独り食べる昼飯はパスタにしょうと、冷蔵庫を開けました。キャベツが入ってました。それで決まりました。
先日の居酒屋で食べたアンチョビキャベツがおいしかったのを思い出しました。
アンチョビの塩味が適度に効いていい出来です。
大きなフライパンでパスタを茹で、茹で上がり1分半ほど前にキャベツも投入しました。
アンチョビは缶詰で買ったのを冷凍してました。
自家製アンチョビは食べてしまって久しいです。新鮮なイワシが見つかったら、また作らないといけません。
古い英国製プリアンプ、QUAD22の蘇生です。
このアンプは、メーンアンプとセットで使用する前提で、電源はそちらから供給されます。わたしは単独で使用するので、電源が必要です。いうなれば心臓を手配する必要がありました。
ジャンク箱を漁り、買い足したパーツを追加して人工心肺ができ上がりました。ケーブルで本体と結んでみました。電源をONにするのは、まだ先です。
アルミケースをネット通販で購入しました。ドリル、シャーシパンチ、ハンドニブラーといった工具を使って加工しました。久しぶりの力仕事でした。
トランスなどは古いパーツの流用です。
おおかたの配線ができました。
恐る恐る電源を入れました。爆発音は響かず、ヘンな煙は上がらず、臭いもしませんでした。
テスターでB(高圧)電圧を測定すると、ほぼ予定通りの350Vとなっていました。安定化させたヒーター電圧も6.1Vと予定通りでした。
電源はこれで完成です。いよいよ次段階は本体のテストです。
今冬一番の寒波襲来との天気予報がでていました。それも跳ね飛ばしていつもの仲間と大東・四条畷にまたがる飯盛山に登りました。急坂と階段道を上ると、体も温かくなりました。
それもこれもは、おいしく飲むために。正午過ぎには下山して、大阪駅前ビルの居酒屋へ。4時間コースの山より長い道のりを、時間も忘れて飲み、食い、話しました。
思いがけずもヤフオクで競り落とした英国製プリアンプ、QUAD22です。「初恋の君」とはいえ、製造から半世紀ほどがたっており、さすがにその容姿に老いが目立ちます。まずは背面のリフレッシュにとりかかりました。
上がアフター、下がビフォーです。
入力端子のRCAコネクターが、どれも劣化しています。これでは接触不良を起こすのが確実です。すべて新品に取り換えました。
太いケーブルが2本、ゴムブッシュで引き込まれています。
QUADⅡというシングル・メーンアンプ2台と結んでセットで使用するようになっています。電源はメーンアンプから供給されます。
しかし、セットのメーンアンプを導入する予定はありません。コントロールアンプとして単独使用するには不要です。
2本のケーブルを撤去しました。
空いた丸穴はアルミ板で埋めました。左側に出力用のピンジャックを新設。右には電源供給用のコネクターをつけました。
フォノやCD、チューナーなどの各メディアの入力用のピンジャックも配線し直しました。
なんとか使用に耐えられそうな格好がつきました。
関西万博が開かれる夢洲から舞洲、伝法と歩き、西九条がゴールでした。飲まず食わずでした。
JR西九条駅前を一巡して、「しろくまストア 西九条店」のカウンターに落ち着きました。
とりあえず生中とともに、「これお薦め」とメニューを出された「生アジの刺し身」(657円)です。
確かにピチピチです。どこの漁港かは知りませんが、直送にウソはなかったようです。
生中は217円とうれしい価格設定です。さすがに今のシーズンでは、何杯も飲んでられません。お通しがついてきました。
ぷにょんチキ(チキンフィンガー)3本です。「なに?」と聞くと、「鶏の胸肉を~」と返ってきました。
韓国料理の合わせ調味料、ヤンニョムをつけてかぶりつきます。ニンニクが効いたちょっと辛めのいいお味です。
ジムビームのハイボールを追加です。
おつまみピーマンも。このところの居酒屋マイブームです。
刺し身として食べ終えたアジの骨を揚げてもらいました。骨せんべいです。
パリッとうまいです。骨まで愛してしまいました。
ワタミグループのチェーン店でした。
しろくまストア 西九条店
050-5872-4814
大阪市此花区西九条4-3-41
EXPO 2025 大阪・関西万博まで2ヵ月ほどとなりました。アクセスとなる大阪メトロ舞洲はすでに開業しており、会場見物の観光客が訪れているそうです。
急に思いついて、わたしも出かけました。フェンス越しの会場建設地は、こんなので間にあうのかと心配してしまう完成度でした。
見るべきものもあまりないので、そのまま夢舞大橋を渡って舞洲へ。フンデルトヴァッサーがデザインした2つの黄金に輝く煙突を見上げました。
さらに常吉大橋を渡って伝法から西九条までの10キロほどのウォーキングとなりました。
夢洲駅は先月19日にオープンしました。
この奇抜な建物が、大阪市などのゴミ焼却場です。遠目にはしたことがありますが、やってきたのは初めてです。
同じフンデルトヴァッサーによるスラッジセンターです。どちらも煙突の上部に黄金のリングをいただいています。
ちょうど1年前のきょう、「刻みきつねパスタ」を食べていました。FaceBookのお知らせ機能が表示されました。思い出して、食べたくなりました。
いなり寿司をつくるために多めに煮込んだ油揚げが、冷凍されていました。すでに甘い味がついています。
昆布だしにだし醬油や酒、みりんを適当に入れてパスタを煮込みました。パスタが柔らかくなったところに揚げやキノコ、ネギを投入するだけでした。
きつねうどんのような和風パスタになりました。
柑なんばをトッピングして、ピリ辛感をプラスしました。冬の鍋に愛用している若狭産の柚子みそです。
水無瀬の自宅近くの豆腐やさんの油揚げです。ふんわりとした絶品です。
ワンパンで仕上げました。
電子レンジで戻した油揚げと、ネギを刻んだだけです。
1年前の刻みきつねパスタ
半世紀も昔となったわたしが学生だったころの話です。それまでのアマチュア無線からオーディオにも興味をもつようになりました。
初めて作った真空管式のプリ(コントロール)アンプは、英国製のQUAD(クォード)22の回路をコピーしたものでした。オーディオ雑誌に製作記事が掲載されていました。残念ながら使用のレベルまで完成させることができなかった、いわば「初恋」のアンプでした。
ホンモノなんて高嶺の花。大阪・日本橋の電気店街で拝んだような記憶はあります。
それが今、わたしの机の上にあります。ヤフオク(ヤフー・オークション)で破格の低価格で落札したのです。
プレートにはACOUSTICAL MFG社製と書かれています。英国・ケンブリッジ近くのハンティングドンにある、1936年創業のオーディオメーカーです。
QUADⅡというメーン(パワー)アンプとセットするコントロールアンプとしてQUAD22は1957年に誕生しています。
シリアル(製造番号)は2万9000台ですが、それでも製造から60年ほどは経過しているのでしょう。
真空管式のラジオやテレビなんて、もう家庭で見かけることはありません。そんな時代の製品をありがたがっているのです。
音量調節のためのツマミが欠品となっています。それでヤフオクの競争相手が少なかったのでしょう。
さて、どうしたものか? 大きな課題です。
ケースをはずしてみました。ホコリはそれほどありませんでした。
比較的小さなケースにきっちりと組み込まれています。ケーブルやパーツの足が直角に曲げられるなど、びっくりするほどの几帳面さです。これが英国人気質だったのでしょうか。
上面もすっきりとしています。
真空管を抜いてみました。オリジナルのものがささっているようです。
左2本のEF86は英ムラード製です。右のECC83(12AX7)はMAZDAとあり、なんとポーランド製です。初めて見たブランドの球です。
ブロックコンデンサ―など各所にMade in Englandの文字があります。
プッシュスイッチの動きが鈍いので、分解修理のためにパネルを取り外しました。
肝心の動作ですが、このプリアンプには電源がついていません。その製作から始める必要があります。
ネットから拾ってきたきれいなQUAD22の画像です。ここまで修復するのは無理とわかっていますが、しばらくはこれで遊びます。
京都東山を巡った後、七条通をまっすぐに西へ歩きました。もうすぐ京都駅という七条東洞院の交差点のすぐ横が、立ち飲みの「いなせや」でした。突入しました。
昼飯は食べてませんでした。とりあえず生ビールと鯖の塩焼き、肉じゃがです。
おろし大根がたっぷりの塩焼きです。箸を運びましたが、うまくひと口大にほぐせません。右手が思うように動いてくれないのです。脳梗塞でも起こしたのかと一瞬、頭をよぎりました。手袋もせずに冬空の下を長時間、歩いてきたからにすぎませんでした。
冷たいビールは、あたりまえにおいしいです。安心しました。
肉じゃがも運ばれてきました。「熱いですから気を付けてください」と。温かくて甘辛い出汁にほっとしました。
2杯目は芋焼酎のロックでした。
目の前のメニューには酢牡蠣があります。うまいだろうなと気になりました。
結局は牡蠣フライです。マヨラーにはうれしいマヨネーズがたっぷりです。
さくっと揚がっています。
前にやって来たときに食べたピーマンがおいしかったことを思い出しました。ズラリと並ぶ壁の短冊を眺めて、これだと頼んだつくねと生ピーマンです。パリッとした厚めのピーマンは、好物なんです。
4品と3杯で2460円。単純平均は350円ほど。お勘定にも満足しました。
いなせや
075-371-8878
京都市下京区東洞院通七条下ル真苧屋町220-8
東山三十六峰の峰々を巡る「番外その2」は、未踏となっている27峰、霊山(りょうぜん)を踏み、近くにある伊藤博文(春甫)の詩碑を訪ねることでした。
標高170mほどのピークですが、そこに達するルートがありません。西麓の霊山護国神社、西法寺から、北の菊渓(きくたに)から、南東の京都一周トレイル19ポイントからとアプローチを試みました。でも行く手を阻まれました。
南にある31峰、阿弥陀ヶ峰から霊山とともに清水寺を眼下にしました。清水の舞台の上は、観光客で一杯でした。