熊野九十九王子を往く その5 紀伊~海南

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「熊野九十九王子を往く」の5回目は、JR紀伊から紀ノ川を渡り和歌山市の東部をかすめて海南までの25キロほどを歩きました。
日焼けを警戒して、長袖のTシャツでしたが、ついまくり上げていたため、腕にくっきりと跡が残りました。
この区間は、フラワー街道であり、フルーツ街道でした。あちこちに、きれいな花が咲き、果実が膨らみつつありました。

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田んぼは田植えが終わり、水が張れています。そのために用水はどこもあふれんばかりの水量です。和佐のあたりでは、川の水位が上昇して、水郷のように絵になる風景になってました。

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熊野古道 語り部と歩く 高原熊野神社~牛馬童子口

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 阪急交通社トラピックスの日帰りバスツアー「語り部と行く! 熊野古道を歩く旅」の2回目でした。
 高原熊野神社から牛馬童子口までの10キロほどを5時間ほどかけて歩きました。今回は、街道のほとんどが山道で、標高差も500メートルほどありました。

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 語り部さんと歩くと、いろんなことを教えてもらえます。その代わりに団体行動とあって、ひとり立ち止まって気が済むまでまでカメラを構えている時間がありません。
 あわてて撮った二人静(フタリシズカ)です。もうすぐ花が開きそうです。でも花へのピントがイマイチです。

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熊野・中辺路 高原霧の里休憩所で食べるツアー弁当

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 「語り部と行く! 熊野古道を歩く旅ハイキング 弁当付き」という日帰りバス・ツアーの2回目でした。今回は、高原熊野神社から牛馬童子口まで10キロほどの、そこそこ歩きごたえのあるコースでした。
 ツアー弁当は、前回コースとのリレー地点となった高原霧の里休憩所でいただきました。
 手作り感いっぱいの弁当です。ズイキにタケノコなどの薄味の煮物に、アルミフォイルに包まれた鮭と鶏の焼き物です。好物のいなりと大きな握りがついてます。

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 温かい手作りの味噌汁もいただきました。
 前回度同様に、中辺路町の「十丈グループ まえだ」製です。でも、すべてが被らないように工夫されてました。

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 秀逸は、この梅干しです。デカいです。酸っぱさは控えめで、デザートのようです。

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 目の前は、こんな光景です。握り飯もうまいはずです。

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 シャクヤクが大きなつぼみを膨らませています。

 高原霧の里休憩所
 和歌山県田辺市中辺路町高原

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熊野九十九王子を往く その4 東佐野~紀伊

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「熊野九十九王子を往く」のその4は、JR東佐野から山中渓を越えて和歌山県に入り、JR紀伊まで30キロほどを歩きました。よく晴れた日和でしたが、暑すぎもせず、歩くのには絶好の季節です。

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泉南市の山の中腹にある林昌寺です。聖武天皇の勅願寺として行基により天平年間(729年-748年)に開創されたという古刹です。躑躅(つつじ)寺の山号の通り、境内の法林の庭は一面がツツジに覆われています。
大きなカメラを持ったマニアがたくさんやって来ていました。ポツリポツリと開花してますが、見ごろはまだ先です。全山が色づいたらすごいでしょう。

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熊野九十九王子を往く その3 鳳~東佐野

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「熊野九十九王子を往く」のその3は、JR阪和線の鳳から、ほぼ阪和線に沿って東佐野までの20キロ超を歩きました。晴天というほどではありませんでしたが、紫外線は強かったようです。おかげでシャツをまくり上げていた腕には、くっきりと日焼け跡が残りました。
街道の名残です。このあたりの熊野古道は、「小栗街道」とも呼ばれます。小栗判官が地車に載せられて熊野を目指したという伝承の道です。

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鳳から歩き始めてすぐ、高石市の富木駅近くの等乃伎(とのき)神社の境内に白い花が咲いていました。あまり見かけない花ですが、なんじゃろうかと。
帰宅後、ネットで調べました。検索語は「5月、木、五弁、花、白」でヒットしたのは、なんとなんと「なんじゃもんじゃ」のようです。うそのようなネーミングですが、そんな木が存在するようです。ヒトツバタゴの別名です。でも、これで正解でしょうか?

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熊野九十九王子を往く プロローグとその1(再録) 京洛の熊野社、天満橋~四天王寺

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 熊野古道を歩こうと、まずは京都市内の熊野社を巡ったのは10年前です。当時は、まだブログをはじめていませんでした。ホームページに記録は残っています。

 京都・東山にある熊野若王子(にゃこおじ)神社です。「京洛の熊野社」はコチラから。

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 大阪・天満橋にある「八軒屋舩着場の跡」の碑です。「永田屋昆布本店」の軒下に、今もあるはずです。「熊野九十九王子を往く、その1」は、コチラから。

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熊野九十九王子を往く その2 四天王寺~鳳

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熊野古道の紀伊路。平安時代、京の都から熊野御幸に旅立った上皇らは、船で淀川を下り、現在の天満橋から歩いて熊野を目指しました。その間に九十九(たくさんという意味らしい)の王子がありました。それをたどって行く徒歩行です。
実は10年前に熊野古道が世界遺産に登録されてブームとなったころ、窪津王子(天満橋)から四天王寺までは歩いてました。そこで長逗留となりましたが、「語り部と行く! 熊野古道を歩く旅ハイキング」というバスツアーに参加したのを機会に、中辺路までの道をぼつぼつと歩いてみることにします。
出発は、四天王寺の境内にある「熊野権現遥拝石」です。

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天王子からあべの筋を南下して堺市へと続く道は、南海・上町線~阪堺線のちんちん電車が走るルートでもありました。
姫松駅のレトロな駅舎と、これまたクラシックな車両です。

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熊野古道 語り部と歩く 滝尻王子~高原熊野神社

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熊野古道が、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコの世界遺産に登録されて10年がすぎました。参詣ブームは去ったようにも思えますが、春になると人気ルートの「中辺路(なかへち)」へのバスツアーが企画されます。04年夏に、大阪から歩き始めて、わずか1回で挫折した経験があります。その雪辱も込めて、とりあえず格安料金に設定されている初回だけでもと参加してみました。
阪急交通社の「語り部と行く! 熊野古道を歩く旅」です。ツアーは日帰り7回と、1泊2日が2回で、滝尻王子から発心門王子を経て熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社にお参りします。
第1回は、滝尻王子から高原熊野神社までの3.7キロでした。

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ゴールとなった高原熊野神社の社殿は春日造りで、熊野古道では最も古い神社建造物です。
コースは、しょっぱなから急坂でした。でも、これくらいの距離なら、余裕で歩くことができました。

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和歌山・中辺路 滝尻王子で食べるツアー弁当

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熊野古道の中辺路を歩きました。「語り部と行く! 熊野古道を歩く旅ハイキング 弁当付き」という日帰りバス・ツアーの1回目でした。9回で完歩というツアーです。初回は格安に設定されており、なんと3990円で熊野路まで連れて行ってくれます。団体行動のツアーは苦手ですが、物は試しと参加しました。
出発地点の滝尻王子に着いたら、もう昼前。まずはスタート前に配られた弁当の昼飯となりました。期待はしてませんでしたが、これうまかったです。

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さんま寿司にめはり寿司、大きなおにぎりと、ボリュームがあります。

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おかずもおいしいです。さんまの佃煮風とチキン、山菜などの煮物です。

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温かい手作りの味噌汁もいただきました。
中辺路町の「十丈グループ まえだ」の手作り弁当です。どんな企業グループかと思ったら、地元の主婦グループ? のようです。

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中辺路の出発点、滝尻王子の境内でいただきました。

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帰りのバスでは、めはり寿司をいただきました。
阪和道の紀ノ川SAでトイレ休憩となり、小腹が空いたのでゲットしました。本当は缶ビール探したのですが、高速道路上とあって、ノンアルコールしか見つかりませんでした。

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高菜につつまれてますが、ご飯にもきざまれた高菜がはいってます。

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和歌山水了軒製です。
大阪駅の水了軒は、倒産してしまいました。今ではブランドだけが別の企業で継承されています。

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高野街道を往く その3 極楽橋~高野山奥の院

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高野街道を歩き切りました。東高野街道、西高野街道が合流して歩き始めた高野街道は、京大坂道-不動坂と名を変えて女人堂がゴールです。昔ははここが女人結界で。女性はここから聖地となる高野山には足を踏み入れることが許されていませんでした。
四国88カ所お遍路のお礼参りをするため、ここから高野山金剛峰寺の奥の院までさらに歩きました。

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春です、1週間前には咲いていなかった桜も、麓では一斉に開いていました。
山に入ると、蕗の薹が芽吹いていました。

今回は、お遍路を一緒に歩き始めた学生時代以来の友と、「どたぐつ」の仲間と一緒に歩きました。

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