京都西院春日神社の若菜節句祭

 京都・西院の辺りをぶらりとしました。京都西院春日神社に参ると、予想を上回る人出でした。この日は「若菜節句祭」で若菜のおかゆがふるまわれていました。大地の恵みに感謝して神様に春の七草を供え、その七草の若菜をおかゆにしていただく事で健康を祈る神事です。
 わたしもいただきました。湯気をあげる温かなおかゆと、西院小芋の煮物、香の物が添えられていました。

 神社の辺りは小芋の特産物で、「西院の小芋」として人気があったそうです。ほくほくとしたおいしい小芋でした。

 佐井通り(春日通り)の四条をあがったところにあります。

 天長十年(西暦833年)淳和天皇が皇位を退き淳和院(西院)に移られたき、勅諚により奈良の春日四座大神を勧請し、守護神としたのが始まりだそうです。病気平癒・厄除け、旅行安全・交通安全の神さまとして参られています。

 正午過ぎには、若菜かゆをいただこうとする人で、長い行列ができていました。

 参拝するにも行列でした。
 最近の若者は、驚くほど礼儀正しく行列を作ります。

 境内に100人分のテーブルが用意されていました。
 わたしがおかゆに箸を動かしたのは、行列に並んでからほぼ1時間後でした。

 京都西院春日神社 
 京都市右京区西院春日町61
 075-312-0474

京都・宇治田原 「魚よし」のにしんそば定食

 京都・宇治田原の猿丸神社に参りました。
 帰り道の国道沿いにあった「魚よし」に車を止めました。洋食、和食、喫茶の看板通りに、フライ物から丼、一品までそろい、2階では法事などの団体利用も可能な万能飲食店です。
 カツ丼やエビフライもおいしそうでしたが、頼んだのは「にしんそば定食」(1134円)です。
 年越しそばは、鴨鍋の続きで簡単に終わりました。そのせいか、にしんそばを食べたくなったからです。京都の冬には欠かせないそばです。
 大きなにしんが横たわり、細めの食べやすいそばでした。

 温かいそば汁と食べるすしは格別です。

 魚よし
 0774-88-2076
 京都府綴喜郡宇治田原町大字立川小字平岡66-1

 猿丸神社は、瘤(こぶ)取り、癌(がん)封じをはじめとする病気平癒や無病息災などに霊験あらたかなパワースポットです。

 古い願い笹をお返しして、新たな笹をいただきました。
 休憩所では、薪が赤々と炎を上げていました。

 狛犬ならぬ狛猿がしめ縄して並んでいます。
 5年前からがん封じのために毎年、お参りしています。

 猿丸神社
 0774-88-3782
 京都府綴喜郡宇治田原町大字禅定寺小字粽谷44

「口福来招」 2018戌

 今年も、おいしいものが腹八分目に食べられる健康な1年となりますように!
 食べ初めは「自分でつくる ローストビーフ」でした。幸先よく、いい色に、いい味に仕上がりました。

 重箱の予定区画に収まりました。

 包丁を入れる緊張する瞬間です。

 120度の低温オーブンで50分ほど焼く低温調理法でつくりました。簡単で失敗がありません。
 作ったのは30日でした。

 お雑煮は京風で、白味噌、丸餅です。柔らかなつきたてのもちでした。

 京都の山利商店の白味噌です。すっきりとした「料亭の味」が再現できました。
 孫娘も、「ミソスープ」をおいしそうに吸ってました。

 息子夫婦と孫娘の5人でお節を囲んだ、穏やかな元日でした。

 

英会話教室の「X’masプレゼン」

 地元・島本町の住民センターで開かれてる「Oak Tree Club 英会話教室」です。今年最後の授業はクリスマス・プレゼンテーションでした。歌あり、ゲームあり、飲み物、お菓子ありで、先生の言葉を聞き取るのに必死のいつもの授業とは違って楽しい時間を過ごしました。
 先生が出したお題は「Chiristmas」です。
 ここに使われている10文字を組み合わせて別の単語を見つけます。みんなの限られた単語力と、先生の豊富な語彙を集めると、出てくるわ、出てくるわ。その数なんと54に達しました。まだあるかもしれません。 

 こちらはパズル。正方形が5段に積まれています。この中に正方形はいくつあるでしょうか?
 答えは41。解き方は上のボードに書かれている通りです。

 わたしが準備したのは「回転しりとり21」。オリジナル(ネットからの借用、お許しください)は日本語ですが、これを英単語でやってみました。これも60-70代の我々には難問でした。英語ネイティブの先生は、制限時間内にスラリ。Winnerとして、真っ赤なブーツに入ったお菓子をプレゼントしました。
 ありがとうございました。来年も、顕著になってきた「物忘れ力」とのバランスを少しでもとる悪あがきとして新たな英単語の記憶に勤める所存であります。

青春18 長野の一夜、ゲストハウス初体験

 ちょうど1年前の8月24日のことです。サンティアゴ巡礼を歩き始める前夜です。フランス西南の町、サンジャン・ピエ・デ・ポーのドミトリー(男女相部屋)に泊まりました。プライベート(私営)のアルベルゲで、小さな部屋に2段ベッドが2台。同室は、台湾とカナダ(?)人の若い女性でした。ちょっとドギマギしたのが、昨日のことのようです。それから30数日間、毎夜のごとくドミトリーで寝泊まりして、すっかり慣れてしまいましたが。
 とはいえ、それはスペインでの話。日本でのゲストハウスは初体験でした。民泊がブームです。これからはこんな一夜を経験しておくのも良いかと。
 WORLDTRECK DINER & GUESTHOUSE-Pise は、楽天トラベルで予約しました。急に思い立っての旅だったので、長野駅前などのビジネスホテルは満室でした。
 1泊2778円。税込みで3000円ぽっきりです。楽天カードのポイントがあったので、支払ったのは1500円です。

 古い民家を改装しています。元は6畳ほどの部屋が、巧みにベニヤ板で仕切られて8ベッドとなってます。一応はカーテンもついて、かなりプライバシーも確保されています。
 スペインの公営アルベルゲのように、だだっ広い部屋にむき出しの2段ベッドがずらりと並んでいるだけといったところからすると、格段の上部屋です。
 エアコンも夜通し動いていたので、暑いことはありませんでした。

 まるで穴倉ですが、布団1つを敷くのがちょうどのスペースです。洗濯したての清潔なシーツが2枚、枕カバーがありました。これも寝袋必携だったスペインとは大違いです。

 きれいなトイレもあります。
 風呂はなく、シャワーですが、熱い湯がたっぷりと出ました。

 階下は各国料理が食べられるバーになってます。宿泊者は10%OFFでした。

 目の前の生ハムを眺めながら、ジントニックをいただきました。
 隣に座った、富士宮から独りでやってきたお嬢さんは、青春18きっぷで4連泊の旅の途中。サンティアゴ巡礼をする多くの女性のバイブルのようなパウロ・コエーリョの「星の巡礼」の愛読者で、「サンティアゴに行ってみたいです!」。巡礼の話なんかで盛り上がりました。

 カウンターの隅には真空管アンプが載っていました。これも世界各国を旅したというオーナーの趣味とか。ところが肝心のオーナーはこの夜は姿を見せてくれませんでした。

 善光寺門前の中央通りに面してます。

 WORLDTRECK DINER&GUESTHOUSE-Pise(ワールドトレック ダイナー アンド ゲストハウス ピセ)  
 長野市東後町2-1
 026-214-5656

盂蘭盆会 宇治・興聖寺

 お盆です。宇治にある曹洞宗・興聖寺で盂蘭盆会の法要が営まれました。
 檀信徒が増えて回り切れなくなったとかで、今年から棚経が中止されました。この日の法要にやって来たのは、亡父の初盆以来です。
 寺に上る琴坂は、手前から車の渋滞。いつもは静かな庫裏が、大にぎわいでした。
  道元禅師が最初に開いた「修行道場」です。

 それにしても青い空が広がります。

 エアコンなんて存在しません。それでも開け放たれた窓からは、わずかに心地よい風も吹き込んできます。

 1時間以上待って、法要を済ませました。

ことしもにぎやか 「島本夏まつり」

 わたしの部屋の窓の下。ちょっとオーバーですが、すぐそこの中学校校庭で、わが町の「島本夏まつり」が開かれています。窓を閉め切ってますが、にぎやかな音は突き抜けてきます。島本音頭をたっぷりと聞かせてもらったあげく、目下は長々とおたのしみ抽選会です。

 ちょっとのぞきに行きました。盆踊りはもうお終いでした。

 金魚すくいがにぎわってます。そういえば、昔は夜店という楽しみがありました。

 出店が規制されているのでしょうか。島本町のメーンストリートである楠通りは車の通行止めですが、露店の出店はありません。常設のタコ焼き屋が、長い行列でした。

水無瀬神宮 夏越の大祓

 雨も上がったので、近くの水無瀬神宮をお参りしました。
 6月30日は、「夏越の大祓」。境内には茅野輪くぐりに訪れた人が、輪をくぐって左、右と8の字を描いて参拝していました。

 境内から湧き出ている名水百選の「離宮の水」を汲みに来る人も絶えません。

 水無瀬神宮
 大阪府三島郡島本町広瀬3丁目10-24
 

メルカリで買った「軽アイゼン」

 テレビCMも流れているメルカリを初めて使いました。「スマホでかんたん フリマアプリ」のキャッチコピー通りに、簡単に、しかも格安で未使用の「軽アイゼン」を購入することができました。
 スマホにアプリをインストール。「軽アイゼン」を検索すると、売り出し中の商品が並びます。欲しいのがなかったので、新たな出品があったら知らせるようにセットしておくと、24日夜にメールが入りました。すぐに購入手続きをすると、出品者も迅速に対応してくれて、きょう26日に届きました。
 ヤフオクよりもぐっと手間いらずの取引でした。ジモティーもそうですが、ネットを使ったいろんな便利な買い物手段ができてます。わざわざ交通費を出して大阪辺りまで探しに出かけるより、よほど楽です。

 買ったのは6本爪の軽アイゼンです。来週に学生時代からの「どたぐつ」の仲間と登山を予定しています。今年は例年になく残雪が多いそうで、念のために軽アイゼンを持っていくことにしました。
 昔の4本爪はありましたが、ネットで調べているうちに、着脱が簡単なラチェット・バックル式が欲しくなりました。楽天やアマゾンにも並んでますが、シーズン外れのためか、欲しいサイズは在庫切れでした。
 さっそく、わたしのトレッキングシューズに装着してみました。それにしても靴底がすり減ってます。まあ、スペインの巡礼路800キロほどを歩いたのですから、当然です。

葵祭 下鴨神社の流鏑馬神事 2017

 京都・下鴨神社は、わたしの実家の氏神さまでした。そこに平安時代から伝わる伝統の流鏑馬(やぶさめ)神事が行われました。京都三大祭のひとつ、葵祭の平穏無事を願う儀式です。
 疾走する馬上から鏑矢を射ます。当たれば豊作、諸願成就というわけです。
 このところ重たい一眼を敬遠して、もっぱら愛用しているミラーレスのLUMIX-GX7MK2で撮影しました。このカメラには4Kモードという、動画のように連続撮影してから、編集作業で静止画にキャプチャーする機能もあります。高速連写も駆使しました。おかげで、素人でも放たれた矢を写すことができました。

 命中! 的がはじけます。

 糺の森に400メートルほどの馬場が作られ、3つの的があります。全力で疾走しながら、3つの的を狙います。

 公家装束の射手です。

 射貫かれてバラバラになった的は、縁起物として売られていました。

 下鴨神社は、正月に参って以来です。