今夜の一献 原木栽培しいたけを焼く

 原木栽培のしいたけを焼きました。松茸ほどの香りはありませんが、立派な秋の味です。
 スダチをぎゅっとしぼっていただきました。
 お相手は缶チューハイ。ポンポン山に登った心地よい疲れもあって、気もちよく「ほろよい」です。

 裏返したカサに清酒をふりかけてひと焼き。醤油をふりかけて香ばしくしました。

 肉厚なきれいなしいたけです。採れたてです。

 ここで買いました。
 ほかにもむかごやずいき、つるむらさきなんかが並んでました。

 ポンポン山からの帰り道に立ち寄った島本町大沢にある直売所です。府道79号伏見柳谷高槻線に面しており、近くにあるゴルフ場の帰り客を目当てに不定期で開いているようです。

今夜の一献 イカとピーマンの棒棒鶏ソース

 冷凍のスルメイカを使った一品です。
 ピーマンとタケノコを刻みました。解凍したイカとともにざっと炒めて、醤油、味噌、豆板醤、白ごまなどを混ぜ込んだ棒棒鶏ソースを絡めればでき上がりです。
 シャキッツとしたピーマンとイカが、ビールにあったいい味です。

今夜の一献 揚げないから揚げ

 冷凍庫に、「から揚げ用」と書かれた鶏もも肉が凍ってました。から揚げは久しく食べてません。つくってみるかとおもいましたが、から揚げにするには揚げ油が少ないことに気づきました。わざわざ買いに行くのも面倒です。
 パソコンでレシピを検索すると、「揚げないから揚げ」というのがひっかかりました。
 塩コショウした鶏肉に醤油、酒、ショウガ、ニンニクでしっかりと下味を。片栗粉をまぶしてオーブン皿に並べ、ごま油を振りかけます。これで250度のオーブンで15分ほど焼きました。

 カリッと揚がったから揚げです。なかなかうまく揚がり(?)ました。
 台風一過の蒸し暑い一日でした。冷たいビールがうまかったです。

 冬瓜の煮物と、ナスとピーマンの味噌炒めが脇を固めてくれました。

今夜の一献 ニシダやのしば漬けで冷奴

 京漬物のニシダやのしば漬けです。冷奴にトッピングしました。
 彩が素晴らしければ、味も最高です。よく冷えた豆腐の味がわかる組み合わせとなりました。

 もう一皿の伏見唐辛子の煮物もあわせました。
 日本色の赤と緑です。

 わが家のおばんさいです。本日は居酒屋風です。

 メーンは煮ぎすでした。珍しく濃い目に味付けされてました。
 開けたシャルドネ(チリ産)はイマイチでしたが、満足しました。

青春18 長野 「権堂かき小屋」で飲む

 長野での一夜。権堂通りのアーケードを一巡して入った「権堂かき小屋」です。内陸の長野ですが、カキを食べさせる店です。焼きガキが人気でしたが、「r」のつかない8月にカキはどんなものかと敬遠しました。
 「サンマの初物がはいってますよ」というお薦めの言葉に、刺し身にしてもらいました。トロリとうまいです。

 付け出しのバイ貝です。

 メゴチのから揚げです。

 たっぷりとマヨネーズをつけていただきました。

 やはりカキも食べたくなって、熱したら大丈夫とアヒージョを頼みました。
 白ワインといただきました。飲み放題(1000円)にしましたが、十分に元をとりました。

 バケットをオイルにひたします。

 飛び込みで入りましたが、支払いもリーズナブルで満足しました。

 権堂 かき小屋
 050-5590-4309
 長野市権堂町2373-1

今夜の一献 鯛のアクアパッツァとトウモロコシのリゾット

 アクアパッツァを作りました。今朝の産経新聞に「カマスのアクアパッツァ」が掲載されてました。先日の舞鶴のスーパーには、生のカマスも並んでました。でも、わが家近くではおいそれと手に入りません。養殖の鯛の切り身でがまんしました。
 とはいえ、アサリから素敵なスープがしみだして、いいお味です。

 もう一皿は、奥さまのリクエストでトウモロコシのリゾットです。

 トウモロコシが甘いです。

 お相手はテンプラニーリョの赤です。スペインでポピュラーなブドウ品種でつくられています。口当たりがいいので、飲み進んでしまいます。

 主な材料はこんなものです。

 リゾットは、鍋の水分がなくなると、同時に温めているスープを補充しながら炊き込んでいきます。アクアパッツァは、タジン鍋を使いました。

ピメント・デ・パドロン ガリシアの味 再び

 スペインのバルで食べたピメント・デ・パドロン。おいしかった。忘れられずに、もう一度、トライしました。
 シシトウをオリーブオイルで炒めて、岩塩を振りかけただけです。なかなかいい味です。

 ピメント・デ・パドロンというのは、ガリシア州のパドロン地方のトウガラシのことです。生まれの違いは越えられませんが、それは当然です。

 「カレオ」の白です。スペイン産とありますが、それ以上のことはわかりません。でも素晴らしいです。なんといってもその価格。高槻市内の大型スーパーの酒店で、たったの300円台でした。それも、その日は「ワイン全品10%OFF」でした。消費税込みで300円台半ばという安さです。
 マズければ調理酒にしようと思ってましたが、どうしてなかなかいけます。フルーティーでちょっと軽く、悪く言えばコクがないともいえそうですが、わたしの口にはぴったりです。
 偶然にも、前回にピメント・デ・パドロンをつくったときには、同じカレオの赤を飲んでいます。皿まで同じです。

 メーンは、奥さま作のピーマンの肉包みでした。ちょっとかぶってしまいました。

 トマトのサラダには、わが家のベランダのオールスターズ、イタリアンパセリ、バジル、ミントがかぶさっています。

青春18 明石・魚の棚 「立ち呑み処 たなか屋」でちょっと一杯

 青春18きっぷの2回目の旅です。昼飯は明石でした。魚の棚です。ひと回りして、「立ち呑み処 たなか屋」に入りました。
 とりあえず頼んだ「刺し身盛り」です。「トビにシマアジ、タコ・・・。しめさばは大丈夫ですか?」。そんな風に聞いてくれました。
 明石はやはりタコです。甘くとろけます。

 暑苦しい1日でした。生ビール最高です。
 ところが、生を飲んでいるのはわたしだけ。常連さんは瓶でした。

 カウンターに並んでいたのから指さした「夏野菜の揚げびたし」です。

 だしがよくしみ込んでいます。7種、それぞれの味です。

 グラスワインを頼みました。赤です。すっきりとした口当たりです。

 酒店の裏にある静かな空間です。清酒から焼酎、ワインまで何でもあり。店で選んで、すぐにここで飲むこともできるようです。
 昼から常連のお連れさんが盛り上がってました。

 酒店の左の暖簾が、立ち呑み処への入り口です。

 立ち呑み処 たなか屋
 078-912-2218
 兵庫県明石市本町1-1-13

 長蛇の列ができてひと際にぎわっているのは、ウナギ店でした。きょうは土用の丑でした。

 見ているだけで楽しい魚の棚です。

青春18 姫路 「姫路の地酒と姫路おでん本舗 」のほろ酔いセット

 青春18きっぷの旅は姫路(正確には上郡)から先で岡山~津山~佐用とループを作って姫路まで戻ってきました。ちょっと疲れたので、駅そばでも食べるかと隣のホームの新快速を横目に途中下車しました。 
 改札を出てコンコースを歩くと「播州うまいもの処」というフードコートがありました。なんとなく入ってみると、名物の姫路おでんが。「ほろ酔いセット」(700円)という手ごろなメニューにひかれました。姫路おでん3個に生ビールの組み合わせです。
 姫路おでんは、生姜醤油で食べるご当地おでんです。わたしはこぶ出汁で食べるからしたっぷりの大阪おでんの方が好きですが、これはこれでさっぱりといただけます。揚げ物は、かんべいレンコン棒だったのでしょうか。 

 うまそうな地酒も並んでました。

 姫路の地酒と姫路おでん本舗
 079-284-6677
 姫路市駅前町188-1 ピオレ姫路おみやげ館

 【14:25】
 平福の町を半時間ほど散策して、次の列車で帰途につきました。ああ暑かった。

 帰りの列車はロングシートでしたが、風鈴列車でした。
 佐用で下車して、連絡している姫新線に乗り換えるつもりでした。ところが途中の播磨新宮で乗り換えに1時間ほどの待ち時間があることが判明。そのまま智頭急行の上郡まで乗りました。

 【15:06】
 上郡でJR山陽線の相生行きに乗り換えました。相生でさらに姫路行へと乗り換えが続きました。
 幸いなことに、この日の全ルートを通じて座席を確保することができました。

 【16:06】
 姫路でちょっと一服して、野洲行きの新快速に乗りました。あとは三宮、大阪と止まるのを眠っているだけでした。

 【17:34】
 高槻着です。昇降式の安全策が設置されていますが、普通の乗り換えはホームが変わって、ちょっと面倒です。

 【17:42】
 JR島本に帰ってきました。12時間近くが経過していました。
 青春18きっぷで、目いっぱい遊んだ一日でした。まだ4回分、残ってます。

今夜の一献 立杭・丹窓窯の小皿でいただく冷奴

 兵庫・篠山の立杭にある丹窓窯の小皿のデビューでした。
 冷奴をいただきました。ミョウガをトッピングしただけです。
 濃い色あいの皿に、奴の白が映えます。

 青みがかったのと、茶色っぽいのとの2枚です。
 スリップウェアという、ストライプが升にひっかかれたようなバーナード・リーチ直伝の特徴ある意匠です。

 魚そうめんは、京都の夏に欠かせない味です。ひやりとした食感がたまりません。

 この夜のメーンは豚肉でした。

 京都・北野のとようけ屋のソフト豆腐です。絹ごしよりは堅く、木綿よりは柔らかい、京都ならではの豆腐です。
 京かまぼこの茨木屋は、明治2年創業の老舗です。

 急に思い立って訪れた丹窓窯です。娘のお気に入りです。

 美術品のような、しゃっきっとしたデザインが目を引く大皿が並んでいます。

 小皿なら、手が出ます。

 古い写真がかかってました。
 丹窓窯を訪れた「民藝運動」の柳宗悦、そしてかのバーナード・リーチ、右端は河井寛次郎です。丹窓窯の7代目、市野茂良さんは、英国のリーチ工房で修業されました。

 先代夫人で当代窯元の市野茂子さんが、気さくに説明してくださいました。ご自身もリーチ工房で学んでおられます。

 登り窯があります。火を入れると48時間、つきっきりだそうです。

 窯の内部です。釉薬がこびりついて光っています。

 丹窓窯
 兵庫県篠山市今田町上立杭327
 079-597-2057