鹿児島港から屋久島へは、高速船「トッピー」で渡りました。宿泊した安房のホテル「オーベルジュ」では、トッピーがから揚げなって待ってました。
姿を見ればおわかりでしょう。トッピーとは飛び魚の愛称です。
1尾そのままが、ヒレを広げて揚げてあります。甘酢につかってますが、その皿から今にも飛び出しそうです。
パラリと白身がほぐれます。ヒレもパリッと揚がっていて、そのままセンベイのようにかじります。頭と中骨以外は、きれいに平らげてしまいました。
名物においしいものありです。
トッピーの「つけ揚げ」です。飛び魚のすり身を揚げたばかりの熱々です。
屋久島の料理は、どれも甘口です。サトウキビが採れるからか、それが貴重品だったからか、醤油から甘いです。
ズイキの煮物も、甘かった。煮込みには豚肉の三枚肉が入って、しっかりとした味付けです。
食事のスタートはここからでした。3日目(9日)の晩ご飯です。
カンパチのカマ焼き、刺身、サヤインゲンのごま和えです。もちろん、おいしいご飯と吸い物、漬け物もついてます。ビールはオプションです。
「オーベルジュ」といえば、宿泊設備を備えたレストランといった意味のはずです。この看板に偽りはありませんでした。泊まった部屋はちょっと狭くて貧弱でしたが、食事はどれもおいしく申し分ありませんでした。女将さんらも親切でした。
ホテル オーベルジュ
鹿児島県熊毛郡屋久町安房410-165
0997-46-2344