青春18きっぷので食べる 和歌山「元車庫前 ○宮」の中華そばセット

○宮1

 青春18きっぷの残り1回を使って、和歌山にやって来ました。となると「和歌山ラーメン」をはずせません。
 和歌山ラーメンには、2つの系統があるそうです。一方は豚骨系で、代表は井出商店とのことです。もう一方は醤油系です。その代表格のひとつが「元車庫前 ○宮」です。ココまでは、事前にネットで調べました。
 「中華そばセット」(800円)です。よく冷えた生中を飲んでひと息ついていると、運ばれてきました。京都の「新福菜館」ほどではありませんが、黒い色をしています。和歌山ラーメンの必須品かと思っていたナルトはのってません。

○宮2

 細い、ツルリとした麺です。汁は、色ほどに辛くはなく、むしろさっぱりとしています。そうだ、忘れていたと、胡椒もふりました。器もそれほど大きくはなく、ぺろりと食べてしまいました。

○宮3

 セットには炒飯の小がついてます。これも醤油の味が香ばしいです。中華では、チャーシュウの切れ端が入っていることが多いですが、ここでは、ハムです。

○宮4

 和歌山ラーメンと「早や寿司」はセットかと思ってましたが、ここにはそんなものはありません。メニューをみると、フツーの中華料理店と同じです。

○宮5

 地元では「和歌山ラーメン」とはいわず、「中華そば」というようです。屋号の「○に漢字1字」という店が、あちこちにあります。

○宮6

 「元車庫前」というのは、昔は市電(?)の車庫の前にあった屋台が発祥と言うことらしいです。現在は国道42号から紀三井寺競技場に入る交差点角にあります。
 明るい店内に4人掛けテーブルが11卓並んでます。これだけ広いと、次から次へとやってくる客も、待たなくて席に着けます。
 丸宮中華そば  地図
 073-445-4881
 〒 641-0014 和歌山市毛見1130-3

○宮7

 バスでJR和歌山駅に戻りました。その運賃が、なんと490円。高いラーメンになりました。
 バスは、井出商店の前も通りました。こちらには、やはり行列ができてました。

北野線の遺構を発見!!

北野線1

 梅小路公園からの帰り道、傘をさして歩きました。七条西洞院まできて、「そうだ、ここを北野線が走っていたのだ」と立ち止まりました。
 北野線が廃止になった昭和38年(1963)から45年もたっています。当時を伝えるものなどあるはずがないと思ってましたが…。
 左側の3本目の電柱に、釘付けになりました。他のコンクリート製の電柱とは、この1本だけが明らかに違います。

北野線2

 近づいて見上げました。擬宝珠(ぎぼし)をかぶせたような、特徴的な格好をしています。

錦林車庫

 昔の市電の架線を支える電柱は、鉄製(?)でした。どれもてっぺんに個性がありました。この写真は、旧錦林車庫(左京区)の前に残る電柱です(2008/06/28撮影)。
 鉄のパイプをつなぎあわせた電柱なので、中は空洞です。だから頭に「帽子」が必要なのでしょう。

北野線3

 「RM Library N電 京都市電北野線」(ネコ・パブリッシング)は、「京都市電の残影」を追ううえでのバイブルのような出版物です。「北野線のちんちん電車「N1」」では、大阪市立中央図書館で借りたものでしたが、その後、購入しました。
 それを調べると、34、35ページに、こんな写真がありました(撮影・高橋弘氏)。七条西洞院からの光景です。
 左側の信号機の下に写っている電柱を見てください。よく似てると思いませんか。
 この写真は、七条から北を見ているのか、南を見ているのかは不明です。それにしても似ています。

続きを読む 北野線の遺構を発見!!

梅小路公園を走る「N27」

梅小路公園1

 朝からの雨も上がったようなので(実際には、また降ってきました)、買い物のついでに京都・梅小路公園に出かけました。
 「狭軌1型27号車」(N27)が動態保存されています。
 午後3時すぎですが、雨のため空は暗く、ライトを点灯しています。2重ルーフのガラスから漏れる明かりが素敵です。

梅小路公園2

 JRの「梅小路蒸気機関車館」の外周に沿うように線路が敷かれています。

梅小路公園3

 「N27」は、北野線が廃止になる昭和38年7月31日まで、現役で走ってました。運転席のガラス窓が取り払われて、オリジナルの京電カラーに塗装されています。

続きを読む 梅小路公園を走る「N27」

自分でつくる トマトのビネガーソースパスタ

パスタ1

 昼飯はどうしよう。ソファー横にあった雑誌をペラペラとめくりました。よし、これだ。
 毎度、毎度のパスタですが、本日も「トマトのビネガーパスタ」とあい成りました。
 皿の右に盛っているのは、信州みやげの「ニンニクのハーブ漬けサラダ」、そんな名前だった商品です。ニンニクの臭みがまったくなく、コリコリとおいしいです。

パスタ2

 ちょっと酢が強すぎたかなという感じでした。でも、粉チーズをふりかけると、ぐっとマイルドになりました。トマトも甘く、なかなかの味です。熱々ですが、さっぱりとした味です。
 また、パスタのレパートリーが増えました。

パスタ3

 レシピは、この「クロワッサン」に掲載されてました。ミニトマトを使ってますが、そんなのなかったので、普通のトマトで代用です。

パスタ4

 作り方は簡単。ボールにオリーブオイル大さじ4杯、バルサミコ酢大さじ1杯、赤ワインビネガー大さじ2杯に、塩、胡椒した液に、ざく切りにしたトマトを1時間ほどつけ込みます(2人分)。
 パスタを茹で、ザルで湯を切って、鍋に戻します。トマトも液ごと放り込み、強火で炒めたらできあがりです。
 ベランダからとってきたバジルをのせました。

わたしも会いたいスイス鉄道「クロコダイル」

クロコダイル

 精巧な1番ゲージ模型です。スイス国鉄Ce6/8Ⅱ「クロコダイル」です。
 スイスからイタリアへ超える「ゴッタルト峠」で使用された機関車です。急勾配急曲線の山岳線を、ワニのように身をくねらせて重量貨物をひいたことから、この愛称がついています。

原信太郎

 鉄ちゃんの会社の同僚から「行きますか」と招待券をもらってました。大阪・梅田の阪神百貨店で開かれていた「鉄道模型フェスティバル」をのぞきました。そこに展示されていたのが、鉄道模型製作歴76年という原信太郎氏のクロコダイルでした。13歳のときに、トタン板にタガネで窓を開けてつくったという第1号機関車も並んでました。
 「スーパー鉄道模型 わが生涯道楽」(講談社α新書)に、原氏の鉄道模型にかける熱意が書かれています。

スイス鉄道

 会社の帰りに、大阪市立中央図書館(西長堀)に寄り、ネット予約していた本を借りました。「スイス鉄道一人旅 行き当たりばったり路線ガイド」(知恵の森文庫、写真中央)です。1999年のスイス鉄道旅行記です。わたしが読んでいた、よく似た「予定なしの乗りまくりガイド」(同)は、2000年の旅行記です。
 帰りの電車でさっそく読んでいると、すぐに「クロコダイル」が登場しました。
 『この鉄道(イヴェルドン・サント・クロワ鉄道=YSteC)にはクロコダイル(鰐)の形をした名物電気機関車がいるのだが、これにまず敬意を表さないといけない』
 
 そして筆者が最初の夜に泊まるのが、モンボヴォンという町の『駅の真ん前にあるホテル』です。

モンボヴォン

 そこなら通ったことがあるはずです。1年前の写真を調べました。私が乗ったGPL(Golden Pass Line)の時刻表から11時30分すぎに通過しています。写真の撮影時間から、田舎駅のカットを割り出しました。拡大してみると、左側の道路沿いにある「50」の制限速度表示版の下に「Montbovon」の文字を確認できました。
 ああ、わたしも「クロコダイル」に会いに行きたいです。

大阪・元町 「三久」のチキンカツ定食

三久1

 前を通るたびに、気にはなってました。でも店先には「お食事処」とあるだけで、和食なのか、洋食なのか? メニューのたぐいは一切ない、初めての客には素っ気ない「三久」です。
 「いらっしゃい。何にしましょ?」とたたみ込まれて、あわてて壁のメニューを見ました。「チキンカツ定食」(600円)です。パリッと揚がってます。

三久2

 店内は、予想以上にゆったりとしています。広いカウンターの向こうには、テーブル席もあります。メニューなど見ている客はなく、常連がほとんどのようです。
 高く積み上げられているのは、あらかじめ野菜だけを盛りつけた皿です。12時40分を回ってましたが、まだ客が来るんでしょう。

三久3

 そういえば、テーブルの上にもメニューはありませんでした。壁にかかっているのは、典型的な洋食屋のメニューです。どれも安いです。一番人気は、ヒレカツのようでした。

三久4

 「なにわ筋の三久と関係あるんですか?」と聞いてみました。
 「いっしょです」とおかみさん。年格好からして、親子ってことなのでしょう。
 三久  地図
 06-6649-5467
 〒 556-0016 大阪市浪速区元町3丁目8-17
 

食後にいただく「みすゞあられ」

みすゞ1

 「みすゞあられ」をいただきました。信州・上田のみすゞ飴本舗(飯島商店)で買いました。
 甘さ控えめのゼリー菓子です。これなら、舌の上でおいしさが広がりました。

みすゞ2

 上田駅前にあるみすゞ飴本舗です。登録有形文化財に登録されてます。
 ドアを開けようとすると、立派な紳士のドアマンが「いらっしゃいませ」と開けてくれました。さらに、よく冷えたジュースまで振る舞われたら、何かを買わなくては申し訳ない気持ちにされました。まいった!!

みすゞ3

 広い店内には、立派なオルガンや、時代物のレジスターが置かれています。

みすゞ4

みすゞ5

みすゞ6

 飯島商店

大阪・梅田 「どんたく」のちゃんぽん

どんたく1

 大阪。梅田での昼食です。駅前第2ビル地下2階の「九州ちゃんぽん どんたく」に行きました。3年前の夏までの梅田勤務時代には、よく行った店です。
 黙っていても「ちゃんぽん」(750円)が出てきます。ほかにはおにぎりしかありません。

どんたく2

 待つことしばし。熱々が登場です。でも、ちょっとキャベツの量が減ったような…。昔はこの2倍の高さはあったような気がします。

どんたく3

 作り方は同じです。味も同じです。安心しました。

どんたく4

 減ったとはいえ、大きなキャベツを何枚も食べ、モヤシを処理しないと、麺には到達しません。

どんたく5

 お母さんは相変わらず元気です。それにもまして元気、大きな声を張り上げっぱなしの初めてのおじさんが、鍋に向かってました。

どんたく6

どんたく7

 入るときは、5人ほどの待ちでした。隣には、行列のできるうどん店ができてました。
 どんたく  地図
 06-6344-2736
 〒 530-0001 大阪市北区梅田1丁目2-2

やきそば

 昔と変わらず流行っている店ばかりではありません。「どんたく」の先を左に曲がったところが、この光景でした。
 食べきれないほど山盛りの焼きそばが、たったのワンコインだった店です。扇風機がいくつも回る暑い店内の鉄板の間に座って、店を見渡していたおじいさん、愛想がよかたお母さん。黙々と焼きそばの山と格闘していたおじさん。いまは、どうしてられるんでしょうか…。

大阪・OCAT 「Enchant醇P」の日替りランチB

Enchant醇P1

 ぐっと涼しくなりました。ちょっと歩くかとも思いましたが、向かったのはお隣のOCATです。5階の食堂街を一回りして、入ったのは「Enchant醇P」です。「日替りランチB」(840円)のサンマがおいしそうだったからです。
 「サンマと旬野菜のスパイシーカレー風味巻き」だそうです。骨を取った小ぶりなサンマ1匹が、野菜ソースを巻いてます。しかし、そこはサンマで、きっちり自分の味を主張してます。

Enchant醇P2

 フォークは敬遠して、お箸でいただきました。

Enchant醇P3

 飲み物は、アイスティーです。

Enchant醇P4

Enchant醇P5

 前回は、先月のことです。
 Enchant醇P(アンシャンテ)  地図
 06-6635-3230
 〒 556-0017 大阪市浪速区湊町1丁目4-1