京都・桂 中村軒の宇治ミルク

 きょうの京都は、最高気温が36.8度にも達しました。暑かったです。帰り道に桂の中村軒に寄って、かき氷をいただきました。
 「宇治ミルク」(940円)です。奥さまが頼んだ「あんみつ」の金時(あん)も回ってきました。宇治金のできあがりです。

 ほおばると、すぐに溶けるきめ細かなかき氷です。冷たくて、甘いです。
 若いころは「あんこ、怖い」でしたが、し好が変わったようです。

 「あんみつ」もおいしそうです。

 ねっとりとした白玉を口に含みながら、氷を流し込みます。たまりません。

 追いシロップです。食べ進んでも、変わらずに濃厚味です。

 床の間には、祇園祭の長刀鉾の扇が飾られていました。

 坪庭が涼し気です。

 祇園祭のミニチュアが展示されていました。

 これまでの中村軒

 御菓子司 中村軒
 075-381-2650
 京都市西京区桂浅原町61

もはや「巡礼者」ではありません

【 paso a paso 3 2023/06/05 】

 もはや巡礼者ではりませんでした。大西洋岸のムシアからサンティアゴ・デ・コンポステーラに路線バスで戻りました。
 乗り換えのため途中下車したセーの海岸です。フィステーラに向かう巡礼路を歩いている人がいました。うらやましくもありました。
 フィィステーラへの巡礼路は、2度のチャンスがありながらも、自分の足で歩くことはありませんでした。

 ムシアの朝です。相変わらず天気はパッとしませんでした。肌寒いくらいでした。
 鼻かぜをひいたようで、水洟がポタポタと出てきました。鼻炎ではありません。日本を離れて以来、鼻炎とは無縁で、常用している鼻炎薬も飲んでませんでした。

 アルベルゲでバスの時刻表を教えてくれました。
 サンティアゴに戻るバスは1日に3本しかありません。3時台のバスに乗ることにしました。

 さっそくネットでバスを予約しました。後に解約しました。

 時間はたっぷりとあります。アルベルゲにザックを預けて朝食に出かけました。
 この日のパンは、ボガティージョの上にトマトペーストをのせて焼いてありました。ポピュラーな食べ方です。

 ムシアの町で3時までの時間を持て余していました。時刻表を見て、とりあえず午前の便でフィステーラに行き、そこからサンティアゴに戻ることにしました。
 11時過ぎにバス停に行くと、すぐに時刻表にはないセー行きのバスがやって来ました。セーはフィステーラの手前の町で、ムシアとの分岐点になります。飛び乗りました。
 ムシアのバス停は町の中心部にありました。ところがバス停には発着の時刻表がありません。QRコードが張られていたので、そこからネットで調べろということのようでした。バス会社がいくつも乗り入れていて、どこを調べたらいいのか? 初めての旅行者には不親切でした。

 半時間ほどでセーのバスターミナルに着きました。

 海岸まで歩いてみました。ここがフィステーラに向かう巡礼路でした。

 バスターミナルに戻ると、これまた時刻表では調べられなかったセー発サンティアゴ行きのバスがあることがわかりました。ガラガラのバスで午後2時過ぎにはサンティアゴに着きました。

 予約していたセミナリオ・メノールの個室にザックを置き、大聖堂近くのフランコ通りのカフェで、ちょっと遅い昼飯でした。

 無難な選択でナポリタンです。ボロネーゼだったかもしれません。

 マオーは忘れません。

 メニューに2つの価格があるのは、店内と屋外のテラス席の料金です。もちろん、テラス席の方が高いです。こんなの初めてみました。

 テラス席で客がくつろいでいます。

 オブラドイロ広場に行って、脚を投げ出してボ-ッとしていました。