看板が素敵です。「なにの店だろう?」と想像しながら上を向いて歩きました。ザルツブルクのゲトライデガッセと同じです。
日: 2007年8月26日
世界遺産、St.Gallenの街並み
あまりの美しさに、見ほれるばかりのSt.Gallen(ザンクト・ガレン)の街並みです。
オーストリアのザルツブルクをちょっと小型にしたようなまちでした。でも、こちらの方が、観光客は少なく、ずっと静かで、ひなびた雰囲気で素敵でした。
チューリッヒから「ICN」に乗り込む
Z醇вich Hauptbahnhof(チューリッヒ中央駅)は、国際列車の終始発駅です。ウィーン、ドイツ、フランス、スペイン、イタリアといろんな国からの列車がやってきます。
わたしが乗るのは9:10発のSt.Gallen(ザンクト・ガレン)行きのICN(Intercity-Neigez醇・e=特急)です。
10番線から出発します。同じホームでもセクターA、Bとおおまかな停車場所が表示されています。「2等+2等+1等+1等+食堂車+2等」の編成であることがわかります。
ICNは7両固定編成で、スイスでは珍しい電車列車です。
日本では珍しくなった食堂車です。
1等車は、3列座席ですので広々としています。おまけに乗客は多くありません。
チューリッヒ中央駅からスイスの旅は始まった
Z醇вich Hauptbahnhof(チューリッヒ中央駅)です。正面には、スイス鉄道の父ともいうべきエッシャーの像が立っています。
予定では、チューリッヒ空港駅から、そのまま最初の目的地、北東部のSt.Gallen(ザンクト・ガレン)に向かうつもりでした。今回の旅では、「スイス・セーバー・フレキシー・パス」というチケットを買いました。使用の最初に「ヴァリデート」という証明が必要です。空港駅の窓口で行いましたが、あっけないほど簡単でした。行き先も聞かれたので、どうしてかなと不思議に思いながら「St.Gallen」と答えると、そこまでのタイムテーブルをプリントアウトして渡してくれました。親切です。
で、時間ができたので、中央駅までやってきました。
中央駅の側面です。でもこちらの方が、線路の行き止まり側になります。ヨーロッパの駅は、多くがターミナル、まさに終点になっています。
駅前には路面電車が発着します。
低床式の新型車もやってきます。
駅から南に延びるBahnhofstra遵me(バーンホフ通り)です。路面電車の軌道式にクルマは入ってきません。緑がいっぱいの静かな通りに、真っ赤なスイス国旗が翻ります。
チューリッヒの夜はふけて
スキポール空港(アムステルダム)では、乗り換えで4時間も待たされました。スイスのチューリッヒ空港に第一歩を記したのは、19日午後10時をまっていました。
空港からタクシーで10分ほどのホテルで食べたのは、スキポール空港で買ったサンドイッチでした。パンに何枚ものハムとチーズがはさんであります。おいしい。でもこの3点の組み合わせは、最後まで変わりませんでした。
水分補給は怠りなく
「エコにミークラス症候群」の予防のためにも水分補給は欠かせません。ずいぶんとお世話になった「缶」です。もちろんオランダ産です。
プルトップが緑色で、ちょっとおしゃれです。大きさは、日本のジュース類と同じで、ちょっと小ぶりです。
「瓶」にもお世話になりました。さっぱりとした味わいの白ワインです。こちらはどういうわけか南アフリカ産です。
もちろん「ノーガス」の水も。
町で何本も買った「evian」は、栓が水色がノーガス、赤がガス入りです。
帰ってきました
7泊9日の旅でした。
26日午前8時45分。もうすぐ関西空港です。帰ってきました。
スイス-関空の直行便はありません。「ヨーロッパ経由で行きはチューリッヒ着、帰りはジュネーブ発で一番安い便」で選んだKLMです。
Eチケットで、出発30時間前からインターネット・チェックインができます。座席も自分で選べます。
アムステルダムのスキポール空港です。だだっ広い空港で、とにかく歩かされます。当然ですが、KLMがあちこちに止まっています。
搭乗機はB-777で、座席は3-3-3と並ぶのが基本です。窓側をとると、通路に出るのが不便です。ところが、最後尾は2席になっていることがわかり、そこを選びました。
帰りは、真ん中の2席です。こちらは壁の後ろで、前に席がありません。おかげでゆっくりと脚を伸ばすことができました。
それでも10数時間の旅は疲れます。「ビジネスクラス」は夢ですが、エコノミーでも夫婦で3度目のヨーロッパが楽しめたのですから満足しています。
これから、ゆっくりと旅の思い出を書いていきます。