今夜の一献 「生ヒジキと新タマネギのサラダ」

 生のヒジキをいただきました。その人が海に潜って採ってきたそうです。ひと茹でしてありましたが、乾物とは違って、いかにもぷりぷりとしています。磯の香りも残ってまいます。
 そのまま食べるのが一番と、自分でサラダにしました。新タマネギを薄く切って水にさらしました。キュウリと彩の人参、冷蔵庫に残っていた鶏のささ身も混ぜ込みました。味付けは、マヨネーズにごま油、塩、コショウです。ちょっとあっさりしていたので、途中からだし醤油も使いました。
 黒いヒジキでは、絵柄ははえません。でも、自然の味そのままに、いいあてになりました。

 昼飯にいただいた若竹煮、昨夜の残りのがんもどきもおししかったです。

 本日のメーンは、自分で揚げたひと口カツでした。

名古屋・栄 「うな文」のひつまぶし

 名古屋の繁華街、栄です。コンサートを前に、ちょっと早い夕食にしました。名古屋飯といえば、味噌煮込みや味噌カツなんかもいいですが、やはりひつまぶしでしょう。あつた〇〇軒なんかが有名ですが、人気店はどこも行列らしいです。
 中日ビルの地下食堂街にある「うな文」にしました。ネットで調べたところ、価格も手ごろで、地元の人が普段使いできるような店のようでした。
 頼んだのはもちろん、「ひつまぶし」です。折角ですので「特」(2800円)です。ネットのクーポンがあったので400円引きでした。 

 流儀に従って、1杯目はそのまま、2杯目は薬味のネギとわさびをかけていただきます。
 ちょっと薄いウナギですが、気持ちよく焼けてます。甘めのたれをかぶってます。ふっくらとしたご飯とよく合います。

 3杯目はお茶漬けに。

 こってりとした脂分がとんで、これも箸が進みます。

 最後に、テーブルにあった山椒を振りかけました。これはこれで、やはりうまいです。

 一品料理も多く、一杯やるにもよさそうな店でした。この夜はコンサートを控えていたので、アルコール抜きでした。

 うな文 中日ビル店
 052-261-8037
 名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル B2F

愛知県芸でBCJの「マタイ受難曲」を聴く

 J.S.Bachの「マタイ受難曲」を聴きました。名古屋国際音楽祭が開かれている13日夜の愛知県芸術劇場コンサートホールです。
 BCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)の演奏でした。
 今年のイースター(復活祭)は17日です。キリストは十字架に架けられた3日後に復活したそうです。マタイ受難曲も、その復活のあたりのことを歌っています。その出来事とちょうど同じ日だったのです。
 この時期にBCJのマタイを聴くのは4回目です。独・ライプツィヒの聖トーマス教会も入れると、なんと5回目!。わたしにとっても恒例化してきました。

 BCJは、4声の2管編成です。コーラスの各パートはたったの3人。合わせても24人しかいません。エヴァンゲリスト以外のソリストもこれに含まれます。たったこれだけの小人数なのに、大きなホールを芳醇な香りで満たしました。教会で聴くのとはまた違った、コンサートホールでのクリアーなハーモニーでした。
 エヴァンゲリストは、これまでと違いました。ベンヤミン・ブルンス(テノール)は、圧倒的なボリュームで朗々と歌い、最後までその勢いは衰えませんでした。鈴木雅明の指揮も、畳みかけるようなな早いテンポで、3時間を超す演奏も、息もつかせないほどでした。ビオラ・ダ・ガンバや古楽器のオーボエの空気を震わすコンチェルトのような演奏にもため息がでるばかりでした。
 カウンターテナーの青木洋也さんのアルト・アリアも、これまで以上にドラマチックな表現でした。

 愛知県芸術劇場は、名古屋の繁華街・栄にあります。演奏が終わったのは夜の9時40分。それから新幹線で帰宅しましたが、わが家着は11時半でした。

 これまでに聴いたマタイ受難曲