京都・宇治 「伊藤久右衛門」の抹茶パフェ

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 宇治茶の伊藤久右衛門の本店です。いつ前を通っても、駐車場に入るだけで大変です。素通りしてましたが、きょうはすぐに止められました。それでもカフェはいっぱい。買い物なんかをして時間をつぶして、半時間ほど待ちました。
 「当店一番人気メニュー」という「抹茶パフェ」(680円)です。たまには、こんなのにもトライです。
 抹茶せんべいに抹茶ゼリー、抹茶アイスと抹茶づくしです。 

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 せんべいに白玉、アイス、あずきをのせていただきます。甘さ、ほどほどでこれはおいしいです。

 撮影に失敗して、スプーンですくっているカットがすべてピンボケです。

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 「お好みで、抹茶を振りかけてください」とついてきました。
 抹茶の味って、久しぶりです。実は昔々、お茶を習っていたこともあります。「お茶をしたい」という友達につきあって、裏千家師範の母親から。

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 「和紅茶」と和菓子のセットを頼んだ相方には、こんな急須が運ばれました。「砂時計が落ちるまで待ってください」と。

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 手前が物販コーナー、向こうがカフェです。それにしてもすごい来客です。次から次へとやって来ます。

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 抹茶カプチーノに抹茶KitKat、抹茶ワインまであります。

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 向こうの赤い車が、マイカーです。

 伊藤久右衛門
 京都府宇治市莵道荒槇19-3
 0120-27-3993

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ジャケットで選んだLP2枚

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 大阪・梅田の駅前ビルに寄りました。駅前第1から第3までの地下に4店ほどの中古CD・レコード店があります。はしごしました。
 購入した2枚(計2000円)の選択基準は、ジャケット。そんなことで選んだのは初めてのことです。
 グレン・グールドが格好良いです。ひょっとして持っていたかなと思いつつも、まいいか。小遣いが乏しかった学生時代は、吟味を重ねて清水の舞台から飛び降りる覚悟で1枚のLPを購入したものです。それが、当時の半額以下とはいえ、こんなことでいいのでしょうか。
 もう1枚は、ジャケットに描かれている「マルガリータ王女」に魅かれました。

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 グールドは、やはりありました。しかもLPとCDが。ただ、今回のには、裏面に裏焼きしたグールドがいます(古いのはライナーノート)。人間の顔は左右非対称です。2枚並べると、なんだか不自然です。
 バッハの「2声と3声のインベンション」です。これからCDとLPの音をじっくりと聞き比べます。

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 もう1枚は、「ランパル/ラスキーヌ~フルートとハープ」で、フォーレの子守歌などの小品が入ってます。ジャン=ピエール・ランパルの明るいフルートと、リリー・ラスキーヌの軽やかなハープがさわやかです。
 ジャケットになっているベラスケスの「薔薇色の衣裳のマルガリータ王女」は、2010年秋にウィーンの美術史美術館で再会しました。その前に、兵庫県立美術館で一目ぼれしてました。よく見えるところに飾っておきます。

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アナログへの帰還 DENON DLー103

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 このブログに「音楽 オーディオ」というカテゴリーを追加しました。その整理をしていて思いが募りました。LP(レコード)の音が聴きたい。
 で、3連休最後の休みの午後、大阪・梅田のヨドバシカメラに向かいました。「DENON DLー103」を購入するためです。
 で、で、わが家のリビングにアナログの音が帰ってきました。「CDはきれいなだけで やっぱりLPの音の方が柔らかくて広がりがあってくつろげるね」というのが感想です。

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 LPを聴くための、簡単に言えば「レコード針」です。もう少し言えば、ダイヤモンド針の振動を、電気(アナログ)信号に変換する部分までを含むフォノ・カートリッジです。昔は、安いのから高いのまで、まさに百花繚乱でした。CDからデジタル・オーディオの時代になって生き残っていろのは、一部のマニアが使い続けているわずか製品です。これをフォノEQアンプにつなぎます。
 「DLー103」は、今となってはリーズナブルな範疇に入りますが、日本のオーディオの歴史とともに歩んできた銘品だと思います。

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 LP時代には何個も買い直して愛用してましたが、CDが普及して「これが最後」と買ったのが1993年です。それが昨年の春に昇天してしまいました。以来、アナログ漂流をしてましたが、原点回帰です。
 「針交換」(新品を買うよりは割安)で20年余ぶりにわが家に帰ってきた製品は、ほぼ同じパッケージに入ってました。奥さんも、見るなり「それ、覚えてる」。
 価格の方は、ちょっとアップしてますが、まあ小遣いをはたけば買える範囲でした。

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 「DENON」は、当時は日本電気音響を略して「でんおん」と読みました。日本コロムビアのブランドでした。現在は、「デノン」という会社に変わってます。ジョン・レノンではないですが、いつになっても馴染めません。

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 手書きのデータシートが付いているところまで同じです。

 最近のパソコンに代表される電子製品の寿命は、ほぼ5年です。それを過ぎると保守部品がなくなり、即買い替えとなります。
 「DL-103」が登場したのは1964年です。それ以来、まったく性能・仕様を変えずに、今なお生産されているのです。日本の工業製品にかける技のすごさを体現しているようです。

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わが家で聴く ベルリンフィルの「第9」

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 わが家で聴くベートーベンの交響曲第9番「合唱付き」です。
 Berliner Philharmoniker Digital Concert Hall がやっと聴けるようになりました。ベルリン・フィルの演奏が、パソコンを通じていつでも試聴できるサービスです。
 「第9」は、日本では歳末の恒例です。でもヨーロッパでは特別の時にしか演奏されないようです。オーボエの宮本文昭さんも先日のテレビ番組「題名のない音楽会」で、「30年、向こう(ヨーロッパ)のオケで演奏してきたけれど、第9は一度も吹かなかった」と話してました。
 聴いたのは11月9日に「The Fall of Berlin Wall」の25周年を記念して行われた演奏会です。指揮はサイモン・ラトル、演奏はもちろんベルリン・フィル。樫本大進はコンマスの隣で弾いてました。

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 テレビの前に置いてある奥さんのノートパソコンは、このところ絶不調でした。思い切って、パソコンを出荷状態に戻すクリーンインストールをしました。データのバックアップから始まって午後いっぱい(途中で昼寝もして)、その作業に費やしました。そのかいあって、やっとつながるようになりました。
 Digital Concerthallは有料サービスです。7日間で9.90ユーロ(1440円)でした。正月休みの間、楽しめます。

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 ノートパソコンから出力された画像はテレビへ。音声は、SondBlaster製のデジアナ変換装置(DAC)を経てステレオに接続しました。その途中に、雑誌「Stereo」の最新号付録のUSBノイズフィルター「ES-OT4」をつなぎました。未接続の音を聞いてないので、効果のほどは不明です。

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ベルリン・フィルハーモニーの入り方

【2014/09/19=ベルリン】

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 「ベルリン・フィルハーモニー」でブラームスの大爆発に身を置いてから、すでに1カ月余が過ぎました。あれこれと旅の思い出を書き連ねた「2大オケと運河めぐり」も、今回で最後とします。最終回のテーマは「ベルリン・フィルハーモニーの入り方」としました。

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 ベルリン・フィルハーモニーの最寄り駅は、ポツダム・プラッツ駅です。Sバーン(ドイツ国鉄の近距離路線)とUバーン(地下鉄)の駅が、地下にあります。広場に出て、SONYセンターの北側を西に向かいます。

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 左手にフィルハーモニーが見えてきます。2年前は、前の人の流れに従ってそこからホールのロビーに入ってしまいました。
 今回は、大きく回り込んでヘルベルト・フォン・カラヤン通りを歩いて正面に向かいました。

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 左の5角形が大ホール、右は室内楽ホールです。

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 Grosser Saal(大ホール)の入口です。
 下には、チケットボックスの営業時間などが詳しく書かれています。最後には「チケットはインターネットでも購入可能」と。

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 チケットを見せてロビーに入ると、目に飛び込んできたのがこの写真パネルです。カラヤンと額を寄せ合うエリエッテ夫人です。

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 ユジャ・ワンのポスターも張られています。
 アムステルダムのコンセルトヘボウで、圧倒的パフォーマンスに驚いたばかりです。ここでは、どんなシューベルトを弾くのでしょうか。
 ヤンソンス、コンセルトヘボウに驚愕コンセルトヘボウ おいしいワインと驚愕の響きもご覧ください。

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 「Musikfest Berlin(ベルリン音楽祭)」と名付けられた演奏会の一夜でした。

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 売店で、ベルリンフィルのフルート奏者、エマニュエル・パユのCDを記念に買いました。 

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 開演まで時間があります。となればワインでしょう。

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 テーブルの横に、アジア系の老婦人と若夫婦が腰かけました。
 「シンガポールから、息子夫婦が住むロンドンにやってきたの。きょうはベルリンで博物館に行ったわ」
 「ニッポンはハママツに行ったことがあるわ。来年はキョートに行くの」
 片言(私の方)の英語で応じました。

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 開演前のホールです。
 ホールの様子は、前回も「ベルリン フィルハーモニーのプレッツェル」でも書いてます。

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 休憩時間のホールです。たっぷりと時間がとってあります。ドレスアップした人はそれほどいませんでした。

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 中庭に出て休憩している人もいます。

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 ブラームスの交響曲第2番が終わり、拍手に包まれます。

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 オケが去っても拍手は鳴りやまず、指揮のサイモン・ラトルが呼び戻されました。

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 ホールを出ると、プレッツェルを売っている人が。入場時にもいました。結構、人気のようでした。
 乗り付けた高級車で音楽界の後はディナーへ、という人ばかりでななさそうです。
 日本人だろうと思われるのは、かなりの人数でした。ベルリン在住経験のある知人は、「普段、街ではあまり出会わない日本人が、フィルハーモニーではどこから湧いてきたのかと思うほど多くいる」と話していたことを思い出しました。

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 「やっぱりすごかったね」と感動の夜を振り返りながら、フィルハーモニーを後にしました。

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 チケットは、2枚で268EURでした。1EUR=¥140で換算すると、1枚19000円ほどの勘定です。1EUR=¥100だった2年前に戻りたいです。

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【チケットの入手方法】
 ヨーロッパのオーケストラは、7、8月は夏休みです。この間に開かれるザルツブルク音楽祭などに出演したり、海外遠征、さらにバカンスを取るようです。 
 秋のコンサート・シーズンは9月中旬に始まります。スケジュールは、早くから発表されていて、ホームページで調べることができます。
 チケットの発売日は、2014年は5月25日でした。ホームページでは午前8時発売開始とあったので、日曜日だった日本時間の午後3時前にネットでアクセスしました。それほど混雑もしていなくて、3時を過ぎるとすぐにつながり、2席の予約を完了することができました。しかし、同じ価格帯(日本語でいうS席)でも、前の方は予約済みになってました。クレジットカードで支払いも済ませました。上の画像は、メールで送られてきた予約確認書です。
 「A links Reihe9 Platz6」は 「Aゾーン左側9列目6席」という意味です。
 2週間ほどして、エアメールでチケットは郵送されてきました。
 ホームページは英語表記でしたが、慣れればそれほど難しくはありません。
 チケット申込時のアクセス殺到度も、8年前に聴いた「最高の一夜 サイトウ・キネン・フェスティバル 松本」と比べたら楽なものでした。

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Four Roses はおいしい

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 これがなくては夜が過ごせないバーボンウイスキー「Four Roses 」です。
 店によって価格はバラバラです。1000円ほどから1400円を超えるのまで。帰宅途中に、ちょっと寄り道して買い込むのは、JR大阪駅の周辺に4店舗もあるスーパーのSです。なんば本社からの帰りは、OCAT3階のYが安いです。最近のわたしの知る最安値店は、自宅近くの水無瀬にあるGシティー(旧ダイエー)です。税抜き3ケタで並んでます。

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 今回は、うれしいおまけがついてました。よくついてくるタンブラーは、じゃまになるだけです。でも、これは大歓迎です。
 プレッツェルです。パンと同じあの独特の格好をしたプレッツェルに、はちみつ、マスタード、オニオンで味付けしたスナック菓子が砕いてあります。
 バーボンのアテにサイコーです。

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 これは非売品ですが、同じのをSスーパーだったかで買ったことがあります。調べてみると、1袋130円で「楽天」にもありました。
 ということは、このFour Rosesは800円台だった勘定です。トクしたな。

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わたしの 欧州鉄道の旅

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2004年8月21日のオーストリア・ザルツブルク駅です。ウィーン発ミュンヘン行きの「EC68 Mozart」から下車したところです。まだこのブログを始める前のことです。これが、「わたしの 欧州鉄道の旅」のデビューでした。ちなみに、「欧州鉄道の旅」は、わたしが大好きなBSフジの番組です。
それ以来の、わたしの鉄道乗車歴を振り返りました。

続きを読む わたしの 欧州鉄道の旅

トラムは素敵 わたしのヨーロッパ、路面電車の旅

トラムは素敵です。シュトラーセンバーンとも呼ばれる路面電車です。あちこちの町を走ってます。
乗ったの、乗れずに見ただけだったもの。わたしのブログに登場したあれこれです-。

【ドイツ】

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ベルリン 2014/09/19 トラムに乗って雨宿り

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ライプツィヒ 2012/06/08 環状道路を走るトラムに乗る

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ドレスデン 2012/06/05 黄色いトラムがザクセン王国の都に映える

【オランダ】

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アムステルダム 2014/09/16 運河の町にもトラムは走る
2014/09/17 朝の散歩

【ベルギー】

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ブリュッセル 2014/09/13 地下鉄とトラムを乗り継いで

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ゲント 2014/09/14 石畳の上、ゲントのトラムは走る

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アントワープ 2014/09/15 アントワープの細い路地 トラムは走る

【オーストリア】

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ウィーン 2010/09/21 ウィーンの町をトラムは走る

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2005/05 Strassenbahn

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グラーツ 2010/09/23 グラーツ旧市街をトラムは走る

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トラムは素敵 おみやげはグラーツのシュトラーセン・バーン

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グムンデン 2010/09/23 予期せぬ途中下車

【チェコ】

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プラハ 2012/06/2-4 プラハのトラムは石畳を走る

【スイス】

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チューリッヒ 2007/08/20 チューリッヒ中央駅からスイスの旅は始まった

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ベルン 2009/08/28 ベルンのトラムは真っ赤っか

【イタリア】

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ミラノ 2009/08/22 トラムにゆられる
2009/08/22 ミラノで乾杯!

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アムステルダム コンセルトヘボウのランチコンサート

【2014/09/17=アムステルダム】

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 コンセルトヘボウでは毎週水曜日の12時半から、無料のランチコンサートが開かれます。ちょうどその日は、小ホールを使ってのビオラとピアノの演奏でした。

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 座席数478席というだ円形の可愛いホールです。2階席もあります。
 並んだ順番に招き入れられました。

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 プログラムは、アンリ・ヴュータンの「ビオラとピアノのためのソナタ」、ビゼーの「カルメン幻想曲」などでした。ビオラは、コンセルトヘボウの若手団員だったのでしょうか。ピアノも若々しくて、情熱的な演奏でした。
 
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 いつも満員になるそうです。ちょっと早めに行くと、まだ行列が始まったばかり。階段に腰かけて待ちました。やがて列は延び始め、ホールの外へとつながりました。

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 交代で観察に出かけました。ホールの裏側には関係者用の出入り口がありました。
 今シーズンで常任指揮者を退任するマリス・ヤンソンスに対する「感謝」のポスターが張られています。

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 ホールのてっぺんで黄金色に輝くハープです。

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 コンセルトヘボウは、帯水層の軟弱な地盤に2000本以上の杭を打ち込んだ上に建ってます。それでも地盤沈下に悩まされ、倒壊寸前となった1983年、帯水層の下にコンクリートを流し込み、杭も現代的な金属製のものに置き換える大工事が行われたそうです。

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ランチコンサートのスケジュールです。なんと来年1月7日には、大ホールにヤンソンス指揮のコンセルトヘボウが登場します。こんなのが無料です。信じられません。

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コンセルトヘボウ おいしいワインと驚愕の響き

 【2014/09/18=アムステルダム】

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 憧れだったロイヤル・コンセルトヘボウにやってきました。感激しました。
 休憩時間には、みんながロビーに出て飲み物を口にしています。わたしも小銭を用意して列に並び「ヴァイス・ワイン、ビッテ」と頼むと、「はい、どうぞ」と白ワインが出てきました。なんと無料でした。なにやら難しいのを頼んでいる客もいましたが、にこやかに応じてました。こんなの初めてです。素晴らしい。

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 Concert Gebouw(コンセルトヘボウ)は、英語に直すとCencert Hall(コンサート・ホール)。そのままホールの名前、オーケストラの名前になってます。そのGrote Zall(大ホール)です。
 1888年4月にこけら落としされました。ウィーンのウィーン楽友協会、ボストンのシンフォニーホールとともに、古くからの姿をそのままに伝える音響に優れたコンサートホールです。

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 座席数2037席。残響は観客なしで2.8秒といわれています。
 響きは独特です。これまでに聴いたことがない音でした。木造ホールということで、石の壁に反響するのとは違うまろやかさが際立っていました。なかでも金管は、余分な音を一切排除して磨き抜かれた音でした。「黄金のブラス、ビロードの弦」との賞賛を納得しました。

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 舞台中央のオルガンをはさんで、左右に赤ジュータンの階段があります。
 指揮者のマリス・ヤンソンスは、腰まで両方にスリットがはいったきわどいドレスを着たピアニストのユジャ・ワンとともに、まさにここから登場しました。アンコールではこの階段の途中まで登って、再び降りてくるのを繰り返しました。

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 わたしもこの夜は、ネクタイ姿でした。
 聴衆は、ネクタイ姿が多かったですが、超ドレスアップといったご婦人にはあまりお目にかかりませんでした。地元のファンが、トラムに乗ってやってくるような庶民的な演奏会でした。

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 しばしば指揮台に立った作曲家のグスタフ・マーラーの胸像が飾られています。

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 ピアニストのウラジミール・ホロヴィッツの時代物のポスターが展示されています。最後の演奏会だったのでしょうか。演奏後にハンカチを振って拍手に応えるホロヴィッツがデザインされています。

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 右から、ホロヴィッツ、ブルーノ・ワルター(指揮者)、エリー・アメリンク(オランダ生まれのソプラノ)、アルトゥール・ルビンシュタイン(ピアノ協奏曲で協演)の胸像です。

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 この日のプログラムです。
 ロッシーニ 序曲「泥棒かささぎ」
 ショスタコービッチ ピアノとトランペットのための協奏曲
 プロコフィエフ 交響曲第 5 番

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 プロコフィエフのシンフォニーが終わったところです。全員、スタンディングの大拍手です。
 やはりヤンソンスはカッコよかったです。音楽もそうですが、多分にヴィジュアル的です。沈思黙考、目を閉じて棒を振っていた帝王・カラヤンとは時代が違います。クラッシック音楽とはいえ、時代の流れには逆らえられないようです。

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 チケットは発売日にインターネットで予約しました。発売開始時間がわからなかったので、現地時間の午前0時にアクセスしてみると、発売が始まりました。ちなみにベルリンは午前8時からでした。
 クレジットカードで支払い、チケットは予約券(ネットのプリントアウト)と引き換えに当日、チケットセンターで受け取りました。

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 コンサートが終わったコンセルトヘボウです。満足の夜でした。

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