窓辺の「花台」をつくる

 一気に冷えこんできました。ベランダの鉢が、リビングの窓際に引っ越してきました。胡蝶蘭には定位置のスタンドがありますが、新顔のデンドロビュームは居場所が定まりませんでした。
「花台をつくって」というリクエストに応えました。ホームセンターで桧集成材を買ってきて、簡単、短時間の大工仕事でした。

 表面を焼きました。まだらになってますが、これはデザインということにしておきます。

 桧集成材は、100×10×450mmが3枚。1枚は側板用に長さ180mmで2つ、切ってもらいました。スマホにホームセンターのアプリを入れているので、無料サービスです。底板用には120×8×450mmを1枚購入しました。
 トーチ型のバーナーはないので、アウトドア用のバーナーで表面を焦がしました。
 ワイヤーブラシでこすると、炭化した部分がとれて、表面がきれいになりました。
 ボンドで接着した後、飾りも兼ねて銅くぎで固定しました。
 この後、底板にキャスターもつけて、移動が楽なようにしました。
 桧集成材やキャスター、くぎなど合わせても予算2000円という目標を軽くクリアーしました。

 胡蝶蘭には、早くも花芽が伸びています。開花が早くなるかもしれません。楽しみです。

アンチョビをつくる オイル漬け編

 アンチョビづくりの次の段階です。
 舞鶴で買ってきたイワシを開いて塩漬けにしてから40日ほどたちました。
 瓶に入れて、オリーブオイル漬けにしました。これであと半月もすると、おいしいのがいただけそうです。
 器にたまった汁は、魚醤(ナンプラー)です。これも大事に保管しました。

 アンチョビーをつくる 塩漬け編

 冷蔵庫から取り出した塩漬けのイワシです。表面を覆っていたラップをめくると、きれいな色をしたイワシが姿を現しました。

 1匹づつ塩水で洗って、塩気を抜きます。

 ペーパータオルの上に広げて、水分を取り除きます。

 瓶は煮沸消毒しておきました。

 まずはナンプラーを回収します。
 秋田県名物のしょっつるは、ハタハタから作られる魚醤です。イワシの魚醤もこれからの鍋に使えそうです。

 塩抜きしたイワシを瓶に詰めます。ベイリーフを1枚、いっしょに入れました。

 オリーブオイルを口まで注げば完成です。

茨木 ザ ファーム ユニバーサルの秋の色彩

 茨木の山間にあるガーデンセンター「ザ・ファーム・ユニバーサル(The Farm Universal)」に立ち寄りました。秋の色彩にあふれてました。

 暑いようなよく晴れた一日でした。好物のソフトクリームをかじりました。

 エリカです。

 急に出かけたので、交換レンズ(マクロレンズ)を持ってませんでした。お散歩カメラとしてLUMIX GX7MK2に常用している20mm(35mm換算40mm)のパンケーキ・レンズで撮影しました。撮ったのは大きな花ばかりです。

 ダリアが2輪。再び人気の花になっているようです。

 ちょっと心惹かれた椅子です。

 ミニチュア・ガーデンです。

 これも素敵。

 ソフトクリームを買ったファーマーズキッチンに並んでいたスペインのレアル・マドリード公認のミネラルウォーターです。

 サンティアゴ巡礼で偶然、これを買いました。昨年の9月4日のことです。ベロラ―ドに着く手前のカフェで、この水でひと息つきました。レアル・マドリードのことなど知りませんでした。
 ペットボトルがしっかりとしているうえに格好がよいので、それからはこれを水筒代わりに使ってました。懐かしくて、ひと回りしたら買おうと思ってましたが、忘れてしまいました。残念!

 ザ ファーム ユニバーサル  
 茨木市佐保193-2
 072-649-5339

新幹線ーSLでびわ湖一周~JR大回りの旅

 JR新幹線とSL北びわこ号に乗って、びわ湖一周の大回りの旅を楽しみました。大都市近郊区間の運賃計算の特例を使って、往復でたった2500円ぽっきりでした。
 特例の特例として、新大阪-米原間の新幹線も特急券さえあれば乗車できます。SL北びわこ号といった臨時列車も、座席指定券があればいいのです。

 最寄り駅の島本で買ったのは湖西線の大津京まで500円の乗車券です。
 実際に乗車したのは、京都で新幹線に乗り換えて米原まで、そこからSL北びわこ号で木ノ本まで、さらに近江塩津まで行き、湖西線の新快速で大津京までです。これだけ乗っても、運賃計算は最短の山科を通って大津京に至るあたり前のルートです。

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オシロスコープがやって来た

 オシロスコープをゲットしました。ヤフオクをブラついていて、思わぬところで転びました。オシロスコープです。
 何に使う計器かはさておいて、アマチュア無線やオーディオに興味を持った高校生時代に、いつかはあんなのが欲しいと思った記憶中のシロモノです。
 大学は文系学部、仕事は新聞記者と、オシロスコープとは無縁の人生を送ってきました。ほぼ半世紀が過ぎて、それを手にしました。
 今どき、アナログ・ブラウン管のオシロスコープなんて欲しい人はあまりいないのでしょう。たったの1800円で一発落札でした。このオシロの製造年はわかりませんが、いずれは1970-80年代でしょう。当時の価格はン万円はしたはずです。
 パソコンの周波数発振器のアプリから出力したサイン波が、きれいに波を描きました。たったこれだけでのことで感動です。

 使い方がわかりません。古本屋(ブックオフ)に飛んで行って、入門書を買ってきました。
 CQ出版です。CQはアマチュア無線(ハム)の呼び出し符号です。JARL(日本アマチュア無線連盟)の関連出版社で奥付を見ると、住所は東京・巣鴨となってました。中学生のころにJARLに登録して、小遣いを工面して会費を送った宛先が巣鴨でした。今も同じところにあるのでしょうか。
 なんだか、オシロスコープの利用法はどこかにふっ飛んで、懐かしさばかりが募ります。

興聖寺を歩く ~「京都人の密かな愉しみ」

 京和菓子の老舗、久楽屋の若女将、沢藤三八子(常盤貴子)の「さいなら」がエンディングです。NHK-BSで再放送されている「京都人の密かな愉しみ」を録画して、楽しみに見ています。京都の名所、四季、伝統、食、人などが次々に登場します。その舞台のひとつが宇治にある興聖寺です。曹洞宗の宗祖道元禅師が、天福元年(1233)に禅道場として七堂伽藍を建立し、観音導利院興聖宝林禅寺として開創したのが始まりだそうです。
 琴坂を登り切った唐風龍宮造りの山門の脇に、わが家の墓もあります。お彼岸も中日を過ぎてしまい、遅ればせながらお参りしました。

 山門から琴坂を見下ろします。いつもは車で走りすぎますが、気持ちがよいのでちょっと歩いてみました。

 山門わきの大島桜です。番組でも紹介されていました。このサクラの葉が、桜餅を包むのによいそうです。

 曼殊沙華があちこちに咲いています。

 琴坂の入り口に建つ石門(総門)は慶安元年(1648)の建立です。

 番組にも登場してました。久楽屋の女将が托鉢の雲水と遭遇する場面です。

 薬医門の前に立つ老師のおどけた所作が笑わせるシーンです。(いずれもNHK-BSの画面から)

 宇治川に沿って歩きました。
 世界文化遺産の宇治上神社本殿です。

 源氏物語の宇治十帖の舞台です。光源氏の像もあります。

 右対岸に平等院があります。

 宇治橋近くまで歩いてきました。
 よい天気です。宇治茶のソフトクリームをかじりました。

 駿河屋ではいつもは茶だんごをみやげにします。きょうは水無月にしました。

 夕食後にいただきました。「抹茶みなづき」です。しっとりと上品な甘さです。

 京阪宇治駅前 駿河屋
 宇治市宇治東内16
 0120-368-191
 

 

アンチョビをつくる 塩漬け編

 アンチョビーづくりに挑戦しました。
 カタクチイワシを塩漬けして発酵させ、オリーブ油に漬けたものです。新鮮なイワシが手に入ったら試してみようと思ってました。
 舞鶴の郊外にあるスーパーです。あたり前に普段の食卓に並ぶ魚介が、とびきり新鮮なので、のぞくのが楽しみです。
 きょうは、獲れたての小浜産のイワシがワゴンに積まれてバックヤードから運び込まれたところでした。2パック買いました。

 頭を落とし、腹から指で開きます。骨も取ってフィレにします。数が多いので手間な作業ですが、遊び感覚で楽しいです。

 ちょっとグロテスクな光景ですが、おいしくいただくから許してください。

 塩水で洗ってきれいにしました。

 クッキングペーパーで1枚づつ水気を切り、イワシの重量の20%ほどの塩でまぶして並べました。

 ラップで覆い、冷蔵庫の奥く深くに保存しました。
 1カ月ほどすると、イワシが発酵して、出た水分はナンプラー(魚醤)になるそうです。それからオリーブオイルに漬け込みます。完成はまだ先です。

レコード・プレーヤーの再生 その4

 モーツァルトのオーボエ四重奏曲が心地よく流れます。LP(レコード)の音です。中古でゲットしたレコード・プレーヤーは、ハプニングもありましたが、機嫌よく回っています。
 
 トーンアームは1971年発売というSAECのWE-308です。「インサイド・フォース・キャンセラーのウェイトは欠品」ということもあって、ヤフオクで格安ゲットしました。適当なナットでもぶら下げておけばいいわと考えてました。でもちょっと格好悪いです。そこでー。

 デジタル針圧計を1000円ちょっとでAmazonから購入しました。そのキャリブレーション(較正)用についていたのが5グラムの分銅です。WE-308のウェイトも5グラムのはずです。これだとピンときました。
 細い絹糸を結びました。2本が180度に向き合うように瞬間接着剤で固定すれば、申し分のないウェイトとなりました。

 キャビネットの脚です。衝撃を吸収し、高さが調整できるインシュレーターをつければいいのですが、これまた高価です。
 ハウリングの心配はあまりないので、たったの200円ちょっとで済ませました。 

 キャビネットの4隅に、大きな袋ナットを接着しました。
 これだけでもいいのですが、受け側にも台座をつくりました。とはいえ、1円、5円、10円、そして5円と硬貨を重ねて接着しただけで、1個21円です。5円玉の穴と、袋ナットの出っ張りを合わせます。
 高さを調整するため、薄いプラバンを何枚も切り取って、水準器をにらみながら重ねました。 

 トーンアームの固定部分にもウェイトをつけました。
 SAEC純正のアームスタビライザーは重さが500グラムあります。たまにヤフオクで見かけますが、単なる錘にしては10K円以上するとんでもない相場になってます。

 トーンアームのベースは27mmのナットで固定されています。20mmを超える太いナットはホームセンターでは見当たらず、ネットで購入しました。ナット1個より宅配便の価格の方がかかりました。
 届いたナットをはめようとすると、溝のピッチが違いました。そこまでは知りませんでした。買い直しするのも面倒で、ありあわせの金物で細工しました。重さでは合格ですが、固定方法がこれで効果があるかは疑問です。とりあえずは、わたし自身へのスタビライザー(安定剤)として働けば十分です。

 これまでのレコード・プレーヤーの再生

 

青春18 「戎神」がお出迎え~神戸電鉄・恵比須駅

 「近畿の駅百選」に選ばれながら未踏だった神戸電鉄の恵比寿駅です。三木市の玄関口にあたりますが、ご縁がありませんでした。
 駅前に「戎神」の石像があり、切妻屋根になまこ壁を取り入れた・・・というのが選定理由です。

 切妻の下でももえべっさんがほほ笑んでいます。

 ありました。認定プレートです。カバーのアクリルがちょっと変色してますが、正面の目につくとことに掲げられていました。

 青春18きっぷの旅でした。姫路から加古川に戻り、加古川線に乗り換えました。加古川線は「JR大回り乗車 雪の加古川線の旅」でこの冬に乗って以来です。粟生(小野市)で途中下車です。
 北条鉄道は、北条町との間をつないでいます。でも今回は横目にしただけです。

 神戸電鉄は、粟生線は鈴蘭台まで29.2キロ。そのまま神戸・新開地まで直通運転しています。青春18きっぷでは乗れませんので、きっぷを買って乗車しました。

 粟生から20分ほどで1面1線の恵比寿駅が近づいてきました。

 乗ってきた新開地行き準急を見送ります。昼間ダイヤはは1時間に1本ですが、朝夕はもう少し増えます。

 近くに戎神社があるはずと、地図で探しました。駅から5分ほどのところに、立派な神社はありました。

 湯の山街道に面しています。

 他に見るところもなく、30分後にやってきた次の電車に乗りました。

 新開地(ここも駅百選)で下車すると、神戸新聞の号外が壁に張られていました。桐生の9秒台はすごいですが、大阪の夕刊紙で働いたわたしには壁新聞の方が懐かしかったです。

 神戸駅(ここも駅百選)から新快速、普通と乗り継いで帰宅しました。
 これで青春18きっぷの5回分を使い切りました。長野への旅や、駅百選探訪で十分に元をとりました。

 「近畿の駅百選」 この駅に降りた

青春18 播州赤穂と姫路で駅百選は2連敗

 青春18きっぷの最後の1回が残ってました。使用期限は10日です。ならばと、急に思い立って播州赤穂に向かいました。近畿の駅百選の未踏駅だったからです。
 日生まで「カキオコ」を食べに行ったり、岡山から帰る途中に通過したことはありましたが、降り立ったのは初めてです。
 折角ですから赤穂城の城跡まで歩いてみました。

 立派な長屋門です。大石内蔵助の旧邸です。

 すぐ裏は、これまた立派な大石神社です。

 門前には四十七士の石像が並んでいます。兵馬俑のようにも見えて、ちょっとアンバランスな気もしました。

 大願成就を祈ります。わたしには、もはや無縁の気もしますが…。

 赤穂駅にも、「誠忠義士伝双六」なるものが掲げられています。

 わたしが探している駅百選の認定プレートは見当たりません。
 駅員に聞いてみると、「以前はあったのですが、どこに保管しているかわかりません」。ちょっとがっかりの返答でした。

 姫路からやって来た播州赤穂行が到着すると、隣のホームから福山行の「ふるさとおこし6号」が発車していきました。青春18きっぷの利用者らしき一団が乗り継いでました。

 姫路も駅百選に選ばれています。下車して認定プレートを探しましたが、こちらも発見できず、2連敗となりました。