ここはきざみのりがはいってます。大葉の天ぷらも。

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 勘定をしようとすると「お持帰りください」と天かすが。ありがたくいただいてきました。

ADANPEI

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 団平
 枚方市三栗1-1-10
 072-848-8080
no9

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