「漆のれんげ」の柔らかい使い心地

「漆のれんげ」を手に入れました。先日、訪れた宇治・炭山の「炭山窯元まつり」に出店されていました。作られたのは「木工芸 市川」さんです。何年か前に漆の作品展が開かれていた京都の古道具店「婆佐羅」でお会いして、最近はFaceBookでもお友達です。

黒豆をすくうために、制作者の「漆の師匠」が考えられたデザインだそうです。その「師匠」は、わたしの母と小学校で同級生でした。

微妙なカーブがすばらしくて、握りやすいです。
正月の黒豆は娘の大好物です。さぞやたっぷりとすくえることでしょう。

いっしょに買ったマグカップと茶碗も並べてみました。どれもすてきな色をしています。

木工芸 市川
宇治市炭山久田94-1

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アナログ回帰 グレン・グールドを聴き比べる

 グレン・グールドが、生誕80年、没後30年ということで話題になることが多いです。グールドが弾くバッハの「ゴールドベルク変奏曲」は、何枚かのCDを持ってます。これをLPでも聴いてみたくなりました。
 大阪駅前ビルには、中古のCD・LP店が何軒もあります。ゴールドベルクはないかとハシゴしました。
 見つかったのは「2声と3声のインヴェンション」のLPでした。これもCDはもってます。さっそく聴き比べました。
 ダメだ!! グールドの演奏の話ではありません。わたしの再生装置のことです。LPを聴くために、EQアンプというのを作りましたが、CDと比べて差は歴然です。ピアノの音色の厚みがまるで違うのです。
 ロストロポーヴィッチ(チェロ)が弾く「アルペジョーネソナタ(シューベルト)」は、いい音で鳴ってたんですがね。

 EQアンプの蓋を開けて、真空管をいろいろと差し替えて試しました。わずかですが、真空管によって音が変わります。なんとか最良の組み合わせにしましたが、満足の域にはほど遠いです。

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陶器の里・炭山の「炭山窯元まつり」

宇治の東の山の中に炭山工芸村はあります。何年か前に偶然、車で通過して「こんなところに」と驚いた記憶があります。
FaceBookで知り合いになった「木工芸 市川」さんもここに工房を構えておられます。「炭山窯元まつり」が開かれると知って、秋晴れのドライブを楽しみました。

いくつもある窯元では、それぞれの作品が展示され、廉価で販売されていました。

これ、気に入った肌合いです。
シリーズのマグカップを購入しました。

波形がモダンです。

窯元は、作業場をきれいに片づけて作品を展示しています。

こんにゃくの鍋がうまそうです。

子どもたちがほおばっているのはこんにゃくの串です。

窯元を巡るスタンプラリーが催されていました。
わたしの賞品は、箸置きでした。

青空が気持ちよく広がります。

炭山は、ことし8月の集中豪雨で、死者がでる被害を受けました。山裾にある興聖寺にはわが家の墓もありますが、墓地の一部が土砂で埋まって大変なことになりました。
ここまでの道も、いたるところ工事中で、被害の大きさを思い知らされました。まつり開催にこぎつけられた皆さんのご苦労と喜びが伝わる催しでした。

宇治市炭山 地図

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松山市駅で目撃した「坊ちゃん列車」の転回

 伊予電鉄の松山市駅です。ちなみにJRは松山駅です。
 51番石手寺から市内バスで松山市駅に戻ってくると、路面電車の終端点、松山市駅前に「坊ちゃん列車」がやってきました。坊ちゃんも乗ったマッチ箱のような列車を模した観光列車です。
 どうしてバックするのかと見ていると、目の前で予想外の「転回」が展開されました。

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景色も、長さも、日本一 ケーブル延暦寺駅

 久しぶりに比叡山に登ったのには、たくさんの目的がありました。「近畿の駅百選」のケーブル延暦寺駅の踏破、「秘境駅へ行こう!」のケーブルもたて山駅とほうらい丘駅の探訪、さらに世界遺産の延暦寺・根本中堂の撮影でした。

 ケーブル延暦寺駅は、大正14年(1925)に建築された洋風鉄筋2階建てです。同じ年に建築された麓のケーブル坂本駅とともに国の登録有形文化財に登録されています。

 ケーブルは全長2025メートル、11分で上がってきます。

 ケーブル延暦寺駅

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秘境駅へ行こう! 坂本ケーブル「ほうらい丘駅」

「秘境駅へ行こう!」のランキング19位は、坂本ケーブルの「ほうらい丘駅」です。
ケーブルカーは、2つの車両がワイヤーでつるべ状に結ばれています。上側の延暦寺駅からもたて山駅までと同じ距離を下側の坂本駅から上がったところに「ほうらい丘駅」はあります。どちらかが駅で停車すると、反対側の駅では客がいなくても止まっています。

「縁」と「福」は、ケーブルカー車両の愛称です。

車両は赤と緑のツートンカラーですが、塗り分け方が変えてあります。左が「福」、右が「縁」です。

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秘境駅へ行こう! 坂本ケーブル「もたて山駅」

「秘境駅ランキング」というのがあります。全国の秘境駅を探訪している牛山隆信さんがそのHP「秘境駅へ行こう!」で紹介しています。秘境というだけあって、北海道や東北の駅が多いですが、2012版では18位に滋賀県の「もたて山駅」がランクインしています。大津市の坂本から延暦寺を結ぶ日本一長い坂本ケーブルの駅です。
京都育ちですから、比叡山に登るときは八瀬からケーブルカーに乗ってました。坂本ケーブルに乗った記憶はありません。さっそく出かけました。

大阪・梅田の紀伊国屋に平積みされていた文庫本「秘境駅へ行こう!」(牛山隆信著、小学館文庫)です。2001年に初版が発刊されており、この中のランキングにはもたて山駅は登場しません。

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アナログ回帰 管球EQアンプを改造する

オランダから直輸入した真空管、CV4024(12AT7)を使った管球EQアンプです。LPを聞くために必要な装置です。
3月に、バラックセットで組み上げて使用してきました。電源部は密閉されているのがいけなかったのか、夏の日に時々、熱暴走したかのような不調を訴えました。
長く使っていくために、きれいなケースに収納し直しました。この移設は当初からの想定で、それに対応できるような配線にしてました。

すっきりとした構成になりました。上蓋をとじれば完成です。

肝心の音出しは、なかなか手強いです。コンデンサーを増やしたり、はずしたり。いくつかの試行錯誤で、なんとか使用できるまでに、戻りました。あとは、ぼつぼつと改良することにします。といっても、簡単な回路だけに、手を加える余地はあまりありません。
左下が管球EQアンプです。とりあえずオール管球のアナログ・システムがそろいました。

わたしの「アナログ回帰」はこちら。

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MONDAINE と iOS6

わたしの愛用の腕時計です。左はスイスみやげの「MONDAINE」です。スイス国鉄(SBB CFF FFS)の公認時計で、駅のあちこちで正確な時を刻んでいるのと同じデザインです。真っ赤で先端が丸い秒針が特徴的です。
それが話題になってます。Appleのモバイル用新OS「iOS6」を入れたiPadで時計と表示すると、これはもう「パクリ」といわれても仕方がなほど似ています。SAMSUNGとの間では、似てる、似てないで世界中で訴訟になってますが、こちらはどうなるんでしょうか。
わたしのiPhone4Sも、iOS6にアップグレードしましたが、問題の地図は無茶苦茶。わたしの住むマンションは姿を消し、知らない寺の表示が出ています。

関連URL
時計の問題はココ
わたしのMONDAINEはココ

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屋久島への「車窓」から

 帰りの飛行機から眺める開聞岳です。薩摩富士という別名が納得できるきれいな円錐型をしています。
 「車窓」ではりませんが、窓からの眺めということで…。

 鉄砲伝来の地・種子島です。標高は最高点でも282mしかなく、のっぺりとしています。標高1936mの宮之浦岳がそびえる屋久島とは対照的です。

 真っ赤なハイビスカスが咲き、南の島にやって来たことを実感する屋久島空港です。

 JAC(日本エアコミューター)の「ボンバルディアDHC-8 Q400」。屋久島空港から鹿児島空港まで飛びました。

 行きは、鹿児島港から高速艇に乗りました。目の前に桜島がそびえます。上部は雲におおわれていますが、噴煙も確認できます。

 海上から見る開聞岳です。

 屋久島が近づいてきました。

 屋久島までは1時間45分の船旅です。この日は、途中で水中翼に異物がぶつかったとかで着水したため、ちょっと遅れました。

 屋久島・宮之浦港に着岸したトッピーです。

 トッピーは種子屋久高速船が運航するジェットフォイルです。座席指定です。

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