青春18きっぷで食べる 松阪駅構内 「汽笛亭」の伊勢うどん

伊勢うどん1

 伊勢に来たら、やはり「伊勢うどん」です。
 JR松阪駅構内の立ち食いうどん「汽笛亭」のメニューにも「伊勢うどん」(250円)はありました。
 10時45分の開店を待ちかねて、一番に注文しました。

伊勢うどん2

 太い麺です。底に「たまり出汁醤油」が沈んでいます。それをかき混ぜてると、こんな具合です。
 麺は、太いばかりで、讃岐うどんのようなコシはありません。ねっとりとしてますが、醤油とからんでのどを滑ります。

伊勢うどん3

 手前の袋にはいっている「伊勢うどん」を、さっと茹でて、醤油をかけ、葱をのせればできあがりです。

伊勢うどん4

伊勢うどん5

 ホーム側からは、窓越しの立ち食いだけです。駅待合室側からだと、カウンターに椅子があります。

青春18きっぷで食べる 松阪駅弁「元祖特撰牛肉弁当」

松阪駅弁1

 松阪駅弁の「元祖特撰牛肉弁当」(1260円)です。
 名松線の終点からひとつ手前「比津駅」のホームで食べました。

松阪駅弁2

 さすがに柔らかい松阪肉です。ナイフがなくても、箸でポロリと切り離せます。こってりとした味付けですが、肉汁がさすがです。弁当には、酢ゴボウとレンコン、それにポテトがついているくらいですが、肉の美味しさで満足しました。

松阪駅弁3

松阪駅弁4

 だれもいない比津駅です。次の列車がくるまで半時間以上。ベンチを占拠して、のんびりといただきました。

松阪駅弁5

 商売熱心なようで、「あら竹弁当通信」といったちらしまで作っています。

松阪駅弁6

 松阪駅で乗り換えの時間があったので、駅の売店(ココにも売ってました)ではなく、駅から5分ほど歩いた新竹商店の本店まで買いにいきました。
 あら竹

青春18きっぷの旅 名松線の「キハ11」

キハ11-1

 「青春18きっぷ」の3回目の旅は、JR名松線です。三重県の名張-松阪を結ぶから「名松」として計画されました。昭和10年(1929)に、松阪-伊勢奥津(いせおきつ)間43.5キロが開通しましたが、参宮急行電鉄(現在の近鉄)が先に名張-松阪間を開通させたため、盲腸線のまま延伸はストップ。現在に至ってます。
 伊勢奥津-比津間で1時間に1本しか走っていない「キハ11」を撮影しました。この場所は、JRの各地の撮影ポイントを紹介している本「お立ち台通信」の2巻で紹介されています。ちょっと芸がないですが、同じ場所からレンズを向けました。

キハ11-2

 同じ場所からのカットです。暑い中をここまで歩き、列車がやってくるまで待ちました。

キハ11-3

キハ11-4

 「キハ11-8」です。松阪から、これに乗って、伊勢奥津まで行きました。その後、徒歩で手前の比津方向に戻ってきて、途中で松阪に戻っていく列車を撮影しました。

キハ11-5

 行きの車内から撮影しました。家城(いえき)駅で、対向車とすれ違います。もちろん、単線です。名松線のすれ違い駅はここだけです。

キハ11-6

タブレット

 今では珍しくなったタブレットの交換も行われています。単線区間で、対向車と衝突しないように考えられた安全策です。

キハ11-7

 比津駅に到着した「キハ11」です。

時刻表

 JR時刻表の8月号です。これをぺらぺらと繰っていたら、連載の「終着駅から始まる旅」に名松線と伊勢奥津駅が紹介されていました。
 同じ記事を見たのか、青春18きっぷ利用者とおぼしき同輩が何人も、それに鉄子さんも乗ってました。
 この鉄子さんの存在は、柘植駅での乗り換えで気づきました。ホームで亀山行きの「キハ120」を撮っているさまが、まるでわたしと同じでした。松阪駅を降りると、駅弁を買いにまっすぐに「あら竹」の本店に向かうのまで。鉄子さんは、3150円もする「匠の技 松阪牛物語」をご購入でしたが…。