滋賀・守山 第1なぎさ公園の菜の花

 気分転換にドライブに出かけました。あそこなら大丈夫だろうとやって来たのは滋賀・守山市のびわ湖畔にある第1なぎさ公園です。
 今シーズンはあまり話題になってませんが、すでに満開。辺り一面が黄色くなっていました。
 正面にそびえる雪をかぶった比良連山とのコントラストが素晴らしいです。

 正確にはカンザキハナナといいます。約4000平方メートルの広い土地に、約1万2000本が植えられています。

 カンザキハナナは真冬から咲き始めるので「寒咲き花菜」です。

 自宅を出たときは曇天だったうえ、天気予報もよくなかったのであまり期待はしてませんでした。
 ところが、青空とはいきませんが日差しもこぼれる温かい日和となりました。

 特等席はこのマンションの階上でしょう。

 コロナ対策でマスコミ取材を断っていました。
 平日ということもあって、3密を気にすることもなく、ゆっくりと見物することができました。

 湖面には霞がかかっているように見えます。

 第1なぎさ公園
 滋賀県守山市今浜町2876

 菜の花と比良連山 10年前にも訪れています。

「ツール・ド しまもと」 カワセミと出会う

 「ツール・ド しまもと」のルートの水無瀬川でカワセミと出会いました。
 写真好きの知り合いが撮影しておられました。どこで? 何時ごろ? としつこく聞いて、わたしも望遠レンズをセットしてキャッチをトライしました。
 きょうで3回目でした。川面を青い線がヒューッと横切りました。現れました。ところが、なかなか止まってくれません。
 待つこと1時間以上。同情したのか、わたしのレンズが届く辺りでポーズをとってくれました。

 野鳥撮影マニアが持っているバズーカ砲のような大きな望遠レンズの世界とは無縁です。
 ミラーレスに45-150mmのズームをつけて撮影しています。望遠端で35ミリフィルム換算300mmとなり、2倍のデジタルズームに設定しました。さらに画像処理ソフトでトリミングしているので、画質はかなり荒れています。残念ながら、わたしの機材ではこれが限界です。
 望遠レンズが欲しくて、ネットで検索しました。いい値がします。泥沼にはまり込まないよう、ここらで退散します。

柳谷観音 薄雪の花手水

 朝からチラチラと雪が舞っていました。車を飛ばして柳谷観音に行ってみました。
 お正月の庭手水には、うっすらと雪がかぶっていました。渋い色彩です。
 ひしゃくの裏には、「そうだ 京都 行こう」とのひと昔前のキャッチコピーがかかれていますが、どなたもやって来てはいませんでした。

 苔手水も冷たそうです。

 龍手水の南天です。難を転じていただきたいものです。

 山門前の茶店の手水は凍り付いています。

 白いのがチラチラと舞います。

 柳谷観音楊谷寺 
 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
 075-956-0017

京都・西山 光明寺の枯れ紅葉 2020

 京都・西山の西山浄土宗総本山光明寺です。今シーズンは3回目のアップです。昨年のきょうも参ってます。
 薬医門の辺りは、まだまだ赤いです。それでも、これが2020年最後の紅葉でしょう。 

 参道は、きれいに掃き清められていました。落ち葉がなくて、かえって寂しいです。

 本堂に参る人もまばらでした。紅葉のシーズンとは大違いです。
 門前の駐車場もがらがら。もちろん拝観料も不要でした。

 西山浄土宗総本山 光明寺
 075-955-0002
 長岡京市粟生

柳谷観音 冬紅葉の花手水

 柳谷観音(楊谷寺)の花手水(はなちょうず)が、師走バージョンになっていました。
 「紅葉ウイーク」が終わり、静けさを取り戻しました。なによりも入山料が不要となりました。車で15分ほど走った山の中です。
 書院の庭、浄土苑にある庭手水です。真っ赤に紅葉の落ち葉が敷き詰められています。

 上書院の裏にある琴手水には、澄み切った水底に、紅葉が沈んでいました。

 赤と黄色の千両の実がアクセントになっています。

 山門脇の龍手水には、あふれんばかりのバラの花です。

 恋手水は、3羽の小鳥が見つめています。

 苔手水には、ヒマワリも浮かんでいます。

 浄土苑に落ち葉が積み重なっています。

 極みの赤です。

 右に比叡山、左に比良山系の蓬莱山が見えています。

 この1年、何度も花手水を楽しんできました。

 柳谷観音楊谷寺 
 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
 075-956-0017

 

神峰山の森自然園 初冬の赤、紫と冬紅葉

 神峰山の森自然園を、カメラ2台(標準ズームとマクロレンズ装着)を首に散歩しました。
 お正月に重宝される目出度い植物、万両や千両が赤い実をつけていました。
 20日前には真っ赤だった神峯山寺の紅葉は、すでにおおかたが枯れ落ちて冬紅葉(ふゆもみじ)のなっていました。

 万両(マンリョウ)は、赤い実が垂れ下がっています。千両(センリョウ)よりも重い実のイメージからきたのようです。

 千両の実は上を向いています。

 他にも十両(ヤブコウジ)とか一両(アリドオシ)というのが咲いているそうですが、確認できませんでした。
 これは何でしょうかね?

 【追記】
 山野草のセンセイに教わりました。、
 これがアリドオシでした。鋭いトゲがあり、小さな蟻をも刺し通すので「蟻通し」と名付けられたという説もあります。
 「千両、万両、有り通し(=年中お金に困らない)」とシャレ込んで、千両、万両と一緒に植えてゲン担ぎするらしいです。

 こちらはツルリンドウの実です。

 ホオズキの一方は、シースルーに枯れて、中の赤い実が透けていました。

 コムラサキの紫が美しいです。同属のムラサキシキブも、近くにあったようです。

 オカタツナミソウ(丘立浪草)は、5、6月に咲く花です。それが、今ごろ咲いてます。

 アサマリンドウ(朝熊竜胆)のつぼみでしょうか。秋にやって来たときには、一面に咲いていました。

 キチジョウソウ(吉祥草)は、花が咲くと縁起が良いとされます。

 シュウメイギク リュウノウギクも咲いていました。

 黄葉のまま終わるのでしょうか。

 神峯山寺の山門は、真っ赤だった色彩が失われました。

 これまでの神峰山の森自然園

京都 東寺のライトアップ2020

 東寺の五重塔がライトアップされています。高さ55mと、現存する日本の古塔の中では一番高い塔が、夜空に延び、影は池面に突き刺さっていました。
 カメラに三脚をもって、車で出かけました。ダウンジャケットを着てきましたが、それほど寒くはありませんでした。

 紅葉の向こうに九輪が突き抜けています。

 瓢箪池に反射します。

 この夜は、月はほとんど雲間でした。

 新たにゲットしたfish-eye(魚眼)レンズを試したかったのですが、出番はありませんでした。

 金堂の薬師如来が見えています。

 画像の部分を拡大しました。

 講堂越しに振り返りました。
 小学生のころ、この辺りのお堂を写生したことがあります。ふいに思いだしました。

 京都タワーも輝いていました。

 拝観券は友人にいただきました。昼の光明寺に次いで無料ご招待です。格安タイヤに格安レンズと続き、年金生活者には誠にありがたいことです。

 東寺 真言宗総本山 教王護国寺
 075-662-0173
 京都市南区九条町1

京都・西山 光明寺をfish-eyeで撮る

 京都西山の紅葉の名所、光明寺です。
 fish-eye(魚眼)レンズの中古をヤフオクでゲットしました。きょう、郵パックで届くのを、山崎郵便局留めに変更して受け取りました。その足で試写に向かいました。
 超広角の7.5mm(35mm換算で15mm)です。人間の目は50mmくらいです。魚の目のように飛び出したレンズからは、見慣れない世界が広がりました。

 肝心の紅葉は盛りを過ぎたようです。

 この3連休は、ものすごい3密状態になってました。きょうは、比較的、静かでした。

 グニャリと曲がった独特の視覚となります。

 藥医門に続く参道が、いつもの年のようにきれいではありません。

 慣れないレンズを突然使ったので、たくさん失敗しました。
 オートフォーカスのレンズに慣れきっています。なにも考えずにシャッターを押すだけです。
 このレンズは、ピントも絞りも手動で合わせます。ピント合わせに失敗したカットがいっぱいでした。それでも、昔のカメラに戻ったようで、新鮮でもありました。 

 光明寺は、紅葉シーズン中は拝観料が必要です。でも招待券を知人にいただきました。ありがとうございます。

 西山浄土宗総本山 光明寺
 075-955-0002
 長岡京市粟生

 SAMYANG(made in Korea)
 7.5mm fish-eye F3.5

 わたしのカメラ、LUMIX GX7-MK2 の純正レンズだと G FISHEYE 8mm F3.5でなんとメーカー希望小売価格が95,000円 (税抜)もします。とても手が出ません。
 こちらは格安レンズなうえ、中古なので1.5万円ほどで入手しました。遊び道具が増えました。

高槻 神峯山寺の「赤」

 神峯山寺(かぶさんじ)に参りました。
 この秋、最高の「赤」でした。

 神峯山寺の本尊は3体(秘仏)の毘沙門天です。そのひとつ、兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)が年に一度、秋に公開されるのを記念する限定ご朱印です。

 根本山神峯山寺
 日本で最初に日本で最初に毘沙門天が安置された霊場としても知られ、1300年以上の歴史を持つ古刹です。
 高槻市の北部にあり、ポンポン山の登山口のひとつにもなっています。神峯山の森自然園には、野草を見にやってくるスポットです。
 11月から有料になった駐車場に車を止め、東海自然歩道に沿って谷間の道を山門まで歩きました。

京都・桂坂 モミジバフウの並木道

 真っ赤に色づいた長い並木道です。モミジバフウって、初めて聞いた木の名前です。
 漢字では紅葉葉楓と書きます。楓を「ふう」と読むところがミソです。フウ科フウ属の落葉高木です。
 楓は「かえで」とも読めます。こちらはムクロジ科(旧カエデ科)カエデ属の落葉高木の総称です。よく似てますが、違った木でした。
 京都・西京区のニュータウン、桂坂の街路樹が見事に成長して、赤い帯を描いていました。 

 アメリカフウとも呼びます。スペインのサンティアゴ巡礼で知り合った金沢のKさんがFBで四高記念館の並木を紹介しておられました。そこは「アメリカ楓通り」と呼ばれているそうです。
 桂坂は、別のFB友だちで勤務地がすぐ近くのOさんが先日、歩いてきたと書いておられました。
 さて、このブログを編集していると英会話教室で知り合った別のOさんがFBを更新されました。よく似た時間にニアミスしていたことがわかりました。 

 日本では珍しいロータリーです。

 振り向くと黄色の世界です。

 熟した果実です。イガイガがそれぞれのタネで、その集合体です。

 葉の形がカエルの手「蝦手」に似ていることから、カエデと呼ばれるようになりました。こちらもよく似てます。

 京都市バスはグリーン、ヤサカバスはイエロー、それに白地に赤い帯の京阪バスと、3社のバスが乗り入れています。

 「冬ソナ」のメタセコイアによく似ていますが、あちらはヒノキ科(またはスギ科)メタセコイア属だそうです。

 東海自然歩道の標柱がありました。そういえば大原野から苔寺の区間は歩いたことがありません。

 並木道から国際日本文化研究センター(日文研)の先にある桂坂野鳥遊園へ向かいました。静かな池で野鳥が休んでいました。

 観察スポットに置かれた望遠鏡で野鳥を観察しました。接眼レンズにカメラのレンズを押し付けると、このように写りました。

 こちらの紅葉も見事です。

 きょうのコースです。
 阪急桂から国道9号を越え、京大桂キャンパスを抜けて桂坂の並木道へ。その後、日文研のレストランで昼飯を食べて、桂坂野鳥遊園へ。帰りは市バスに乗車しました。