ベルリン 迷路のような中央駅

 【6/10】
 ベルリンにやってきました。真新しいHauptbahnhof/中央駅に到着です。ここが初心者にはなかなか手強い駅でした。

 ライプツィヒのホテルは、朝食前にチェックアウトの勘定をすませました。7時からの朝食でしたが、駅前とあって7時51分発のICEにゆっくりと間に合いました。
 74分でベルリン中央駅です。到着したホームは地下にあります。

 とりあえず地上に上がりましたが、駅全体のイメージがわきません。当然、どちらに行ったらいいのかもわかりません。

 「地球を歩く」の交通路線図を見て、中央駅からポツダム広場駅までの電車に乗ろうとしました。それがどこから発車するのかがわかりませんでした。今になって調べるとやってきた路線を1駅戻るだけでした。
 で、うろうろ。結局は3階を直行する近郊列車に乗ってひと駅先のフリードリッヒシュトラーセ駅まで行き、そこからSバーンに乗り換えました。

 Sバーンのブランデンブルク門駅です。
 この電車、どちらに向いて走り出したと思われますか。向こうです。走り去る最後尾を写しているのです。日本の地下鉄とは走行方向が逆です。これだけで、方向感覚が失われるのです。
 「Burandenburg Tor」と駅名表示はありますが、日本のように次の駅の表示はありません。これも初心者には困りものです。列車の行き先表示を見ても、その行き先がどこにあるのかわかりません。大阪・地下鉄の御堂筋線なら、行き先はなかもづか千里中央、たまに天王寺か新大阪くらいです。南北どちら向きかは、意識せずともわかります。それがわかりません。
 あきらめて、隣の駅まで行くのに「Does this train go to ○○?」と隣の人に確認しました。

 ベルリンの地下鉄はこんな色です。

 Regio/近郊列車は2階建て車両も多いです。日本のように大混雑するラッシュアワーってないのでしょうか。

 スーツケースを回収して、Sバーンでホテル最寄り駅のフリードリッヒシュトラーセ駅に向かいます。
 中央駅のコインロッカーは、大きなロッカーはほとんど空きがありませんでした。行きつ戻りつ2カ所でやっと見つけましたが、次は小銭が足りません。近くにあった両替機は「故障中です」と先客のおばさん。そのおばさんについて、ホームのコンビニまで行って、ガムを買って釣り銭を手に入れました。

 旅の最後の日。テーゲル空港に向かうタクシーから見た中央駅です。2006年のサッカー・ワールドカップに合わせて開業しました。
 空の玄関口も、ブランデンブルク空港が開港予定でしたが、直前に延期になってしまいました。

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京都・四条河原町 「喜の屋」の九条ねぎ焼

 平日ですが「京都の昼飯」でした。雑誌「サライ」8月号にのっていた「九条ねぎ焼」を思い出しました。
 昭和23年創業という「㐂の屋(きのや)」です。わたしとほぼ同年代です。かつてすぐ近くに「美松名劇」といった映画館がありました。そういえば、そんな店があったかなというほどで、入ったのは初めてです。
 もちろん「九条ねぎ焼」(900円)です。「たっぷりの九条葱とキャベツ、豚肉、卵、天かす、紅生姜を混ぜて焼く。九条葱と酢橘入りの自家製醤油ダレがよく似合う」(「サライ」より)とあります。
 サクッとしています。あまり粉を感じさせない、ねぎの甘みを感じる味わいです。

 材料が出てきましたが、店員に焼いてもらいました。
 醤油だけで、さっぱりといただきました。

 「焼きそば」も頼みました。こちらはソース味です。

 京風お好み焼 鉄板焼 喜の屋
 京都市中京区新京極通四条上ル東入中之町577
 075-221-5005

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