チェスキー・クルムロフからは高速バスでプラハに戻りました。中心部のRepubliky駅まで地下鉄に乗って、地上に上がったところが「市民会館」です。2度目とあって、地下鉄の乗り降りもずいぶん気を遣わなくてすみます。
直行した市民会館併設のカフェ「カヴァールナ・オベツニー・ドゥーム」です。ウェイトレスには「ツーリスト・ランチ」を勧められました。でも簡単に「Economic Lunch Menu」(200クローネ=約800円)にしました。
ワンプレートにのったボヘミアン・オムレツです。ベーコン、玉ねぎ、ジャガイモなんかが焼きこまれています。トマトケチャップをかけてると、安心して食べられる味です。
スープはヌードル入りのビーフ・コンソメ味です。
もちろん、これも飲みました。
市民会館は、チェコ生まれのアールヌーボーの画家、アルフォンシュ・ミュシャ(チェコ語ではムハ)が意匠を手掛けています。メニューにも、ミュシャの作品ガがデザインされています。
あちこちにミュシャを感じさせる華麗なデザインが光ります。
時計だって、こんなデザインです。
2階にも上がってみました。
5月に始まる音楽祭「プラハの春」は、この市民会館にある「スメタナ・ホール」でスメタナの「わが祖国」の演奏で始ります。
ホールに入るガイド・ツアーもありましたが、もう一度、プラハにやってくる日があることを願って、その日のためにとっておきました。