ぺペロンチーノ好きが高じて、和風の蕎麦までイタリアンにしてしまいました。
蕎麦つゆで味つけしているいので、醤油風味は残っています。それでもオリーブオイルのうま味が引き立つ想像以上の出来となりました。
ペペロンチーノソースに多めのそば湯を加えて、汁気たっぷりに仕上げました。
色付けにピーマンをと思いました。冷蔵庫を開けると万願寺トウガラシがありました。ここはピーマンほどに主張のない万願寺で大正解でした。
茨木の山の中にある「カフェとまり木」に知人を誘って再訪しました。
「前菜9種盛り・パスタ+ピザ」を頼み、パスタとピザは3品別々をセレクト。シェアしました。
パスタは左から、ペスカトーレ、6月のパスタ、カプレーゼです。どれもシンプルな味付けですが、それぞれが個性をのぞかせていました。
6月のパスタは「鰯のオイルサーディン、梅、大葉、ディル、ケッパー」でした。あっさりとした和風の味付けです。それぞれの素材のうまさが伝わってきました。
器に圧倒される前菜の9種盛りです。
左上は冷製スープです。そして、紫キャベツの酢漬けにソーセージ/オムレツ/ライスコロッケ/生ハムのムースにパン/ニンジンラテに鶏のテリーヌ/フレッシュサラダ/ポテトサラダにジェノベーゼソース/チリコンカルネ-それだけ並んでいました。
食べてみると、どれもひと口。おいしく食べ尽くしました。
チリコンカルネは、ネコのかたちをした最中(もなか)の皮でいただきました。米テキサス州の「州の料理」だそうです。
ピザも3種類。バンビーノ、クワトロ・フォルマッジ、マルゲリータです。
見た目よりはフワリと柔らかいベースがおいしいです。チーズ控えめなので、最後まで平らげました。
お茶をしました。フルーツフラワーティーのアプリコットピーチです。
目の前で沸いた湯に、ドライフルーツ(?)をいれて5分ほど煮込みます。きれいな色の茶になりました。ちょっと酸っぱいかなと感じたが、砂糖を入れると最高の味に変身したそうです。
ウエッジウッドで出てきました。ティーとも調和するきれいな器です。
コーヒーもウエッジウッドです。
カウンターで食事すると、目の前に並ぶカップから好きなのを選ぶこともできるそうです。
満足して、店内の冒険に出かけました。洞窟のような階段を上がると、ステンドグラスが見事な喫茶室です。
この壁も素敵です。
さりげなくガレが足元を照らしています。
前回も見せてもらったオート三輪のミゼットにも乗車。裏に回ると、海の部屋という、これまた異空間がありました。風に揺れるカモメが見事でした。
階上のベランダには、今にも飛び出しそうなスパイダーマンがいました。
味だけではなく、おもしろさも堪能しました。
おもちゃが動く前回はコチラ。
カフェとまり木
072-697-8089
茨木市泉原1212
きょうもパスタを食べに山に登りました!?
駐車させてもらった茨木の山中にある忍頂寺スポーツ公園の日陰のベンチでいただきました。
「和風たらこ」のパスタです。コンビニで買ってきた「あえるだけ」のソースで簡単に。とはいえニンニクの香りをオリーブオイルに移すところから手順は踏んでいます。おいしくいただきました。
登ったのは竜王山です。そしてキリシタン自然歩道を下り、墓碑などのキリシタン遺物が見つかった寺山とクルス山を訪ねました。
竜王山(510m)には、立派な展望台があります。何度も登ったことはありますが、YAMAPには記録されていませんでした。
寺山には、大正時代に見つかった「上野マリヤ」銘の墓碑が残っています。これがきっかけとなって「隠れキリシタン」の存在が明らかになり、千提寺の民家からの「聖フランシスコ・サビエル像」の発見につながりました。教科書にも載っていたあのザビエル像です。
クルス山から下ってくると、マリアさまが祀られています。大正末期、こきに千提寺天主堂が立てられましたが、戦時中になくなりました。それを記念しています。
交野市(かたのし)の交野山(こうのさん)のササユリが、ことしも満開でした。純白のもの。薄っすらピンクが交るもの。ピンクに染まるもの。それぞれが大きく花弁を開けていました。
昼飯は、久しぶりにメスティンで山パスタをつくりました。ツナ缶をいれ、三つ葉を添え、お茶漬けの素で味付けしました。ばっちりのお味に仕上がりました。こんなシーンで食べると、格別でした。
大きく開いた純白さんです。
まだ蕾もたくさんあります。
たった一輪でもその存在を誇示しています。
茨木の山間部までドライブしました。新緑が美しいかったです。
ネットではランチを食べるのに適当なカフェがヒットしませんでした。「いつものそば屋にでも」と走っていると、そのちょっと手前に「カフェとまり木」はありました。飛び込みました。
ランチのセットメニュー「Pranzo A」(1650円)は、前菜9種盛りとパスタかピザのセレクトでした。2人で両方を頼んでシェアしました。
9つの升目に、カラーバランスも素敵に9つの小皿が並んでいました。ウェイター嬢がそれぞれを説明してくれましたが、頭の中を通り過ぎました。
もなかの皮にビーンズ・カレーを盛りました。辛さほどほどです。
どれもひと口で、いろんな味を楽しみました。見た目ほどのボリュームはありませんでした。
「5月のパスタ」は、アサリに生のり、トマトなどの野菜がのっています。魚介出汁がたっぷりです。
ニンイクやオリーブオイルは控えめで、和風のさっぱりとしたパスタでした。これまマネをしてみたい味でした。
「マルゲリータ」のベースは、軽くてもっちりとしていました。
新鮮なトマトソースが口の中にあふれました。
ケーキなどのデザートもありましたが、これで十分でした。価格設定もリーズナブルで、またやって来たい店のリスト入りです。
向こうのサイドテーブルに、おもちゃ(?)がいっぱい飾られていました。
オーナーが手に取って説明を始めました。おまけの画像です。
かわいいバーテンダーが、電池で始動します。
シェーカーを振り、グラスに口をつけると、顔が赤く染まります。
昔のおもちゃをオーナーが修理したのだそうです。
この熊はコーヒーを注ぎます。
熱い蒸気が沸き上がるのまで再現されています。
ピヨピヨと小鳥がさえずります。
こちらはゼンマイ仕掛けです。
コレクションの古いカメラもいっぱい並んでいました。
ホンダの初代モンキーも並んでいます。
圧巻はダイハツのオート三輪、ミゼットです。今も現役で、車検を通っています。
鼻眼鏡の大村崑ちゃんが窓から顔を出して、ニコリと笑いかけてきそうです。
カフェとまり木
072-697-8089
茨木市泉原1212