西国十七番 空也上人もおられる「六波羅蜜寺」

六波羅蜜寺1

 JR京都駅から乗った京都市バス・急行銀閣寺行きは、1日乗車券をもった若者のカップルでいっぱいでした。清水坂で、たくさんが下車しましたが、六波羅の方へやっている人はほとんどいませんでした。
 六波羅蜜寺は、「都七福神」を自転車で巡った昨年正月以来です。

六波羅密寺2

 本堂は貞治2年(1363)の修営だそうです。昭和44年(1969)に解体修理が行わました。丹の色も鮮やかです。

六波羅蜜寺3

 三蹟のひとり、藤原佐理(すけまさ)の筆になる扁額がかかっています。三蹟の残りふたりは、小野道風、藤原行成です。

六波羅蜜寺4

 有名な空也上人像ですが、今回は拝観しませんでした。

六波羅蜜寺5

六波羅蜜寺6

 「六波羅堂」と納経帳に書いていただきました。
 六波羅蜜寺
 

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西国十六番 本尊御開帳の「清水寺」

清水寺1

 清水の舞台です。

清水坂1

 修学旅行のシーズンでもないのに。「○×▲?」「@◇#$・・・」と、耳慣れない会話も飛び交います。

清水寺2

 びっくりするほどの人並の清水坂を上ってきました。

清水寺3

 ご本尊が開帳中です。
 西国三十三所巡礼の中興といわれる花山法皇の崩御(ほうぎょ)より一千年ということで、ことしから数年かけて各寺がご本尊を開帳してゆきます。奈良・国立国立博物館では「西国三十三所 観音霊場の祈りと美」も開かれています。
 清水寺の本尊開帳は、2000年以来です。このときも拝んでいます。本来は33年に1回、開帳されるので、次回は25年後です。

清水寺4

清水寺5

 朱印帳には「大悲閣」と書かれています。「本堂の別名です。大きな慈悲をもたれた観音様をお祀りしています。こんな建物の上にまつられているから『閣』です。普通のお堂なら『殿』とかになります」。そんな説明を聞きました。
 清水寺
 

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京都・新京極 「スタンド」の生ビールセット大

スタンド1

 夏の日差しが戻った1日でした。四条河原町に戻ってきて、ちょっと遅い昼食です。足が向いたのは、いつもの「スタンド」です。気楽に入れる、大衆食堂です。すっかりできあがったおっちゃんから、ガイドブックをみて入ってくる観光客まで、客層は幅広いです。
 大ジョッキです。よく冷やしたジョッキに入ってます。最近、生中は飲んでも、大ジョッキはご無沙汰してました。こんな日には格別です。

スタンド2

 一品メニューもたくさんありますが、考えるのが面倒なので、「生ビールセットの大ジョッキ」(1180円)です。
 冷や奴の他に、枝豆、揚げ餃子、スパゲティサラダがついてます。

スタンド3

 

スタンド4

 定食メニューから酒の肴、ラーメンまであります。

スタンド5

 スタンド
 075-221-4156
 〒 604-8042 京都市中京区新京極通四条上る中之町546
 前回は、2005/05/01に紹介しています。

平等院音舞台を楽しむ

音舞台1

 宇治・平等院で行われた「JAL 平等院音舞台」を楽しみました。幻想的な雰囲気の中で繰り広げられました。舞台は、10円玉にもなっている平等院鳳凰堂です。

音舞台2

 正面からだと、阿弥陀如来も拝めたはずです。

鳳凰堂2

 雪も舞う日に訪れた鳳凰堂です。正面から見ると、ちょうど阿弥陀如来坐像のご尊顔を拝することができます(2008/02/03撮影)。

音舞台3

 両翼の鳳凰は、夜空に光ってますが、堂内にはすでに光がありません。残念です。

音舞台4

 開演前の鳳凰堂です。でも座席が最悪でした。ホールではないので、客席はフラットです。後部だったので、座っていたのでは何も見えません。首をあげて、前列の隙間から出演者の頭の先がのぞく程度でした。

音舞台6

 それでも「Celtic Woman(ケルティック・ウーマン)」の澄み切った歌声は素敵でした。「You Raise Me Up」が、真っ暗な夜空に吸い込まれていきました。

音舞台5

 チケットを引き替えた後、時間があったので門前の茶店でソフトクリームを買いました。宇治茶の産地です。抹茶がたっぷりとかかっています。「スイーツの横綱・大乃国も食べたソフトクリーム」だそうです。

音舞台7

 音舞台は、郵送とネットで申し込みました。そのうちのどれかが当選しました。無料ですから、少々座席が悪くても、文句はいえません。夕立が降ったばかりだったので、ビニール製の雨具までくれました。
 10月5日の深夜0:30からMBSで放映されます。それを見て、舞台の画像を確認します。

大阪・難波 「インデアン」のインデアンカレー

インディアン1

 昨日、久しぶりにキタのドーチカを歩きました。「インデアン」です。懐かしい・・・。
 あの味を思い出して、南店に行きました。ウーン、この辛さ。当然とはいえ、同じ味です。甘酸っぱいキャベツのピクルスも、辛さに調和します。

インディアン2

 ミナミ店のメニューは、基本的にインデアンカレー(730円)だけです。これにご飯大盛り(50円アップ)、ルー大盛り(200円アップ)、生玉子(50円)のヴァリエーションです。わたしは「レギュラー、大」です。他に「ルー、大」とか「大、大、生」なんて略号が飛び交います。

インディアン3

 ドーチカや阪急三番街店は知ってますが、この南店は初めてでした。ココが60年の歴史をもつチェーン店の最初の店でした。

インディア
ン4

 インデアンカレー 南店  地図
 06-6211-7630
 〒 542-0076 大阪市中央区難波1丁目5-20
 向こうのアーケードは戎橋筋です。工事中のフェンスは、ビアホールのミュンヘン南大使館の跡地です。
 

西国三番 「粉河寺」の門前に人気なく

粉河寺1

 JR和歌山線の粉河駅で下車しました。駅前からきれい整備された商店街「とんまか通り」が門前まで続いています。ところが、10数分の道のりで、地元の人とはついにすれ違いませんでした。地方の休日の昼下がりって、こんなものなんでしょうか。

粉河寺2

 重文の立派な大門です。

粉河寺3

 広くて雄壮な境内です。

粉河寺4

 本土の前には、桃山時代につくられた枯山水の庭があります。

粉河寺5

粉河寺6

粉河寺7

 粉河寺
 

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西国二番 夏に戻った「紀三井寺」

紀三井寺1

 夏の日差しが戻った1日でした。先月31日の日曜日、青春18きっぷの最後の1回を使って行ってきました。
 本殿の目の前にある桜の老木です。和歌山地方気象台の標準木です。近畿への桜前線の到来を教えてくれる桜です。

紀三井寺2

 重文の楼門は、平成19年に塗り替えられたばかりで、朱がまぶしいです。

紀三井寺3

 「還暦」というのも人ごとではなくなりました。この文字を見ると、はっとします。

紀三井寺4

紀三井寺5

紀三井寺6

 和歌浦湾の向こう、下津の対岸に沖の島が浮かんでいます。大昔に泳ぎに行ったことがあります。

紀三井寺7

 紀三井寺というのは通称です。
 金剛宝寺
 

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大阪・元町 「みかげ」のさば塩焼定食

みかげ1

 ニュースはいつも唐突ですが、テレビの前に釘付けになってました。一段落したので、パソコンの横に置いた小さなモニターテレビを横目に、きょの昼食をアップしておきます。
 「みかげ」の前は、何度も通ったことがあります。一度はドアを開けましたが、椅子の後ろに立って待っている人がいて、退散しました。
 人気の秘密がわかりました。自分で選ぶ4つの総菜でたったの500円。魚+2皿でも550円です。それでいてご飯もおいしいです。

みかげ2

 さば塩焼は小ぶりですが、そんなものでしょう。
 わたしは、エノキの卵とじときんぴらゴボウです。えのきは、温めてくれました。

みかげ3

 いろんな小鉢がズラリと並んでいます。1時に近かったので、これでも減っているのかもしれません。

みかげ4

みかげ5

 (有)みかげ  地図
 06-6631-3763
 〒 556-0016 大阪市浪速区元町3丁目12-1
 こだわってられるのでしょうか。NTTタウンページには、わざわざ(有)と表記されいます。店の壁には「株式会社」とくっきりと。どちらかが正解ですが、食べ物屋でこんなのは珍しいですね。
 そうか、「料理仕出し」の方が本業ということですか。