LPを聞くためのフォノEQアンプ2種です。どちらもLT(Linear Techonology)製のOPアンプでできています。違いは、RIAAといLP特有の録音特性を補正する方法です。手前がNF型。向こうはCR型です。
手前は1昨年春に作ったものです。いい音でしたが、それで鳴らした直後にLPカートリッジのDENON DL103が昇天してしまい、あまり縁起がよくありません。しばらく眠っていたのを、気になっていたコンデンサーを取り換えて蘇らせました。
奥は、コンデンサーを変えたりひねくり回している最近作です。
モーツァルトのクラリネット協奏曲を聴き比べました。一目瞭然ではなかった。一聴瞭然です。NF型の圧勝でした。音の厚みが違います。これだけはっきりと差が出ると、他のLPでも同じことでしょう。
この数カ月。CR型と格闘してきた時間は何だったのでしょうか・・・。
ただし、これでCR型が「ダメ」と決めつけているわけではありません。心情的にーこれにどれだけの意味があるかわかりませんがーはCR型が好きなんですね。いつか、わが手にしたい!!
わたしのフォノEQを巡る右往左往はこちら。
カテゴリー: わたしの好きなもの
OPアンプでフォノEQをつくる CR型タイプ~改
LPレコードを聴くためのフォノEQ(イコライザー)アンプの試行錯誤を楽しんでいます。アンプに関しては、コチラをご覧ください。その時にも、「出力に入っているカップリング・コンデンサーの選択の余地は残されています」と書いています。
コンデンサーの交換がしやすいように、大昔に作った金田式DCプリアンプのバッファー基板を仮移植して2段重ねになってます。
そのコンデンサーを交換しました。かなりいい線までやってきました。
ヤフオクで偶然見つけたドイツ製のフィルムコンデンサーです。「ERO MKC1862」という、その筋ではそこそこ名の知れた製品だったようです。
高音はすっきりとしています。中音もしっかりとしています。ロストロポーヴィッチのチェロが朗々と響くようになりました。
これまでに試したコンデンサーです。右側の双信SEマイカコンに絶対的な信頼を寄せてましたが、このアンプではちょっと高音がきつすぎて、耳が疲れる感じでした。
【追記 2016/02/20】
その後も試聴を重ね、3枚目の画像の左下、「VP2A473K」に落ち着きました。やはり双信のSEコンに逆戻りです。高音の抜けはこれが一番です。
東寺の「初弘法」とすぐき
京都・上賀茂あたりの名産、「すぐき」です。酸茎菜を漬け込んだ乳酸発酵の漬け物です。ちょっと酸っぱいですが、冬に欠かせない味覚です。東寺の初弘法で買ってきました。
今夜のメーンは、しゃぶしゃぶでした。箸休めに、いい口当たりです。
弘法大師の月命日の21日は毎月、「こうぼうさん」といって市が立ちます。1月は「初弘法」といって一層にぎやかです。
立派な金堂です。小さなころは、歩いてやってこれるところに住んでいました。写生した覚えがあります。
「道をあけてください」の声とともに、混雑する露天が立ち並ぶ道を僧侶の一団がやってきました。
「真言宗総本山教王護国寺事務所」と名札があがる一角に入って行かれました。
10年前に「都七福神」を巡ってやてきたときは、もっとおごそこな行列と遭遇したことを思い出しました。
粕汁が食べたいなと、酒かすを買いました。
佐々木酒造の吟醸酒の粕です。俳優の佐々木蔵之介の実家です。
古道具屋も多いです。
ちょっと気になったのはこちら。ビートルズのLP(レコード)です。でも2800円はいい値です。残念ながらクラシックはありませんでした。
すぐきです。あちこちの漬物屋に並んでましたが、真空パックした品が多い中で、ここは樽から取り出してました。1盛り1000円ですが、「半分でもいいよ」とおばちゃん。
最後まで気になったのがこちら。福寿草が、コケに包まれてボール状になってます。このまま皿に置いて育てるそうです。
正月にいただいた松竹梅にも福寿草が植わってます。これまで、振り向くこともなかった盆栽をじっくりと見て回りました。
それほど寒さは感じませんでした。束の間ののどかな空模様でした。
あけまして、おめでとうございます
お雑煮をいただきました。京風の白味噌仕立ては例年通りですが、ことしは餅は中村軒、白味噌は山利です。
柔らかっく、すーっつと延びるもちです。白味噌は、意外にさっぱり味ですが、旨みがあります。
中村軒をまねして、削りたての鰹節をふりかけました。
お屠蘇をいただきます。重箱は、いつもの4段です。
わたしがつくったローストビーフです。肉にきれいにサシが入ってました。そのせいか、これまでになく柔らかく仕上がりました。
蓮根とニンジンの飾り包丁は、わたしの担当です。ことしもうまく切れました。ゆで卵は、楊枝と絹糸を使ってでカットします。
あとの2段はこんな具合です。
ことしの珍味は、びわ湖名産の鮒寿しです。久しぶりに食べましたが、さすがにおいしいです。
びわ湖の固有種であるニゴロブナが減って、貴重品に格上げされてます。
夕食には、一片と周囲を覆っている糟を椀に入れ、熱湯を注いで汁にしていただきました。これまた最高の味です。
お正月の準備、着々と
ローストビーフをつくりました。これがなくては、わが家の年は越せません。
阪急・高槻市駅前の精肉店「ミートモリタ屋北園店」で買った和牛イチボ500グラムです。京都のモリタ屋の支店です。きれいな脂が入ってます。
塩胡椒をまぶし、ニンニクをなすりつけて、フライパンで全面に焼き目をつけます。
セロリやニンジン、タマネギ、ローリエなどのくず野菜を載せて、ホイールでフタをして10分ほど220度のオーブンにかけます。さらにトップの写真のように白ワインをかけて12分。余熱に20分ほど放置して完成です。
アルミホイルに包んで、冷蔵庫に直行しました。包丁を入れるのが楽しみです。
巷で流行しているという「おにぎらず」です。初挑戦しました。ワ、ハ、ハァ、ファ...。
娘、息子がともに「夫婦」となって、今度の正月は家族が増えてにぎやかです。その腹を満たすために新作の予行演習です。
中村軒の餅も届きました。先日、仕入れた山利の白味噌でお雑煮です。
母が食べたいといっていたびわ湖名産、魚治の鮒寿しも送られてきました。亡父の故郷の味です。
ネットで何でも予約できる時代です。
わが家の胡蝶蘭も、2輪が開きました。
正月準備が整いつつあります。
グアムで食べたシュトーレン 南の島のクリスマス
わたしたちのグアム最後の夜(新婚さんはあと2日、ゆっくりと滞在)。コンビニで買ってきたワインを、ホテルの部屋でみんなで空けました。アテになったのは、ドイツのクリスマスケーキ、シュトーレンでした。ちょっと甘いですが、ワインにもあいます。
2週間ほど前に買ったのを、スーツケースにしのばせてきました。食べごろになっていたはずです。
最後の夜、BBQを食べに行った人気店「PROA」の待ち時間に、前の広場のクリスマス・イルミネーションを楽しみました。
3泊した「ハイアット リージェンシー グアム」のロビーにもデコレーションがありました。
ショッピングモールにも、大きなツリーがあります。
クリスマス・セールを開催中でした。
シュトーレンは、京都・元田中の「リモール」のものです。2年前には、シュトーレン三昧をしました。その中で気に入ったひとつです。
ケーキはそれほど多くはありません。
京の洋菓子工房 Limour(リモール)
京都市左京区田中里ノ前町49
075-781-9848
スマホをMNP Lollipopをしゃぶる
スマートフォンを新しくしました。auのiPhoneは、契約から2年がすぎて、今月が契約解除月でした。不満はそれほどありませんでしたが、間もなく年金生活に突入することだし、もっと「格安」になる選択をしました。
本体は、数少ない国産携帯メーカーになった富士通製です。5インチ画面とひと回り大きくなり、年寄りには字が大きいのは助かります。
格安SIMは、パソコン接続で長く使っているNiftyのNifMoのものです。本体の24カ月分割払いと合わせても月3000円ほどで済む皮算用です。
iPhoneにはなかった充電用スタンドがあります。便利かも。
さすが、ガラケーからの生き残りメーカー製です。おサイフケータイもついてます。これは不要でしょうが・・・。
KitKatとLollipop。突然、グアムで見つけたお菓子の画像です。
格安スマホの本体は、AndroidというOSで動いてます。そのバージョンによって、4.**がKitKat、5.**はLollipopと頭文字がアルファベット順にお菓子からネーミングされてます。新しいスマホは、Lollipopです。NEXUS7と、YOGA-Tabletというわたしの2つのタブレットは、KitKatです。どちらも甘いです。
京都・出町柳 名曲喫茶「柳月堂」でコーヒーブレーク
ちょっと休憩です。昼飯が濃い味だったので、のどが渇きます。
出町柳の音楽喫茶「柳月堂」は健在でした。わたしが高校生時代にも存在しました。
「私語厳禁」の店内は、ゆったりとしたソファーが並び、前にはマルチセルホーンのスピーカーがドーン。いい音を奏でてますが、きょうはウェイティングルームといった設えの「BAR」で。
カフェの紙コップではなく、ホンモノのカップで飲むコーヒーは、それだけで味わいがあります。
壁際の「White Label」の鏡にレンズを向けました。右下のレンズが余計です。大正を感じさせる内装です。
ふり返ったこのサイドボード。彫刻が素晴らしいです。
こんなカウンターで一杯やれば、旨いでしょう。残念ながら、今は使われていないようです。
サイドボードの上のミニチュアです。オーケストラが並んでいると撮影しました。よく見ると、指揮者が3人います。手前はオーケストラ。真ん中はピアノ伴奏つきの混声合唱。向こうはブラスバンドでしょうか…、よくわかりません。
階段の上にあったレトロなメニューボード。現在の価格かどうかは不明です。
音楽室からは、モーツァルトのディベルトメントK136の心地よい音が漏れ聞こえてました。
1階がベーカリー、ト音記号ののれんを上った2階が喫茶です。叡電・出町柳駅の前です。
柳月堂
075-781-5162
京都市左京区田中下柳町5-1 柳月堂ビル 2F
コットンキャンディとポインセチア
茨木・佐保のTHE FARM UNIVERSAL(ザ ファームユニバーサル)をブラブラとしました。
惹きつけられたのがコレ。エアプランツの「Tillandsia Houston Cotton Candy」です。
調べてみると、Tillandsia(チランジア)というのはエアプランツ=空中植物のことで、根を地中などに張らなくても、空気から水分を吸収して生育できる植物のことです。
コットン・キャンディーは、エアプランツの中ではポピュラーな種類のようです。
他にもいろんなエアプランツが並んでました。
何に活ける(?)かと、オーナメントなんかが並ぶ別棟で物色しました。ガラス容器も素敵ですが、壁にぶら下げることを考えて、黒いポットにしました。
買って帰った1株を、リビングの壁に飾りました。
わたしのサンティアゴ巡礼のコンポステーラ(巡礼証明書)がぶら下がっていた場所です。コンポステーラはわたしの部屋に引っ越しです。
クリスマスを前に、ポインセチアもたくさん並んでました。
真っ赤は、キリストの血の色とか。
開演から間がない9月にやってきたときは、大混雑でした。きょうは、ゆっくりと楽しむことができました。
THE FARM UNIVERSAL
茨木市佐保193-2
「安曇野ちひろ美術館」 いつまでも座っていたい椅子
「安曇野ちひろ美術館」は、絵本作家のいわさきちひろの作品などを展示する美術館です。代表作の「『ぶどうを持つ少女」が出迎えてくれます。
そこに配された椅子が素敵です。
いつまでも座っていたい椅子です。