Český Krumlov → Praha  帰りは高速バスで

 【6/4】
 チェスキー・クルムロフに1泊して、帰りは直通高速バスにしました。
 ハイデッカーのバスを見て安心しました。もっとボロボロのバスかと懸念してました。

 泊まった中心部のホテルから歩いて10分ほどの町外れにあるバスセンターです。一般の車はここからは入れません。

 studentagencyが運行しています。
 これまたネット予約した乗車券のプリントアウトです。なんと座席まで指定できました。地元客は、出入り口に近い中央部付近が好みのようでした。日本で高速バス事故があった直後に予約したので、眺めの良い最前部には座りたかったのですが、せめては運転手後ろの席です。
 2人で15.3EUR。1500円ちょっとです。安いです。

 あいにくの雨となりました。チェスキー・クルムロフ城が雨粒にかすみます。

 途中、行きの列車を乗り継いだČeské Budějovice/チェスキー・ブディェヨヴィツェに停車しました。
 サービスは抜群です。まず新聞を配ります。もちろん、読めるはずがない新聞はもらいませんでした。
 音楽を聞くイヤフォンを配ります。さらに飲み物のサービスまであります。女性乗務員は、結構忙しそうです。

 もうひとつ停車駅では、対面するようにパトカーが停車しました。どうしたのかなと見ていると、制服の警察官が乗り込んできて、写真が入ったプリントアウトを手に、1人づつ「面通し」です。凶悪犯が逃げていたのでしょうか? もちろん、わたしはフリーパスでした。 

 何事もなかったように、ボヘミアの大地をバスは走ります。
 プラハまであと40キロほどの表示が出たころです。
 「パーン」
 大きな音が響きました。パンクしたのかと思いました。バスはスピードを落とし、クッションも急に悪くなりました。運転手は、携帯電話で連絡を取ってます。それでも止まりませんでした。

 バスは一旦停車することもなく、そのままノロノロと後続車に抜かされるままプラハまで走りきりました。

 

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プラハ本駅と「food issimo!」のボロネーゼ

 【6/5】
 Praha hl.n./プラハ本駅は2度、利用しました。
 旅の4日目は、ここからドレスデンに向かいました。その前に昼飯です。スーツケースをもっているので、できるだけ簡単にと、駅構内のレストラン「food issimo!」にはいり、一番簡単なパスタを頼みました。「Bolognese(ボロネーゼ)」が読めました。
 飲みのもがのったトレーをもって席で待っていると、「できたよ」の声(たぶん)。
 できあいのミートソースとパスタを炒めただけで、ちょっと団子状態になっているところもありましたが、口になじんだ味であることがなによりでした。

 もう一つはチーズ・バーガーです。

 もちろん、飲み物は缶ビールのBudweisorです。

 駅の地下部分は近代的に改装されています。

 ホームには通勤用の2階建て電車が止まっています。

 地下から外に出ると、こんな光景です。

 地上には、きれいなドームがあります。

 1918年の建設ということでしょうか。壁にはオーストリア皇帝、フランツ・ヨーゼフの肖像も掲げられていました。

 地上部分にそびえるアールヌーボー風の立派な駅舎です。

 プラハ本駅

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Praha hl.n. → Český Krumlov ローカル列車の旅

 【6/3】
Praha hl.n. 9:16
Train R 637
České Budějovice 11:56 12:07
Train Os 8117
Český Krumlov 12:56
Overall time 3 hours 40 min., distance 200 km, price 261 Kč

 Praha hl.n./プラハ本駅を午前9時16分発の列車に乗ります。ちょっと早めに着いてしまいました。駅の探検なんかをして過ごしました。
ハンブルク・アルトナ行きのECがホームに止まっています。2年前の旅を思い出す、ちょっと懐かしい地名です。

 「ČD」がチェコ国鉄の略称で、シンボルからはブルーです。

 プラハを発車してしばらく。どこかの駅に停車中です。検札にもやってきた女性車掌が、ホームに立ってます。客はあまり多くありません。

 なんとも懐かし風情の地方駅です。

 ローカル線列車が止まっています。

 České Budějovice/チェスキー・ブディェヨヴィツェに到着しました。南ボヘミア地方の中心都市です。
 チェコ語は、日本人の語感からはどうもうまく発音できません。で、覚えられません。

 駅の構内を歩いてみました。売店もありますが、売っているのはタマネギだったりニンニクだったり。

 トレイに行った奥さんはびっくりして戻ってきました。
 トイレに入ると、おじいちゃんにチップを請求されたそうです。それは想定内です。おじいちゃんが指さす紙の上にチップを置くと、「そこちゃう!」いった感じで怒られたそうです。その紙をトイレに持って行けということだったようです。その二つ折りの小さな紙切れが実はトイレットペーパーだったわけです。個室には当然、使い放題のトイレットペーパーなんてなかったのです。

 チェスキー・クルムロフ行きのかわいい列車に乗り換えます。

 トロッコ列車くらいの車両です。それでも5両編成で、ガタンゴトンとスロー・スピードで走ります。

 プラハから3時間40分。やっとチェスキー・クルムロフに着きました。運悪く雨も降ってきました。
 駅舎を出ようとしましたが、改札口がないから出口がわかりません。駅舎外れのオープンカフェのようなところを通り抜けようとしたら、酔っぱらったおっさんが出てきて「こら、ココ通るな」みたいな大きな声。すごすごと戻ると、握手を求めてきてなんのことやら。
 

 駅舎を出ても何もありません。タクシーなんていません。バス停はあるのですが、次のバスはいつやってくるのか不明です。どうしたものかと困った表情のいろんな国の旅行客10人ほどが、どうせ言葉は通じないだろうと黙ったままバス停の小さな屋根の下で身を寄せます。自分独りではないのだから、何とかなるだろうと。
 やがてバスはやってきて、10分ほどで無事、チェスキー・クルムロフ城がある中心地へ着きました。

 上はネットで予約して、画面をプリントアウトしたのが、そのままチケットです。検札印がはいってます。
 下はチェスキー・クルムロフ駅から町の中心部まで乗ったバスのチケットです。1人で8コルナでした。 
 チェスキー・クルムロフを訪ねるは、大部分がツアー客のようです。朝、プラハを発ち、ここを観光して、その日のうちにウィーンまで行ってしまうか、その逆コースのようです。
 個人客も、プラハからの直通高速バス(帰りはわたしも利用)を使うのが一般的なようです。
 それでも、わたしはあえてこれに乗ってみたかったのです。ちなみに料金は261コルナと1000円ちょっとです。ものすごく乗りがいがある列車でした。

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京都・寺町二条 「一保堂茶舗」のほうじ茶ICED

 京都・寺町二条の「一保堂茶舗」でお茶を買うのにつきあいました。プーンとお茶の香りが素晴らしい店内はいると、「テイクアウト」の見本カップが置かれてました。ちょっと喉も渇いていたので、さっそく「ほうじ茶」をアイスで頼みました。紙コップで242円です。
 目の前で入れてくれます。さすがにペットボトルのお茶とは違って、香りが豊かです。

 iPhoneでの撮影です。なかなか雰囲気が出てます。

 一保堂茶舗 京都本店
 京都市中京区寺町通二条上ル
 
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