洛陽三番、ここを訪れたのも縁、「護浄院(清荒神)」で発願

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 平安時代末期、後白河法皇が定めたと伝えられる洛陽三十三所観音。寛文5年(1665)、霊元天皇の勅命で中興され、改めて六角堂に始まり清和院に終わる三十三の札所が定められました。嬉しいことに京都の道は往事のまま。今も昔通りに道を歩いて、札所巡りができるのです。(「洛陽三十三所観音巡礼」パンフレットより)
 京都・荒神口近くの病院で目の手術を受けることになりました。診察の長い待ち時間に、たまたまやってきた「護浄院(清荒神)」です。だれもいない静かな境内を散歩して、洛陽三十三所観音巡礼とここが三番札所であることを知りました。わたしの「病の平癒」への祈願もこめて、京都市内をゆっくりと歩いてみることにしました。
 観音堂の本尊は准胝観音です。

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 京洛七福神のひとつ、福禄寿も祀られています。
 わたしがかつて自転車で回った都七福神とはラインナップが異なります。

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 本堂の荒神堂です。ご本尊は三寶大荒神尊で、「日本最初の清荒神」だそうです。

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 河原町通りから荒神口通りを西に入ったところにあります。隣は鴨沂(おうき)高校。その向こうは京都御所です。

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 さっそく購入した納経帳と朱印です。
 第三番札所護浄院(清荒神)
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京都・荒神口 「味ほんざわ」の日替りランチ

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 連休明けの病院は大行列でした。カルテ作成に1時間待ち、簡単な検査に2時間待ち、医師の診断まではなんと4時間待ち。途中、「ゆっくりと昼ご飯、食べてきてください」と。
 病院を出て河原町通りを南へ。かつてジャズ喫茶の「しあんくれーる」があった角(今は駐車場)を曲がって「味ほんざわ」ののれんをくぐりました。ちょっと早かったので、一番乗りです。

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 「日替りランチ」(800円)です。鯖味醂焼は、ほどよく味醂と醤油がきいてます。ちりめん山椒は、温かいご飯にふりかけたら最高です。
 朝採りの京野菜が並びます。せりの胡麻和え、小松菜けんちん、坂田菜玉子とじ。それぞれがひと味ちがう味付けです。どれも野菜の味がします。
 茶碗蒸しまであります。
 みそ汁とサラダにオレンジまでは紹介しきれません。、

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 ほんざわ  地図
 075-231-6176
 〒 602-0855 京都市上京区荒神口通河原町東入上生洲町200

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 鴨川にかかる荒神橋からの眺めです。緑がきれいです。向こうに見えるのは比叡山です。
 まだ時間があったので川岸のベンチに座り、心地よい良い風に吹かれました。
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大阪・梅田 姫路駅の「えきそば」

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JR姫路駅ホームの名物「えきそば」(まねき食品)が大阪に進出してきました。阪神百貨店地下のスナックパークといえば、イカ焼きで有名ですが、そこに先月末、店舗をオープンさせました。
さっそく帰宅途中に食べました。ちょっと熱すぎましたが、姫路駅で食べたのと同じです。

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出汁は和風ですが、麺は中華のような黄色です。ツルリと食べられます。

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お品書きには、351円と中途半端な価格が表示されてます。本体は334円で外税の16.7を四捨五入しているようです。ところが、実際にはレシートで確かめても外税16円の計350円でした。ややこしい。

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阪神百貨店
まねき食品は、明治21年に日本で初めての幕の内駅弁を姫路で販売した店です。明治村で食べた「明治の駅弁」とこんなところでつながりました。
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大阪・幸町 「ごはんや おはな」のさば塩焼き定食

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 きょうも良い天気です。千日通りを西に向かって歩いて「ごはんや おはな」にしました。
 サービスランチの魚定食は「サーモンタルタルソーズ」でした。あっさりとした方が良かったので、「さば塩焼き定食」(750円)にしました。

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 小皿2品も丁寧に作ってあります。

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 後からはいってきた客が魚定食を頼むと、「鯖の塩焼きでもいいですか」と聞いてました。サケがなくなったようです。そのためか、私のさば塩焼き定食もサービスランチの扱いになったようで、お代は700円でした。なんだか得した気分です。

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 壁に1カ月分のサービスランチのメニューが張り出してありました。
 弁当にしてテイクアウトもOKです。
 ごはんやおはな  地図
 06-4392-8062
 〒 556-0021 大阪市浪速区幸町2丁目8-13
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大阪・なんば 「豚足のかどや」で念願の豚足

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 なんばに戻ってきて昼飯です。「豚足のかどや」です。通勤ルートにあります。気になってましたが、スーツ姿ではちょっと入りにくかった店です。
 「飲み物、何にしましょう?」「ビール」「食べ物は?」「豚足」
 間髪入れずにたたみ込まれ、席に着いたときはカウンターに並んでました。
 ここの名物、豚足です。頼んではみたものの、実は食べるのは初めてです。どうして食べるのかと悩みました。おしぼりというより大きなタオルも出ていたので、ここはそのまま手でつかんでほおばりました。それで正解のようです。コラーゲンの固まりです。ゼリーのようにプルリとした脂が、口中に広がります。

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 次はミノとタンです。
 昼時に通ると、いつも若いのが店頭で「カンカン」と心地よい音を響かせて炭を小さく割ってます。その炭で焼いてます。外はカリッと、内部はジューシーに。うまい。ビールが進みます。

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 タレにフォークが付いていた理由がわかりました。フォークで肉を串からはずし、タレとネギにからめるのです。ちょっと甘いですが、ネギをからめると、それだけで一品になってます。

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 串カツ屋のように、大きく切ったキャベツもあります。これもタレにからめて口やすめです。ネギも追加できるように別皿が最初から出ています。

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 焼き物は450円、豚足は550円でした。
 

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 看板にかわいい豚がいます。足がないのが微妙です。

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 かどや  地図
 06-6631-7956
 〒 556-0011 大阪市浪速区難波中1丁目4-15
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花の寺二十四番、藤には遅かったふじの寺、地蔵寺

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 「ふじの寺」の地蔵寺です。南海高野線の御幸辻から20分ほど歩いてきました。この快晴です。汗がどっと噴き出しました。
 お目当ての藤は、ちょっと遅すぎました。「1週間早く来られたらよかったですね」と。それでも残っている花にレンズを向けました。

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 白い藤もきれいです。

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 本尊は開祖・行基の作と伝えられるの地蔵菩薩立像であることから「子安地蔵」とも呼ばれています。

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 樹齢100年を超える古木を含めて8種類20数本もある藤の木ですが、早くも来年に向けて剪定が行われてました。

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 ここにも藤のカーテンができていたはずです。再挑戦しましょう。

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 地蔵寺

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ここまでくれば田園が広がる林間田園都市駅

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 難波から乗車した南海高野線急行は、田園林間都市駅行きでした。目的地の御幸辻は、もうひと駅先です。
 ホームで待っていると、高野山行きの特急「こうや」がやってきました。31000系のモダンなデザインが、後ろの高層マンションとマッチします。

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 「こうや」が出発して行きました。高野山は、もうすぐです。

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 「DEN-EN」です。どんな田園なのかと考えてしまいました。「でねん」と読まれるのを避けているんですね。それにしても、「林間-田園-都市」とは、見事なチャンポン?
 「金ツマ」の舞台となった中央林間も、最初は中央林間都市だったか…。

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 「掘り割りの線路をまたぐ橋上駅舎で、半円筒形の巨大な屋根がニュータウンのシンボル・・・」というのが選定理由です。

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 駅前に出てみました。明るい広場です。発車待ちのバスも、客待ちのタクシーもいません。静かです。
 田園林間都市
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鞍馬天狗が出迎える叡電・鞍馬駅

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 叡電(叡山電鉄)の終点、鞍馬駅です。天狗が迎えてくれます。鞍馬寺で、牛若丸(源九郎義経)が幼年時代を過ごしました。義経に武術を教えたとされる天狗伝説が残ります。吉川英治の「新平家物語」で僧正ガ谷に集まるのは、天狗を装った源氏再興を期した武者でしたが…。
 駅舎にも大きな天狗が飾られています。

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 電車は緑のトンネルとゆっくりと走ります。

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 乗ったのはサロンカー「きらら」です。座席の一部が窓を向いてます。

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 もうすぐ鞍馬です。ワンマンカーです。

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 鞍馬駅のホームに着いた「きらら」です。

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 叡電が京福電鉄だったころの古い車両の運転席が切り取られて保存されています。懐かしい塗色です。

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 「鞍馬寺の社寺風を取り入れた重層入母屋様式の駅舎。鞍馬観光の入り口」というのが選定理由です。

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 鞍馬寺の山門です。本堂へはここからケーブルカーで上がります。
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京都・鞍馬寺で食べる「ブルージュ洛北」のパン

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 天気が良かったので、急に思い立って京都・洛北の鞍馬寺に向かいました。昼になりましたが、弁当の用意もなかったので、叡電鞍馬駅前で路上販売していたパンを買ってきました。
 鞍馬寺の本堂脇の休憩所です。
 パンの名前はわかりません。中央の丸い部分は柔らかく、周囲は堅くて甘い、懐かしい味です。

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 あんパンは、当然ながらあんがはいってます。わたしにはちょっと甘いかな。でもパンの部分はしっとりとしておいしいです。

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 これさえあれば、どこで何を食べてもご機嫌です。安上がりです。
 初夏のような日差しですが、日陰に座ると、心地よい風が吹き抜けます。ごろりと横になって一眠りしたい午後のひとときです。

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 「ブルージュ洛北」製です。種類は多くありませんが1個100円とリーズナブルでした。

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 叡電鞍馬駅前に、ご覧のように並べてました。その様子をNHKがテレビ録画してました。

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 移動ワゴン車「ブルージュ号」です。本店は叡電の途中駅となる岩倉近くにあります。休日などは、ココに売りに来ているようです。
 「洛北ロール」なんてのもあるようです、今度は本店に買いに行こうと思います。
 ブルージュ洛北
 http://www.brugge-rakuhoku.com/
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大阪・日本橋 「千成」の玉子入り肉汁定食

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 はるばると黒門市場の南の端まで歩いてきました。何回か前を通り、気になりながらも引いていた「御食事処 千成」です。ガラス戸が閉まっています。どこから入るのかと、一枚を開けてみてわかりました。開けたら、そこが椅子です。空席になっているところから入ればよいのです。カウンター8席ほどの小さな店です。「玉子入り肉汁定食」(700円)にしました。1品は、魚なんかが選べますが、コロッケにしました。町の肉屋さんが店頭で揚げているような、ちょっと甘い懐かしい味です。ソースをたっぷりかけました。

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 肉汁には、牛肉と豆腐、玉子が入ってます。「千とせ」の肉吸いみたいなものです。よい出汁に肉のうまみがしみ出ています。うまい。でもこの時期にはちょっと熱いです。

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 薄いながら口直しにスイカがついてます。

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 常連さんが入ってくるなり聞きました「大将は?」「きょうは病院に検査に行ってるんです」とおばあさん。老夫婦がやっているようです。次の客も同じ事を聞いてました。愛されてるんですね。いいですね、こんな店。「ディープ・サウス」って、ちょっと意味が違ったか?
 

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 「朝定食 500円」というのも食べてみたいです。早朝5時から営業しています。「魔法のレストラン」のステッカーも張ってありました。

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 千成
 大阪市中央区日本橋2-14-23  地図
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