亀岡 「喫茶とベーグルのお店 ネコタ」のデミグラスソースのオムライス

 亀岡の穴太寺から湯ノ花温泉の方にちょっと走って「喫茶とベーグルのお店 ネコタ」にやってきました。幹線道路から離れた集落の民家を改造してこの春にオープンしたそうです。
 「デミグラスソースのオムライス」(920円)に「メンチカツ」(250円)をトッピングしてもらいました。
 ミルクかクリームでもでも入っているのか、ふんわりと柔らかいタマゴです。ケッチャプライスも柔らかめですが、しっかりとした味です。さすがにプロの手になります。

 トッピングしたメンチカツは揚げたてでカリッとしています。

 奥さまが頼んだのは「ケチャップソースのオムライス」です。真っ赤なケチャップソースと、焦げ目なしの黄色いタマゴ、それにパセリとのコントラストが鮮やかです。器も素敵です。

 涼しくなったとはいえ日差しを浴びてヒガンバナを撮影していると、ちょっと汗ばむほどでした。アイスコーヒーがうまかったです。

 アンティーク家具が並ぶ、間接照明の落ち着いた店です。

 お目当てのベーグルは、すでに完売していました。残念!!

 メニューはシンプル。食事はオムライスとパスタくらいです。

 行ったときは満席。ちょっと待たされました。亀岡のマダムらのおしゃべりスポットにもなっているようです。

 喫茶とベーグルのお店 ネコタ
 0771-20-6682
 亀岡市東本梅町松熊ソトハ21

京都・北山 「北山荘」を訪ねる

 京都・北山にある山小屋、「北山荘」を訪ねました。
 1927(昭和2)年に京一中(京都府立洛北高校の前身)の西堀栄三郎(第1次南極観測隊越冬隊長)や今西錦司らが建てた山小屋です。西堀作詞の「雪山讃歌」で「煙たい小屋でも黄金も御殿」と歌われたその山小屋です。
 現在の山小屋は1942(昭和17)年に再建されたものです。それでも78年です。わたしも洛北高校生だったころに泊まったことがある思い出の山小屋です。
 京一中・洛北・鴨沂高校山岳部のOB会「北山の会」によって、今もきれいに管理されています。

 京一中洛北高校同窓会誌「あかね」が郵送されてきました。その中に北山荘が書かれています。急に思い立って、京都・北山まで車を走らせました。

 北山荘で食べた昼飯は、途中のコンビニで買ってきた「たっぷり海鮮丼」でした。カニにイクラにマグロすき身とたっぷりです。

 道端に、なんとクリンソウが1輪、花をつけていました。5、6月に咲く花です。大遅刻です。

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宇治・植物公園 chouーcho のミックスプレート

 宇治の興聖寺に墓参りにいきました。帰りに食べた昼飯です。
 宇治市の植物公園に併設されているレストラン、「chou-cho 蝶々」でミックスプレート(1600円)をいただきました。
 ハンバーグ、鶏もも肉のグリル、海老フライ、厚切りベーコンの豪華4点盛りです。
 タマネギソースのかかったハンバーグは、ちょっと塩辛かったですが、どれもおいしくいただきました。

 奥さまが珍しく完食したガパオライスです。2年前にやって来たときに、わたしも食べています。

 爽やかな日差しを浴びながら、というシーズンになりました。

 グランドピアノも置いてあるゆったりとしたスペースです。

 おしゃれな雑貨店が併設されています。

 奥さまはガラス器2枚をお買い上げです。

 のんびりとできるデッキです。

 向日葵が咲いています。

 chou-cho 蝶々
 宇治市広野町八軒屋谷26 宇治市植物公園駐車場内
 0774-44-8845

長岡京 ウニール本店のUnirのパスタセット

 パスタが続いても、まるで平気です。
 スペシャルティコーヒーが自慢のウニール本店です。ランチは「Unirのパスタセット」(1500円)だけでした。プロの味が楽しみでした。
 「ベーコンと野菜のスパゲティ バジル風味」です。バジルの香りがプンプンとします。ゴロゴロのベーコンからは、ほのかな燻煙の香りが広がります。

 キュウリ、トマト、ジャガイモ、オクラ、インゲンと野菜が盛りだくさんです。タマネギも入ってます。

 「じゃがいもの冷製ポタージュ」は、キリリと冷えています。

 「茄子のピクルス」「人参の胡麻和え」と、夏野菜のオンパレードです。
 バケットは、ちぎるのに苦労するほど堅いです。それがシコシコとうまいです。

 飲み物までついています。
 カフェラテのアイスです。「最初はシロップなしでお飲みください」と自信の現われです。最後までストレートで味わいました。

 奥さまが頼んだケーキとルイボスティーです。

 大きな四角いテーブルの角に2人づつが腰かけます。中央に田の字にアクリル遮蔽版が置かれています。
 ウエイトレスはマスクとフェースシールドをつけています。入店時には体温測定されるなど、これまでに入った飲食店では一番徹底したコロナ対策をしているようでした。

 Unirは、スペイン語で結ぶという意味。コーヒーの生産者と消費者をつなぐということだそうです。 
 コーヒーの自家焙煎をしており、コーヒー好きにはたまらない店のようです。

 ウニール(Unir)本店
 075-956-0117
 長岡京市今里4-11-1

八幡 京都吉兆 松花堂店の松花堂弁当

 ちょっと豪勢に八幡の松花堂庭園・美術館内の「京都吉兆 松花堂店」で松花堂弁当をいただきました。
 造りや揚げ物などが、4つのマスにきれいに並んでいます。
 江戸初期の文人、松花堂昭乗が小物入れや煙草盆として愛用した四つ切塗り箱からヒントを得て、吉兆の創業者、湯木貞一が考案したそうです。

 先付けは、車海老に焼きナスやトマトが添えられた冷製です。

 椀には、大きな鱧が浮かんでいます。温かな汁がいい香りです。

 左上のマスです。
 ローストビーフにはゴボウを刻んだのが載ってます。とろけるようです。
 出汁巻きは、京料理らしくきわめて薄味です。

 笹寿司も優しい味です。

 右上は、鯛とイカの造りです。トロリとしています。

 右手前の揚げ物は、サーモンの芳香揚げとイカです。唐辛子も振られていて、アクセントになっています。

 左手前は、夏野菜が冷たいあんをまとっています。

 ご飯には、ちりめん山椒を振りかけていただきました。

 デザートは、アイスクリームをお茶の和菓子、シナモンの香りがする焼き菓子でした。

 松花堂庭園の一端が眺められる静かな店内です。

 いただきもののお食事券がありました。土産までついていました。

 松花堂庭園は、割引料金(100円)で入園できましたが、あまりの暑さに遠慮しました。

 京都吉兆 松花堂店
 075-971-3311
 京都府八幡市八幡女郎花43-1

京丹後 「工房レストラン wakuden MORI」のお魚のセット

 京都・高台寺の料亭「和久傳」といえば、あまりに敷居が高いです。創業の地、京丹後の和久傳ノ森にある「工房レストラン wakuden MORI」なら、ちょっと奮発したら届きます。
 「MORI お魚のセット」(2700円)をいただきました。
 きょうのメーンは「間人(たいざ)産 えてかれいの天婦羅」です。頭から尻尾まで一匹がきれいに揚がっています。
 サクッとした白身は、左下にわずかに写っているキュウリかなにかが摺りこまれたジュレをつけていただきました。
 骨もサイコー。頭もかぶりつきました。香ばしくて、せんべいを食べているようです。

 冷製の前菜です。
 剣先イカの雲丹味噌和えと丸茄子の揚げ浸し、丹後の夏野菜にゼリーがかぶさっています。

 トマトのアイコはお菓子のように甘いです。

 丹後産のコシヒカリは釜炊きです。
 オプションで久美浜産平飼い卵(160円)を頼みました。プリンとした濃いたまごです。大好物の玉子かけご飯を味わいました。
 ちりめん山椒をかけて、これだけで軽く一杯です。

 「残ったご飯はお持ち帰りください」とのこと。いただいた透明フィルムにご飯をのせ、一番おいしかった生姜糀(しょうがこうじ)をトッピングしました。
 夕食に食べましたが、冷えたご飯もうまかった。

 5種の塩や醤油などが並びます。あれこれと試してみました。

 生姜糀は、たっぷりのショウガと丹後産コシヒカリのこうじ、それに醤油から作られています。ちょっと甘い調味料です。
 小瓶入りをみやげにしました。

 奥さまが食べたのは「間人産 ひらまさの漬け丼」(2000円)です。写ってませんが、小鉢はタコの南蛮漬でした。

 広いテーブルのアチラとコチラに座っているだけです。

 舞鶴の奥さまの実家の墓参りに行きました。汗だくの墓掃除を覚悟してましたが、思いのほか雑草も少なく助かりました。
 昼飯は、魚料理のうまい店に行きました。ところが人気店らしく、店はいっぱい。肩が触れ合いそうなカウンターしか空いていなくて、敬遠しました。
 高速を車で飛ばして1時間余りと、ちょっと離れていましたが、こちらにやって来てよかったです。

 ゆっくりと併設されている「森の中の家 安野光雅館」を楽しみました。
 「和久傳150周年・森の中の家開館3周年」という記念展示は「物語を愉しむ」でした。「赤毛のアン」や「あしながおじさん」のかわいい表情に見とれました。
 「洛中洛外」(産経新聞連載)で切り取られた京都の18景には、ひとつづつ相槌を打ちました。

 奥さまは、一筆箋をみやげにしました。

 「アンの家」のような煙突が素敵なレストランです。

 右の白い塀の向こうが、安藤忠雄設計の安野光雅館です。

 これまでの和久傳ノ森

 和久傳ノ森 
 工房レストラン wakuden MORI
 0772-84-9898
 京都府京丹後市久美浜町谷764 和久傳の森

京丹後間人からネット購入 「へしこの浅漬け」を堪能

 へしこは好物ですが、「血圧の高い人はダメ」とクギを刺されていました。ところが、奥さまの友だちご推薦の一品は塩分控えめとか。さっそくネットで注文しました。
 京丹後市の間人(たいざ)にある「へしこ工房HISAMI」の「至福のへしこ」で昼飯にしました。たまごかけご飯に、焼いた鯖のへしこをのせます。ひと切れで、たっぷりのご飯が食べられるうまさです。
 他にも、滋賀・高島市の朽木市場にある道の駅でみやげにしたびわ湖産の「若あゆ醤油煮」、たくさんいただいたピーマンとじゃこの煮物、自分でつくったきゅりのキューちゃん、彩にキムチと並べてみました。

 「至福のへしこ」は、鯖のへしこの浅漬けです。糠をつけたままあぶりました。

 昨夜の夕食でも同じものを食べていました。

 スペイン産赤ワインともピッタリです。ラ・マンチャというネーミングと風車のデザインにひきつけられた1本(1コイン+α)です。

 「お試しセット」(1944円、送料別)をネット購入しました。クール便ですぐに送られてきました。
 「究極」「本仕込み」「鰯」との4種詰め合わせです。それぞれが1/4身で、いろんな味が楽しめます。
 食べ方には、晩酌に、ご飯に、ともうひとつ、パスタにとあります。へしこ・ぺペロンチーノは試さなくてはなりません。

 へしこ工房HISAMI
 京都府京丹後市丹後町間人1830
 0772-75-0160

京都・大原 「竈炊き立てごはん土井」の鯛のあら煮御膳

 マイカー(シトロエン C4)が車検を迎え、京都市内のディーラーにもっていきました。安全ブレーキがついた新車への乗り換えも検討しましたが、どうしても「欲しい」と思える車に出会えず、4回目の車検を受けて乗り潰すことにしました。
 代車(DS4)を借り受け、ちょっとドライブしました。久しぶりに大原まで走り、ゆったりと座れる「竈炊き立てごはん土井(正確には土に点がある)」で昼飯にしました。
 「鯛のあら煮御膳」(1760円)は、1年前にも食べています。甘~くて、濃厚味です。好物です。

 「土井志ば漬本舗」はしば漬で有名な漬物屋さんです。
 漬物取り放題のコーナーは、アクリルケースで覆われていますが、健在でした。これまた好物のたたきごぼうにナスやキュウリ、カボチャなどの漬物を取ってきました。料理が運ばれるまでの前菜という感じで、ポリポリといただきました。

 かわいい茶碗に入った炊き立てご飯は、お代わりしました。まだ入ると、デザートではないですが、漬物味のパスタまで平らげました。

 口直しは、赤紫蘇のゼリーです。

 マスクを外さないと食事はできません。でも漬物コーナーに立つときは、マスク必着です。

 コロナ以前は、観光客を乗せた団体バスもやってきて、みやげ売り場は大混雑していました。それが気の毒なほどに客の姿はありません。

 赤紫蘇がいい香りを振りまいていました。

 これまでの「竈炊き立てごはん土井

 竈炊き立てごはん土井 京都大原本店
 075-744-2311
 京都市左京区八瀬花尻町41

宇治 「京料理 岡もと」の京弁当

 宇治の興聖寺で、コロナのために延期していた母の一周忌法要をわたしたち夫婦2人だけで行いました。
 お斎(とき)は予定してませんでしたが、ネットで見つけた京滋バイパス・宇治東インター近くの「京料理 岡もと」に行きました。簡単に、といっても普段の昼食としては豪華に「京弁当(松)」(3300円)をいただきました。
 2段重に天ぷらがついています。一方の重には優しい味付けの煮物などが詰まっています。ナスも昆布巻きだし巻きも、縦に並べてあるので、見た目以上にボリュームがあります。

 トロリととろけるような造りです。

 天ぷらはサクッと揚がってます。

 よく冷えてワサビの効いた豆乳豆腐が、よい口当たりです。

 最初は、よく冷えたコチラでした。ハンドルを握っているので、アルコールフリーです。

 先客2組が入れ替わるように出られました。静かにいただきました。

 京料理 岡もと
 0774-33-3052
 宇治市菟道東隼上り5-82

 母の一周忌は、4月に予定してました。コロナで延期しましたが、「夏ごろには・・・」と考えてました。それも先行き不透明で、横浜在住の兄一家らがやってこれる状況とはなりません。いつまでも先延ばしできませんでした。来春の三回忌は、みんなで集まりたいものです。

 父の十七回忌でもありました。
 禅宗(曹洞宗)ですので、設えは質素です。

 梅雨が明けたのかと思わせる日照りとなりました。

 琴坂の木の下に入ると、ひんやりと心地よい風が吹き抜けていました。

 興聖寺
 0774-21-2040
 宇治市宇治山田27-1

京都・御薗橋 みその橋サカイの「焼豚冷麺定食」 

 京都の大学病院で半年に1度の血液(腫瘍マーカー)検査でした。せっかくなので他の臓器の数値も見てもらうため、朝から絶食していました。おかげで、無罪放免となったころには、腹ペコペコでした。
 すでに午後3時近く。ほとんどの食堂は昼の営業を終えてます。賀茂川に沿って上賀茂神社近くの御薗橋まで車で走り、スマホで営業中と確認していた「みその橋サカイ」に行きました。ここに来れば冷麺を外すわけにはいかず、「焼豚冷麺定食」(970円)にしました。
 太い麺がギンギンに冷やしてあります。トッピングはきゅうりと焼き豚、ノリだけとシンプルです。タレは味噌が入ったような、いうなれば和風のこってり味です。これがもっちりとした麺に絡みます。
 ポテトサラダとご飯がついてました。食べきれないほどです。

 奥さまは「いつ以来かしら」と頼んだ「天津飯」です。
 こちらも味噌風味のあんが、とろとろの玉子にかかっています。卵丼に近いような独特の食べ応えでした。

 広い店です。時間を外すと安心して食べることができます。

 こんな店だったかなと、8年前の記録と見比べました。店は改装されていますが、右端の電柱は同じです。

 みその橋サカイ
 075-492-4965
 京都市北区大宮東総門口町38-3

 帰り道。出町の「出町ふたば」の行列がいつになく短かったので、夏らしい「みぞれもち」と「水無月」をみやげにしました。
 冷蔵庫でよく冷やして、夕食後のデザートにしました。甘さほどほどで、こんな和菓子も喜んで手を出すようになりました。

 名代豆餅 出町ふたば
 075-231-1658
 京都市上京区出町通今出川上ル青龍町236