ヘルシンキから帰国します

 ベルリンからヘルシンキに飛びました。免税ショップで最後の買い物もしました。わたしがゲットしたのは、ノイズ・キャンセラー付きのヘッドフォンです。SONY製がセールで並んでいて、69EURでした。安かったんかどうかは不明ですが、新幹線に乗る時なんかにおばちゃの発するノイズから逃れるために欲しかった製品です。
 あっという間の10日間でした。さて、社会復帰に向けた最後のフライトに出発です。

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ベルリンにやって来てよかった フィルハーモニーに酔った夜

 旅の総仕上げはベルリン・フィルハーモニーの定期演奏会でした。
 指揮はマリス・ヤンソンス、バイオリン独奏はツィンマーマン、オケはもちろんベルリン・フィルです。
 プログラムは、スメタナの売られた花嫁序曲、マルティヌのバイオリン協奏曲、そしてドボルザークの交響曲第9番「新世界より」と、チェコの作曲家の3作でした。

 新世界が終り、拍手の渦に包まれたフィルハーモニーです。

 拍手は鳴りやまず、オケが去った後のステージに呼び戻されたヤンソンスです。
 指揮者の一挙一頭足にこれほどまで釘づけになったのは、初めての体験です。ヤンソンスは格好よすぎます。
 小気味よい動き。時に指揮棒を左手に持ち替え、右手の指先を全部使って表現する。小柄な体が、限りなく大きく見えました。
 アムステルダ・コンセルトヘボウを指揮して人気を一身に集めているのがよくわかります。今年のウィーンのニューイヤー・コンサートの指揮ぶりも思い出しました。
 コンサート・マスターが樫本大進なら、もういうことはなかったのですが。それだけが残念。

 フィルハーモニーの響きは、聖トーマス教会とも、歌劇場のゼンパー・オーパーとも違って、ひとつひとつの音が明瞭に聞き分けられるオケのための空間であることがよくわかりました。

 長いと思っていた旅もあっという間。あすの飛行機で帰国します。旅の思い出は、改めて記していきます。

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ベルリン 「EINSTEIN」のターフェルシュピッツ

 ベルリンにやってきました。ライプツィヒの田舎からのおのぼりさんは、大都会に右往左往です。列車が到着したベルリン中央駅は、真新しい近代的な駅です。でもルート案内があまり親切ではないようです。地図を片手にどっちにいったものかと案内板を見ている旅行者がいっぱいです。

 昼飯は、ブランデンブルク門から東へ延びる大通り、ウンター・デン・リンデン(菩提樹の下の意味)に面したウィーン風のカフェ「EINSTEIN」に入りました。

 「Tafelspitz(ターフェルシュピッツ)」(18.5EUR)です。茹でた牛肉です。脂は抜けてますが、パサついたところはなく、日本人の口にもあいます。
 ここはベルリンですが、ウィーンの料理です。オーストリア帝国最後の皇帝、フランツ・ヨーゼフ(皇妃エリザベートのご主人)が好んで食べた料理です。

 パンの他に、別皿でポテトがついてます。これがホクホクとおいしいです。
 1人前を頼んで、二人でシェアーして十分でした。

 ビールは「Hefe dunkel 0.5dl」(4.5EUR)にしました。黒ビールが半分はいってます。まろやかな味で、チェコのビールを思い出す味でした。

旅も終盤です。これからベルリン・フィルハーモニーを聴きに出かけます。

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