京都・西舞鶴 魚源のお造り定食、自分でイカ刺し身

 「海の京都」の舞鶴漁港で水揚げされた魚が出てくるJR西舞鶴駅前の魚源(ととげん)西舞鶴店です。コロナ以来、3年ぶりです。
 「お造り定食」(2200円)です。メニューにはお造り7種盛りとあります。タイ、マグロ、甘エビ・・・と数えると、8種もあります。
 どれもプリプリ。日ごろ味わえない最高の数々が並びました。

 ハマチでしょう。脂がこってりとのってます。

 春です。サヨリが舌の上でとろけます。

 2階は満席。カウンターでいただきました。

 東舞鶴にも店ができたので、こちらは西舞鶴店になっていました。

 魚源 西舞鶴店
 050-5590-6469
 舞鶴市字引土263-18

 かつては、向こうの派手な看板の魚屋で、みやげの魚を買ってました。最近はちょっと浮気です。

 新鮮なヤリイカを買って帰りました。
 夕食は、刺し身にしました。ワインと一杯です。

 トロリと甘いです。

 塩辛にする予定はなかったので、墨は処理してもらいました。
 スルリと皮がむけました。新鮮な証拠です。自分でおろしました。

 最近は、「さかなや」に寄ることが多くなりました。こちらの方が、ピンからキリまで魚の種類が豊富に感じられます。セレクトする楽しみがあります。

 さかなや 水嶋鮮魚店
 0773-75-1346
 舞鶴市引土104

京都・四条烏丸 「ごはん処 矢尾定」で一杯

 昔からの友だちと、久しぶりに会って安否を確認し合いました。京都・四条烏丸のビアホールで飲んで、もうちょっと行くか?
 2軒目は、金曜なのに空いてそうと新町四条を下がった「ごはん処 矢尾定」にしました。もちろん、ご飯が食べたかったわけではりません。
 「八寸と焚き合わせ」をつまみました。やはり和食は、胃の腑に心地よいです。 

 薄味ですが、どれも安心して食べられる上等のアテでした。

 鹿児島の芋焼酎の水割りです。クセなく飲みやすいです。

 夜は一杯飲み屋かと思ってました。閉まるまで定食中心の「ごはん処」でした。若い女性が数組、夕食を食べていました。

 矢尾定は明治42年の創業という京料理の仕出し屋です。

 ごはん処 矢尾定
 050-5570-5626
 京都市下京区新町綾小路上ル四条町361

 カフェのコーヒーで締めました。

コロナ以来の大集合 「どたぐつ」の仲間と

 8個のグラスが並んで乾杯しました。コロナ以来、久しぶりの大集合でした。
 大学時代の山登り同好会「どたぐつ」の仲間たちです。遠来の山口から、そして東京からと集まってくれました。

 おいしいイタリアンです。
 バーニャカウダにピザ、パスタ・・・。いろいろあってもう満腹です。
 ワインも飲み放題でいただきました。

 1回生当時の集合写真です。この人、誰だっけと、記憶の彼方をしぼり出しました。
 思いだせなかった人、ゴメンなさい。

 大阪・福島のイタリアンです。

 ビッレリア&ピッツェリア ルーチェ(LUCE)
 06-6345-7477
 大阪市福島区福島7-1 OK2番街

今夜の一献 ふきのとう味噌と温かいサラダ・ホタルイカ風味

 フキノトウ(蕗の薹)が食べたいね。というのが始まりでした。ネットで検索すると、京都。南山城村の「道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村」がヒットしました。
 それが今夜の一品となりました。焼いた新タマネギにふきのとう味噌です。ほろ苦さもほどほどでほの甘い春の香りです。
 もう一品は、わが家の春到来に必ずつくる「温かいサラダ・ホタルイカ風味」です。いつもは菜の花でつくりますが、きょうはいただいたばかりの新鮮な茎ブロッコリーでつくりました。

 ちょっと面倒ですが、目を取り除き、腹にピンセットを突き刺して軟骨(?)も摘まみだします。

 かるく湯がいた茎ブロッコリーに半分に切ったホタルイカを並べ、出汁とオリーブオイルをかけて蒸し煮します。最後にワインビネガーをかければ完成です。
 ちょっと酸っぱ過ぎたので、ハチミツを垂らして中和させました。

 道の駅に並んでいたフキノトウです。1袋150円だったので、3袋買いました。

 奥さま作です。

 もう一品は、同じ道の駅で買ってきたセリのごま和えです。シャキッとする味です。
 緑ばかりでしたが、満足の夕食でした。

大阪・水無瀬 スペインバル「Bar Tacon」で軽く一杯

 わが家から歩いて5分もしない近くにスペインバルがオープンしました。気になってました。
 カウンターにハモン(生ハム)が1本、デーンと載っています。「それお願い」と頼むと、マスターがナイフで削いでくれました。昨年11月のオープン以来、すでに6本目だという「とりあえずの生ハム」です。
 スペインのサンティアゴ巡礼で、サリアという町でおいしいハモンを食べました。それ以来の、懐かしさもこみあげてくるお味でした。

 ヴィーノ・ティント(赤ワイン)でいただきました。

 カウンターには、焼き上がったばかりのトルティーヤ(スパニッシュ・オムレツ)が並んでます。注文が入ると、これをカットするのです。

 タコのマリネもおいしいです。

 陽気なマスターが2杯目を注いでくれます。
 話していると、わたしの息子と同じ高校の2年下ということがわかりました。

 うれしい「CAMINO」です。

 サンティアゴ・デ・コンポステーラのバルで感激した「ピメント・デ・パドロン」とはちょっと違いますが、分厚い万願寺唐辛子でもいいお味です。
 赤を追加しました。

 やはり地元の店です。「〇小、〇中」というのが、マスターやアルバイト応募してきた女子大学生、隣で飲んでいたお母さんらのお互いの素性を確かめあう基準でした。わたしの娘も息子も、島本4小、1中で育ちました。
 水無瀬で飲む機会は、ここに住んで40年になるのに、これまで数回しかありませんでした。新しい発見でした。

 Bar Tacon(バル タコン)
 大阪府三島郡島本町水無瀬1-2-1

 島本町が発行した「Withコロナ事業者応援商品券ウィズまろ券」が残っていました。きょうが使用最終日でした。
 ありがたく使わさせていただきました。

大阪 フェスティバルホールの反田恭平

 大阪・中之島のフェスティバルホールに、遅まきながら初見参でした。
 正面の赤ジュータンに圧倒されます。昔のホールを思いだします。何度も訪れました。報道向けご招待だったことも多いです。ショパンコンクール優勝直後のダン・タイ・ソンを聴いたのも思い出です。
 その後、ザ・シンフォニーホールが生まれ、兵庫県立芸術文化センターができてからは、箱が大きいばかりのこちらからは足が遠のいていました。

 きょうの席は前から6列目のやや下手寄りでした。
 「Kyohei Sorita & Japan National Orchestra Concert Tour 2023」は、4日前に奈良で聴いたばかりです。そちらのチケットは、急用ができた知り合いから譲ってもらいました。期せずして、同じプログラムを、違ったホールで聴くことになりまた。

 ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番が始まりました。まるで違う音でした。中でもソロ・トランペットは、ラッパの先がわたしに向いているよう。ベールを2枚ほどはいだようにクリアーに突き刺さってきました。
 弦の響きも違いました。マーラーの交響曲第1番「巨人」は、ほとんど音が出ているかどうかという息の長いパッセージが続きます。コンマスの岡本誠司のヴァイオリンは、微動だにしないようでした。息をのみました。
 やがて弦もはじけます。岡本くんは相変わらず不動の姿勢です。対照的に左端の女性ヴァイオリニスト(落合真子さん)は、楽しくて仕方ないかのように体を前後に振って。セカンドヴァイオリンの大江馨さんも、他のメンバーもズーッとニコニコ顔のアイコンタクトでした。
 そんなメンバーが反田くんの指揮で、同じ方向へ突き進みます。最終楽章の大爆発が、室内オーケストラ版とは信じられないような響きとなったのも納得です。人数こそ少ないものの、まさしく「ミニ・ベルリンフィル」でした。

 肥後橋側からみたフェスティバルホールです。壁の意匠が昔と同じです。

 熱気あふれる演奏に喉が渇きました。
 梅田に出たのは、コロナ以来初めてです。改装後の阪神百貨店も知りませんでした。相変わらずにぎわっている地下の食料品街をひと回りして、B2のバル横丁に行きました。
 よく冷えたセルヴェッサ(ビール)がしみわたります。

 「タコのガリシア風」は、そりゃ「プルポ」でしょ。カミーノ巡礼で食べた思い出の味でした。

 ピンチョスを1つ。

 メニューを見なくても、でき上がったのが並んでます。

 ハモン(生ハム)を追加。
 といっても2人でシェアです。満足しました。

 ラ クッチャーラ デ ドノスティア(La Cuchara de Donostia)
 06-6345-0715
 大阪市北区梅田1-13-13 阪神百貨店梅田本店 B2F

今夜の一献 STAUBでつくる豚肉ラグーソースのペンネ

 豚肉のラグーソースがおいしいペンネを、料理が上手な娘婿が振舞ってくれました。どんな風につくったの? とレシピを伝授してもらいました。
 さっそく復習しました。おいしくでき上がりました。
 ペンネにこってりとしたソースがまとわります。豚肉が、その存在を隠して、裏方に徹しているようです。タマネギの甘みを吸収したトマト味がひきたちます。

 STAUBの魔力でしょう。これなら簡単です。

 キャロットラぺ(ニンジンのサラダ)とほうれん草のごま和えは奥さまの作です。口直しにぴったりです。

 STAUBにオリーブオイルとニンニクをいれて熱します。
 薄切りしたタマネギとセロリを炒めます。
 豚肉も細切りにして投入です。
 トマト水煮缶を入れます。
 空き缶に赤ワインを注ぎ、缶をきれいにしながら注ぎます。
 ベーリーフを放り込み、1時間ほど、弱火で煮込みました。
 味を確認したら、ちょっとパンチに欠けたのでスープの素を入れました。塩コショウもしました。

 ペンネを煮込みました。
 ソースの半分ほどは取り置いて、残りと茹で上がったペンネを和えると完成です。
 彩にパセリと粉チーズを振りかけました。

京都・東山三条 マルシン飯店の天津飯とギョーザ

 京都一周トレイルの東山コースを、伏見稲荷から粟田口まで歩きました。ちょっと遅くなった昼飯は、行列覚悟で東山三条のマルシン飯店にしました。1時間ほど並びました。
 ほとんどの客が注文している定番の天津飯(850円)です。
 フワリとした分厚い卵が、たっぷり熱々のあんをまとっています。
 天津飯だけで行列の絶えない超人気店に押し上げただけのことはあります。最後まで飽きずにスプーンを口に運びました。

 ちょっと遅れてやってきたギョーザ(360円)です。熟成肉を使ったスペシャルバージョンもありますが、これで十分です。

 底がカリッと焼けています。あんがうまいです。

 テーブルの前の席とを隔てるシールドスクリーンは、透明ではなくテイクアウト・ギョーザの広告です。
 こんな寒い日でも、体を動かした後の生中はサイコーです。

 メニューは、驚くほど何でもありです。ところが、わたしが目撃した注文は天津飯とギョーザと、あとは2、3品でした。

 ショーケースにもいろんな料理が並んでます。ここには天津麺はあっても天津飯がないのが不思議です。

 店を出たときも行列の長さは変わっていませんでした。

 マルシン飯店
 075-561-4825
 京都市東山区東大路三条下る南西海子町431-3

 (追記)
 YouTubeを見ていたら偶然、登場しました。
 【BS11】「おやじ京都呑み」その3 餃子、ビールとぬる燗とマティーニ/ 出演:角野卓造、近藤芳正
 いや、おもしろかった。マルシン飯店の餃子が熱く語られてました。一澤帆布も祇園サンボアも。
 https://www.youtube.com/watch?v=ZJF8D14dLsQ
 

ちょっと一杯 カキのアヒージョ

 おいしそうなカキがありました。
 「どうして食べる?」、「そりゃアヒージョでしょ!」。
 というわけでわたしが作ったカキのアヒージョで満足の一杯です。
 サイコーにうまいカキの食べ方でしょう。

 ワインが進みます。
 1コインワインのアルパカのバギンボックス(3リットル入り)から、デキャンターに分けてます。

 ブロッコリーのアンチョビ炒めもつくりました。手作りアンチョビは、イワシの香りが素晴らしいです。

 お相手はバケットです。

 オイルにつけると、これまたイケます。

 広島のカキでした。
 スキレットのニンニクとタカノツメをオリーブオイルで熱します、カキとマッシュルームを放り込み、岩塩を振りかければすぐに完成です。

 窓の外は、すっかり白い世界です。

京都・伏見 鳥せいの焼きとり定食と神聖

 「京都十六社朱印めぐり」は3回目で歩き切って伏見桃山の御香宮で巡拝啓就しました。昼飯は鳥せい本店に直行しました。
 お腹も空いていたので「焼きとり定食」(850円)です。
 手羽先など人気の串4本にサラダ、温かいご飯とみそ汁です。

 その前に、とりあえずの生中は欠かせません。寒い日和だったとはいえ、阪急・京都河原町から5つの神社を巡って10キロほど歩いてきました。喉はかわきました。

 このテカリがうまさの証明です。

 「手羽元唐揚げ」(370円)も頼んでいました。こんがりジューシーに揚がっています。

 生中だけでは足りず、「蔵出し原酒」を追加です。日ごろ、あまり口にしない清酒ですが、ここで飲めば格別です。

 神聖は創業延宝5年(1677)の老舗酒蔵、山本本家の銘酒です。その酒蔵が店になっています。

 いつも狭い待合がいっぱいになります。きょうは平日のうえ、午後1時を回っていたので、3組ほどの待ちですみました。

 鳥せい 本店
 050-5868-4951
 京都市伏見区上油掛町186

 月桂冠大倉記念館に隣接す「伏見夢百衆」まで足を延ばしました。伏見の銘酒がならぶショップです。
 わたしは「塩ぽんず」が欲しかったのです。キンシ正宗が藻塩でつくっています。

 銘酒が楽しめるカフェも併設しています。

 伏見夢百衆
 075-623-1360
 京都市伏見区南浜町247